人狼議事

28 僕等(ぼくら)の


【人】 超心理学会 ヒイラギ

─加賀先生が戻る少し前─

[横になって暫くしたのもあって、無理矢理身体を動かして戻って来た直後よりはまだマシな体調になった。まだ治った訳でも何でも無いが。頼みを快く了承してくれた>>528のを見て、康生は口を開いた。]

助かる……。 ほんと、サンキュな。

[彼が部屋の方へ向かうのを、見るとはなしに眺める。熱のせいで、大分思考がぼんやりとしていた。瞼もほとんど落ちかけていた。だから、そのとんでもない叫び>>526も一旦は何処かへ流しそうになって────いやいや、と思う。ややあって、瞼がハッと開いた。幾度か瞬く。]

ケイ……?

[名だけ口にしたが、彼はもう飛び出して行ってしまった後だろうか。先程までとは違い、思考する為に瞼が閉じられる。先程から胸に手を当てたままだったから、姿勢はそのままだが。特に今は当てるタイミングでもないだろうと思えて、身体は怠くて重いのに、何となくおかしかった。*]

[視線を感じて開かれた目には、「マジか」といった顔の同級生男子>>530。返す言葉が思い付かなかったのだろう。康生は、力無くへらりと笑い返した。なんて言ったらいいかわからない、そんな顔で。*]

(532) 2023/08/14(Mon) 22時半頃

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