─外から宿へ─
やっぱ、熱、ある……?
戦闘中、から……やな感じは、してたんだけど……。
[悪寒>>383に集中力の欠如>>422、震え>>477。言い出すタイミングが無いまま、此処まで来てしまった。]
まだ寒い、から……多分、もうちょい、上がる。
マジで、動けなくなる前に、戻らないと……。
ありがと、助かる……。
[支えてくれる彼>>495に「大丈夫」とは言わなかった。そのまま、何とか宿泊施設までは戻れるだろう。身体が鉛の様に重いし、寒い。ソファは一つ後輩が使っている様だから、自分まで横になってしまったら座る所が無くなってしまうんじゃないだろうか。そんな心配があったものの、言葉にはならない。そのまま横たわらせてもらうと、康生は身を縮めた。半袖シャツから覗く二の腕を、温める様に擦っている。親友の声>>498>>499も聞こえたが、薄い膜の向こう側で話しているかの様だった。それでも、耳元で話された声>>505は届いた。]
(507) 2023/08/14(Mon) 21時半頃