……へぇ
田端さんはそういう作品にも触れてるんだね
[深くを語り合わなかった相手が好む、自分が嫌いなものを描いた絵を知りたくなった。
しかし、自分よりも含蓄あると認識したのも理由の一つでもある。
田端が知るのは有名画家だけではなかったことに、純粋に関心をし早速見せてもらった。>>246
成金趣味の父親に付き合わされているだけでは見れない類の絵、大人の芸術家とはまた違う独創性がそこにはある。
あれやこれやと思ったことを語りながら、少しの間彼女に付き合ってもらうこととなっただろう。
前者は後から調べたが、自分が思い描いていたような雨にクローズアップした作品かつ、大胆な切り取り方がなんとも印象的で
更にまた後日、感想を伝えに行くこととなり──雨が繋いだ縁は二人の乾いたやり取りを少しだけ口数多くしたかもしれない。*]
(263) 2023/07/26(Wed) 01時頃