―つぶつぶいちご―
確かに柊くんはなんか似合うスよねえ
[生物学上は女性である自分よりもとても似合うなあとか。
聞くともなしに聞いていた会話にぽろりと口が出る。]
あ、ノリくんが似合わないっていう意味ではないスよ
うん
なので、どんどんプレゼンしてくれていいスよ
[にっと口元で笑う。煎餅と交換でもいいけれど。
1年生の柊くんと同級生のノリくんにポッキーを強請るのであった。
ゼミで初めて会った日に、柊くんには同学年と間違われたのだったっけ。
あれ、柊くんだったかな? まあよし。
2年生だとは隠しもせず言いもせず、自分はいつでも、ただ普通に会話をするのだ。
後で上の学年だとわかっても、タメと思って交流が始まった後輩は他の後輩よりも親しくなれることも多いので、それは利点だと思っている。
実際に親しくなれたかはさておいても、他の下級生よりもかわいいと思っているのだ**]
(248) 2023/07/26(Wed) 00時頃