人狼議事

23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。


【人】 校庭番長 ヤマト

>>215
妹がーーしん、だ。のか。

[彼の妹は双子の妹で。少年の妹とは違う。だが、少しの間忘れていた妹の存在を少年は思い出してしまった。

思い出したくない、鉛のような存在を。]

……そう、か。ごめん……
聞いて、ごめん。

[う、とえづいて少年は口元を抑える。胃液が込み上げた。なんだ、なんだこれは。

顔色はみるみる紫色に。

柊は自身の事を話してくれたのだから、少年も話さなくちゃ。震える声で]

……俺も、妹のために。詩織のために、ずっと。

[胸のムカつきが限界だ。よろ、と一歩踏み出して。]

(219) 2023/04/23(Sun) 00時頃

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