あたしの観察眼のお陰じゃなく
あなたに目を引く美しさがあったのよ。素敵ね。
[それから、軍人が語る戦争の話に、時折相槌をうちながら聞き入った。触りだけをなぞるような、噛み砕いた言い方をしてくれたように感じた。彼女なりの気遣いだろうと、PJは判断する。>>168]
そうなのね……途方もない話だわ。
[物事の大きさに、ため息をついた。
沈鬱なため息すらつくことが出来なかった。途方もなく大きな異文化に対する驚きや、捉えきれなさによるものだった。]
生命の長さが循環しない事を前提に、
命のやり取りをする緊張感は
きっとあたしには想像もつかないわね……。
[PJには大いなる無駄や浪費のようにも感じられたが、その見方は惑星『時』からの傲慢ともいえよう。なにせ惑星『時』がその技術をシェアをしようという姿勢もない中だ。無駄や浪費などという見方のほうが間違っている事も理解できる。ただ、あまりにも死が理不尽であるのに、それを受け入れている人が居る事が、凄まじかった。]
聞いておきながら、何を言えば失礼にあたらないのか
想像がつかないの。教えてくれて、有難う。
もし嫌な気持にさせたらごめんなさいね。
(174) 2022/05/05(Thu) 16時半頃