人狼議事

28 僕等(ぼくら)の


【人】 地道居士 エニシ

[今にして思えば、柊木が時々胸に手を当てるような仕草をしていたのは、そこにお父さんの心臓があったからなのだな。]

 >>154 そう、なのか。
 ……分かった。

[乾と柊木の関係を推し量るのは僕には難しいが、第三者は立ち入らない方が良いのだろう。僕は頷く。
それから少し、雑談などもして過ごし。]



 ……柊木、今日は話に来てくれてありがとう。
 思っていたよりもスムーズに話せた。

 ──椅子が無い筈の僕がいて、2つ椅子を持つ柊木が居たのも何かの巡り合わせだったかと、思う。
 お父さん、椅子をありがとうございました。



[そう言って、帰り際の柊木に──心臓に居る人に頭を下げた。
誰もいないこの家に来た友人は、柊木が最初で最後であっただろう。僕は、彼の姿が遠くなり消えるまで見送っていた。]**

(160) 2023/08/19(Sat) 23時頃

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