― 船内通路 ―
[突然のアラーム音>>124に一瞬たじろぎつつも、瞬時にライジの肩をわっしと掴むことにより落下の危機を免れる。今回ばかりは鼓膜も無事のようだ。
姿勢を正すと改めてぺこりと足先を礼で返す。]
いやはや、実にアメージング…
キカ君の発明にはいつも驚かされるがこれもまたなかなか…
つまり君も探索メンバーの一員という訳だ。
[ホログラフを眺めながらふんふんと興味深げに鼻を鳴らす。オールドタイプの星をベースにするあたり実にキカらしい趣味だ。その形に必然性が皆無なあたりもまた彼らしい。]
ああ、私かい?
確かに探索作業向きの身体ではないかもしれないね。
単純作業ならライジ君の探索機の方が役に立つ。
[ライジの肩をぺたぺたとしながら、彼は腕がいいからね。と添える。タプルも細かい作業は得意だが機械についてはさっぱりである。餅は餅屋というやつだ。]
(149) 2021/11/08(Mon) 19時半頃