[彼女が口をつけてから、ジャーディンもおずおずと カップを口に近づけた。 熱したミルクも、カモミールの香りも、 好みの分かれるものであるだろうが ジャーディンはこの香りを好んでいた。 蜂蜜の風味も好ましく思っていたが、 味わうのは今回が初めてだった] 美味しいですね……。 お客様がいるときだけの贅沢です。 [奴隷にしては上等な食事が提供されるとはいえ あくまでも奴隷としての食事。 こういった飲み物はバックヤードでは飲めない]
(117) 2024/02/20(Tue) 21時半頃