─合宿前・部室─
一言多いって〜。
アホはアホだし、許してくれたのは有難いけどさぁ。
[アホだと言われてしまった>>40のに対する返答は、言葉とは裏腹に、表情も声色も笑い混じりだ。さっきのしょげていた様子>>32は、もう見受けられない。基本的に前向きだし根明なのだ。花火の件に限らず、幼少期の話をほとんどせずとも友人に恵まれるくらいには。]
[瑠璃川珊瑚。彼女に対する康生の印象は「ケイと仲が良い女子で、同じ天文部の仲間」といった感じだ。「仲が良い」と括るには、二人の関係は些か微妙なものではあるが。幼少期を共有する同世代の友人が居ない康生の目には、充分仲良さげに映っている。来れないから、と残念そうに彼が言う>>36くらいだから。]
[興味度合いによっては、もしかすると星の話題を一番共有している相手は彼女かも知れない。康生にとって星は、興味の対象でもあるが、それ以上に“友達”と呼べる様な存在だ。星々が幼馴染だと言っても、過言ではない。康生にとって星の名を覚えるのは、友人の名を覚えるのと同じ事だ。夜空を見ながら「今日もみんな元気だな〜」と笑う姿を、きっと幾度か見られている筈だ。]
(100) 2023/08/11(Fri) 19時頃