―― とある日の部室 ――[ある日の放課後のひととき。 可もなく不可もない頻度で部室に入り浸っていた あたしはそんな乾先輩と二人きりになる機会があった。 ともあれお互いそこまで 干渉し合う間柄じゃないのかな、とか 勝手に思いながらいつもの様に本を眺めてたら なんと先輩から声を掛けてくれたのだった。 >>76>>77 ちょっとだらしない感じで眺めてた姿勢を正して、 あー、とか誤魔化す様に言葉を挟んでから 本の表紙を見える様に先輩に差し出した。]
(85) 2023/08/11(Fri) 15時半頃