[エフの返答>>55を聞いて、よかった、と微笑む。本調子でないことは流石にわかるが、そこに触れるつもりはなかった。彼の仕事ぶりからして、この船を降りるつもりはないだろうし。]
ありがとうございます。
どの写真も、いい顔をしていますね。
[礼を言って、少しエフの方に寄って端末を覗き込む。
流れ落ちているギョウブの画像を見て、これはやや不定形っぽいかもしれない……と思ったりした。]
供養……そうですね、思い出を話して偲ぶことは、そう呼ばれる行いのひとつです。
こうして話したり、思ったり、その人物のことを共有することで、残された人がやがては前を向けるように……という意味合いも、あると思いますが。
[アルクビエレは、供養というものも結局、生きている者のために存在する行為だと考えている。だからこうして彼らの話を聞くことで、今生きているエフが少しでも救われるならば、そうしようと思っている。]
(62) 2022/05/09(Mon) 00時半頃