― 廊下 ―[喧噪の場にたどり着いたのは、サラとどちらが先だったろう。 声の主は、案の定、ミームだった。 そしてもうひとり、そこにいた者を見て、息を吞む。] ……、ツボ、シ、……[PJから、アメーバであると告げられた、軍人の少女だ。 今日までの流れからしても、この状況からしても……疑いようのない事実なのだろう。 危険な生物が、目の前にいる。その事実に、暫し硬直してしまったが] ……って、そうじゃねって! ちょっとミームちゃん、落ち着いて![せめて、彼女をミツボシと引き離したほうが良かろうと思い、手を伸ばした。]
(55) 2022/05/13(Fri) 00時半頃