[ そうしてガルムを視線で追ってみると、 その先には小さな灯火が見えた。>>43 もしかして、と思うものはあったが 何も言わずに見守ることにした。 だが、商店の陰にいるとはいえ 常より燃え盛る炎と熱気では ワタシが身を隠すなど元より困難だ。 他店の様子を窺っている今、 必然的にそちら側からも ワタシらしき炎や光は見えてしまうだろう。 だとしても敵意は今のところない、と 受け取ってもらえればいいのだが。 ]**
(53) 2024/07/10(Wed) 16時頃