人狼議事

23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。


【人】 校庭番長 ヤマト

 ー屋上→用務員室ー

[意識なく運ばれる。彼の体格からしたらどさ袋を肩に担ぐように少年を運べたとも思うが、優しく優しく抱かれて。勿論少年にはわからないのだが。

用務員室は畳敷で、ちゃぶ台、壊れたテレビ、出しっぱの敷布団があった。彼はそこへ少年を横たえたのだろう。

少年が睫毛を揺らして目覚めるのは暫し後。]

ん……

[記憶が混濁し、ボンヤリして。でも漆黒の瞳に彼を捉えたら、先程よりは落ち着いて、弱々しく笑んだ。]

研吾……、ここは。

[用務員室と気付く。起きるのは難しく、手を伸ばして。きっと握ってくれるよね。]

ーーゴメン。俺、倒れたのか。
月が…月が嗤いながら俺を責め立てて。
頭がおかしくなりそうだった。

(51) 2023/04/26(Wed) 10時頃

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