「ね。ちょっと裸足で歩いてみない? 砂が気持ちよさそ。」ふたりで馬を降り、裸足で砂丘を登り始めた。砂はまだ昼の熱を残していて、足の裏がじんわり熱い。登るほどに視界が開け、風が強くなる。頂上に着いたとき、世界は完全に黄金色に溶けていて。裸足のまま譜良を抱き寄せ、沈む太陽をただ見つめた。空は燃えるように赤く、砂は溶けた金のように輝き、遠くでラクダの群れがシルエットになって動いていく。「……累のステイ先の牧場、思い出すなあ。 黄金の羊……。」……譜良は、カレンと見たって言ってたっけ。
(49) 2025/11/15(Sat) 22時半頃
sol・la
ななころび
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