[「次回のマガジンに入ればいい>>@7」──その言葉を聞き、康生の両眼からボロボロと涙が溢れた。]
やめて、やめてくれよ……。
俺、カガセン殺したくないよ……。
……でも、お願いしますって言うしかない。
七尾の願い、世界が続いて欲しい>>2:602だったから。
どんなことしてでも、絶対に>>2:616、俺は叶えなきゃいけないんだ。
[しゃっくり上げながら、康生は罪悪感を吐露する。]
……俺が、一番に契約した>>1:25んだ。
俺がしなかったら、みんな、しなかったかもしれない。
ケイなんて、俺がするなら>>1:31って言って、して。
俺は、俺なんて、もう死んでるはず、だったのに。
一番に契約して、全員が契約するとこ、ちゃんと見てた。
そいつだって、みんなと同じように契約して……だから、ほんとに何も知らないか…………ううん。
俺、こういうの考えるの苦手だから、やめとく。
[サイドテーブルに乗っているティッシュで涙を拭き、鼻を噛み、ゴミ箱に捨てた。]
(49) 2023/08/17(Thu) 04時半頃