人狼議事

28 僕等(ぼくら)の


【人】 校庭番長 ヤマト

――刻は流れる――

[世界から大和が守りたいと思っていた唯一の存在が失われた。

 誰かは気づいたかもしれないが誰も気づかなかったかもしれない。
夏休みは終わり二学期が始まると大和は普通に登校していたがその実、学校で暮らしていた。
ハロの転移を駆使して校内に寝床を作り住んでいたのは珊瑚の家が保存されるとはいえ、大和一人で住んでいたらあっと言う間に彼女の痕跡が消えてしまいそうだったからに他ならない。

 授業が始まる少し前に教室にやってきて、授業が終わると消えてしまう大和を捕まえるのは難易度が高いかもしれない。
ただ、天文部の皆にはちゃんと予告を残していた。
部室の黒板にデカデカと『次は、僕だ!』と書いておいたのでまあ誰かは伝わるだろう、多分]

(43) 2023/08/17(Thu) 02時頃

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