─乾恵一の部屋─
[泣き喚く康生に乾恵一は大層狼狽し、子供の言い合いの様になってしまった>>0:235>>0:236。色々な意味で頭が痛い。ぶつけた後頭部は物理的に痛いし、泣き喚いているから痛いし、慣用句的な意味合いでも頭が痛かった。私に頭は無いが、痛覚を共有しているから痛いものは痛いのだ。]
[第一、「奉仕」なんて言葉で康生が理解出来る訳がないだろう。口淫すら知ってるか怪しいんだぞ。「奉仕=口淫」となる訳がない。多分だが、ボランティア清掃くらいしか浮かんでない筈だ。この子は小児科純粋培養だったし、退院してからはずっと私と居るのだ。「お前は24時間365日親が背後に立っている様な環境でエロ動画等を漁れるのか?」と小一時間問い詰めたい。]
[……少々取り乱したが、要するに康生は子供なのだ。聡明さと幼児性が同居している。精神性こそ安定しているが、人格としては酷くアンバランスだ。それを壊そうと試みれば、幼児性が顔を出すのは必然ですらあった。]
(1) 2023/11/13(Mon) 23時頃