[次の宣告。そう、次のアリババの告げる名で、運命を知ることになる。既に決定済みの事項だとして、それを知ることは酷く恐ろしい。だから、彼の弱音も震える気持ちも理解できた。] …………。[慰めるのは不得手なのだ。銀は幼くなった後の田端と周りの様子を見ていなかったが、きっと彼らのようにうまくあやすことはできなっただろう。] その時が来たら、 思い切り悲しみましょう。 泣きたかったら胸を貸すわよ。[すぐそばに迫っているであろう宣告の時。分からない。銀も取り乱して泣きわめくのかもしれない。]
(+65) 2023/08/03(Thu) 23時頃