ずっとか……
そんなこと、また言われる日が来るなんて思わなかった
[頷いてくれた福原の言葉は>>+54
成海が口にしたそれとよく似ているが違う。
何一つ重なるものが無い筈の、黒く丸い瞳を想う。
彼の話と家の為の結婚は、大きな隔たりがある別物だけど。
そんな未来があったらいいなと、思えたのは同じだった。]
俺はね。君が思っているよりずっとずっと酷い人間だ
誰にもバレないように本当の自分を隠していた嘘つきだ
……でも、いつか福原君には聞いてほしいな
君のことを知りたい分だけ、知られるべきだと思っている
[それがあの時福原が語る手段に本当になるかはともかく
さよならをする気がないのだと、よく分かった。
だから、知られるという最も恐怖していた筈の道を、
今でも全く躊躇いが無いとは言い難いそれを選ぶべきだと思っている。**]
(+57) 2023/08/05(Sat) 02時頃