――五度目の襲撃後日――
[シェルターの中で眠る珊瑚を抱きしめながら大和は優しく頭を撫で続けていた。
片手はずっと背中に回していて離れないように身を寄せて。
襲撃が終わったような感じはあって既に外に確認に向かっている大人がいる中でのんびりさせてもらっていた。
家ではいつも抱き枕みたいな感じなのでマットレスみたいになるのはこれはこれで良いものだった]
おはよう、珊瑚さん。
ん、んー……この重さは幸せの重さだね。
[てしてしされるとくすくすと小さく笑う。
珊瑚は多分軽い方だと思うけど、もし重くなっているならお胸が育ってきているのではないだろうか。
そんな大和は毎日お美味しいご飯を食べてヒョロっとていたのがガッチリしてきているので体重はかなり増えている。
よいしょと身体を起こして再び珊瑚と向き合う姿勢で座ると、いつものおはようのキスをしよう]
(+48) 2023/08/23(Wed) 08時頃