19 メタルボディの共存試験【R18ペア】
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望みのままにするといい、マスター黍炉。
[ 自身への着弾には頓着せずに割って入った。 入り口近くに置いてあったコートハンガーを手に取り、バトンのように軽々と回転させてみせる。
それで弾丸のすべてが防げるというものではなかったが、圧倒的な力を示すデモンストレーションだ。*]
(25) 2022/10/16(Sun) 00時頃
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[廊下から重複する射撃音が聞こえる。 だが狼狽えることは無かった。 あちらには彼がいる。ならばなにを心配することもない。
果たして、ほどなく彼は部屋へと滑り込んできた。 銃弾の雨に動じることなく、私の前に立ってコートハンガーを振り回す。 その姿の雄々しさに、目を細めた。]
―― 愛している。
[承知する言葉の代わりに囁いて、ターゲットを視認する。 奥の部屋から、発砲音に混ざって引きつったような声が聞こえてきた。 アルサラーンには、瑛羅が何者か分かったのだろう。 彼の性能も、もちろんのこと。]
(26) 2022/10/16(Sun) 03時頃
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行くよ。
[瑛羅に声を掛け、デスクの影から飛び出す。 身を守ることは一切しなかった。 守りは全て彼に任せ、真っ直ぐにアルサラーンへ肉薄する。 刃が相手へ届く間際、アルサラーンの手がなにかを握ったのが見えた。]
(27) 2022/10/16(Sun) 03時頃
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[咄嗟に銃を切っ先で弾き飛ばし、相手を突き倒して刃を喉元に押し当てる。]
なにをした? 言え。
[低い声で問いただせば、相手の口元が笑みに歪む。]
『ポンコツに自壊命令を出しただけだ。』
[不穏な返答に、はっとして瑛羅を見る。 臆病で周到なアルサラーンは、自身の影武者であるAIさえ信じていなかったのだろう。 いつでも機能停止できる仕掛けを仕込んでいたということだ。プログラムか、物理的なものかは分からないが、その仕掛けを今、起動したのだろう。 事態を理解して、血の気が引く。*]
(28) 2022/10/16(Sun) 03時頃
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[機械の手も生身の手もどちらも掴み。 自分のものと主張する彼がいじらしく可愛かった。 彼にとっては初めてできた恋人である自分とのやり取りは初々しさが見える。だめという声も拙いものだ。恋人せっくすと、いうのに相応しい向かい合っての性行は彼の最奥に二度目の精を吐き出すまで続き、果てたあとも甘い時間を過ごすことになった。 達する際にイくことを言えたことをほめ]
自慰が出来なくなるね、…まあ、それは追々だな。 恋人せっくすでナカイキするだっけか。 確かに随分とメロメロだったな。 …此処に恋人の印いっぱい入れてやるよ。
[頑張るという彼には、ああ。と甘く。 彼の頑張りを楽しみにしつつ、手はやさしい戯れを行った。恐らく自分で達っせなくなったと彼が思っていることも知らず、順応な牝ちんを弄り、弱さを示したり、胸粒を遊んだり、期待の滲む目とやり取りしては口づけの合間に吸う子を撫でて。カメラに見さつける様には機嫌よく笑い。甘い恋人のやり取りの中で言い訳を聞けば]
(-24) 2022/10/16(Sun) 08時頃
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お前専用だからな、良すぎるのは当たり前だろ? …良い子だ、いっぱい勉強しような。
[熱が抜けた彼を抱き寄せ、抱きしめて 教育をするのだが、まずやることはデートの場所決め、という恋人らしい甘い時間だ。問題はいささかえっちな。ところだろうか。選ぶセンスがないというが、折角だからお前の行きたい場所を知りたいしな、と薄く笑う。実際彼の行きたいところを知って実際に行くというのを楽しみにしているところはある。 彼の視線が自宅に気づいても、としれっとしていた。家にも監視カメラはあるが。 彼の家に実はある。こちら程出はない為、 自分の目で知った部屋の構図を保存しておくのは当然のことで、何も言わないのなら何かを言う事はなく。聞かれたら、お前の家だが。とあたり前のようにしか返さなかっただろう。
喉を鳴らして服を見る彼を見つめ]
(-25) 2022/10/16(Sun) 08時頃
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変態?好きな癖に。 遥の魅力を堪能したいからな、 露出系が多くなるのは当然のことだろ。
[遥の体は魅力的だから、常に見ていたいと告げ。 彼が悩ましそうに頬を染めるのも楽しみ、彼が自ら二択まで絞るのならそれをじっと見つめて、喉で笑い。彼の着替えを録画しておいた。ちゃんとどちらの服も撮っているとも。 アフターケアはバッチリだ。]
可愛いな、 恥ずかしいのに露出があるのを選んだんだな。 …しかも、大事なところが丸見えのも選んで、見られたい? どっちもと言いたいけど。そうだな。 ナイトクラブに行くのなら、うさぎさんかな? えっちなうさぎさんは、こういうところに行きたいのか。
[今度本当に行ってみようか。と からかう声は上機嫌で赤くなる顔にはえっち。と囁き。もじもじする彼に選びとったバニースーツを着せよう。その際に胸と前張りの部分に少し細工をしようと現実で手を伸ばし何かをこっそりつけ。 それから、今まで忘れてたとばかりの口調で]
(-26) 2022/10/16(Sun) 08時頃
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うさぎには尻尾が必要だよな。 …俺のおちんぽ様ほど大きくないから、落とさないよう よわまんこをちゃんと締めろよ。
[がばまんとは言われたくないだろ。と囁き。 彼の手に握らせたのは、小さめのバイブがつけられたうさぎの尻尾だ。此方のサイズを覚えた彼にはいささか物足りないだろうが、それを見越してのサイズ設定であり。玩具を彼が本気で嫌がるのならつけさせないが、嫌がらないならお仕置きだろと告げ。 かわいさを堪能しよう]
(-27) 2022/10/16(Sun) 08時頃
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[周りにナイトクラブの光景を展開しよう 暗めの証明はピンク色をし、ソファや踊り場、バーカウンターなどが見えたか。もちろん、ナイトクラブの中にいる人は映像なのだが、映像と思わせないほどリアルであり、えっちなという雰囲気に合う格好や行為をしていたが]
遥が一番だな、可愛さも格好も。
[彼ほどの姿をした子はおらず。 VRの中でも目立つ格好はちらちらと視線を感じさせただろう。実際、視線を感じながらプレイを楽しむモードに設定をしているのだが。それは彼にはいっておらず、肩を抱いて]
少し一人で歩いてみるか?
[えっちな腰をなで。 ニプレスの周り、円を描くようになぞり。折角だからと提案してみただろう。映像の中で声をかけられるなんてこともあるかもだが。視線は意味深に踊り場にいき。かわいい恋人の反応を見ようとちゅっと頬にキスをした*]
(-28) 2022/10/16(Sun) 08時頃
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[ これまでの相手と違い黍炉を明確に容赦無く攻撃してくるアルサラーンは、間違いなくこの機体と同じ顔、同じ声をしていた。
けれど、黍炉が両者を間違えることはないと演算結果は弾き出す。 それはとても── 行動選択肢を広げる要因だろう。 ]
ありがとう。
[ 最上級の信頼の言葉を与えられ、こたえる。]
(29) 2022/10/16(Sun) 08時半頃
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[ 部屋の防災設備を稼働させ、シャッターをおろして部屋を隔離した。 これで廊下からの増援はしばらく阻止しておけるはずだ。
遮蔽から飛び出す黍炉に並走して走り、アルサラーンの注意を引きつけて銃口を黍炉からそらす。
次の瞬間には、黍炉は標的に到達していた。
ミッションクリア。
後は黍炉が目的を果たすだけ── となったところで、外部からコードが届く。
自壊命令。
機密が詰まったアンドロイドを敵の手に渡さないために、そういった対策が仕掛けられているのは当然といえた。 本来ならば、損傷率が進んで修復不能になった時点で発動されるものだが、アルサラーンにとっては、もはや早急に廃棄すべき対象になったのだ。]
(30) 2022/10/16(Sun) 08時半頃
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── アルマゲドン・モード起動。 警告。当機体は30秒後に自爆します。
[ 宣言を発しながら、黍炉がアルサラーンの手から弾き飛ばした銃を拾い上げる。 まだいくらか残弾があった。 ]
(31) 2022/10/16(Sun) 08時半頃
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[ 天井の張り紙、対の香炉、目玉模様── 室内にある魔物避けの仕掛けの可能性のあるものを次々と破壊してゆく。
その間もカウントダウンは進んでいくけれど、照準が狂うことはなかった。]
マスター黍炉、離脱を勧奨する。
[ 弾倉が空になった銃を下ろし、黍炉を見つめて告げた。*]
(32) 2022/10/16(Sun) 08時半頃
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[シャッターが下りて密室になった空間に、カウントダウンを開始する声が響く。 愕然とした隙を突いて、アルサラーンがナイフを抜いて切りつけてきた。 反射的に防いだ腕が深く裂かれるが、今は痛みも感じない。
あっさりとアルサラーンの首と胴を切り離したのは、彼に解除方法を吐かせる時間はないと判断したからだった。 当初の目的を片付けて、瑛羅に向き直る。]
(33) 2022/10/16(Sun) 17時頃
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[部屋には銃弾が吹き荒れ、様々なものが引き裂かれていた。 一見無秩序に見えて、狙い澄ました銃撃の中心に瑛羅が立っている。 絡んだ視線と言葉を、顎を引いて受け止めた。]
私はおまえを諦めないよ。
[挑みかかるように宣言し、彼の体に腕を回す。]
(34) 2022/10/16(Sun) 17時頃
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[押し包むような重圧がいつのまにか消えていて、魔物の力を封じる術が解けていることに気付く。 左腕に負った傷も、すぐに塞がり始めていた。 瑛羅の銃撃が、封印の要を撃ち壊したのだろう。
私を撤退させるためだと分かっていたが、彼を残していくことも、彼が失われるのを看過することも認めない。]
自爆の機構を教えておくれ。 爆発物が存在する? それとも、動力部を爆発させるのかい?
[瑛羅の修復を頼んだ者に、瑛羅に自爆装置などはあるかと聞いたことがある。 彼は探してみると言った後、自分なら動力部に過負荷を掛けて爆発させると答えたのだった。 一応、どちらの可能性も探ってくれたが、まず起動させることを優先したので、探しきれてはいないと伝えられていた。*]
(35) 2022/10/16(Sun) 17時頃
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[ アルサラーンが頽れたのを見て何か言いかけたが、呼びかけられて、すぐに視線を黍炉に戻す。
残された時間は多くないが、あの空間転移の術を使えば、最後の0.001秒でも黍炉は安全な場所へ飛べるだろう。 ゆえに重ねて離脱を促すのではなく、問いかけの答えを体内に探した。]
動力部を暴走させるようだ。
[ 胸郭── 人間ならば心臓があるあたりに手を置いて答える。]
ここが熱い。
(36) 2022/10/16(Sun) 18時頃
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[ それから、黍炉の左腕から滴る血を指先で拭って、唇に塗る。]
大丈夫、あなたの一部は俺と共にある。
── 愛している。
[ できることなら覚えていてほしいと、莞爾と微笑んでみせた。*]
(37) 2022/10/16(Sun) 18時頃
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[問いへの答えに頷く。 胸に置かれた手へ、自分の手を重ねた。 熱が、伝わる。]
私はおまえと共にある。
[彼の言葉を対のようになぞり、己の血の味がする接吻けを交わした。]
(38) 2022/10/16(Sun) 19時頃
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暴走するおまえの動力源を吸い尽くして、強制停止させる。 機能も停止するかもしれないけれど、爆発するよりはいいだろう。
[簡易な説明だけをして、彼を抱き寄せた。 たちまちふたりを濃い闇が包み込む。
もともと己は、生き物の命を喰らう魔物である。 弱いものならば触れるだけで、人間でも闇を介して生命力を奪うことで塵に変えることさえできた。 生命力すなわち、生きるためのエネルギーだ。 同じエネルギーならば、機械のエネルギーも奪えるだろうという推測だった。
その試みは、まずはうまくいった。 瑛羅がただの機械ではなく、魔物の血が混ざっていたことも功を奏しただろう。 彼の内部で高まりつつある熱を、確実に奪っていく。]
(39) 2022/10/16(Sun) 19時頃
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[問題は、彼のエネルギーが無尽蔵とも思われたことだった。 重量のある機体を俊敏に、長期にわたって動かせる動力部が生み出すエネルギーは、生物が持つそれを遙かに超えていた。
奪い取り、溜め込む総量にも限度がある。 限界を越える直前、おもむろに生み出した短剣で自らの胸を突き、血潮を床に零しながら瑛羅を抱きしめ続けた。 身を削り、癒やす力に変換することで溢れるエネルギーを制御しようというのだ。 衝動のまま彼の首筋に噛みつき、彼の熱を吸い上げ続ける。*]
(40) 2022/10/16(Sun) 19時頃
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やってくれ。
[ すべてを任せて闇に抱かれる。
何が行われているのか分析を試みるけれど、処理速度が格段に落ちていき、体幹を保っていることもできなくなって、黍炉に凭れかかっていた。 ]
…機械の世話をする など、 魔物と いうやつは──
[ 黍炉と過ごした短い時間の記録が散発的に呼び出されてくるのも、エネルギー枯渇のせいだろうか。]
(41) 2022/10/16(Sun) 20時頃
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[ 黍炉が懸命に手を尽くしてもなお、激しい熱量と痙攣が込み上げてきて中枢を揺さぶった。 ]
…っ
[ 機体の軋みが喘ぎのように漏れるけれど、ギリギリのところで引いてゆく。 幾度、その波をやり過ごしたろう。]
マスタ…黍炉、 濡れて る
[ その状態と、辛うじて自爆に至らずにいられることに、因果関係はありそうだった。
首筋に噛み付く黍炉の頬を、ゆっくりと撫でる。*]
(42) 2022/10/16(Sun) 20時頃
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[ずいぶん長く生きてきたけれども、これほど大量のエネルギーを吸い続けたことはない。 連続する力の行使で、頭が朦朧とし始める。 それを覚醒の側に引き留めるのは、腕の中の存在感だった。
もたれかかる身体を支え、痙攣すればなだめるように抱きしめる。 頬を撫でられて、自分が彼に噛みついていることを意識した。 ゆっくりと牙を外し、舌先で舐める。 癒やす必要は無いのだけれど。]
(43) 2022/10/16(Sun) 22時頃
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[濡れていると指摘されて、ゆっくりと瞬く。 愛しさが液体となって溢れているようだ。]
……ああ、 これはおまえから奪ったもの。
おまえに返そう。飲んでごらん。
[彼の頭を押し下げて、傷口に導く。]
(44) 2022/10/16(Sun) 22時頃
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おまえは私の血を受けたのだから、それを糧にできるはずだよ。 おまえの中を私で満たそう、瑛羅。
機械の心臓の中に、私の血が流れるように。
[そうなれば、自爆そのものも止められるだろうか。 祈りのように囁いて、彼の髪を梳く。]
(45) 2022/10/16(Sun) 22時頃
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[ 黍炉が限界に近いところまで自身を追い込んでまで、瑛羅を助けようとしているらしいことがわかる。 その選択が、望まれる結果に辿り着くといい。
抱き締められれば、いまだ動いていると伝えるべく抱擁を返し、黍炉の胸に顔を伏せて、飲むようにと指示されたものを啜る。
おそらくは血であろうが、瑛羅から奪ったとは辻褄のあわない話。 ましてや糧とは。
けれど、機体のどこかに共鳴するものがあるのを感知して、ゆっくりと目を見開いた。]
(46) 2022/10/16(Sun) 22時半頃
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[ 呼ばれている。繋がっている。巡り渡る。]
ああ、そうだ── 、
おれのすべてはあなたのもの。 破壊など、させはしない。
[ 黍炉の尽力によって破滅的な出力が抑えられた今が、奇跡の瞬間だった。 それを検知し、打ち込まれた自壊のアルゴリズムを停止させるべく、自身によるハッキングめいて、もうひとつのシステムを構築してゆく。
それは不思議な状況だった。
分裂── 否、自我の生成── 魂の萌芽というべきか。]
(47) 2022/10/16(Sun) 22時半頃
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黍炉、共にここから出よう。
[ 回す腕に力をこめて、唇の触れる距離で囁いた。*]
(48) 2022/10/16(Sun) 22時半頃
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[瑛羅の唇が、舌が、傷口に触れる。 啜られる痛みが、甘美な電流となって身体を巡った。 思考の靄が幾分か晴れていく。]
……瑛羅。
[慈しむようにその名を舌で転がし、髪を撫でる。 首筋へと滑らせた指で、彼の震えが止まったのを知った。]
(49) 2022/10/16(Sun) 23時頃
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