14 冷たい校舎村10
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が8人、人狼が1人いるようだ。
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やばいやばいやっばいし!目が合ったし!
よし、逃げっか。 川むこう…ううんいっそ逃れの町まで。
ぜってーあいつら徴税団なんかじゃないし。それなら暗くて唸って紅い目で、ついでにゴワゴワしてねーし。 あーあ。きのうのあがりボチボチあったし、もったいないけど…。
(0) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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キーンコーンカーンコーン…………
(#0) 2021/11/07(Sun) 00時頃
──午前8時50分
教室の前方にかけられた時計の針が、
きっかり8時50分を指した時のことだった。
君達は全員、教室の中にいた。
凍えた校舎に響くチャイムの音。
聞き慣れた始業の合図が静かな空気を揺らす。
聴覚から感じる日常があるなら、
次にやってくるのは、鼻腔をくすぐる非日常。
閉じられた扉の向こう、廊下の方から微かに漂う、
甘い、辛い、香ばしい。雑然とした食べ物の香り。
目を凝らせば、廊下に面した磨りガラスの向こう、
チカチカと瞬くカラフルな光にも気付けたかもしれない。
そして、文化祭を彩る陽気なBGMにも。
(#1) 2021/11/07(Sun) 00時頃
さあ、扉を開けてみて。
(#2) 2021/11/07(Sun) 00時頃
──その先で、君達は目にするだろう。
高校3年。最後の文化祭。
君達の記憶通りの、あの日の校舎。
時間が凍りついてしまったように、
あの日の光景がそこに広がっている。
君達のいる教室だけが、日常に取り残されたまま。
そのことに気がついたとき、
通じなかったはずの携帯電話が一斉に受信する。
君達全員が受け取るのは、誰かの死を仄めかすメッセージ。
(#3) 2021/11/07(Sun) 00時頃
ようこそ。冷たい校舎へ。
あの日に取り残された世界を、
君のためにつくられた世界を、どうか楽しんで。
(#4) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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/* キエエエエエエ(猿叫)
……いや、うん そんな気はしてた けど
(-0) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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/* 改めてよろしくお願いします。 前回のホストの方がおまかせ狼だったので、 ドキドキしていたんですが村人です!
(-1) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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To:■■■■■■ From:■■■■■ Sub:遺書として ------------------------------ 君たちに書き残したいのは、 この1年間がどれだけ楽しかったか。 人生最後の文化祭を、 皆と過ごせたことへの感謝。 それだけです。
優しい君たちがこのことを、 気に病んだりしませんように。
君たちのこれからの人生が、 幸いだけに彩られますように。 それを最後の願いとして置いていきます。
今までありがとう。さようなら。
(-2) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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/* 毎度のことながら念のため用意していたメールです 今回、文体で透ける気しかしてなかったのでよかった
(-3) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2021/11/07(Sun) 00時頃
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[ 星が綺麗だった。 今ならば誰も己を知らない場所に行けそうだと思った ]
(*0) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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私は、 この世界に立ち続けることに疲れてしまいました。
せめて何も壊さないように生きる。 それだけでよかったのに、それもきっと叶わない。
ひとつだけ、文化祭をちゃんとやれたことの思い出さえあれば、 飛んでいけると思います。
ごめんなさい、それから、ありがとう
----------------------
(1) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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/* 気づいたら日替わりになってた…… へいたろいいやつ……パッと見、婚約者いるイケメンの余裕にしか見えないのに!(偏見)
狼だれだろ?
(-4) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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[そんなメールが一斉に届くのは、 ほら、きっと、もうすぐ*]
(2) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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/* 副委員長!!!
(-5) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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/* 和歌奈ちゃん〜〜〜〜〜〜!!
(-6) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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/* 河合さんが飛んだ;; 残留するので接点を作るのがんばりたいね……
では供養。 —————— 敗者は潔く消えたほうがいいんだろう
誰にも打ち明けないまま死んでも、 どうせすぐにわかってしまうのがつらいね
あの文化祭が好きだった みんなのことも好きだった、 、
後はよろしく お元気で。 ——————
(-7) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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/* あれ? 残留指名がそこ2人なら、もしや? 幣太郎、残留しない??
(-8) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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―― 8:50・教室 ――
あ、墨鳥君も? いや、チャットも駄目でしょ。 あたしのスマホはついさっきまで絶対3本立ってたし!
[ 墨鳥君のスマホも圏外らしい。 それならあたしのスマホの不具合じゃなくて電波障害? 雪のせい? 首をひねっていれば、教室に駆け込んでくる 委員長副委員長コンビ ]
緊急事態?
[ あたしの声と重なるように、8:50のチャイムが鳴った。 途端に、握りしめてたスマホが鳴る。 圏外じゃなかったっけ!? ]
(3) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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うわあっ!?
[ 思わず落っことしてしまいそうになって、 あたしは慌ててお手玉した。 落として壊れるのは困る!! ]
(4) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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/* あああああたまがぱーんてなる 設定はともかく校舎改造の方を全然詰めてねえ!
(-9) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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[ かろうじて落とさずに済んだスマホ。 確認したら、やっぱり圏外のまま。 圏外のままなのにメールが届いてる。意味わかんない。
狐につままれたような気分で、あたしはメールを開いて ひゅっと息をのんだ ]
(5) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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[ だって。これ。これ。 これがなにか、あたしは知ってる。とてもよく知ってる。
だって。だってあたし。 書いたことあるもん。 こんな文章じゃなかったけど、 これと同じ意図を持つ手紙。
そう、遺書っていうの ]
(6) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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[ ゴトン。 今度こそあたしはスマホを落としちゃったけど、 そんなことにも気づけなかった。 がたがた体が震えて止まらなかった ]**
(7) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2021/11/07(Sun) 00時半頃
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[もうすぐ始業時間だというのに集まる人数はまだ少ない。 休校かどうかの真実を確かめに行った委員長はどうしていたか。
>>0:579夏見さんが言った、圏外という言葉。 それを耳にして、はて、と自分のスマホをいじる。 道中でチャットの通知が鳴り響いていたのはよく覚えているのだけど。]
……あ、俺も。
[いつの間にやら。 圏外という文字が浮かび上がっていて。]
(8) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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[それからバタバタと、人が増えたと思ったら、 チャイムの音が鳴り響く。
自分の席でスマホを片手に、それを聞いていた。 圏外の画面に、着信の表示が出てくるのを、見ていた。**]
(9) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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んだよ、これ。
[色々起こりすぎて、処理が追い付かねぇ。 生徒はともかく、先生も来ないのはおかしくねえか。 やっぱ圏外だと届くはずねえよなあ!? つか緊急事態って何 行き場のない困惑に、捨て台詞を1つ]
あー言いたいこといっぱいあるし、よく分かんねえけど。
(10) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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── 現在・教室 ──
[ チャイムが鳴る。 当然だ。始業の時刻なのだから。
目下の問題は滑り込んだ教室に、 10人に満たない人数しかいないこと。 教師がやってこないこと。 スマホの件、固定電話の件、等々。
すでに問題が折り重なっているところに、 不意をつくようにそれはやってきた。]
(11) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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[ ポケットに入れたままのスマホが震える。 そのことを疑問に思う間もなく、 わたしの背をぞわりと粟立たせたのは、 背後から漏れ聞こえた陽気な音楽。>>#1]
(12) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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[ 今しがた閉めた扉の向こう。 一体何が起きればこんなことになるのだろう。 肩越しにそちらをちらりと見ようとしたとき、 今度は室内から悲鳴じみた声と物音がした。>>4>>7]
──なっちん、落ち着いてー、
[ 自分とて状況を理解できないままに、 わたしは扉の前を離れ、彼女の元に向かう。
大丈夫? そんな声をかけようとしながら、 彼女の落としたスマホを拾い上げて。>>7]
(13) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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[ まだ、拾い上げたものの中に、 ポケットの中にも届いた何か≠焉A 扉の向こう側の光景を知ることもなく。**]
(14) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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こいつ、すぐに止めなきゃ不味くね?
(15) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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/* わかにゃんからのご指名とってもうれしいです。 さて、一緒に帰れるといいなあ! という気持ちで。
そして大慌てで書いたロルを今見返して、 重役出勤っていうと遅刻では? それを回避するために走ったのでは? と自分で突っ込んでいます。すみません。
(-10) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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/* fortuneド真ん中なので残留する気満々でしたけど、 どうやら落ちるらしいので放り投げてた落ちロルを拾い直してきます!!
そして2d落ちか残留かしか経験してなかったので、 はじめての3d落ちですね。わくわく。
(-11) 2021/11/07(Sun) 00時半頃
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/* ただでさえ情報を出すのが一手遅れてるんだよ……(離婚の理由)
(-12) 2021/11/07(Sun) 01時頃
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[教室の一角でぼーっとしていたら。 なんとなしに聞こえてくる会話から耳に入った 「圏外」の単語。
雪で圏外ってなるもんだったか。 不思議に思いながらスマホを引っ張り出せば、 俺も例に漏れず圏外のアイコンを見ることになった。]
…………。
[遅ればせながら状況を確認しようと顔を上げた時、 新たに三人のクラスメイトが教室に入ってきた。 古香と河合と、虎次郎。
妙に見覚えのある顔ぶれだ。 まるで、誰かが意図したかのような──]
(16) 2021/11/07(Sun) 01時頃
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[夏見の声に重なるように鳴った、始業のチャイム。>>3
いつもならすぐ先生が入ってくるはずの扉は開かず。 響く着信音の後、次第に教室はざわめきはじめ。
何かが床に落ちる音。>>7 委員長らしい古香の呼びかけ。>>13
それらを横目に、俺は廊下に面した磨りガラスに さっきまでなかった「何か」があることに気づく。>>#1]
(17) 2021/11/07(Sun) 01時頃
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[ガタン、と音を立てて椅子から立ち上がれば 扉へ駆け寄り、一息に開け放った。]
────っ、 ……なんだ、これ。
[飾りつけをされた廊下。>>#3 聞き覚えのあるBGM。
教室の扉の向こうは、 懐かしいあの日の校舎に続いていて。 不気味な光景を前に、俺は呆然と立ち尽くした。**]
(18) 2021/11/07(Sun) 01時頃
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/* みんな遺言を見てるから扉に走ってしまった。 (タイミング悪かったらごめんなさい)
ご指名くると思わなかった! 嬉しいけど、河合を説得できるのか俺に? 反面教師とかならなんとか……うん、初校舎村がんばろ
(-13) 2021/11/07(Sun) 01時半頃
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―― 現在:教室 ――
[墨鳥君から返って来た答え>>0:553は、 淡い期待を裏切るものだった。]
他の部活も? そっかぁ、やっぱり休校連絡漏れが濃厚?
[自主休校なら墨鳥君のように真面目な部員が ちらほら来ていた方が自然だし。 まばらに教室に集う面々を見ながら、鞄を置いて すっかりぬるくなってしまった珈琲を取り出した。]
(19) 2021/11/07(Sun) 01時半頃
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[そんな時にかけられた言葉>>547には 手に持っていた物を掲げて]
あー私はほら、珈琲奢ってもらったし。 朝ごはんもいっぱい食べたからあんまり お腹減ってないんだ。 ありがとね。
[二匹のゆきうさは仲良く七星さんのお腹の中に 収まった方が嬉しいと思う。 そのまま珈琲の蓋をカシッと開けて一口含んだ。 うん、苦い。目が覚める苦さだ。]
(20) 2021/11/07(Sun) 02時頃
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[大福から話題は移り、スマホが圏外という情報 >>0:579を聞けば、自身のスマホも取り出して確認。 先ほどまで何の問題もなくメッセージを受信 していたスマホには、現在圏外の二文字が並んでいる。]
電波障害? 私のも圏外だ、
[つい最近も似たことがあった気がする。 でもあれは確か一つのキャリア内だったから、 ここにいる全員圏外となると、妨害電波でも 飛んでるのかな?なんて突飛な方へ思考も飛んで。
非日常なことが起こっているなんて、気づける わけがない。 だからただただ、呑気に構えていた。 七星さんの独り言>>0:594に、そうだねぇと返す くらいには。]
(21) 2021/11/07(Sun) 02時頃
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どしたの?
[滑り込んできた委員長たちが放つその仰々しい 言葉に、なんだなんだと視線を向けたその時。 聞きなれたはずのチャイムの音が、静かな校舎に 響き渡った。
時刻は8時50分。 他に誰も、来る気配はない。]
(22) 2021/11/07(Sun) 02時頃
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[圏外だったはずのスマホは何かのメッセを受信 しているし、この状況に似合わない陽気な音楽が 聴こえると思ったら、すりガラスの向こうに 何やら先ほどまでなかった光が点滅しているし。 美味しそうな臭いも漂っている気がするし。
この状況がすぐに飲み込めずにいれば七星さんが がたがたと震えだしたものだから>>7、 傍によってその背をさする。
大丈夫?と声をかけながら、荒木君が開け放った ドアの外>>18を見れば、息をのんだ。]
(23) 2021/11/07(Sun) 02時頃
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[その先に広がるのは終わったはずの文化祭。
どうにか説明をつけて目を反らしていた非日常は、 説明の出来ない確かな非日常に変移した。]**
(24) 2021/11/07(Sun) 02時頃
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/* このクローズドサークル感がドキワクするよね。 PLはとてもドキワクしています。
(-14) 2021/11/07(Sun) 02時頃
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/* 唯一和歌奈ちゃんと話せてないんだよね〜〜 (一言二言の人もいるけど) 落ちるまでには話したいね…
(-15) 2021/11/07(Sun) 10時頃
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んへ?
[ほんの5秒前とは違った間の抜けた声が漏れる。 扉の外の景色を見れば、それも無理のないこと。 思わず教室の内と外を2度見、3度見、4度見。]
文化祭みてえだっつか
[もう1度やり直せれば。確かにそう願ってはいたが、それは絶対に無理だと分かっているからこその願い。 実際に叶うかと問われれば。 否、あり得ない。 だからこそ、これが現実事とは捉えられなくて。]
そのまんまじゃん。
[そこに来てようやく、今いるメンバーの共通点に気が付いたのだった**]
(25) 2021/11/07(Sun) 11時頃
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── 回想:チャイムが鳴る前/七星 ──
あーん。
[ 声につられて、 パカっと雛鳥のように口を開ければ。 次の瞬間、口内に優しい甘さが広がった。>>0:577
食べながら喋るのは不得手なので。 もぐもぐと暫くは口を動かして、 懸命にアイスを咀嚼しようとしていた。 飲み込んだら、七星にお礼を言おうと。 ]
(26) 2021/11/07(Sun) 11時頃
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[ 不調のスマホは再起動だな。 うん、再起動は知っているんだ。 以前、教えてもらったから。
だがアイスを食べ終え、七星にありがとうと言う。 そんな僅かな時間でさえ。 背後に迫り来る非日常は待ってくれなかった。
そこからの状況は秒単位で著しく変わる。 教室に飛び込んできた路子、和歌奈、虎次郎。 止まった時間を切り裂くように響いたチャイム。 それに促されるように、 壊れてしまっていたはずの真梛のスマホが ひとつのメッセージを吐き出した。 ]
(27) 2021/11/07(Sun) 11時頃
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[ ごくん。 ]
何やら受信したが。 送信元とメッセージ内容に覚えがない。
これが、すぱむというものだろうか?
[ ようやくアイスを飲み込んで。 鞄から取り出したスマホと共に、 首を傾ける。
そんな呟きに訂正はあったか。 皆、それどころではなかったかもしれない。 ]
(28) 2021/11/07(Sun) 11時頃
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七星、大丈夫か? 体調が悪いようなら、保健室に行こう。
[ まだお礼を言えていない彼女。 求め、視線を彷徨わせれば。 地面に落ちたスマホを気に求めず。 小刻みに震えていた。
その姿はいつかの真梛よりずっと寒そうに見えて。 跳ね除けられることがないようなら、 車椅子を動かし、彼女の身体を暖めるように 両手を伸ばしただろう。 ]*
(29) 2021/11/07(Sun) 11時頃
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─ 回想:春満 ─
[ 何がいけなかったのだろうか?
私が君の言いたい事を理解できなかったからか。 それとも、私が他者を害することでしか 成り立てない存在だからか。
だから君を不快にさせてしまったのか。>>609 ]
(30) 2021/11/07(Sun) 11時半頃
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[ 考えても、答えは出ない。
俺に頼らなくてもいいだろ。
向けられた言葉を飲み込み、噛み砕き。 去る背中に吐き出せたのは、一言だけ。 目を細め、口角を僅かに上げて。 笑みの形を保ったまま告げる。 君に届いたかは、わからないけど。 ]
(31) 2021/11/07(Sun) 11時半頃
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─── 迷惑をかけて、すまなかった。**
(32) 2021/11/07(Sun) 11時半頃
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/* ランダム残留だ!
(-16) 2021/11/07(Sun) 11時半頃
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/* ランダムで残留した人の動きを知りたい こんなところにいられるか! 私は過去ログの奥地へ旅立つぞ!!
実は村が始まる少し前から、 前作のログを参考に読ませて頂いているのですが…… まだ全然読み終わってないんです 読み応えすごひ……
(-17) 2021/11/07(Sun) 11時半頃
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─ 回想:自由素材 ─
[ 不知火真梛は真っ直ぐで正しい。
どうにもそんな認識を抱かれがちだが。 そうだな、せっかくだ。 私が悪い事をした話をしよう。
一緒に帰ろう。 駅前のクレープ屋さんに寄ろう。
そんなクラスメイト達の会話は、 真梛には無関係のものだった。 ]
(33) 2021/11/07(Sun) 12時頃
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お誘いありがとう。とても嬉しい。 しかし父が迎えに来るんだ。
[ 申し訳なさそうに微笑めば。 真梛の言葉と車椅子。 交互に見遣ながら、皆納得して、 ならば仕方ないと。
やがて誘いの言葉は死に絶える。 ]
(34) 2021/11/07(Sun) 12時頃
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[ 駅前のクレープ屋さん。 苺をベースにした何とかましましが美味しいらしい。 しまうまの一種だろうか? 楽しそうにはしゃぐクラスメイトに手を振って。 真梛も帰路につく。
メッセージを送るのは苦手だから。 迎えの合図は、スマホのコール音。 真梛からの着信を受ければ、父が迎えに来る。 わざわざ仕事を抜けてまで。 今日も真梛は誰かに迷惑をかけて生きている。 ]
(35) 2021/11/07(Sun) 12時頃
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[ 校門に着くと、スマホを取り出す。 そろそろ連絡をしないと行けない。
…… なのに思ってしまった。
ここで真梛が一人でも帰宅できると。 父に示す事ができたなら。 物事は良い方に転がるのではないか、と。 ]
(36) 2021/11/07(Sun) 12時頃
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[ 無言でスマホを鞄にしまう。 車輪を道路に滑らせた。
一人で進む道は、広く。 空はどこまでも青く透き通っていた。 小学生でも当たり前のように出来る事を。 真梛は始めて行うのだ。 胸の鼓動が近かったのを、覚えている。
これは真梛が2度目≠ノ行った。 悪い事の話だ。 ]**
(37) 2021/11/07(Sun) 12時頃
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── 現在・教室 ──
なっちーん、こっち向いて。 路子だよーこんにちは。 なっちん、ゆきうさ大福買ってきてくれた? チャット、無視しないでよー
[ スマホをその手に返そうとしながら、 震えるなっちんにそんな言葉をかけていた。
気づけば、りのきちやまなちも心配そうに、 それぞれに手を差し伸べている。]
(38) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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[ チャイムが鳴る少し前。 あたしはゆきうさ大福を食べた。 真梛ちゃんに差し出した一口分は、 無事真梛ちゃんの口の中に収まって、>>26 莉希ちゃんに差し出した残りの1個は、 断られちゃった。>>20 だから、あたしが食べたゆきうさ大福は1個半。
だけど、口の中に広がった優しい甘さを、 あたしはすぐに忘れてしまった ]
(39) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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|
[ なっちんを取り囲むように、 女の子数名が教室内を歩いた一方、 入れ違うように扉に向かう男の子。>>18
扉を開く音とともに、 先ほどから漏れ聞こえていた音が大きくなる。
息を吞む音。人が動揺する気配。 やっぱり何かがおかしかったのだ。 ハルミチーがこぼした声にそう思い、>>18
極めつけに、おすみが言った。>>25 文化祭? ああ、音への既視感はだから──、]
(40) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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―― 現在・8:50の教室 ――
[ 体の震えが止まらない。 落ち着いてって路子ちゃんの声がする。>>13 莉希ちゃんが背中をさすってくれる。>>23 真梛ちゃんも。>>29
みんなあたしを心配してくれてる。 だったら、あたし、落ち着かなくちゃ。 迷惑なんかかけちゃいけない。 あたしは元気で明るくて悩みなんかなくて ]
落ち、着け……ない、よ。
[ だけど、無理だった。 そんなの無理。できない。 だって。だって。だって ]
(41) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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|
[ ──── え? ]
(42) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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|
[ わたしもそちらを振り返る。 開け放たれた教室の扉の向こう側に、 四角く切り取られた文化祭が覗いている。]
あらー……、これは。
[ そんなことしなくたって、 見誤るはずもなくそれはあの日の光景だけれど、 一瞬ぽかんと開いた口をまた閉じて、 わたしはきゅっと目を細めてそれを凝視する。]
(43) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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|
……緊急、というか。 異常事態だったねー
[ とぼけた言葉を漏らしながらも、 頭の中で説明をつけようとしてみるけれど、 困ったな。とてもじゃないが追いつかない。
よいしょとわたしは立ち上がり、 教室の中をぐるりと一周見回した。
そこにまだみんながいたのか。 何人かは飛び出していったかもしれないが。]
(44) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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|
だって、これ、遺書じゃん! そんなのもらって落ち着けないじゃん! 真梛ちゃん、これ、スパムなんかじゃないって! だってスパムだったら、踏ませるためのリンクとか あるはずじゃん! [ 頭ではわかってた。真梛ちゃんはスマホに詳しくない。 リンクがどうとか言ったって、きっと真梛ちゃんには わからない。 責めるような言い方したいわけじゃないのに。 あたしには、人を気遣う余裕がない ]
ね、ねえ、こういう時ってどうしたらいいのかな? やっぱ警察? 遺書が届いたって言ったら調べてくれるもんなのかな? ねえ、どうしたらいい?
[ 路子ちゃん。莉希ちゃん。真梛ちゃん。 あたしを囲む3人の顔を、縋るようにかわるがわる見る。 その視界の端で、荒木君が教室の扉を開けて>>18 ]
(45) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
|
|
――――ヒッ。
[ 廊下の向こうに見えた景色。 流れ込んでくる音楽。 意味が分からない。見たくない。聞きたくない。 いやいやと首を振って、路子ちゃんの腕をつかんだ ]
ろこ、ちゃん。 緊急事態って……これ?
[ 体の震えは止まらない ]*
(46) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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|
みんな落ち着いてー
残念なお知らせなんだけど、 職員室には誰もいなくて、 電話もつながらなかったんだー ……圏外なのは復旧したのかな。
だから、もう帰ってもいいかなって。 みんなに相談しようと思ってたの。
[ 以上、委員長からの現状報告でした。
口調ばかりはのんびりとしたまま、 これでも頭の中は結構混乱している。]
(47) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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……にしてもこれは、 ちょっと現実感がないなあ。
校舎が一瞬で様変わり、かー しかし文化祭とはまた、 ずいぶんおあつらえ向きですなー ……わたしたちに。
[ さてどうしたものかと、 腰に手を当てて考えを巡らせながら。
次に取るべき行動を模索するも、 こぼれ落ちるのは感想じみた言葉ばかりだ。*]
(48) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2021/11/07(Sun) 12時半頃
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── 回想:それ以外は食べる係 ──
成程。 では、目玉焼きは私が担当しよう。
[ おそらく他愛もない日常会話だった。>>0:523 深く踏み込む事も、広げる事も。 真梛には求められてはいない類の。
…… しかし真梛は残念ながら。 少々空気が読めないきらいがあるので。
たん、と。 動かないはずの足で床を叩き。 ほんの一歩だけ。君との距離を詰める。 ]
(49) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
|
|
私の足は動かないが。 手は動くから、卵の殻は割れるんだ。
しかし、それ以外。 潰してもいい料理は、和歌奈だな。
卵焼き。茶碗蒸し。プリン。卵かけご飯 ……
[ 折った指はすぐ足りなくなった。 たくさんあるなと笑って。 ]
(50) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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作れる物が多すぎて。 これでは君ばかり負担になってしまう。
[ 分担を見直す必要がある。
喫茶店メニューに目玉焼きはないし。 そもそも真梛は調理担当ではないが。
真剣な顔で呟くと。 試作メニューをぱくりと口に放り込み。
美味しい、と笑った。 ]*
(51) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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── 現在・教室 ──
[ 落ち着けない。 なっちんがこぼしたのは本心なのだろう。>>41
震えのやまない体をさする手を足すでもなく、 わたしがかけたのは日常めいた言葉だ。>>38
けれど彼女はそれでも叫んだ。 遺書、となっちんが言うそれを、>>45 わたしはまだ見ていない。
だから、肯定も否定もできないはずなのに、 わたしは調子を変えずに言葉を紡ぐ。]
(52) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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悪戯メール……ってのもあるねー ほれほれなっちん、深呼吸深呼吸。 焦らないで、ゆっくり考えよー
[ 彼女の言う通りそれが遺書なら、 警察に届け出るのも確かに一手だろう。
メールが届いたのだから、 警察に電話をかけることもできる?
頭の中でそんな算段を立てながら、 わたし、なっちんが息を呑むのと同時に、>>46 振り返った視界にその光景を見たのだ。>>43]
(53) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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[ ひしとわたしの腕をつかむ手がある。>>46 あらまあ、とわたしとて動揺を抱えながら、 わたしは空いたほうの手でなっちんの頭を撫でた。
よしよし。小さい子にするみたいに。 大丈夫よ。何の確証もないけれど。
なっちんの震えは止まらない。 それを知っていて、わたしはゆっくり立ち上がる。>>44
それは彼女の手を剥がすことにもなったかもしれない。 あるいは、別段歩き回るわけでもないから、 その手が強く握りしめる力をその腕に感じたままで。
さて、どこから手を付けたものか。 なっちんの問いかけにも答えるように、>>46 わたし、みんなに向けて口を開いた。>>44 *]
(54) 2021/11/07(Sun) 12時半頃
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[ これはスパムではない。 何故ならリンクがないから。
…… 七星の推測通り、 理解できたのは5割程度だが。>>45 彼女の身体の震えは、それ以上に雄弁だった。
てきぱきと場をまとめながら、 七星の頭を撫でる路子。>>54 日常を崩さない姿に安堵して。 その横から、自身の存在を伝えるように。 真梛も七星にそっと触れた。
いつか3人で抱き合った体育倉庫を思い出す。 しかし感傷に浸る時間は長くない。 ]
(55) 2021/11/07(Sun) 13時頃
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いまいち状況を把握できていないが。 警察を視野に入れるような事態なのか。
なら一度外に出てみよう。
[ 場所を変えれば、スマホも繋がるかもしれない。 結論付ければ、真梛は教室を出る。 途端、場違いなBGMがはっきりと響く。 それが耳に馴染んだ物だと気付けば少々困惑して。 ]
(56) 2021/11/07(Sun) 13時頃
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[ 残念ながら昇降口は閉じていた。
登校時は確かに開いていた。 誰が施錠したのだろう? いや施錠だけなら、中から開けられるはずだ。
困惑は続く。 職員室に立ち寄ったが、路子のいう通りもぬけの殻で。 鍵の類は得られそうにない。
今度は廊下に面した窓に近寄ると、 グッと指先に力を込める。 ─── 開かない。 ]
(57) 2021/11/07(Sun) 13時頃
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………… 割るか。
[ 次の判断は早かった。 遺書。すなわち人命がかかっている。
何か重量のある物は、と視線を彷徨わせ。 下駄箱に置かれている傘立てを見つける。 近付いて、つるりとした質感を確かめるように そうっと指先を這わせて。
片方は車椅子を操作しないといけない。 何とか片手で持ち上げる事ができないか。 ふんっと、指の先で試してみる。 ]**
(58) 2021/11/07(Sun) 13時頃
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[ あれは、小学6年生の時。 あたしは日に日にエスカレートするいじめに耐えかねて ある日とうとう言っちゃったの ]
もう、無理。 げんかい。
[ そしたら、ひめちゃんは女神様みたいににっこり笑って 「わかった。もういいよ」って言ってくれたの。
「ひめが、一緒にしんであげる」って言ってくれたの ]
(59) 2021/11/07(Sun) 13時半頃
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―― 現在・教室 ――
[ 落ち着かせるようにのんびりとした路子ちゃんの声。 いや、もともと路子ちゃんはのんびりした口調だった。
ゆきうさ大福ね、買ってあるよ。 早く食べないとね。溶けちゃうし。HR始まっちゃうし。 っていうかチャイムもう鳴ったよね。 先生まだ来ないけど。
そんな返事も、頭の中に浮かんでた。 声にはならなかったけど。 あたしの頭の中は、焦りの気持ちでいっぱいで ]
(60) 2021/11/07(Sun) 13時半頃
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……ぁ……いたずら……、
[ だけど、路子ちゃんの悪戯メールという言葉に>>53 ぽろりと目からうろこが落ちた。 そうだ。そうじゃん。 スパムじゃなくても趣味の悪いいたずらって可能性は あるじゃん。 なんだ……なーんだ。 そうだよね。そう……だよね?
あたしは都合のいい解釈に全力で乗っかった ]
(61) 2021/11/07(Sun) 13時半頃
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あ……あはは。 そっか。そうだよね。 ガチで受け取るなんてはずっ! ごめん。ちょっと取り乱しちゃった。
[ あたしは情けない笑みを浮かべながら、 つかんだ路子ちゃんの腕をゆっくり離す。 小さい子みたいに頭を撫でられて>>54 めっちゃバツが悪い。
まだ心臓はちょっとばくばくしてたけど、 それでもさっきよりはだいぶ落ち着いて、 路子ちゃんの現状報告>>47に耳を傾けた ]*
(62) 2021/11/07(Sun) 13時半頃
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―― 回想・考えられない将来の話 ――
[ 机にべしょりとしながら見上げるあたしに、 和歌奈ちゃんは笑って答えてくれたから>>591 あたし、和歌奈ちゃんも弱音を吐きたい気分だなんて 全然気づかなかった。 ほらあたし、誰かの些細な変化とかに 気づかない人間だからさ>>380 ]
そっかあー。宇宙かあー。 なんか壮大っていうか、和歌奈ちゃんらしいねー。
[ それは本心から出た言葉で、 宇宙って和歌奈ちゃんに似合うなって思ったんだけど、 でも、口に出してからちょっと後悔した。 なんか「らしい」ってさ。 すっごいわかったような口きいてるよなって。 なんにもわかっちゃいないのに! ]
(63) 2021/11/07(Sun) 13時半頃
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あああーでも参考にならないー。 かっこいいなあ、素敵だなーとは思うけど、 全然あたしには当てはまらないー!
[ 行きたい大学。やりたい仕事。 みんなはどうやって決めてるのかなって思ったんだ。 だけど、和歌奈ちゃんの答えを聞いても、 全然ぴんと来ないっていうか、駄目だった。 あたしはますますぺしょりと机に潰れて、 白紙の進路希望調査票を思い浮かべて うんざりしたんだけど ]
……和歌奈ちゃんも?
[ 進路の希望は大体決まってるって 淀みなかった和歌奈ちゃんは、 将来のことはわかんないって言った>>592 ]
(64) 2021/11/07(Sun) 13時半頃
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[ あたしのなにかが解決したわけじゃないけど、 あたしはちょっぴり元気になる。 だけど、和歌奈ちゃんの言葉がまだ続きそうだったから、 あたしにしては珍しく口をつぐんで続きを促した ]
……ひとりになりたい? ……「一人暮らしをしたい」じゃなくて?
[ 続いた言葉はとっても意外だった。 進学先とも就職先とも違う、 こんなことがやってみたいっていうのでもない、 それでも確かに未来の希望の話。 一人暮らししたいとか、家を出たいとか、 そういう言い方だったら、 きっとあたしは引っかからなかったと思う。 だけど和歌奈ちゃんは、ひとりになりたいって言った。 その言葉は、なんだか妙に引っかかる ]
(65) 2021/11/07(Sun) 13時半頃
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和歌奈ちゃん、 何かやり直したいことがあるの?
[ ひとりになりたい。 あたしにとってその言葉のイメージは、 自分のことを誰も知らない場所に行きたいって感じ。
人生を一度リセットしたあたしみたいに ]*
(66) 2021/11/07(Sun) 13時半頃
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―― 現在・教室 ――
[ 職員室には誰もいない。 電話もつながらない。 もう帰っていいんじゃないか。>>47 路子ちゃんの報告を受けて、 真梛ちゃんが外に出てみようと教室を出ていく>>56 ]
あっ、真梛ちゃん! 警察はやっぱなし!なしで! いたずらだと思うし!
[ その背中に慌ててそう声を掛けたけど、 真梛ちゃんには届いたかな。 なにしろ廊下からは賑やかな音楽が聞こえてくる ]
(67) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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―― 回想:文化祭準備 ――
[衣装を着たい理由>>0:506が伺えれば、にやりと 揶揄うような笑みを浮かべながら納得を。]
ははぁ、なるほど。 いいねぇ、青春だねぇ。
[出会った当初から…いや、小さい頃からおちゃめで 可愛かった路子さん>>0:511が、幸せそうな仕草を する姿はより可愛らしい。
これが恋の魔法というやつか。 本当に彼氏のことが好きなんだなって感じられる。 だから文化祭の日、噂の彼氏さんを拝めるの 楽しみだなって思ったんだ。]
(68) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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[ 教室の外が文化祭みたいなんだけど。 あたしはその現実からは 一旦全力で目をそらすことにした。 だって、意味わかんないし説明できないし。 帰っちゃえばいいんだし ]
あ、路子ちゃん、ゆきうさ大福あるよ。
[ やっとあたしはコンビニのビニール袋に入ったアイスを ほら、って路子ちゃんに差し出す。 で、鞄を持った ]
食べたら、帰ろ? 雪が酷くなったら帰れなくなっちゃうかもしれないし。
[ だって先生いないんだよね? だったらもうこれ休校でしょ? 帰っていいでしょ。っていうかもう帰りたい。
脱いだコートを着直して、あたしは帰る気満々だった ]*
(69) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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[だから だめ?>>0:508なんて聞かれる前に、 着てもらう気満々で。]
うん、いいんじゃない。 会計様次第なところではあるけど。 宣伝は大事大事。
[全員猫耳は男子は嫌がるかもしれないが、
赤信号、みんなで渡れば怖くない。 きっとその内羞恥心も薄れるさ。
なにせ3−1は女子が強い。]
(70) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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といってもほぼ二年任せだけどね。 へへ、ありがと。
[チケットは100万円になります。 なんて冗談すら覗かせていた。>>0:509
トラブって舞台上に引っ張り出されることになる とは、この時は露とも思わずに。]
(71) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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[見えてしまったこと、噴き出してしまったことに 彼女は気分を害する様子もなく。 どころかしっかりと解説をしてくれるものだから、 まじまじと写真を眺めながら良い家族だねぇという 感想を漏らした。 あえてこれを持ってくるあたり、彼女の人柄も うかがえるというもの。
対価を強請られれば、さもありなんと持参した 写真をこちらも見せて。 お母さん?という言葉には頷いた。 綺麗な人だった。 その髪は、私とは似つかない色だったけれど。 曰く、この色は父親譲りらしい。 しかしどの写真にも父親は映っていなかったから、 証明することは出来なかったけれど。]
(72) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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[会計様の元に向かえば路子さんの援護>>0:512に 「そうだそうだー!需要はここにある!」>>0:606 なんて同調もしてみせて。]
連帯感とか出ると思います! みんなクラスの一員だと頑張るモチベにも 繋がると思います! シフト時間外は宣伝にもなると思います! 集合写真撮りたいです!!
[最後はただの願望であったが。]
(73) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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[――昔のことだし覚えていないだろう。 なんて思っていたが、次期社長は過去を振り返る 機会があったらしい。>>0:607 まぁ別に隠し立てすることでもないし、そこは 素直に認めておいた。
それも今では 知ってるかい?堅物系男子やいかつい系男子に ケモ耳がつくとギャップ萌えするということを。 なんて持論を熱く語るくらいには、同級生として 過ごせていると思う。]*
(74) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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―― 文化祭当日 ――
いやぁ、まさか荒木君が着ぐるみを自らご所望とは。 ちょうど演劇部の倉庫に昔使った猫の着ぐるみが あったから、許可とって借りてきたよ。
[風の噂か誰かからの密告か>>0:563、最初は吃驚した けどそれはそれで面白いからオッケー☆って サムズアップをしたのはこの私。
問題は荒木君の身長に合うかどうかだったけど。 合わなかったらしょうがないけど猫耳で我慢してね ってそっとそちらも差し出した。 どっちになったにしろ私は大変満足した顔で、 すっ…とスマホを取り出したに違いない。]
(75) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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[衣装の方もなんとか無事に完成し、私も気合入れて ツインテールのウィッグなんてつけちゃったり してはしゃいでいたよ。 真梛さんの黒猫姿>>0:574に、許されたなら 同じようにスマホを向けてカシャカシャと。 他の子にもポーズをとってもらって。 接客ももちろん頑張って。
墨鳥君が全部猫語で接客をしていたら>>0:531 あははと私は笑うだけ。 それはそれで可愛いと思うし、なんならメニューも スタッフも猫語で良かったのでは?と今更ながら 言ったりもして。 注意はきっと、他の誰かがやってくれただろう。]
(76) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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[墨鳥君の髪色に合わせた猫耳がその頭に 乗っていたなら似合ってるなぁと思いながら]
髪? 変かな?
[届いた呟きに何が?と聞き返せば、髪のこと、 と言われ思わずウィッグを弄る。 それとも墨鳥君の髪のことならヘアゴムもピンも あるよー?なんて取り出して見せただろう。]
(77) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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[そんな浮かれ切った文化祭。 けれど途中、演劇部の役者の一人がクラスの 出し物で怪我をする事態になった。
台本はしっかり目を通していた。 部員の本読みくらいは手伝えたし、裏方ながら 発声練習も参加して。 体育館のステージで通し練習をする時も眺めていた。
だから、引っ張り出されることになってしまった。
メインではなかったけど久しぶりに台詞のある役。 久しぶりに浴びるスポットライト。 暗闇のその向こうに感じる人の視線。]
(78) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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[高校三年間の間に再び舞台にあがれるよう。 レッスンの代わりに演劇部に入ることを条件にした ママの思惑は、達成されることなく冬を迎えた。]
(79) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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[これが知られたらママはまた怒るんだろうな。 悲しむんだろうな。 嘆くんだろうな。
――― あぁ、息が 苦しい ]**
(80) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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―― 回想・文化祭前日 ――
[ 愛想はないのにしっかりお代わりを要求する荒木君は あたしの目から見ても可愛いと思うので あたしはそこに疑問の余地はないと思うよ!>>0:560
でもって内装係はチームワークばっちりだと思ってるよ! コンビじゃないとか言われたらあたし泣いちゃう! ウソ泣きだけど! 高校デビューの方向性にはちょっとびっくりしたけど、 荒木君は荒木君じゃん? ]
(81) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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[ 専用機には乗ってなくてもあたしの3倍運べる荒木君。 赤いパワーはすごい。>>0:561 3-1の金庫番、石頭君の協力もあって、 さくさく運び込めば、飾りつけの作業だ。
金庫番のお財布はさすがだった! パーテーションを隠す布! 大きさにゆとりがあった方が楽なんだけど! ぎりぎりまで削れという指令!>>0:608 ]
あーっ!荒木君!そこ!そこちょっと見えてる! もうちょっと引っ張って!
[ なにしろ高いところは届かないので! 荒木君に指示を出して、なんとかパーテーションを 綺麗に隠す作業に勤しんでいれば、 猫耳ですとな? ]
(82) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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えー。あたし見たい。
[ 誰が見たがるんだ?という素朴な疑問に>>0:562 返事をしたあたしはとってもイイ笑顔だったと思う ]
もちろん石頭君のも見たい。 需要あるよ〜〜〜〜〜〜。 超あるよ〜〜〜〜〜〜。 あっ、布がずれるからぶつかっちゃだめ〜〜〜〜〜。
[ パーテーションに頭をぶつける石頭君に>>0:610 ニーズ意識してるからやろうね?と笑顔を向けつつ 注意も忘れない。真面目な内装係なので! ]
(83) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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言ったな! 聞いたからな! おっけ、着ぐるみね!!
[ 荒木君の言質はとった!>>0:563 猫耳も見たいけど着ぐるみも捨てがたい! 演劇部とかにないかな? 莉希ちゃんに聞いてみよう。 というのは結果的に大正解だったらしい>>75 ]
(84) 2021/11/07(Sun) 14時頃
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おっ、婚約者さん来るんだね!? よしよし、それじゃああたしが、 ツーショット写真を撮ってしんぜようではないか!
[ 猫耳石頭君と婚約者さんのツーショット。 きっと素敵な記念になるね! ぐったりしている石頭君に>>0:611 あたしは任せろ!とサムズアップ。
きっと居心地の悪そうな猫耳石頭君の隣で、 婚約者さん、可愛く笑ってるんだろう。 顔も知らない女の子の表情を、 あたしはそう信じて疑ってなかった ]*
(85) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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[そうだ、「これ」は文化祭だ。]
(86) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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[代弁するような雄火の声を、背後に聞き。>>25 目の前の光景も、今教室に居るメンバーも。
廊下に満ちる陽気な音楽。 たった今出来立てみたいな香ばしい匂い。 そのどれもが文化祭そのものなのに、 足音やざわめきは一切ない。
つまり、この教室以外に人はいない? 過ぎった思考に、ぞっとしたものを感じて息を呑んだ。]
異常事態……で、すませていいのか。
[もっと大事件のような気がするのだけど。 あまりにいつも通りに聞こえる委員長の声に、 肩の力が抜けて、少し冷静さが戻ってくる。 教室内を振り返れば、女子達が集まっている中に、 珍しいほど取り乱している夏見が見えた。>>45>>46]
(87) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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[程無く知る、残念なおしらせ。>>47 嫌な予感ほど当たるものだと妙な納得をしてしまう俺も、 大分頭が混乱しているんだろう。
さて、どうしたもんか。 ここに居てもクラスメイトの宥め役とかできるはずもなし。 それなら、と動き始めた思考を後押しするように 真梛の提案が聞こえて、頷いた。>>56]
じゃあ俺もちょっと校内見てくる。 上の階とか、もしかしたら誰かいるかもしれねぇし。
[車椅子では一階以外を確認しづらいだろう。 大まかな行き先だけ短く告げれば、教室を出て 廊下の先にあった階段を昇っていこうと。**]
(88) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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── 現在・教室 ──
あ、まなちー ナオシゲくんの番号わかるー? かけられそうだったら電話して、 「こらー!」って言っといてほしいなあ。
[ 外に出るというまなちの背中に、>>>56 なっちんに便乗するように、>>67 わたしは教室の中からそんな声を飛ばした。
機械が苦手なまなちも電話であれば。 そもそも、この説明をつけがたい状況は、 担任の不備によるものでは片付かなさそうだけど。]
(89) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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[ まなちはいつもと変わらぬように見えた。 すいすいと車いすを操る姿が頼もしい。とはいえ、]
なにかあったら狼を呼ぶんだよー こんな様子じゃ、 なにがあるかわからないからねえ。
[ 狼は呼ぶんじゃなくて出る≠だったか。
なにに気を付ければいいかもわからぬ状況で、 あまり具体的な忠告はできなかったけれど、 わたしは視線をまたなっちんに戻した。]
(90) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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[ 悪戯。
ひとつの可能性として挙げた言葉に、 なっちんは勢いが良すぎるくらい食いついた。>>62]
うん、うん。 まだちょっと取り乱してるねー そりゃびっくりもするよー
誰かが「ドッキリ大成功!」なんて、 札持って飛び出して来たら、 みんなでこらー! って言おう。
[ 勢いのある口調にわたしは笑って、 冗談ぽく、ほんの僅かな可能性の話をする。 ドッキリにしては壮大で、悪趣味が過ぎる。]
(91) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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[ さて、とわたしはポケットをまさぐった。 先ほど確かに振動したスマホがそこにあるからだ。
そのとき、なっちんが言った。 ゆきうさ大福あるよ。だなんて、>>69 今起きたことが全部なかったみたいに。
それを落ち着いた≠ニは受け取れないまま、 わたしはにゃはーと締まりのない笑みを浮かべた。]
(92) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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やはー、ありがとー なっちんの優しさが沁みるよー これで長年の夢が叶いますなあ。 代金となにか別のお礼の品、どっちがいいかい?
[ わたしをこき使う権という選択肢もある。
──なんて、これが文化祭当日や準備中なら、 教室で交わされるやり取りとして相応しかろうが、 今は結構なイレギュラーってやつなんだよなあ。
帰ろうと言うなっちんに、>>69 廊下の外の光景には説明つけられましたかって、 自分の中に燻る疑問を投げるかわりにわたしは言う。]
(93) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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……そうだねえ。 これ以上積もっちゃうと、 本当に帰りが大変なことになるかもー
[ もうコートを着込んでしまったなっちんを前に、 わたしはぺりぺりとアイスのパッケージを破る。
付属のスティックをぐいと差し込めば、 やっぱり溶け始めていたようで、 薄皮の奥はとてもやわらかい感触がした。
片手にゆきうさ大福。もう片手にスマホ。 わたしは横着に食事と情報の会得を済ませようと、 ぱくりとアイスをかじりながら、アプリを開いた。]
(94) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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[ 半分齧ったアイスの中から、 どろりとした白い液体が指を伝う。 それだけの時間、スマホから目を離せなかった。]
(95) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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[ なんと脆く、不自由なものだろう。 人のこころというのは。人という生き物は。]
(96) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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……これかあ。
[ 先ほどなっちんをあれまでに取り乱させたのは。 迷いなく遺書≠ニ形容させたメッセージは。
ついでに圏外に戻っていることも確かめ、 やはり連絡をするにも外へ出ないと、と思う。
粉とアイスにまみれた唇を、 わたしはぺろりと舐めとってから、 もう半分もべたついた手で口の中に放り込んだ。]
(97) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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やっぱり乙なもんだねえ。 雪を見ながらのゆきうさ大福って。 ……なっちん、一個食べる?
[ 雪というより、スマホを見ながらだったけれど。
すでに彼女が食べ終えているとは知らず尋ね、 断られたならわたしはすぐにそれを食べただろう。 今度はしっかりと窓の外にも目を向けながら。
そして姉のマフラーを汚さぬよう、 汚れていないほうの手ですべての荷物を持ち、 準備万端のなっちんに向かってにっこり。]
(98) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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ごちそうさまでした。 ──じゃ、おうちに帰ろっか。
[ 差し支えなければ途中で手を洗いたいなあ。
悪戯でないとすれば、やはりあれは遺書だろうか。 だとすれば、誰からの? この状況との関係は? いったいどこの誰ならこんな状況を作り出せる? 思考はそちらに傾いているくせ、 まだこれは日常の一部であるというふうに。 わたしたちもひとまず、帰宅を試みようか。*]
(99) 2021/11/07(Sun) 14時半頃
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/* さて、私です。 ぼちぼちログ読みに入ります もう100いきそうじゃんかー 進行苦手マンらしく時間の使い方に思考を割きたいのですがそればっかりでもなあ という 難しいですね
(-18) 2021/11/07(Sun) 15時頃
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/* 11月10日がお休みの日なのでそこでがんばるのは確定なわけですが、 この日付はゲームをしたくもなってしまう日なので 難しい(2回目)
その したくなるゲームに関連するアーティストさんの誕生日なのですね
(-19) 2021/11/07(Sun) 15時頃
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/* ともあれ更新直後に出すロルだけは固めましょうね
(-20) 2021/11/07(Sun) 15時頃
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[ 遺書を書いた。 お父さん、お母さん、ごめんなさいって書いた。 死ぬための用意はひめちゃんがしてくれた。 首を吊るためのひも。 あたしの分と、ひめちゃんの分。 そんなもの用意しなくても、 屋上から飛び降りればいいんじゃないかって思ったけど ひめちゃんが、それは嫌だって言ったから ]
(100) 2021/11/07(Sun) 15時半頃
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嫌な思いは別にしていない。 むしろ私の方こそ莉希を見誤っていた。
申し訳ない。 複雑な事情に関しては。 もし気が向いたら教えてくれ。
[ そんなやりとりを挟んだなら。>>0:480 それでおしまい。 君の気が向かない限り。 莉希が真梛に浮かべたわだかまり。 明るみに出る事はおそらくない。 ]
(101) 2021/11/07(Sun) 15時半頃
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―― 現在・教室 ――
[ 校内を見てくるって荒木君が出ていく。>>88 そんなことしなくても、帰ればいいじゃんって あたしは思ったけど、 それを指摘する元気はまだなかった。
悪戯メール。 路子ちゃんのその言葉を、 あたしは全面的に信じたわけじゃない。 あたしにとって都合のいい解釈に縋りついただけだ。 多分、路子ちゃんはそのことに気づいてると思う>>91 ]
ドッキリにしても趣味が悪いっていうか、 こういういたずら考える人とは好みが合わないなー。 サプライズっていうのはこうやるんだよ!ってお手本を 今度見せてやらなくちゃねー。
[ 笑う路子ちゃんにあたしもそう言って笑ったけど、 まだその笑顔はへんなりして情けなかったと思う ]
(102) 2021/11/07(Sun) 15時半頃
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[ めでたしめでたし。 それで良かったのだろうか?
表面上は、いいや。 内面にしたって、 負の感情を引きずる事はなかったと思う。
楽しかった文化祭。 スマホを向ける許可には>>76 うん。と首肯した後に指を2本立て。 真梛は笑顔を向かべて見せて。
それから、よく似合っていると。 莉希の装いと、 皆の猫耳を揃えた手腕を称えた。 ]
(103) 2021/11/07(Sun) 15時半頃
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[ ゆきうさ大福を差し出せば、 お礼は何がいい?ですとな?>>93 ]
いいよいいよ代金なんてー。 これは貸しひとつにしておこう!
[ 何か別のお礼っていうのもすぐには思いつかなくて、 貸しひとつ!ってあたしは人差し指を立ててみせる。
路子ちゃんをこき使う権? いや、文化祭準備、委員長も大変だったでしょ。 これがテスト前だったら 委員長様!テスト勉強対策お願いしますぅ!って 言うところだったんだけれども! ]
(104) 2021/11/07(Sun) 15時半頃
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[ 演劇部のステージ。 その上で見知った少女が>>78 スポットライトを浴びるのを見れば。 ]
莉希、見たぞ。 舞台の君は、美しいな。
[ 興奮から、ほんのり頬を紅潮させて。 いつかのように両手を取って、大きく振った。 ]
(105) 2021/11/07(Sun) 15時半頃
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[ 廊下の外の光景の説明? そんなの、家に帰っちゃえばいいじゃん。 だって、窓の外は相変わらず雪景色だもん。 文化祭のあの10月にタイムスリップしたわけじゃない。 校舎から出ちゃえば、日常のはずだ。 ……そうだよね? ]
(106) 2021/11/07(Sun) 15時半頃
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そうだよぉ。 学校まで無事にたどり着いたのに、 帰り道で遭難しちゃうよー。
[ アイスを食べ始める路子ちゃんをちょっと急かすけど、 路子ちゃんはこんな時でもマイペースだ。>>94 アイスを食べながら、スマホを操作して、 路子ちゃんはちょっと止まった。>>95 うん、路子ちゃんはマイペースだから…… ……ってわけでは、多分ないよね。 表情は変わってなかったように見えるけど、 多分路子ちゃんもしばらく固まっていたんだと思う ]
(107) 2021/11/07(Sun) 15時半頃
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[ 前も今も。 君と私の関係に問題はなかった。
だから結局私は、君の事を何も知らないままだ。 ]*
(108) 2021/11/07(Sun) 15時半頃
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それだよー。 ……いたずら、かなぁ……?
[ いたずらだよねって言おうと思ったのに、 いたずらかなあって言っちゃった。 だって。 だってさ。 いたずらにしては、あの文章は、なんというか。 なんていうか……胸が痛くなる。
あんな文章をいたずらで書いたとしたら、 あたしはきっとその人とは仲良くなれないな ]
(109) 2021/11/07(Sun) 15時半頃
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あたしも食べたんだ。 だから路子ちゃんがお食べ。
[ ゆきうさ大福の片方をすすめてくれる路子ちゃんに>>98 そう返事すれば、2個目も路子ちゃんの口の中に消える。 雪見てないじゃんってツッコむ余裕は 今のあたしにはなかった。
だからあたしは黒板に「帰る!帰った!!」って書いて チョークの粉を指先から払い落とすと、 帰ろっかって言う路子ちゃんに頷く。>>99 手を洗うくらいの寄り道はもちろん構わないよ ]*
(110) 2021/11/07(Sun) 15時半頃
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/* とてもサンドイッチ!!
(-21) 2021/11/07(Sun) 15時半頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2021/11/07(Sun) 15時半頃
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── 少し前 ──
悪戯電話を間に受けて通報したことで、 私が警察に叱られるなら。 状況としたらそちらの方がいいだろう。
[ 七星のストップには目を柔く細めて。 何でもないように微笑んでから。>>67 ]
飯尾教諭の連絡先は控えている。 あとは …… アドレス帳から呼び出すだけ、だ。
こらーだな。 ふふ、了解した。
(111) 2021/11/07(Sun) 16時頃
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[ 何かあったら狼も呼ぼう。>>89>>90 狼を呼ぶような何かを。 上手く想像できてはいないのだけど。
そして現在の真梛の電話は圏外のまま。 いまだに警察も飯尾教諭も呼べていない。
狼を呼ぼうかは少しだけ迷ったが。 とりあえず片手で傘立てを掴めば。 後は車椅子のモーターの力を頼ることに。
がったんがったん。 音を立てて、傘立てを引きずりながら、 比較的薄そうな窓に近寄り。
勢いよく叩きつけるべく。 座ったままの少々不自然な体勢で、 傘立てを僅かに浮かせた。 ]**
(112) 2021/11/07(Sun) 16時頃
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/* 電話ではないので悪戯電話と書いたのは私の誤字ですが。 もしやこの女、、、アプリやメールという単語をご存知でない?
(-22) 2021/11/07(Sun) 16時頃
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── 現在・教室 ──
他の表現が見つからないんだよー いってらっしゃいハルミチー
誰か見つけたら連れてきてほしいなあ。 わたしがゆきうさ大福を食べ終わる前に!
[ 上階を見にいくというハルミチーに手を振り、>>88 パッケージを開けようとしながらわたしは言った。 なっちんの言葉にも、うんうんとうなずく。>>105]
(113) 2021/11/07(Sun) 16時頃
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なっちんったら太っ腹ー じゃあお言葉に甘えてツケということで。
[ 遠慮なくそれにかぶりつき、 さあ、それはどんな形で取り立てられるのだろう。
それは少し楽しみでさえあって、 ……あ、でも。今がテスト前じゃなくてよかった。]
(114) 2021/11/07(Sun) 16時頃
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[ 稀にいるのだ。 わたしに勉強を教えてという奇遇な人が。
それがなっちんだったか、違ったか。 いつかのテスト前の申し出に、 わたしは笑みを崩すことなく言う。]
別にいいけどー、 良い先生じゃないかもよー? 宿題写させてって話なら、 全然ウェルカムなんだけどなあ。
[ それでも、どこがわからないのって、 身を乗り出すそぶりは見せた。興味があった。]
(115) 2021/11/07(Sun) 16時頃
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[ ……スマホに目を落とす。>>107 急かすようななっちんの声を聞きながら。
せっかく一度悪戯ということにしたのに、 なっちんはどこか不安げにわたしに尋ねる。>>109
どうしよう。読んじゃったからなあ。 わたし、嘘をつくのは嫌いで、苦手でもあった。
だから細くした目をなっちんに向けて、 先ほどまでと変わらない温度感で言う。]
(116) 2021/11/07(Sun) 16時頃
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……どうだろうねえ。 悪戯だったらいいんだけどー わたし、そういう悪趣味な知り合いに、 ぜーんぜん、心当たりがないなあ。
……さ、帰ろっか。 これ以上良くないことが起きる前に。
[ そのとき自分が素直に帰れると思っていたのか。 こころの中に疑いがなかったといえば嘘になる。
それでも、この目で確かめるまでは、 希望を捨てる必要もない。
そうして向かった昇降口で目にするのは、 予想外の光景だったかもしれないけれど。>>112*]
(117) 2021/11/07(Sun) 16時頃
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── 回想・文化祭当日 ──
──くっ、ふふ、はは はるにゃーん、ファンサくださーい
[ 衣装係の頑張りは想像以上だった。>>75 青春なんですよーだなんて軽口をたたき、>>68 ともに会計様に頭を下げた日が懐かしい。>>73
シフト時間外という言葉に、 さらに面白みが増してしまって、 隣で肩を震わせていたわたしだった。
スマホのカメラをハルミチー……いえ、 今日ばかりはにゃん呼ばわりさせてもらおう。 着ぐるみだったか猫耳だったか、 想像以上の迫力にスマホのカメラを向けて。]
(118) 2021/11/07(Sun) 16時半頃
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まなちこそ、 かわいすぎて拾われちゃやだよー ちゃんとここに帰ってきてよー
[ 宣伝に出るというまなちを、>>0:575 そんな言葉で送り出したりしながら。 猫たちが動き回るさまに目を細めていた。]
来年……あるなら、 それはそれで大歓迎なんだけどにゃー 時の流れは無常だにゃー
[ 人にも理解できる程度に加減した猫語で、 軽口を叩きながらも忙しなく動き回る。>>0:538]
(119) 2021/11/07(Sun) 16時半頃
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[ 途中、休憩時間のはずのコジローが、 猫耳をつけたまま猫と交信してるのを見かけたっけ。 リアル猫カフェ、諦めてなかったんだろうか。
面白おかしく、慌ただしく1日は過ぎていく。 きみの不在を感じさせないほどに。
その一幕として、 わたしは宣言通り、演劇部も見に行った。>>71]
(120) 2021/11/07(Sun) 16時半頃
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[ ツインテールがお似合いのかわいこにゃん。>>76 ──とは、別人の役をかぶって舞台に立つ彼女。]
もー、りのきち出てたじゃんー これ、なんてサプライズ? 本当よかったよーりのきちかっこいい! もしや、役者向いているのではー?
[ 彼女の髪が黒かったころなど、 まるで知らずにいたわたしは、 教室で再会した彼女に惜しみない拍手を送った。*]
(121) 2021/11/07(Sun) 16時半頃
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どこから手を付ければいいんだよ、こんなの。
[諦めたかのように、力なく言う。 違う。言いたいのは、そんなことじゃない。 みんな不安がっている。叫んでるやつ>>45もいる。こんな時だからこそ、みんなを引っ張っていかなきゃいけないのに。
けれども、いくら考えても打開策は生まれなかった。]
手分けして、処理しようぜ。
[ようやく絞り出した、ありきたりな言葉で取り繕う。 本当はもっと、前向きな台詞を吐きたい。]
(122) 2021/11/07(Sun) 16時半頃
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オレ、電波届きやすい場所知ってんだ。行ってくる!
[そういって駆け出す。 けれども、この状況。一縷の不安に言葉にしてしまった。]
これ以上、居なくなるなよ。
[そんなの、耐えられないから。 早くことを済ませて、帰ろう。]
(123) 2021/11/07(Sun) 17時頃
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[どこまで行っても、変わらない景色。 何から何まで、あの日のままで。飾り付けにこっそり描いた
落書き
まで再現されてやがる。 急にヘアゴムとピンを渡されて>>77、おかしな格好で化け猫〜なんて下らないやり取りをしていた事なんて、こんな時に思いだしたりして。]
(124) 2021/11/07(Sun) 17時頃
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ちっ、なんでここも閉まってんだよ。
[いくらひねっても、扉は開かなかった。開きが悪いくらいならよくあるが、大体ガチャガチャと音がなるもの。 けれども今はそれすらもなくて、まるで扉の形をした彫刻のように冷え固まってしまっている。]
雪で開かなくなったかぁ?
[それも全部の出入り口がだ。こんな事ってあるのか。 焦りを抱きつつ、校舎を駆け回っていると、どこからか鈍い音>>58が聞こえてきた。]
(125) 2021/11/07(Sun) 17時頃
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お、おい。 止めとけって。危ねえから。
[慌てて制止する。 止めないほうが良かったかも知れない。けれども、考えるよりも先に言葉が出た。]
(126) 2021/11/07(Sun) 17時頃
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──雄火なら大丈夫だろ ──やっぱり持つべきものは雄火ね ──お前は要だ
(127) 2021/11/07(Sun) 17時頃
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[大したことしてねえのに、その言葉。 オレもまんざらじゃなくて、いつだって期待に応えてきた。 いつの間にか、それが当たり前になってた。自分も、他人も。
みんな良いヤツばかり。 けれどもオレが期待に応えられなかったら? そんなオレは、必要か?]
(128) 2021/11/07(Sun) 17時半頃
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[あの時、屋上で ──────してたオレは、必要か。]
怪我したらどうすんだよ。 オレに任せな。
[今度は、失敗しないから。 傘立てを渡してくれと、真梛へ手を差し出した。*]
(129) 2021/11/07(Sun) 17時半頃
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[クラスの女子たちのコミュニケーションを不思議そうに眺めた。
彼女たちは、友達相手にすぐ「好き」と言う。 何かあれば抱きしめ合って、嬉しさを共有し、悲しみを分かち合う。 冗談か本気か、デートしよう、結婚しよう、と軽く言う。]
(130) 2021/11/07(Sun) 17時半頃
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[俺とユイの間にはそんなことはない。
将来を誓い合った仲。 関係を確かめ合うのに言葉を交わす必要はない。
って、昔からずっと思っていた。 正しくは、錯覚していた。
なんでも俺の言うことに従い、逆らいもせず、 自分の好みを主張するでもなく、3歩引いた後ろを歩いて支えてくれる、 そんなユイの姿こそが理想の女性であるのだと。]
(131) 2021/11/07(Sun) 17時半頃
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[結婚とは、恋愛の末にするものではありません。 結ばれてから相手に慣れていくことを言うのです。
——父さんの部下が、いつか俺に言った言葉。]
(132) 2021/11/07(Sun) 17時半頃
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[黙って、スマホの画面に浮かぶ“遺書”を眺めていた。
心当たりなどない。 けれど、心の奥底で共感する気持ちが、無いわけではない。]
(133) 2021/11/07(Sun) 17時半頃
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……なんなんだよ。
[さっきから誰もが混乱している。 そんな音だけが耳にずっと入ってくる。
こういう時は冷静に現状を確かめるのに限る。 俺だって全然何も分かっていないのに、 >>47我らが委員長から齎された報告はとても完璧で、 座ってそれをただ聞くだけでいた。
電話がつながらない。 そんなことあるか?と、試しに自宅にかけてみたが、 繋がる気配はまるでなくて、いよいよ非現実じみてきた。]
(134) 2021/11/07(Sun) 17時半頃
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…………はぁ。ったく。
[らしくない雑な溜息。 この異常事態に慌てて、叫んで、慰めて、立ち直る、 女子たちのコミュニケーションをただ見ていた。
彼女たちの反応は至極当然なので文句があるわけでもない。 ただ、少し心の疲れに響いた気がした。]
帰れるんなら帰ったほうがいいよな。 俺もうちょっと様子見とく。 他に誰か来るかもしれない。
[>>110黒板に書かれる力強い帰宅宣言に目をやり、 クラスから散り散りになるみんなを眺めながら、俺はまだ教室に残る意思表示。*]
(135) 2021/11/07(Sun) 17時半頃
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── 午前8時50分の教室/非日常への遷移 ――
[チャイムが鳴る。 そりゃあそうだ。もうそういう時間なのだから。 古香路子との職員室での話し合いをやめたのも、>>0:601 彼女が時計を見てそういう時間が近いと判断したから。
どのみち教室に行くのは確定事項だったけどね。 みんなに説明する必要はあると頷いてたから。
……ともかく緊急事態だ。 普通の日常であれば、 チャイムの音を区切りにして、 どんな話題が飛び交っていようとまずは席に着くように促すのが河合和歌奈ではあったけれど、 ……鳴り響くチャイムの音を前に、 とっさにどうしようと思っていた]
(136) 2021/11/07(Sun) 18時頃
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|
[なぜなら、そう。 チャイムの音なんて放っておいて帰ろうなんて、 この場の雰囲気をざっくりと壊すことなんて、できない。 できるはずがない。
……何でこんなことを考えてるんだろう。 頭の痛い話だ]
(137) 2021/11/07(Sun) 18時頃
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[それからしばらくして、自分の席に腰掛けたまま。 肘を机についた片手で頭を押さえているのが和歌奈の現状であった。
圏外であったはずのスマホを震わせて届いたメッセージ、 明確に五感を震わせてくる非日常。 これまで体験してきたものにさらに上乗せをされた形。
現実感がない、まったくその通りだ。>>48]
これ……のことは、 いたずらだったらいいけど……。
[ちらりとスマホを見た。 届いたばかりのメッセージ。 どことなくほの暗いその文面に対し、 周りが見せた反応は様々だったことを思い浮かべる]
(138) 2021/11/07(Sun) 18時頃
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…………。
[ふと、思い出すことがあった。 いつぞやの不知火真梛行方不明事件のことだ。 探しに行く女子たちとは別に、和歌奈はというと、 もしかしたら入れ違いで戻ってくることがあるかもしれないから、と、 準備を進めていた教室に残ることを選んでいた。
そうして、そわそわしながら待っていた。
普通にクラスメイトを案じる行為のひとつとしてそれは妥当であると思っていた。 車椅子の少女というカテゴリー分けのない、ただの不知火真梛を。
あの時はなりふり構わず探しに行くという選択肢が浮かんでいなかった。 今も……そうだね、河合和歌奈は落ち着いている]
(139) 2021/11/07(Sun) 18時頃
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[だから落ち着いて、教室を出ていく面々を見送るままになっていたし]
それがいいと思う。 何か見つけたらさ、夏見ちゃんみたいに黒板に書いておけば、>>110 わかりやすいしみんな見てくれると思う。
[手分けして処理することを提案し、 彼なりの宛てを求めて、 教室を出ていく墨鳥>>122>>123にも前向きな言葉を返したつもりだ。 前向きすなわち肯定、という、それだけのことだが]
(140) 2021/11/07(Sun) 18時頃
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…………私はここにいる。 みんなもここにいるよ。 固い殻の中に閉じこもっちゃえば、みんな一緒だ。
(*1) 2021/11/07(Sun) 18時頃
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…………。
[そうして粗方の面々が出ていった教室で、 密やかにため息をついた。 正直に言うと、こどもじみた好奇心に踊らされて、 今にも飛びだしたいという気持ちはある。 文化祭は楽しかったからね。
ところで残っている面子のひとりであるところの日食虎次郎はというと、 窓にぴったりと手をついて外を見ている。 かと思えば助けを求めるようにガラスを叩いている。 それから鍵を回そうとして――ん?
教室の窓、夏頃から立て付けが悪くなって開かなくなったとはいえ、>>0:478 鍵くらいは動くはずだったのに。 今はぴくりとも動かない。 和歌奈が触れてみてもそうだった。 見えない力に押さえられているみたい――というのは考えすぎか]
(141) 2021/11/07(Sun) 18時頃
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……ふうん。 石頭くんよ、これについてどう思うかな?
私はねえ、まったくもって訳が分からないと思うけど。
[日食虎次郎は訊こうと思う間もなく駆け出して行ったため、 和歌奈は別のクラスメイトに話を振った。>>110 意味もなく触れてみる窓ガラスはやはり冷たい*]
(142) 2021/11/07(Sun) 18時半頃
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[ 忘れることなかれ、 己が壊してしまったものを。 その取り返しのつかなさを** ]
(143) 2021/11/07(Sun) 18時半頃
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―― 現在:教室 ――
[背をさすりながら状況を整理しよう。 先ほど送られてきたメッセージ。 私はまだポップアップに表示された部分しか 見ていないが七星さん曰く遺書らしい。>>45
私が知ってる七星さんはこんな悪戯するの誰ー!? くらいのノリで笑い飛ばす人だと思っていたのだが。 ここまで取り乱すのはその遺書がよほど衝撃的な 内容だっのかそれとも別の理由なのか。 今の私にはわからない。]
(144) 2021/11/07(Sun) 18時半頃
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[路子さんはいつも通り。>>47 緊急事態と言っていた所以をいつもの口調で 説明してくれたから、こんな時でも委員長は 頼もしいなという思いながら聞いていた。]
クローズドサークルかな?
[そんな感想をぽつりと零して。 生徒はともかく職員室にも誰もいない。 電話も繋がらず、スマホは圏外のまま。 外は大雪。となるとミステリーっぽいが、 説明できない扉の向こうの状況に遺書とくれば どちらかというとホラー寄りだろうか。 演劇部でも、そういう台本いくつかあったなぁ。
余計に七星さんを怖がらせてしまう気がしたから その考えは口にはしなかったけど。]
(145) 2021/11/07(Sun) 18時半頃
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[周りを見渡せば他の面々も七星さんほどでは ないにせよ、少なからず動揺や混乱を示している。]
気を付けてね。
[次々と教室を人が出ていくたびにそう声をかけた。 七星さんは帰る気でいるみたい。>>69 うん、帰れるなら帰った方がいい。 ドッキリとか悪戯とか、それで済むのなら。]
(146) 2021/11/07(Sun) 18時半頃
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[路子さんが一緒に行くみたい>>117だから そこは安心して任せて。]
無事に帰れたら連絡してね。 あ、でも連絡取れないんだっけ。 まぁくれぐれも遭難などしないように。 私はもうちょっとここにいようかな。
[そうして送りだせば再び自分の席に戻り、 まだ見てなかった遺書と言わしめたものに 目を通したんだ。]*
(147) 2021/11/07(Sun) 18時半頃
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[ 一番最後にかわした言葉を今でも覚えてる。 本当にいいの?って聞いたあたしに、 「ひめとななちゃんはずっと一緒よ」 ひめちゃんはそう言ったんだった。
その言葉はよく覚えているのに、 それがどんな声だったのか、 ひめちゃんがどんな顔をしていたのか、 もう、はっきり思い出せないんだ。 もやがかかったみたいに、ぼんやりとした輪郭で ]
(148) 2021/11/07(Sun) 19時頃
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[ 「一緒にしんであげる」 ひめちゃんはそう言ったのに。 あたしとひめちゃんは、一緒に死ぬはずだったのに。
あたしの使った方のひもだけ、途中で切れて。 あたし、死ねなかった。 あたしだけ、死ねなかった。 ひめちゃんはひとりで死んでしまった。 死にたかったのは、 この世界から逃げ出したかったのは、あたしだったのに ]
(149) 2021/11/07(Sun) 19時頃
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―― 現在・教室→ ――
どうかなー? めっちゃ無理難題を言い出すかもよー?
[ 貸しひとつは太っ腹って解釈されたけど>>114 そう考えた路子ちゃんは甘いと思う。 タダより高いものはないんだよ!
ちなみに、あたしのテスト勉強対策っていうのは 勉強教えて?なんて殊勝なやつじゃない。>>115 宿題写させてってやつでもない ]
ヤマを! ヤマを教えてくれたまえー!!
[ 多分、路子ちゃんと墨鳥君には何回か言った ]
(150) 2021/11/07(Sun) 19時頃
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[ 閑話休題。 悪戯だったらいいって路子ちゃんは言う。>>117 そうだよね、ってあたしは頷いた。
そう。そうなんだよ。 こんな悪趣味ないたずらをする人に心当たりはない。 だけど、これが本気だとしたら大問題だ。 いたずらであってほしいよ。 それはそれで本気でブチ切れるけど ]
(151) 2021/11/07(Sun) 19時頃
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うん、帰ろ!
[ あたしはというと、帰ると思い込んでた。 帰れない想定なんて全くしてない。 莉希ちゃんの呟いた言葉の意味を>>145 理解してたらその可能性も浮かんだかもしれないけど、 まだあたしは日常に帰れるって信じ切ってた。
どっちにしたって、メールに対応するためには、 この圏外エリアから脱出しなきゃいけないのだ。 墨鳥君は電波が届きやすい場所とやらに行ったから>>123 先に対応してくれるのかもしれないけど、 それはそれとして、こんなところから早く帰りたい ]
(152) 2021/11/07(Sun) 19時頃
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莉希ちゃんも気を付けて帰るんだよ。 って、それフラグ!
[ 気を付けてねっていう莉希ちゃんに>>146 振り返ってあたしはそう言う。 そういう意味でしょ? すごい雪だし、帰り道遭難しないようにねって。 それ以外の意味なんて、ないでしょ? だからあたしも莉希ちゃんも早く帰った方がいいよって そんな気持ちを込めて、そう返事したんだ。 雪がこれ以上積もる前に帰った方がいいよ? ]
(153) 2021/11/07(Sun) 19時頃
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……えっと? なにしてるの?
[ そうしてきっと、真椰ちゃんと>>112 さっき見送ったはずの墨鳥君と出会うんだろう>>129 ]
どうしちゃったの?
[ いきなり破壊衝動に目覚めた?まさか。 でも、傘立てで窓を壊そうとしてるようにしか 見えないんだけど ]*
(154) 2021/11/07(Sun) 19時頃
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[さて、教室に残りながら、 >>141何やら窓にかじりついている虎次郎の様子を見ていた。]
おいおい、割れたら怒られるぞ。 修理代出せないだろ。 っていうか寒いだろ。
[いつものように、弟分を窘めるように声をかけたが、 何やら様子は尋常じゃない。
やがて虎次郎はどこかへ行ってしまったため、 >>142残っている副委員長の河合さんと目が合った。]
(155) 2021/11/07(Sun) 19時頃
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どうって、
[意見を求められても、自分の手で確かめなくては何も言いようがない。 河合さんが窓を開けようとして、開かなくて、まさか、とは思った。 だから俺もそれに倣って同じことをしようとして——]
接着剤とか……。
[誰かが悪戯で窓をぴったり接着してしまった。 最初に浮かんだ発想はそれだ。
他の窓も試してみる。 隣も、開かない。その隣も、その隣も。 いつも当たり前のようにここを開けて、風通しを良くしていたはずなのに。]
(156) 2021/11/07(Sun) 19時頃
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……今すぐ答えを出さなきゃだめ?
[悪戯にしては手が混みすぎている。 というか、虎次郎が叩いても割れなかった。 ガラス自体の強度がおかしい気もする。
石頭幣太郎の結論としても、お手上げだった。 意見を求められても何も言えないので、保留ってことでいかがですか。
決を取って結論を出す委員長はここにはいない。 なので代理で副委員長、君に委ねます。*]
(157) 2021/11/07(Sun) 19時頃
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/* 文化祭の劇の出来はどうだったんですか。 88(0..100)x1点かな。
(-23) 2021/11/07(Sun) 19時頃
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/* 頑張ってるやん。
(-24) 2021/11/07(Sun) 19時頃
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— 回想:不知火さん —
[不知火さんがいなくなって、ちょっとした騒動があった日。 それが終わってから、彼女に声をかけて、そして謝って。 彼女からの反応は、想定していないものだった。>>0:457>>0:458]
……いや、そういうわけじゃ……。
[欲張り。そう言われて否定しそうになるが、言葉が見つからない。 なんの予防線を張ったんだよ、俺。 足が不自由なこと、それにも関わらず一人で行動しようとしたこと。 それが悪いわけじゃないって伝えたかった、だけだったのに。]
(158) 2021/11/07(Sun) 19時半頃
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自由な奴が、不自由な人の重荷を背負うことぐらい、 当たり前でいさせてくれよ。
[それは、欲張りなんだろうか。 言われてみれば、わからない。
俺は恵まれている人間だ。 将来は人の上に立つことが約束されている人間だ。 だから、これは義務だと思っているのに。]
(159) 2021/11/07(Sun) 19時半頃
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あっさりと行方不明になられたら、みんなびっくりするんで。
[>>0:459不知火さんの、案外平気そうな顔に戸惑いながら、 笑い事じゃなかったんだぞと、軽く笑う。 みんな探していたこと、それは伝わっているはずだから。]
罰則? いやいや……。 じゃあ、次のクラス委員会の議題にでもする? なんつって。
[>>460真剣な顔でそんなことを言うもんだから、 さて、なんて返せば良かったのやら。
気安く罰を与えられるほど、俺は女子たちのような親しい距離は取れそうになくて。 それは、俺と彼女では立場が違うという、暗黙の上から目線だったかもしれない。*]
(160) 2021/11/07(Sun) 19時半頃
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[俺は将来の製薬会社社長で、 ユイは子会社の代表として嫁ぎに来る。
立場は最初から違っていた。 俺だけが呑気に、浮かれていた。*]
(161) 2021/11/07(Sun) 19時半頃
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[ 持ち上げることができたなら。 躊躇うな。 真梛の腕力ではそう長くは支えきれない。 勢いを殺さぬよう振り下ろせば。 あとは重力が味方をしてくれる。 ]
雄火か。 …… 君とて、怪我をする可能性はあるだろう。
[ 時が止まったような空間で。 文化祭のBGMが流れているにもかかわらず。 制止の声はよく響いた。>>129 ]
(162) 2021/11/07(Sun) 19時半頃
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…… いや。そうだな。 君の方が力もあるし運動神経も良い。
うん。任せよう。
[ そのまま当初の目的を果たそうとしたが。 それが子供じみた言動だと気付けば。 大人しく場を任せるべく。 力を抜くと、傘立てに絡めた指を解いた。 ]
(163) 2021/11/07(Sun) 19時半頃
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[ 嗚呼、私は今日も役立たずだ。 ]
(164) 2021/11/07(Sun) 19時半頃
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七星に路子か。
施錠されている形跡はないのに、 入口が開かないんだ。 窓も同様なので、割ろうとしていたところだ。
[ そうして破る役を雄火に託したのなら。 真梛は程なくして合流した二人に対し、 状況を説明する役に回る。>>117>>154 ]*
(165) 2021/11/07(Sun) 19時半頃
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— 回想:VS衣装係 —
無理やりやらせても上手く連帯感は出ません〜〜〜〜 やりたくない奴がトラブル起こすかもしれません〜〜〜〜 集合写真は……俺も撮りたいけど!!!
[>>73最後の抵抗を試みるも、決壊するのは時間の問題であった。 男子がかわいい猫耳をつけるのはネタにしかならないが、 まあ、最後のお祭りに浮かれるのもしょうがない。
>>74みんながみんなギャップ萌え起こすと思うなよ! 事故起こしたら居た堪れないだろ! と、衣装担当の平塚さんと論撃を交わした長時間。
ごめんな、男子のみんな……諦めて……。]
(166) 2021/11/07(Sun) 19時半頃
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そこまで言うなら平塚さん、 男子に猫の演技指導する覚悟がおありで?
[崖際の抵抗でそんな言葉をチクリと刺してみたものの、 これを超えられたらもう反論材料がないのである。
彼女が昔見たあの子役であり、今も演劇部をやっているならば、 演技に関してはきっと専門と言っていいほどの人材なのだろうから。*]
(167) 2021/11/07(Sun) 19時半頃
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── 回想:幣太郎 ──
幣太郎はいつも当たり前のように 私の車椅子を運んでくれる。
私はそれをありがたいと思っている。
[ それだけでは、足りないんだろうか。>>159 ならば君の博愛精神は素晴らしいな。 そんな話はきっと平行線のまま交わらない。 ]
(168) 2021/11/07(Sun) 19時半頃
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[ 笑い事ではないと口にしながら、 笑みをこぼす姿は、少々ミスマッチで面白い。 ]
そのびっくりしたみんな≠フ中に、 幣太郎は入っているのだろうか?
[ 付け足したのは、ほんの好奇心。 彼が感情を表に出す姿を、 あまり見た覚えがなかったから。 ]
(169) 2021/11/07(Sun) 19時半頃
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クラス委員の議題か ……
ふふ。望むところだが、貴重な議論の時間を 私に割いてしまうのは頂けないな?
心配かけてすまなかった。 以降、気をつける。
[ ─── 線を引かれた。
と感じたのは、真梛の考えすぎだったかもしれない。 戯けた口調は親しみを感じる物だし 彼の表情も柔らかなままだろうから。
ただ何となく、話はこれで終わりだと感じたから。 真梛も笑って会話を閉じた。 ]
(170) 2021/11/07(Sun) 20時頃
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[ これは後日談の更に余談だが、
罰は教師と相談して。 それから1ヶ月ほど昼休みを利用し、 前任が荒れに荒れさせたという、 資料庫の整頓に取り組んで。
埃で死にかけるという得難い経験をした ]**
(171) 2021/11/07(Sun) 20時頃
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フラグ?なんのことかな?
[逆に「こんなところにいられるか!俺は帰らせて もらう!」的なフラグを立てているのは七星さん だと思う訳で。言わないけど。 だから他に意味なんてなかったよ。>>153 雪道気を付けてねっていう意味。
そうだね、しばらくしてこれ以上何も異常が なかったなら、帰るつもりだよ。]
(172) 2021/11/07(Sun) 20時頃
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[我ながらこの状況下嫌に落ち着いてると思う。
だって舞台に立てば動揺なんか見せられない。 トラブればとっさの判断を求められることもある。
だからあの日も、急遽代役に入った日も。 震える足を抑えて、なんとか心を欺いて、 立っていた。 プロから見ればその出来は良くなかっただろう けど、なんとか劇は無事に終わって。 真梛さん>>105や]
う、美しい? 真梛さんの誉め言葉はこう、 気恥ずかしくなるなぁ。
(173) 2021/11/07(Sun) 20時頃
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[路子さん>>121に]
出る予定はなかったんだけどねぇ…… 代役が必要になっちゃってさ。 サプライズになったなら何より。
[賞賛を貰えたのを覚えている。 どちらにも見てくれてありがとう。 そんな言葉も添えて、そう返した。]
(174) 2021/11/07(Sun) 20時頃
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[さて、届いたメッセージを開けばなるほど、 確かに遺書っぽい。>>1 私というからには女の子だろうか。 私という男もいるにはいるが。]
文化祭をちゃんとやれたことの思い出…… だから文化祭を再現してると?
[これを仕組んだ人物がいるというのなら、 そういうことかと。 独り言ちて扉の外にもう一度目をやってみる。 ここにいるメンバーは、文化祭で動いていた 主要メンバーだ。]
(175) 2021/11/07(Sun) 20時頃
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[非日常をなんとか飲み込もうとしていれば 日食君が窓を叩いている音が聴こえた。>>141 それを諫める声も。>>155 どうやら鍵が回らないと言うことも。
和歌奈さんと石頭君が話してるのを横目に]
……ね、割っていい? ミステリーかホラーの確認させてよ。
[修理代?もしこれが現実ならこんな悪戯仕掛けた やつが悪いわ。 ミステリーなら割れる。ホラーなら、きっと 割れないのだろうとそんなことを思って。 強化ガラスにされていたら、椅子ぶつけても 割れないかもしれないけど。 罅くらいは……入らないかな?]
(176) 2021/11/07(Sun) 20時頃
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[手近な椅子を引っ掴んで、 強制的に止められでもしない限り、 私はその脚を窓にぶつけたんだ。]*
(177) 2021/11/07(Sun) 20時頃
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── 現在・昇降口 ──
わたしを唸らせる無理難題かあ。 期待しちゃうなー楽しみですなー
[ わたしは甘いのだろうか。>>150 いつか切り出されるであろう無理難題を、 本心からそれなりに楽しみにわたしは笑う。
例えば試験のヤマを張るであるとか、 普段自分のしないことを求められても、 わたし、大体のことなら応えるだろう。]
(178) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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── 回想・ギャンブラーな君と ──
ヤマときたかー ギャンブラーだねえ、なっちん。 よしよし、君の予想屋になってやろう。
[ 少し予想から逸れた頼みに、 一瞬面食らったもののわたしは目を細め、 彼女のか、あるいは自分のテキストを捲った。]
(179) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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ここは後の単元につながるからー 抑えておいたほうがよさそうかなー
あとー、これは塾でもしつこかったしー あ、このへんマコちゃん先生好きそう。
[ 勘というにはやや理屈をつけて、 いくつか見当をつけてみせたけれど。 はてさて、それが当たるといいのか、 それとも外れたほうが結果的に彼女のため?]
はい。外れても責任はとりませーん。
[ 当たると思うけどね。なんて豪語した記憶。*]
(180) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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── 現在・昇降口 ──
[ 先客は二人。 傘立てを持つおすみと、見守るまなち。 どうしちゃったのか、となっちんが問い、>>154 開かないのかい。とわたしは思った。
それを口にする前に、>>165 さらりとした口調でまなちが同様のことを言う。]
さようですかー…… 凍っちゃったとかじゃ──なさげかな?
[ 嫌な方の予感ほど当たる──だっけ。>>88 奇しくも似たことを考えながら、 おすみの挑戦をわたしたちも見守ろう。]
(181) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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[ クローズドサークル──、>>145 先ほど耳にした呟きがふと蘇り、 不思議とわたし、あまり期待していない。*]
(182) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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[婚約者、室家 唯。
幼い頃、父さんに婚約者だと紹介されて、 へぇそうなんだ、と何も疑わずに受け入れた。
物静かで口数少なく、今にも儚く消えてしまいそうな同い年の女の子。 最初はパッとしない印象で、一緒にいても楽しくなかったけど、 中学生の頃、会社主催のパーティー会場でドレスアップしたユイを見て、 俺の中での認識が大逆転した覚えがある。
いつもの暗いような印象が、大人びた落ち着きに。 華やかなドレスに彩られた細い手足は、雪のように白くて透き通る美しさが際立つ。 これが同い年の女性だなんて、と、一気に見違えた。]
(183) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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[ヒールの高い靴に慣れなかったのか、つまづいていたところを咄嗟に支えたら、 恥ずかしそうに「幣太郎さん」と初めて名前を呼んでくれたその声が、忘れられない。
ああ、俺はこの人と一緒に人生を歩んでいくんだな。 この瞬間に、社長の息子はその自覚を持ち、そして自らの幸せな身分を知った。]
(184) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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[>>0:469婚約者のどこが好きかって?
問われたら、「見た目」と「守りたくなるところ」としか答えられないけど、 それじゃ不服だったかな?]
(185) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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— 回想:文化祭前日 —
そうやってクラスの中ではいじるけど、 一般客にとってはナニコレだろ〜〜〜が〜〜〜〜
[>>83前日に至っても、衣装さんと交わした無駄な抵抗をここでも続ける会計。 せっかく夏見たちが準備してくれたパーテーションの布が少しずれそうになった。
まあ、もう、しょうがない。 決まった以上は文句言わずにやるよ。 な、春満?
彼は彼で、猫の着ぐるみを被る羽目になったとか。]
(186) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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[>>85婚約者とのツーショット写真。 おう、と薄く笑ってそれを受け流す。 今更照れることもないはずだけど、この会話が長引くのも居た堪れないし。*]
(187) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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— 回想:そして文化祭 —
[——文化祭当日。 俺が3-1の喫茶店に連れてきた婚約者のユイは、ほんのりと愛想笑いをした。
その場にいたクラスの連中には丁寧に頭を下げ、 カフェオレを注文して、ゆっくりと飲みながら軽く会話をして、 そして一緒に別の場所を見に行こうと立ち去るまで、 スン、と澄ました顔で、愛想笑い以上のものを浮かべずに佇んでいた。
猫耳を見ても、一瞬だけしか笑わない。 「可愛いと思います」と、社交辞令のように言って、ただそれだけ。
もしそれについて聞かれることがあれば、 そういう奴だから、と俺は説明をして、彼女を伴って去っていく。 別に、理解されなくてもいい。*]
(188) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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— 現在・3-1教室 —
[副委員長に結論を委ねていた、その横で、 >>176>>177平塚さんが窓を破ろうとしていた。 危ないので止めるべきだったろうけど、本当に割れないかどうか、 確かめるための材料が欲しかった気持ちはある。]
仕方ない、修理費は俺が出す。
[と、暗に認めた発言をして。 その様子を見守っていたが——
きっと、その結果は喜ばしいものではなかっただろう。*]
(189) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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/* 例によって表ロル回すのに必死で灰を全然残せてないんですが、 みんなかわいいなあと思っていると、ときどき幣太郎くんにひゅっとなります。足切る下りとか。怖くて好きです。 基本的にみんなやさしくてかわいいなあと思っているのでした。 設定的にひとりふたりからは疎まれる覚悟をしてたので余計に!
(-25) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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— 回想:不知火さん —
[>>168>>169彼女との話はどこか平行線。 俺のほうが勝手に線を引いていることに、俺自身が気付いていない。]
そりゃあ、びっくりしたから!
[>>169当然だぞ、と声を張る。 でも俺は、心の中では俺以外の女子たちのほうが心配の度合いは強かったろう、と、 そう思っていたところもあって。
>>170彼女の謝罪でこの話は終わった。 角を立てないようにして、そして、角が立たなかったならホッとして。 俺の中で、何が正しいかは分からないままに。*]
(190) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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[ 病院で目を覚ましたあたしは、 その後、何度も自殺を図った。 死にたかったというより、そうすべきだと思った。 だって、ひめちゃんは死んでしまったのに、 あたしだけ生きてるなんて、 そんなことがあっていいわけない。
あたしはベッドに縛り付けられて、 最終的に窓に格子のある病院に入れられることになった ]
(191) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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[ あたしは死ぬべきじゃない。 ひめちゃんに申し訳ないと思うのなら、 ひめちゃんの分まで生きるべきだ。 心配をかけた両親のためにも生きなきゃいけない。 あたしがそう考えられるようになるまで、 1年以上かかった。
退院したあたしは、遠くの街に引っ越して、 本当はあたしより1つ年下の子たちに混じって 中学1年生になった。 あたしは、人生をリセットしたんだ ]
(192) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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[ だけど、あの時。 ひめちゃんと一緒に死のうとしたあの時、 あたしの人生は本当は終わってて、 今は残りかすのような余生を生きてるんじゃないかって そんな気持ちはいつまでもぬぐえない ]
(193) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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―― 回想・テスト前のヒトコマ ――
テスト範囲広いじゃん! 全部とか無理だって無理! あたしはヤマを張る!
[ お願いします委員長様ー! あたしは貢物のチョコレートを手に、 路子ちゃんを拝んだ ]
けど、あたしが張るより路子ちゃんが張る方が 当たる確率高そうだからさ! おねげえしますお代官様!
[ 果たして、予想屋路子ちゃんの張るヤマは>>180 あたしのあてずっぽうよりはるかに根拠があった。 さすが優等生! いや、路子ちゃんはヤマ張って勉強なんか きっとしてないんだろうけど! ]
(194) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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当たってたら購買のジュース奢るよ!
[ 当たると思うけどねって言う路子ちゃんに あたしはそう返したけど、 はて、ジュースをごちそうすることになったんだっけ ]*
(195) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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―― 現在・昇降口 ――
開かない?
[ 真椰ちゃんの話に、あたしはぽかんと口を開けた。 いや、疑うわけじゃないけど、開いてたよね? 開いてたから入ったんだし。 でも、ぽかんとしてるあたしとは対照的に、 路子ちゃんは驚いてない>>181 ]
え……なんで。 だって、開いてたのに……。
[ 開かないから、割ろうとしてた。 頭の中で真梛ちゃんの説明を繰り返して、 傘立てを持つ墨鳥君を見る ]
(196) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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[ 開かないから、割るしかない。 うん、正しい。 いや、正しいのか……? 窓割るしかないくらい、それくらい、非常事態? 路子ちゃんも止めようとしてない。 でも ] 凍っちゃったわけでもないのに、開かない……?
[ 路子ちゃんの言葉が引っかかる。 窓の鍵が内側から開けられないなんてことはない。 凍り付いたわけでもない。 じゃあ、なんで、開かないの? 混乱しながら、あたしは墨鳥君が窓を割るのを 見てるしかなかった ]*
(197) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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/* あと近いところだと>>171まなち何をしているの!?となってました 一緒に寄り道したいけどわたしは少し大人しく待つべき
(-26) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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/* あと、こちらもきみとの回想にヒール履いてつまづく話書き溜めていたので幣太郎くんの見て笑ってます。出そうかどうしようか。
(-27) 2021/11/07(Sun) 20時半頃
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/* 幣太郎くんの婚約者の唯さん 好みですね!
(-28) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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/* 七星ちゃんつら…
(-29) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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―― 回想・文化祭当日 ――
うっひょー!かっわいいー! 猫の耳ってなんでこんな可愛いんだろうねー!? でも真梛ちゃん、お持ち帰りは禁止だからね!?
[ うちがペット禁止じゃなければ……なんて>>0:574 不穏なことを言っている真梛ちゃんの隣で、 あたしも同じくらいはしゃいでいた。 いくら可愛くても、ペット禁止じゃないとしても、 お持ち帰りは禁止です! でも気持ちはわかる! ]
(198) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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[文化祭が終わり、しばらくして、秋も深まり次の季節が顔を出す頃。 ユイの誕生日が今年もやってくる。
プレゼントを毎年欠かさず贈っていたから、もちろん今年も欠かさない。 何が喜んでくれるか考えて、相談に乗ってくれた女子の皆さんは本当にありがとう。]
(199) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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ねーねー!写真撮ろうよ写真!
[ 黒猫の真梛ちゃんも可愛いけど、 ツインテールの莉希ちゃんも罪深いと思う。>>76 あたしはいつものポニーテールに、 髪の色と同じ黒い猫の耳だったんじゃないかな。 三角が2つついただけって言ってしまえば それだけなんだけど、 でもなんでだろ。可愛いんだよねえ。 あたしは節操なく猫耳ガールズに写真をねだった。 ツーショットも、集合写真も。 強欲と言ってくれてもいいよ! ]
(200) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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[今年のプレゼントはケーキにした。 コンビニスイーツ……は流石に採用しなかったけど、女子は本当に甘いものが好きだ。 街で有名なケーキ屋さんに1ヶ月前から予約をして、誕生日当日に届けてくれるよう手配した。
2人で食べるサイズの上等なチョコレートケーキ。 チョコで象った薔薇の細工が、いかにもな特別感を演出してくれる。]
(201) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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ぶふっ……うん、よく似合ってるよ……うくくっ。
[ 一方男子ーズを見た時は笑いを禁じ得なかった。 写真撮ろうよーって言ったけど、断られちゃったかなあ ]
着ぐるみ……もふりたいけど、 中身は荒木君なんだよね……。
[ 着ぐるみってもふりたくならない?なるでしょ? でも中身がクラスメイトの男子ってわかってると、 さすがに恥ずかしいね!? ]
(202) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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[いろいろあって、すっかり忘れていたキャンセル連絡。 ケーキは予定通り、明日の誕生日当日に届く。]
(203) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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いらっしゃいませー!
[ 石頭君が婚約者さんを連れてきた時、>>188 ちょうどあたしは接客当番中だった。 おお、この子が噂の!と思いながら、 あたしは満面の笑みで接客する ]
はいっ、ネコネコラテですね!
[ 石頭君の婚約者さんは、なんというか、 育ちのいいお嬢さんー!って感じ! 感情をあまり表に出さないっていうのかな、 楚々としたって多分こういうことを言うんだねえ ]
(204) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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ねーねー、約束したでしょ! 2人で写真撮ってあげる!!
[ 接客中?細かいことは気にしない! だって約束したんだし!>>187 ほらほら、笑って笑ってーって撮ろうとしたけど、 撮らせてもらえたかな? 撮らせてもらえた時も、きっと婚約者さんは 育ちのいいお嬢さんの佇まいだったんだろうけど ]*
(205) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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— 回想:何もない日 —
なぁ、今日うちに遊びに来ない? 親が用事でいないから、暇でさ。 でかいテレビでゲームし放題だよ。
[その日は、本当に何もないように装って、 クラスの男子数名に声をかけた。]
虎次郎は来るだろ? お菓子たくさん食わせてやる。 雄火はヒマ? 春満は?
[声をかけた奴らのうち、来てくれる奴らを連れて、 両親がいない広々とした我が家にご招待。]
(206) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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[誕生日プレゼントの相談をした相手は女子たちだったから、 男子たちなら何も知らないだろう、と思って。]
(207) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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[婚約者の誕生日。 その日は遅くまで男友達と遊んだ。
一般家庭にあるものよりもデカいサイズのテレビは使い放題。 ゲーム好きならたまらなかったんじゃないかな。 喜んでくれたなら嬉しいし、俺も楽しかった。
山のように用意した高級なお菓子の中に紛れて、 8等分されたチョコレートケーキがひっそりと混ざっている。 砕けたチョコレートの薔薇は、きっと誰かの腹に収まった。**]
(208) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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/* 気を付けてるつもりなのに、しょっちゅう盛大にサンドイッチしてしまう間の悪さよ……
(-30) 2021/11/07(Sun) 21時頃
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/* 強引にでも男子会がしたかったと供述しており
(-31) 2021/11/07(Sun) 21時半頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2021/11/07(Sun) 21時半頃
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/* ネコネコラテかわいい
(-32) 2021/11/07(Sun) 21時半頃
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[ きみはいつしかわたしに弱音を吐かなくなった。 「無理」も「難しい」も「わからない」も、 わたしの前では喉につかえて出てこないらしい。]
(209) 2021/11/07(Sun) 21時半頃
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── 回想・ギャンブラーな君と ──
潔さ、よし! 素直でかわいいのう。 だけどねー今見ないふりしても、 いずれ向き合わなきゃいけなくなったりー
[ あははーとわたしは軽い口調で、 ちょっとだけ忠告めいたことを言う。 受験の出題範囲、もっと広いと思うなあ。
それに小学校から今日までのすべての学習内容は、 少しずつ積みあがっているものじゃないかなあ。 範囲でばっさりと区切ってしまうことを、 わたし、否定まではできず笑っていたのだ。>194]
(210) 2021/11/07(Sun) 21時半頃
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[ とはいえ、わたしは現金な人間である。]
手付金だけじゃなく、 成功報酬まであるんですか? やったー こりゃあ外しちゃってたら、 半分返還とかしたほうがいいですかねえ。
[ 受け取ったチョコレートをつまんで、 わたし、外す気もしないまま嘯いた。>>195
そして──、 ジュースはやっぱりご馳走になっただろう。 なっちんもよくがんばりましたーって、 そのとき持っていたのど飴を分けてやろう。*]
(211) 2021/11/07(Sun) 21時半頃
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[ きみはふつうの男の子。]
(212) 2021/11/07(Sun) 21時半頃
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[ たった1cmの身長差。 それを埋めてしまわないよう、 いつもバレエシューズを履いていたわたしに、 きみはヒールを履いたっていいのにと言った。 少し強がって、背伸びするような口ぶりで。
それがたまらなくかわいく思えて、 わたしは一度だけヒールのある靴で出かけた。 簡単に入れ替わった目線の高さが新鮮で、 はしゃいで躓いてつんのめったわたしの腕を、 きみはわたしよりも慌てながらもキャッチする。
わあ! という悲鳴がふたつ重なった末に、 はからずとも勝者の手を掲げる審判の構図になり、 きみとわたしは顔を見合わせて大笑いした。]
(213) 2021/11/07(Sun) 21時半頃
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[ きみの好きなもの。 チョコレートに猫。スニーカー。 凝った建築物。歴史にまつわる物語。
それから間違いなく、 きみはわたしが好きだった。]
(214) 2021/11/07(Sun) 21時半頃
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── 回想・文化祭当日 ──
っひゃー、君が例の婚約者ちゃん! お噂はかねがねだよー美人さんだー そりゃヘータローがデレデレしてるわけだ。
[ 借りてきた猫……みたいな女の子。>>188 いや、「そういう奴だ」と会計殿が言うなら、 それが平常運転だったのかもしれないけれど。
猫だまり状態の我がクラスにやってきた彼女を、 わたしは遠慮をすることもなく囲みに行った。
緊張しているのかしら。 好意的に捉えつつ接触を試みていたけれど、 ツーショット写真を撮るんだっけ? 退散しよう。]
(215) 2021/11/07(Sun) 22時頃
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いーなー、文化祭デート! いっぱい楽しんで帰ってねー
[ わたしは調理に戻らねばならない。 屈託なくわらって、「またねー」と手を振った。
別れの挨拶は間違ってはいなかっただろう。 友だちと結ばれると決まった相手であるなら、 ここで切れる縁ではあるまい、とわたしは思う。*]
(216) 2021/11/07(Sun) 22時頃
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[ きみはふつうの男の子。
塾の勉強に苦労しているのを知っていた。 さりさりとわたしのシャーペンが音を立てる横で、 しきりにペンをノックしているのにも気づいていた。
思うように成績が上がらないと嘆くきみに、 近況を問われてわたしが差し出せるのは、 きみにうつつを抜かしていても順調な判定の推移と、 文化祭の準備が楽しいという報告くらいだけれど、 それはきっと、きみが求めるものではないだろう。]
(217) 2021/11/07(Sun) 22時頃
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[ それでもまだ、恋をしていた。*]
(218) 2021/11/07(Sun) 22時頃
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/* こちらの婚約者との関係性と対比させるように彼氏とのイチャイチャ描写を出してくれる古香さん、すごくありがたいし好き
(-33) 2021/11/07(Sun) 22時頃
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[ 頑張って勉強して、 充実してるっぽい学生生活を送ってれば、 両親は安心してくれた。 学区内トップの進学校である望月に入ったのだって、 その副産物みたいなもん。>>0:503
そんなあたしが、 テストでヤマを張ろうとしてる。 勉強以外のことに時間をとってる。 それってつまり、 あたしが人生を楽しんでいたってことじゃない?
あたしにそんな資格、あるの? ]
(219) 2021/11/07(Sun) 22時半頃
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―― 回想・予想屋路子ちゃんの教え ――
[ いずれ向き合わなきゃいけなくなる。>>210 路子ちゃんのその言葉は、実はあたしに割と刺さってた。 とはいえ、それは大学受験のことが 思い浮かんだからじゃない。 勉強以外のことに時間を使ってることに 気づかされたからだった。
そうだよ。あたしこんなだけど、勉強頑張ってたんだよ。 両親に心配されないように。 それこそ、望月に受かっちゃうくらい。
大学受験の心配? だってその時、あたしの進路希望調査票は 真っ白だったもん ]
(220) 2021/11/07(Sun) 22時半頃
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[ とはいえ、そんなこと顔には出さない ]
いやいや!そんなのは気にしなくていいよー! あたしのために時間とって、 こうやって予想してくれるだけでじゅーぶん!
[ 半分変換はお断りしつつ、 勉強時間、ちゃんと確保しなくちゃなあなんて あたしは考えてた。 だからこれは、気づかせてくれたお礼も きっと含まれてる。 進学するかもまだ私は決めてないんだけど。 私にとって勉強とは、 両親の安心する充実した学生像でいるためにするもの ]
(221) 2021/11/07(Sun) 22時半頃
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[ ヤマは当たった。さすがの路子ちゃん! 購買のジュース、何がいいって聞くあたしに、 路子ちゃんはのど飴をくれた ]
ありがとー。おかげさまで助かりました! いやぁ、しかし路子ちゃん、 きっと努力もしてるんだろうけど、 やっぱり頭の出来が違うよねー。
[ のど飴をころころ口の中で転がしながら 思い出したのはヤマを張ってくれた時の確かな根拠。 すごいなあっていうあたしの言葉は、 嫌味でも何でもなく純粋に褒めてるつもりだった ]*
(222) 2021/11/07(Sun) 22時半頃
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オレが怪我を?
[常人なら誰でもしたであろう心配>>162に、なぜか不思議そうな顔を。
しないさ。そうだよなぁ? このオレが。
それでも任せてもらえるのなら>>163]
(223) 2021/11/07(Sun) 22時半頃
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[そうさ、それでいい。]
(224) 2021/11/07(Sun) 22時半頃
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へへっ任せておきなって。でーじょーぶでーじょーぶ。
[本当に? 何かの引っかかりに、気づけないまま。 傘立てををガラスへとぶつけた。
ガラスは、割れなかった。]
(225) 2021/11/07(Sun) 22時半頃
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[みんなが、見てる。]
(226) 2021/11/07(Sun) 22時半頃
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[びくともしなかった。強化ガラスなはずもないのに、傷1つ入っていない。 これもまた異常と分かるもの。]
あるぇー可笑しいなぁ
[不自然に明るい声で。 困ったなと、笑う。]
(227) 2021/11/07(Sun) 22時半頃
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―― 回想・文化祭当日 ――
うひゃー……。
[予想以上の賑わいに語彙を失くしてしまった。 いや、それ以前にもずいぶんと語彙を失くすことが多かった。 なぜなら可愛いが溢れてたからね。
我らが会計の後押しもあって全員猫耳(あるいみは猫の着ぐるみ)計画は実現したわけだが。 それはもう頬を緩ませながら男子も女子も撮影した。 需要はここにあった。まあお客さんのウケもよかったのではないだろうか。
喫茶店のメニューも、>>0:516 委員長のおねだりに応えて可愛くできた……と思う。 見やすさを大事にしながら商品の写真の周りをシールでデコったり。 そのメニューの一部をコピーしてチラシに流用して、 宣伝にゃんたちや広告塔には持たせた。和歌奈自身も配って回った]
(228) 2021/11/07(Sun) 23時頃
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―― いつかの日常 ――
マジ? 行く行く。超行く。ヒマじゃなくても行く。
[この類の誘い>>206には元々乗ることが多いけれども。 本当は、IHで負けた分の特訓をしようという話になっていた。
けれどもこの日は、何となく休みたかった。こんな事、今までなかったのに。 1人でいるのも気乗りしないし、誘いは渡りに船だった。]
(229) 2021/11/07(Sun) 23時頃
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あっ、時間だ…… 部活の方行くからあとはよろしくにゃー!
[当日のお昼どき。 そんなことを言いながら教室を抜け出した。 エプロンは脱いだが猫耳はうっかりつけたままだったため、 天文部の面々には大いにツッコまれた]
(230) 2021/11/07(Sun) 23時頃
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[その日は馬鹿みたいに羽目を外した。 何もかも忘れて。 ずっとこの時間が続けば良いと思った。*]
(231) 2021/11/07(Sun) 23時頃
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[望月高校の2F、自習室と銘打たれた空き教室のひとつ。 そこが天文部に割り当てられた場所だった。 お昼のわずかな時間の間に、 ゆるーく皆既月食撮影の成果を発表するだけだった場所は、 適度に暗いロマンチックな場所に早変わり。 和歌奈はというとお客さんの案内を担当していた。
教室の後ろの方の扉の傍で「お帰りはこちらからどうぞー」などと言ってた時に。 古香路子が出てくるのを見た。明らかにひとりとわかる。 駆け寄る彼女に手を振った。>>0:584]
(232) 2021/11/07(Sun) 23時頃
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[無邪気な顔で綺麗だった、とプラネタリウムを褒める彼女を前に、>>0:585 和歌奈もへにゃりと笑った]
そう言ってくれるとやった甲斐があるってものよー、 って……、なんでもぉ?
[面食らった後ふいにへっへっへ、とあやしい笑い声をあげる]
じゃあ今度期間限定のフラペチーノ奢ってちょうだい、 って言っちゃうよ? もう言っちゃったけど。
[全身で嬉しさとありがたさを表現しようとしている彼女からのハグを、和歌奈は受け入れた。
それから、文化祭の日を境に、呼び方を改めた。 ただの委員長呼びから、「古香ちゃん」へと*]
(233) 2021/11/07(Sun) 23時頃
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── 現在・昇降口 ──
[ そういえば、わたしは、 どこかの会計殿と違って、 割れた場合の修理費の心配をしなかった。
それはこの状況なら許されると思ったからか、 ……あるいは? 文化祭が一瞬にして再現された時点で、 現実的な思考を捨ててしまったのかもしれない。
困惑した様子のなっちんの隣で、>>197 わたしはただその不良行為の行く末を見守った。
考えたって何が起きるかわからない。 なら、この目で確かめるしかない。]
(234) 2021/11/07(Sun) 23時頃
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[ ガラスは割れない。>>225 わたしは静かにそれを見守り、 硬いもの同士がぶつかる音をこの耳で聞き、
それから窓ガラスを近くで見ようと、 おすみの近くまで歩いていく。]
……ごくろーさまでした。 こりゃ手強いねえ。手、痛めてない?
[ 5cmの身長差。少し下を向いて問えば、 まじまじと窓ガラスに顔を近づけた。 傷ひとつないのをこの目で確かめる。>>227]
(235) 2021/11/07(Sun) 23時頃
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[河合和歌奈は自分とみんなとの間に無意識のうちに線を引く。 それが呼び方にも現れる。 自分とみんなは違う生き物なのだから。
誰にも優しくはするけれど、 誰のことも本気で好きにならない。 私にはその資格はない。
だけどね、みんなのことは私なりに好きだった*]
(236) 2021/11/07(Sun) 23時頃
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[ それから再び振り返り、 その場の面々を見回すように問う。]
ダメそうだねー、ここ。 何か別の方法を考えないとだ。 ──みんな、大丈夫?
[ フィジカルというよりはメンタル的に。 特になっちんが動揺していないか。
別の方法といっても、 すぐに思いつくものは限られている。
出られない≠ニいう可能性は、 それを確認してから検討したかった。*]
(237) 2021/11/07(Sun) 23時頃
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―― 現在・昇降口付近 ――
……は?
[ 校舎の窓に使われてるガラスは、ただのガラスだ。 強化ガラスでもないし、 二重窓になってたりもしない。 そんなのに傘立てをぶつけたら、 そりゃ、割れるに決まってる。
決まってるのに、割れなかった>>225 ]
え?は?
[ なに?墨鳥君は傘立てにガラスをぶつけて割らないという 謎特技の持ち主だった? ほら、水入ったコップをフロントガラスの近くに置いて、 零さずに運転するタクシー運転手さん、みたいな ……あれ?全然違う?おかしいな。 いや、おかしいのは目の前のこの状況だよ ]
(238) 2021/11/07(Sun) 23時半頃
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[ ありえない状況なのに、墨鳥君は笑ってる。>>227 落ち着いた声でそんな墨鳥君を労って、>>235 路子ちゃんは窓ガラスを調べてる。 いや、なんで? なんでみんなそんな落ち着いてんの? だっておかしいでしょ、この状況 ]
べつのほうほう?
[ 路子ちゃんの言葉をオウム返しして、>>237 あたしはぱちぱちと瞬いた。 ガラスは割れない。別の方法。 入口も開かない。 って、え? ]
あたしたち、閉じ込められた?ってこと?
[ この場にそぐわない、陽気な音楽が聞こえる。 楽しそうな音。いい匂い。 だけどちっとも胸は浮き立たなかった ]
(239) 2021/11/07(Sun) 23時半頃
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あたしたち……帰れない、の?
[ 呟いて、あたしははっと顔を上げる。 墨鳥君の方を見た ]
墨鳥君、電波入りやすいところ行ってみるって 言ってたよね? 電波通じた? 連絡取れそう?
[ 聞いたけど、多分その頃にはなんとなく、 あたしもわかってた。 ここはもう非日常だ。 そしてどうやら、簡単には日常に帰れそうにない。 そんな気がした ]*
(240) 2021/11/07(Sun) 23時半頃
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[ 兄よりも、姉よりも出来がよかった。 幼稚園に通うようになり、小学校に上がり、 中高ときて、どこまでいってもそれは変わらず。 なるほどわたしは生まれた瞬間から運がいいらしい。]
(241) 2021/11/07(Sun) 23時半頃
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[ 今だってそう思っている。そのはずだ。]
(242) 2021/11/07(Sun) 23時半頃
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── 回想・ギャンブラーの君と ──
[ 頭の出来が違う。>>222 言われるのは初めてではなかった。 当たり前にそういう扱いを受けてきて、 どうやらわたしの自信は大きく育った。]
──へへ、よく言われます。 おかげで今もジュースもらっちゃったし、 いい思いさせてもらっておりましてー……
[ ここでもわたしは渾身のVサイン。 思い切り調子のいい言葉を返すのが常、 ──だったんだけれど、きっと気まぐれに、 わたしは目を細めて少しばかり付け足す。]
(243) 2021/11/07(Sun) 23時半頃
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その分、できないこともあるけどねー
[ あはーとわたしはやはり笑って、 ありがとねって缶サイダーを揺らした。*]
(244) 2021/11/07(Sun) 23時半頃
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[ あの頃、きみはまだ「難しくない?」と、 わたしの隣で頭を抱えながらも笑っていた。 きみとわたしはまだ夏のさなかに共にいた。*]
(245) 2021/11/07(Sun) 23時半頃
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―― 回想:VS会計様 ――
猫が可愛いからダメなんですか! あれならライオンや虎だと言い張ってくれても! コンセプトにはちょっと反するかもしれないけど!
[テーマパークにいけばみんな耳つけるでしょう! あれと同じだと思いませんか! 日常では使えないそんなアイテムも、 みんなが浮かれた文化祭でなら違和感なし!
喧々囂々。>>166
そんな会計様との攻防戦は、一つの条件>>167 (きっと違う)で流れが変わる。]
(246) 2021/11/07(Sun) 23時半頃
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演技指導? 私は別にそこまでやれとは言ってないけど 会計様がお望みならやってやりますとも!!
[にゃんにゃんポーズをお望みですか? ガオーポーズがいいですか?? それともそんな萌追及じゃなくリアルな猫仕草を 教えればいいですか??? 試しにちょっと石頭君に教えましょうか????
ズイズイと迫って石頭君が撤回しなければ、 その後予算の為に男子に演技指導することに なっただろう。 文句は会計様にどうぞ。]
(247) 2021/11/07(Sun) 23時半頃
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―― 現在:教室 ――
[これが悪戯やドッキリならば教室内に隠しカメラ なんか仕掛けられていやしないかと、目視できる ところにないことは確認済みで。]
お、さすが石頭君。 上に立つものは違うね!
[下のやることに責任は取るからとGOを出す。>>189 そんな上司がいる会社は、きっといい会社になる。 文化祭の時もそうだったら良かったのにー。 なんて、あの論議を思いだしたりもして。]
(248) 2021/11/07(Sun) 23時半頃
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[椅子を両手で持ち上げたら、勢いつけて窓へと 叩きつけた。 投げても良かったけど、眼鏡があるから眼は 守られるしと思って。 結果として、椅子から衝撃が伝わって手がびりびり するだけに終わった。
窓には傷一つ、ついてやしない。]
いったた…… うーん、やっぱり割れないかぁ。 ホラー確定ってことで。
[だってこんなの現実的じゃないもんね。 夢にしては、さっき飲んだ珈琲苦かったし。 手だって痛い。]
(249) 2021/11/07(Sun) 23時半頃
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[ホラー確定っていっても、ホラーに定番な状況 ってだけで、これから何が起こるのかも わからないんだけど。
どうしたもんかと、振り上げた椅子をゆっくり 床に置いた。 これは出て行った他の面々も、また教室に 帰ってくるかもしれないな、なんて。]**
(250) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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―― 現在・3-1教室 ――
[修理代という言葉がぽん、と浮いたように聞こえる。 現実味がない状況の中で、 それはあまりにもリアルな言葉だった。>>155
とはいえガラスは割れず窓はびくともしない。 河合和歌奈と石頭幣太郎、2名が確認済。>>156]
……意見は保留ってことか。>>157 別にいいよ。何せ情報が少なすぎる。
[あっけらかんとそう言って頷くと、>>157 他に意見がある人を探すかのように辺りを見回した。 見事に学級委員の代理めいたことをしている]
(251) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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── 現在・昇降口 ──
[ 確かにおかしいのはわたしや、 おすみの方なのかもしれない。
それなりに混乱しているけれど、 起きてしまっていることは仕方ない。 ひとつずつ今できることをしなければ。
そんな思いで言葉を反芻する彼女を見ていた。>>239]
(252) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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まだ決まったわけじゃないよー 閉じ込められたとも、帰れないとも。 ただ、ここからはダメそうかなあ。
みんなに知らせなきゃね。 あとは非常階段とか、避難用シュートとか。
ハルミチー……も、 昇降口から帰れないとは思ってないだろうし。
[ 上を見に行ったほうがいいかなと考えつつ、 言葉やしゃべり方は選んだつもりだった。 これ以上動揺させたいわけではないから。
なっちんがおすみに畳みかけるように問う。>>240 その傍ら、まなちの様子を伺いながら。**]
(253) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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え、平塚ちゃん。 割ってみる、って、危なくない?
[教室に残っていたもうひとり、 平塚莉希が手荒い手段に出ることが予想できれば、>>176>>177 とっさに声が出た。――が、強く止めはしなかった。 和歌奈としても割れるか割れないかをこの目で見たかった、というのもある。 最大の味方は修理費の心配がないということ。>>189
かくして振り上げられた椅子は勢いよく窓に叩きつけられた。>>249 それでも窓はびくともしないものだから、 思わず目をみはった]
(254) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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[ 窓際での一幕、その合間。 遺書かどうかまだわからないメッセージ。>>1 合間、制服のポケットから取り出して。 一文を指の腹でなぞってみる。
立ち続けるのに疲れるというのは、 どんな気分なのだろう? ]
(255) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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[ 不知火 真梛が行った悪い事。>>37 その1度目≠ヘ、
・・・ 歩いて、道路に飛び出した事だった。 ]
(256) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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[ 少し前からその兆しはあったらしい。
皆がその日を待ち望んでくれていた 記念すべき日に。
齢一歳に満たなかった不知火真梛に下された診断は 脊髄完全損傷で。
彼女を庇った母親は、即死だった。 ]
(257) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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[ 真梛が乗せられたベビーカーのベルトは、 正規の手順で締められていたはずなのに。
あれは不良品だった。 いや。母親が締め忘れたのだ。
事故でベビーカーが破損してしまった事も 不幸の一つだった。 互いに主張し合えば、メーカー側との争いは平行線。 いまだに結論は出ていない。
裁判が長引く度に、 ただでさえ片親で子供四人を養うため、 朝早くから深夜まで働いている父。 その疲労は増していく。 ]
(258) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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[ でも止めるわけにはいかなかった。 莫大な賠償金がかかっているのだから。 妻の死を食い物にしていると、陰口を叩かれようとも。
真梛の身体とこれからの生活を維持する為に、 それは必要なお金だった。 ]
(259) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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[ お前のせいで妻を、母を失ったのだと。
家族から責められた事は一度もない。 父も兄も本当に出来た人達だ。 私も彼らのように真っ直ぐな人間でありたいと思う。
だから真梛は可哀想ではない。 いつだって可哀想なのは、真梛の周囲の人達だ。 ]
(260) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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[ …… だからつい思ってしまった 私さえいなくなれば、全て丸く収まって。
この世界の歯車は、 もう少し美しく回るのではないかと。 ]
(261) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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[ 2度目≠フ悪い事をした日。
期待と緊張を伴い、初めて一人で進んだ道の先。 交通量の多い交差点の前で、 信号が変わるのを待ちながら。 このまま前に進んだら、と。 不意に訪れたより良い未来の可能性。 示唆する声に、真梛は慌てて首を横に振る。
嗚呼、駄目だ。それは駄目だ。 事故で死ぬのは迷惑がかかる。 それは ─── 身を持って知っているだろう?
そうだ。死ぬなら、飛び降りがいい。 そこに深い理由なんてないけれど。 高いところから地面を蹴って、 不必要な自分が、この世界からいなくなるのは、 なぁ。どんな気持ちがするだろうな? ]
(262) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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[ しかし階段の上は、真梛にとって遠かった。 何ともままならないと苦笑する。 結局未来は、甘美な夢物語のまま。
そんなことを考えていたものだから。 信号が赤から青へ色を変えても、 車椅子は暫く止まったままだった。 ]*
(263) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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怪我はないか? 雄火でも破れないなら私では到底無理だったな。 お疲れ様だ。 路子の言う通り、他の方法を探すとしよう。
[ 傷一つ無い表面に、自身の顔を映すと。 真梛は次の場所へ行こうと決める。
…… どこへだろう? 愚問だった。 外に出られない以上。 真梛の居場所は、一階にしかない。 ]
(264) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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雄火、路子、七星。 どういった状況かわからない。 くれぐれも気を付けてくれ。
不安ならあまり一人にならない方がいいだろう。
[ そう告げる、硝子に映った不知火真梛は 常のように微笑んでいて。 窓からくるりと背を向ければ、 そのまま振り返ることなく車椅子を走らせた。 ]**
(265) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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[ ずっと一緒よってひめちゃんは言ったのに、 ひめちゃんは死んで、あたしは生き残ってしまった。 そんなあたしがひめちゃんを忘れるなんて、 そんなこと許されるはずがないのに、 あたしは段々とひめちゃんを忘れていく。
ひめちゃんがどんな声をしてたのか、 ひめちゃんがどんな顔をしてたのか、 段々、おぼろげになっていく ]
(266) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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[ だって、写真が1枚もないの。 生まれてすぐくらいの写真はあるけど、 あたしがひめちゃんと出会ってから、 小学6年の頃までの写真が、 あたしの家にはどこにもない。
きっと、あたしのせいなんだ。 あたしを刺激しないために、 また衝動的に自殺を図ったりしないように、 小学生の頃の思い出は、あたしの家から抹消された。 全部、あたしが悪いんだ ]
(267) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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[ そう、思ってた ]
(268) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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―― 回想・出来のいい委員長 ――
[ あたしね、路子ちゃんのそういうとこ、いいなって思う。 そういうとこっていうのは、出来が違うって言われて よく言われますって返しちゃうとこ。>>243 そんなことないよーとか言われるより、 潔くて気持ちがいい ]
いやいや、当然の報酬だし! これからもその出来の良さを、 世の為人の為あたしの為によろしくお願いします!
[ 渾身のVサインに、お代官様にすり寄る越後屋よろしく へへーっと全力でゴマをすったんだけど、 続いた言葉はちょっとばかり いつもの路子ちゃんらしくなかった>>244 ]
(269) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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え?そう? なんか、路子ちゃんがそんなこと言うの、珍しいね?
[ なにかあった?あったら聞くよ? そんな言葉が喉から出かけたけど、 きっとそれは路子ちゃんの単なる気まぐれで、 あはーっと笑う顔を見て、 あたしはその言葉を飲み込む ]
でも、ちょっとくらいできないこともある方が、 可愛げがあるってもんかもしれないよ! 夏見が力になれることがあったら、 いつでも呼んでくれよな!
[ えー、路子ちゃん、こんなことができないの〜って 言いながら助けてあげるから! そんな風に言ってあたしは笑った ]*
(270) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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……、どうしたものかな。 他の教室の窓も割れるかひとつずつ確かめてみる……のは、 文字通り骨が折れかねないし。誰がやってもきっと。
[美味しそうな香りは絶えず鼻腔をくすぐっている。 そんな状況をバックに、窓を割るべく椅子を振り上げて回る己の姿を想像した。 ……ちっとも笑えなかった。
それよりもホラー的な対処方法を考えたらいいんだろうか。 うーむと呟いて腕を組む*]
(271) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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— 回想:文化祭当日 —
デレデレしてねえよ!?
[>>215何を言ってるんだ、と古香さんに言う。 したつもりはなかったけど、してたのか?と、真に受けてしまう。
婚約者が現れただけでざわざわするクラスの女性陣を眺めながら、 頭を掻いてユイを席に案内する。 おっと、付けさせられた猫耳が取れそうになった。
>>247演技指導の最後の壁を越えられて、めでたく全員猫耳の刑である。 諦めさせようとした無茶振りにも簡単に応じられて、 どこまで熱心に指導してくれたかは分からないけど、 クラス全体の接客における猫指数が上がってしまった。]
(272) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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[ここまでしたのだから、ユイがくすりとでも笑ってくれれば甲斐があったのに。 いつもと変わらぬ静かさで佇んでいる。
お前も猫耳つけてみるか?なんて冗談で言おうものなら、 「あなたがそう言うならば」と従うだけ。
そういう関係性が長く続いて、当たり前になっていて。]
(273) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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ほんっとよく覚えてるよなーそういうとこ。 じゃ、よろしく。
[>>205写真を撮ろうと構えた夏見さんに苦笑して、 ツーショットの範囲に入り、ユイの肩に手を置く。 彼女の長いストレートヘアの感触が手にかかる。
写真に写る、俺の婚約者の顔は、 何かを諦めたような、口角の上がらない冷めた顔。]
(274) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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[もしかしたら、俺じゃなくて、 賑やかなあいつらにならユイは心を開いたんじゃないかって、今なら思う。*]
(275) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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―― 現在・昇降口付近 ――
[ まだ決まったとは限らない。>>253 そう言う路子ちゃんが、あたしを刺激しないように 言葉を選んでくれてることくらい、あたしにもわかるよ ]
……そっか。 そうだよね。
[ だから、あたしは頷いた。 だってさ、気を使ってくれてるってわかるんだもん。 本当はさ、望み薄だってわかってるよ。 だって、普通に入れた入口が閉まってて、 ただのガラスの窓が割れなくなってる。 そんな異常事態なのに、 非常階段から帰れた―なんてそんなオチがあるとは あたしだって思えないよ ]
(276) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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[ 真梛ちゃんも冷静だった。>>264 落ち着いた様子で窓の様子を確認して、 他の方法を探そうって言う。 気を付けてって言って、 「他の方法」を探しに行くみたい ]
真梛ちゃんも気を付けて! なにかあったらちゃんと呼ぶんだよ! お手本、見せたでしょ!!
[ 真梛ちゃんの背中に声を掛けた。 賑やかな音楽が流れてるけど、絶対聞こえたはず。 なにしろあたしの大声は折り紙付きだからね! ]
(277) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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あたしは一度教室に戻るね。 コート脱ぎたいし、 帰る!って黒板に書いたの、一旦消さなきゃ。
[ あたしはそう言って、教室の方に足を向けた ]**
(278) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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[椅子を叩きつけられても、傷一つつかない窓を見ていた。 それは強化ガラスがどうとか、そういう問題では最早なく。]
……ホラー、だな。
[>>249確定した情報を反芻する。 自分の目で見たものを疑わなければ、そうなってしまう。 修理費を出す必要が無くなったのは不幸中の幸いか。いやいや。]
金を出せば外に出られるんなら安いもんなんだが。
[ふと、ここに閉じ込められているのではないかという可能性を示唆する。 帰ると言って出て行った面々がどうしているかは知らないけど。 そんな不安に駆られる。
廊下のほうから聞こえる賑やかな音楽と、照明や装飾の色も。 ホラーでなければ、理解が及ばない。]
(279) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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他の教室も調べてみる、か……?
[現実的なことを少しでも言うなら、それしかない。 >>271河合さんが言うように、片っ端から窓を割るかどうかはともかく。
この校舎に他に起こっている変化があれば、調べておくしかない。 もしも帰れないなら。それしか選択肢は無いのだし。
……それか、もしくは。]
(280) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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壊したくない、って。 誰かがそういう風にしたのか?
[ぽつりと。 思い浮かんだのは、例の“遺書”だ。>>1
何も壊さないように生きる。それが叶わない。 だから、この教室の窓が壊れないように。
連想ゲームのように、そんなことを思う。 あの遺書が何かを示唆しているように思えてならない。]
(281) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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|
何か、知ってる?
[あの文面に心当たりがあるかどうか。 確認するように、平塚さんと、河合さんの顔を順に見た。*]
(282) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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/* 校舎村を何度もやりすぎてエスパーしちゃってる自覚はある
(-34) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2021/11/08(Mon) 00時半頃
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── 回想・文化祭前日 ──
見りゃわかんだろっ。 これ以上引っ張んのは厳しいんだよ!
[例の如く、呼びつける夏見へ怒鳴り返しながら>>82 どうにかパーテーションを布で覆っていく。 これを見てチームワークいいとか言うやつがいたら、 問い質して絞り上げてやりたい。>>81 さすがに泣かれたらちょっと考えるかもしれない、が。
なんかワケアリらしかったあの頃と違って>>0:170 今の夏見が泣くとか想像できないから きっと要らぬ心配だろう。]
(283) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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[ていうか、夏見は絶対面白がってるだけだろ。>>83 幣太郎も、猫耳回避したいならもうちょい粘れよ。>>0:610 お前の肩にクラスの男子全員の猫耳がかかってるんだぞ??
今日に至るまでにあった衣装係の抵抗を知れば 多少同情の余地はあったかもしれないが。>>186
ほぼ全面降伏状態で、無駄な抵抗は面倒くさいに尽きる。 横から圧し掛かってきた幣太郎の重みに対し、 俺もげんなりした顔でため息を吐き出した。]
……へいへい。
[着ぐるみ用意できるもんならしてみやがれ。 そんな気分で夏見に適当な返事をし、話題を切れば。>>84]
(284) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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[どうやら、明日は幣太郎の婚約者もくるらしい。>>0:611 正直、俺は彼女と婚約者がどう違うかよくわからない。 でもたまに零す言葉の端々から、 相手を大事にしてるんだろうなって思ってたので。]
へー。 婚約者に猫耳姿見せたくないとか思ったりするわけ。
[ぐったりしている幣太郎の心意を知らず、 早々に諦めた罰だと、肩を叩き返して よかったな、とにやりと笑っておいた。>>0:611*]
(285) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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── 回想・文化祭当日 ──
…………まじで用意したのかよ。
[そういえばこの間大道具運びを手伝った時、 倉庫の隅にそれっぽいのを見た気がする。>>75 なんて今更思い出しても遅い。
猫耳と天秤にかけた結果、 俺は着ぐるみを装着することにした。 なんとか頭をかぶり、狭い視界に辟易しながら スマホのシャッター音が多いななんて思っていたら。]
(286) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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ぁあ゙?
[浮かれた委員長の声が聞こえて、振り返る。>>118 ジロリと睨む眼光も、凄みを利かせた声も、 ファンシーな猫の着ぐるみ姿では威力など ないに等しかっただろう。]
(287) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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[女子は皆それぞれ猫耳も似合ってるし 衣装も良くできてる。 なんだかんだあの期間で準備した平塚すごいな。 そして、いつも以上に皆のテンション高い。>>0:574 まあ俺も内装係でそれなりに準備に奔走したわけだし、 その結果が今日だと思えば悪い気はしなかった。
男子はと言えば、虎次郎は拒否権なんてすでにないし、 雄火もまあまあノリよくやってたぽい。>>124 そういえば幣太郎の婚約者は、俺が言うのもなんだが 声を掛けずらい雰囲気なお嬢サマってかんじで。>>188
そのお嬢サマにも遠慮なく突撃してくハチャメチャ女子は やっぱり強かった。>>204>>215]
(288) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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/* くっそーーーー おまかせ希望の状態のままで古香ちゃんには返事をしたかったなあ うにうに
(-35) 2021/11/08(Mon) 01時頃
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[そしてこれは余談だが。]
……あー、俺の客誘導してくるわ。
[ふと聞こえた不穏な声から逃げるように>>202 俺は立ち上がり入口に向かう。 そしていつものように扉を潜ろうとした、次の瞬間。]
うおっ!?
[ゴンッと襲ってきた衝撃に思わず頭を抱えて蹲った。 無駄に伸びた身長に足された、着ぐるみ分の高さと 扉の大きさの目測を誤ったせいだった。
結局着ぐるみサイズに慣れるまで、計7回程 校内で蹲る着ぐるみ猫が目撃されたという。*]
(289) 2021/11/08(Mon) 01時頃
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[墨鳥君の言葉がふと頭を過る。>>123 そうだね、ホラーならば一人ずつ消えて いくのが定番だ。
最初の犠牲者はいったい誰?なんてね。]
(290) 2021/11/08(Mon) 01時頃
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— 回想:淡い希望 —
今夜、家に来ない? その……両親、どっちもいない日でさ。
[いつになくそわそわしながら、ユイに声をかけた。 それは高校2年の夏。 暑さで頭が火照るような日の、夏祭り。
浮かれていた俺でも、これは勇気のいる誘いだった。 明確に口には出していないが、わかるだろう。
俺が手を引き、彼女が後ろをついてくるだけで、一向に進展しない関係性。 それを一気に縮めるために、……いや、それ以前に。 恋人らしく熱く愛し合ってみたいと、思うじゃあないか。]
(291) 2021/11/08(Mon) 01時頃
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[艶やかな浴衣姿のユイは、困ったような表情を浮かべる。 返事が返ってくるまでの時間が永遠にも感じた。 片目が隠れてしまうほど長い髪の、その隙間で、目を伏せたのが見えた。
いつもなら。 「わかりました」とか、「貴方がそう言うなら」とか、 少々無理のある頼みも断らずに従ってくれる彼女が、 初めて、長く考えているような気がした。]
(292) 2021/11/08(Mon) 01時頃
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[そして、弱々しく声が発せられる。]
「……それは、正式に籍を入れるまで、待ってください。 心の準備が、まだ……」
[なんだか、泣きそうな声色で。 懇願にも似たその様子に、愛しさと罪悪感を覚えた。 熱せられた頭が一気に我に返る。
いきなりの誘いで、驚かせてしまったのだろう。 婚約しているとはいえ、望まないことをするのは俺も好まない。 チャンスはまたいずれやってくる。それは間違いないのだから。]
(293) 2021/11/08(Mon) 01時頃
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わかった。 ……。
[火照る空気の中。 俺たちがいる場所は、人目につく場所ではない。 今抱いているこの愛しさを、どうにかしてぶつけてしまいたくて。]
これぐらいは、いいか?
[ユイの肩を掴んで、引き寄せる。 顔を近付けてじっと目を見つめた。
彼女は、俺を受け入れるように——諦めたように——目を閉じる。]
(294) 2021/11/08(Mon) 01時頃
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[窓が割れなかったことで、和歌奈さんも どうしたものかと考えている様子。>>271 何かの間違いで窓が開くかもしれない可能性に かけて他の教室も調べるのは構わないけど。]
ホラーじゃなくて脱出ゲームだったらいいのに。 解けたら出れるよってやつ。
[往々にしてそういう話も時間制限付きで 解けなかったら死ぬんだけど。 でもほら、ここには頭のいい人達がいるわけだし? 望みはきっとある。
もしかしてこの遺書になにか謎が? なんてもう一度読み返した。 特に違和感はない。縦読みしてもなにもない。]
(295) 2021/11/08(Mon) 01時頃
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[唇を重ねた僅かな刹那。 俺の中にあったのは、紛れもなく好きだという感情だった。]
(296) 2021/11/08(Mon) 01時頃
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[読み返せば読み返すほど、悲痛な叫びだと思った。]
あぁ、なるほど…? じゃあ考えを改めてくれば出してくれる…?
[誰かが壊したくないと願ったから壊れない。 文化祭の思い出さえあればと思ったから文化祭が 再現されてるように。 ならばそういう望みはあるのかと。]
(297) 2021/11/08(Mon) 01時頃
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[——この瞬間、お前が何を思っていたのか。 それを想像すると、俺は、**]
(298) 2021/11/08(Mon) 01時頃
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/* ひとり桃ロルって、めちゃくちゃすみません皆さんという気持ちになりますね (桃ロルではない)
(-36) 2021/11/08(Mon) 01時半頃
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[何か知ってる?と問われれば>>282私は首を振るが、 一つだけ。]
演劇部の部室に昔の台本も置いてあるんだけどさ、 その中に今の状況に似たようなものがあった、
ような……。
[ざっと目を通しただけだ。 ホラーテイストな物も多かったから、 記憶が合ってるかどうか自信がなくて語尾は 尻すぼんだ。]**
(299) 2021/11/08(Mon) 01時半頃
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/* ロルのサンドイッチについては、 もう、起こって当たり前のことなので、謝らなくていいですし謝りません!!!!!
(謝られると罪悪感がすごい)
(-37) 2021/11/08(Mon) 01時半頃
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── 校舎二階 ──
……誰もいない、か。
[委員長に、軽く手を上げて返して階段を昇り>>113 二階に並ぶ教室を、ひとつずつ覗いていくが ここまでさっぱり他の人影は見当たらない。 ただ、どの教室もしっかりと出し物の飾りつけがされ 陽気な音楽は鳴りやまない。 百歩譲って、文化祭の光景だけなら害はないが。 問題は、これを誰が準備したかということだ。]
…………。
[廊下を歩きながら窓の外に視線を移せば そこだけは文化祭と違った雪景色があった。]
(300) 2021/11/08(Mon) 02時頃
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[兄がいなくなったあの日も、雪の日だった。]
(301) 2021/11/08(Mon) 02時頃
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[余計なことを思い出したと、顔を顰め。 なんとなく外の空気が吸いたくなって、窓に手を掛ける。 難なく鍵は開き、室内に吹き込む冷気に目を細めつつ、 窓枠から身を乗り出してみたなら。
そこには新たな異常事態があった。]
ここって、二階だったよな。
[地面が遠い。というか、遠すぎる。 どう見ても、二階の高さじゃないくらい。 錯覚だろうかと何度か見直しても、視界は変わらず。 薄気味悪さに乱暴に窓を閉めて、息をついた。]
(302) 2021/11/08(Mon) 02時頃
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[一度戻って、皆に伝えた方がいいだろう。 もしかしたたら他に何かわかったこともあるかもしれない。 とりあえず連絡するだけなら圏外が解除されていれば グルチャでもいいなとスマホをつけてみたが、 圏外のアイコンはかわらず。
ただ、そこには新着メールが1件入っていた。>>1]
……これが、「遺書」?
[誰かがそんなことを言ってた気がする。>>45 言われてみればそう読み取ることもできる、けど。 一体誰が俺らに送ったんだ? 文化祭のメンバーは全員教室に揃っていたはずだろ?
何が起こっているんだろうか。 心なしか不気味さを増した校舎に、 足早に残りの教室を覗けば一階に戻ろうと再び階段へ。*]
(303) 2021/11/08(Mon) 02時頃
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―― 回想・不知火ちゃんとの関係 ――
だいじょうぶ、このくらい負担にならないって。 目玉焼き以外はどこからでもかかってきなさいって話よ。
[卵料理の分担の話。>>49>>50>>51 確かにこの世には卵を潰して作る料理の方が圧倒的に多い。 スクランブルエッグにふわふわのオムライスもそうだ。 ……しかし卵が綺麗に割れないことを微妙にコンプレックスに感じているだけあって、 ドヤ顔はすぐに苦笑に変わった]
(304) 2021/11/08(Mon) 02時頃
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……不知火ちゃんは優しいなあ。
[“私なんかと違って” 浮かんだ言葉を試作メニューの一口ごと飲み込んだ。 確かに美味しかったけど、ざらりとした苦みが一瞬混ざってすぐ消える。
貴女が真っ直ぐ距離を詰めてくるものだから、 同じ分だけ心の距離を離すに離しきれなかったことを、 この世界の中で河合和歌奈だけが知っている]
(305) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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[あの時の姿と同じくらいに記憶に焼き付いて離れないのが、 いつかの帰り道に見た、後ろ姿だった]
(306) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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── 教室 ──
戻ったぞー。 ……って、残ってるやつ少ないな?
[3年1組の教室にひょいと顔を出せば、 幣太郎と平塚と河合が居ただろうか。>>282>>299
とっくに大福を食べ終っただろう女子らはどこへ? なんて考えた時、黒板の文字が見えた。>>110
そんな簡単に帰れるんだろうか、ここから。 浮かんだ疑問はひとまず横に置いて、 手近な椅子に腰を下ろし。]
(307) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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ざっと二階と三階の教室を見て来たけど、 どの部屋も一階と同じで文化祭の日の状態なのに、 誰もいなかったな。
ついでに窓を開けてみたら、 なんか、すごい高い場所にいるみたいで地面遠くて。 どういう構造なのかはわかんねぇけど これは……この校舎の空間自体がおかしい気がする。
[俺が見てきたことの報告をしよう。 でそっちは? という視線を 教室に残っていたクラスメイトらへ投げてみた。**]
(308) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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[和歌奈は不知火真梛が徒歩(と言うには語弊がある)で登下校するのを見たことがない。 いつも車で送り迎えをされている。 だから帰り道でたまたま、信号待ちをする姿を見かけた時は、 最初は「珍しい……」なんて思ってたのに、だんだんその後ろ姿が心もとないように見えてきて、 思わず声をかけていた>>263]
どうしたの? もう信号青になってるよ。
[その時和歌奈の手にはコンビニの袋がぶら下がっていた。 中身は季節限定のスイーツ。 空は清々しく晴れていた>>37]
初めてだねえ、こういうの。
[こういうの=帰り道で言葉を交わすこと。 何気ない呟きもからっとしたものだった。 それが不知火真梛にとっての“悪いこと”につながっているとは知らず*]
(309) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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[後ろ姿が、今も記憶に焼き付いて離れない]
(310) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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[二週間に一度、夕方にお洒落をして家を出て、 父が帰ってくる前にはさりげなく帰宅する。 そんな母の後ろ姿を、小学校四年生の河合和歌奈だけが見ていた。
「どこに行くの?」と訊ねれば、 「習い事。でもお父さんにはナイショね」と返ってきた。 和歌奈は典型的なお母さんっ子ではあったから、 それを律儀に守っていた。 そうしてだんだんしだいに、ナイショにしておかないと何かが壊れてしまう予感を、 胸の中で膨らませていた]
(311) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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[何度も何度も母の後ろ姿を見送った末、 ナイショをやめて父に話してしまったのは、 ナイショは悪いことだからいけない、という、 ちゃちな正義感に動かされたわけではない。
ただ、試してみたかったのだ。 何かが壊れてしまう予感が、ほんものかどうか。
ナイショのことを知った父は母をナイショで調べ、 母が別の男の人のところにナイショで通っているのを知った。 その後テレビの向こう側みたいに家族は荒れて、まっぷたつになった]
(312) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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[そうして母は、河合和歌奈の人生の物語から退場した。 最後に見たのはただ去り行く後ろ姿だった。
涙はこぼれなかった。 両親が争っている間じゅう、泣けはしないくせに、心は奇妙なかたちに揺れていた。 争いから目を背けて顔を覆いながらも、口元は奇妙に上がっていたのを、 この世界の中で河合和歌奈だけが知っていた。
大切なものを壊してしまったのに泣けないなんて。 私はおかしくなってしまったんだろうか?**]
(313) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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── 現在・昇降口 ── ん、 [ まなちはさらなる散策へ、 なっちんは一旦教室に戻るという。 わたしはそれらに指をまるっと、 オーケーサインを作ることで応えた。]
(314) 2021/11/08(Mon) 11時半頃
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わたしはちょっとだけ、 上の階の出入口見てこよっかなー 確認したらすぐ戻るからー、 昇降口の件、報告よろしくだよ。 おすみはどうしますかー? [ ゆるゆると尋ねながら、 続く行動に向けて鞄を持ち直す。 階段のほうへと向かおうか、として。]
(315) 2021/11/08(Mon) 11時半頃
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……もう一度文化祭を楽しむ。 ってのもアリなのかなー、これ。 [ そう言って今度こそ、 階段のあるほうへと歩いて行こうか。**]
(316) 2021/11/08(Mon) 11時半頃
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―― 現在・教室 ――
[ 賑やか文化祭仕様になってる廊下を全力で見ないふりして あたしは教室に戻ってきた。 帰る!って宣言したのに帰ってくるの、 なんか無性に恥ずかしい。けど、仕方ない ]
ただいまー。 ……あはっ、戻ってきちゃったよ。
[ 教室にいた面々に、少々決まり悪そうな笑顔を向けて、 あたしは黒板に向かう。 「帰る!帰った!!」という帰宅宣言を消した ]
(317) 2021/11/08(Mon) 13時半頃
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んー。
[ 考えつつ、代わりの文字を書いていく。
「帰りたい!けど帰れない!」 「昇降口が開かなくて外出れない!」 「窓も開かない!割れない!」
書いてみると、これどうすんの?度が上がってしまった。 けどこれがありのままの現状だ。取り繕っても仕方ない。 ありのまま姿を見せるよ! 歌う気にはなれないけど ]
(318) 2021/11/08(Mon) 13時半頃
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[ チョークの粉を指から払って、 あたしは自分の席に戻るとコートを脱ぐ ]
荒木君、上どうだったー? 路子ちゃんが、非常階段とか避難用シュートとか、 他に出る手段ないかなって言ってたけど、 出る方法ありそー?
[ 上の階とか見てくるって言ってた荒木君が>>88 戻ってきてるのを見て、一応あたしは聞いてみたけど、 まあ多分望み薄だろうなとは思ってた。>>276 でも、望み薄だろうと確認はしとくべきでしょ ]
(319) 2021/11/08(Mon) 13時半頃
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[ 大雪の中、何者かに校舎に閉じ込められて、出られない。 なんか殺人事件の舞台とかにうってつけだよね。 あとは「今からここにいるみんなには 殺し合いをしてもらいます」とか? どっちにしたって人死にが出るじゃん。笑えない。 笑えないからあたし、口には出さない ]
……ぁ。
[ そこまで考えて、あたし気づいちゃった。 もうすでに死んでる人はいるのかもしれないって。 といってもそれは、ここにいるあたしたちじゃない。 あたしに、遺書を送ってきた誰かさん。 ねえ、その人は今どうしてるの? ]
(320) 2021/11/08(Mon) 13時半頃
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あのさー。
[ あたしだって言いたかないよ、こんなこと。 でも、放っておくわけにもいかないじゃんか。 だから、あたしは嫌々ながら口に出した ]
メール、みんなにも来たんだよね?
[ 遺書のやつ、というあたしの声は小さい。 確かあの時、メールの着信音が一斉に鳴った気がする。 きっと一斉送信されたんじゃないかな ]
心当たり、ある? あんないたずら考えるような悪趣味なやつ、とか。 ……あんなメール、送るくらい悩んでる人、とか。
[ 後半のあたしの声はやっぱり小さくなった。 ほんと、前者だったらいいって思うよ。 まあそいつのことはぶっ飛ばすけど ]**
(321) 2021/11/08(Mon) 13時半頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2021/11/08(Mon) 13時半頃
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―― 回想:衣装制作 ――
[演技指導を請け負うことで全員の猫耳装着予算が 降りたのはいいものの、作るのにはそれなりに 人手がいる。 こちとら暇じゃない。 演技指導の時間も必要になってしまった分余計だ。 自分で自分の首を絞めた気がするが、言った手前 引き下がるわけにも手を抜くわけにもいかない。]
あ、和歌奈さんって裁縫とか得意? ちょ〜〜〜っと手伝ってくれないかなぁ? やっぱ忙しい?
[放課後、通りがかった副委員長にそんな声をかけて みたけどどうだったかな。]
(322) 2021/11/08(Mon) 14時半頃
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[二年の時も同クラだった分、彼女がそんな頼みを 断るような人ではないとは十分理解していたから、 忙しかったら大丈夫!って付け足してはみたけど。]
あ、あと君も猫耳メイドにならないか?
[ついでに考えていたお伺いも立てて。>>0:482
どちらにせよ暇そうにしてるクラスメイトがいたら とっ捕まえて人員確保はしたんだけど。 そうやって、なんとか文化祭に間に合わせたんだ。]
(323) 2021/11/08(Mon) 14時半頃
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[これは余談だけど、そんな感じだったから 真梛さんがいなくなった時、私は被服室に 籠ってて気づくことはなくて。 話は後から聞いたんだ。
気が向いたら教えてくれって言われた>>101 複雑な事情。 そういえばまだ話せてないなぁなんて。
そんな風に時々思い出してはいたんだけど。 改まって話すようなことでもないしと、 タイミングを逃し続けている。]**
(324) 2021/11/08(Mon) 14時半頃
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── 回想・文化祭当日 ──
あはー、かわいー、獰猛だー こりゃあ女の子や小さい子たちに、 もみくちゃにされる未来が見えますなあ。 ぎゅーってされても唸っちゃだめだよー
[ 大きな猫ちゃんから聞こえる声は野太い。>>287 が、なんせ見た目が猫のぬいぐるみなのだ。 わたしは怯むことなく撮影ボタンを押した。 テーマパークのグリーティングよろしく、 ハグーっと記念撮影をしたくなるような。]
(325) 2021/11/08(Mon) 18時半頃
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[ 猫耳つけた男の子でいるよりも、 接客はよほど大変だと思うけどなあ。 体力的にも精神的にも。
思ったこと全部を口にはしないが、 早速派手にぶつかったのに声をかけながら、>>289]
大丈夫ー? こまめに休憩取るんだよー 着ぐるみって体力いるらしいからねえ。 水分補給もしっかりねー ほれ、塩っけ。あげる。
[ 鞄に入っていたおしゃぶり昆布を、 ほとんど放り投げるように差し出したり、]
(326) 2021/11/08(Mon) 18時半頃
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あーれー? わたしの見間違いでしたかなあ。 素直になっちゃえばいいのにー
やあやあ婚約者ちゃん。 わたしたちの会計殿をよろしくねー
[ いい反応で否定してくれたヘータローに、 悪びれもせず首をかしげてみたりする。>>272
そういうところが微笑ましくて、 君はその子のことが好きなんだなと思ってた。 別に容姿だって、性格だってなんでもいい。 誰かの好きという気持ちを否定するつもりはない。
わたしの友だちは、幸せそうに見えた。]
(327) 2021/11/08(Mon) 18時半頃
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[ ──やあやあ婚約者ちゃん、君は、 わたしの友だちのどんなところが好きなんだろう。]
(328) 2021/11/08(Mon) 18時半頃
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……なんか、渋々って感じだったねえ。 ヘータロー、直前に地雷でも踏んだかにゃー
[ お育ちのよさそうな高校生が二人。 はたから見ればお似合いに見える背中を見送り、 痴話げんか説に一票投じたのは──君自身には内緒。]
(329) 2021/11/08(Mon) 18時半頃
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[ それから、プラネタリウムのお礼の話。 なんでもとわたしが言ったのに、 わかにゃんは自分の行動の対価を、 ずいぶんと安く見積もった。]
そんなのじゃこの感謝は伝えきれないよ〜 よし、何もかもマシマシで頼んであげよう。 ホイップもソースもシロップも!
……なーんて、 でもねえ、わたし本当に、 和歌奈ちゃんがわたしのために、 手を貸してくれたのがうれしいなー
[ 受け入れられたハグに顔を隠して、 ぎゅうっと腕に力を込めて体温を移す。>>233]
(330) 2021/11/08(Mon) 18時半頃
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[ ──古香ちゃん。>>233 耳ざといわたしがそれを聞き逃すはずなく、 もう一回言ってほしいなーだなんて、 しばし彼女の周りをうろつくのは、また後日のこと。*]
(331) 2021/11/08(Mon) 18時半頃
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[ わたしの大切な文化祭の思い出たち。]
(332) 2021/11/08(Mon) 18時半頃
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── 現在・3階へ ──
……見事に文化祭だねえ。
[ きれいに人が消えてしまっている以外は。 あの日を思い出して仕方がないくらいに。
スマホに表示されている日付は、 どう見たって12月を示しているのだから、 タイムスリップとは呼べないだろうけど。
なっちんが遺書の送り主について考える頃、>>321 わたしはふらふらと廊下を歩きながら、 どこまで可能性を広げるべきか考えていた。
非常階段の扉は開かなかった。 もともとそういうものだったみたいに。]
(333) 2021/11/08(Mon) 18時半頃
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[ さて、ところで君たちは、 UFOや宇宙人を信じていますか?
わたしは、いたらいいなと思う派だ。 この世界は広ければ広いほど、 多くのものを内包していればしているほど、 おもしろくて夢がある──と、思う。
とはいえ、この状況に説明をつけるため、 非現実的な事象をどこまで真面目に考慮するべきか。
そんな疑問をこねくり回していたのは、 3階廊下のある一点までだった。]
(334) 2021/11/08(Mon) 18時半頃
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[ 文化祭の装飾も少ない3階廊下の一角。 あの日と同じように大きな箱がひとつある。
あの日は特等席としか思わなかったが、 今日はその中身に用事があるのだ。
ほとんど期待はしていなかった。 開かないだろうと踏んで窓に手をかければ、 あの日と同じようにからからと簡単に滑る。]
開いたぁ…………
[ 驚きを隠せず、わたしは目を見開く。 なら避難訓練のように脱出できるじゃないか。 夢中で身を乗り出し、窓の外を覗き込む。]
(335) 2021/11/08(Mon) 18時半頃
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[ ──ぶわあっと吹き込んだ風が髪を煽った。 先ほどまでの疑問を一息で吹き消すように。**]
(336) 2021/11/08(Mon) 18時半頃
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/* ▼幾星霜の物語 〜The Story of Eternity〜 / Mayumi Morinaga https://youtu.be...
イメージ曲としてよさげですねえ チョイスが古いのはよくあることです 最近の曲を知らなすぎる
(-38) 2021/11/08(Mon) 18時半頃
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[ ─── 優しいなあ。>>305
飲み込まれてしまった言葉は聞こえない。 真梛が反応できるのは届いた言葉に対してだけ。
それで良かったのかもしれない。 そこにどんな意図を孕んでいたにせよ。 真梛では否定しか返せなかっただろうから。 ]
君の目に私がそう映っているのなら。 とても嬉しいな、和歌奈。
[ 告げる唇にほんのり笑みを漂わせて。 何かを隠すように、真梛は静かに瞳を伏せた。 ]
(337) 2021/11/08(Mon) 20時頃
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[ 一歩だけ詰めた距離。
しかしその間には、どれだけ開きがあるだろう?
真梛は彼女を和歌奈≠ニ名前で呼び。 彼女は真梛を不知火ちゃん≠ニ苗字で呼ぶ。
呼び方一つ揃っていない。 思い出すのは、いつかの帰り道。 青信号を進む歩行者の中で。 君と私だけが取り残された。 ]
(338) 2021/11/08(Mon) 20時頃
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和歌奈。君も今帰りか。
[ 指摘されなければ、何事もなかったように。 周囲に倣って横断歩道を進んだろう。 しかし和歌奈の口調はからりとしたものなのに。 真梛のイレギュラーを見逃さなかった。
そう捉えしまったのは、真梛の後ろめたさの 現れだったかもしれないが。 つい言い訳めいた言葉を並べてしまったのは。 修行不足だと言わざるおえない。 ]
(339) 2021/11/08(Mon) 20時頃
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うん。はじめてだ。
普段は車で送迎されているんだ。 しかし、私も登下校くらいできるのだと。 今日はつい反骨心芽生えさせてしまってな。
[ しかし、結局疲れてしまって、 信号の前で少し休んでしまったんだ。 これでは他の通行人にも迷惑だ。 我ながら情けないな。
畳みかけるように、言葉を重ねた後。 ]
(340) 2021/11/08(Mon) 20時頃
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…… だから今日が初めてで、最後だ。 明日からはまた送迎を頼むとしよう。
ふふ。 君達は毎日、立って歩いているんだな。
[ 和歌奈はえらいなぁ。 そう言って笑いながら飛ばした手は、 褒める対象の後頭部を目指している。
しかし座っている真梛では、届かない。 君から距離を詰めて貰えないと、 ── 触れない。 ]
(341) 2021/11/08(Mon) 20時頃
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目玉焼きは練習しておく。 食べたくなったら呼んで欲しい。
[ ひたすらに空が青かった日。 交差点の雑踏の中で。 私の手は、君の頭に届いただろうか? 試食メニューを噛み砕きながら、 あの日の記憶も共に咀嚼しようと試みる。
…… 目玉焼きをリクエストされる日が来るなんて 真梛とて本気で思ってはいない。
しかし練習はするのだろう。 そこに深い意味を見出すこともなく。 単に、不知火真梛とはそう言う人間だから。 ]
(342) 2021/11/08(Mon) 20時頃
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うん、美味しい。 これは文化祭成功させないとな、和歌奈。
[ にこにこ笑いながら名を呼べば、 彼女も不知火ちゃんと返してくれるだろう。 今まで通り、これからもずっと。
それでよかった。 縮まったように見えたとしても、 他者との心の距離なんて、実際には測れない。
だから真梛は、意識の端で思うだけ。 ]
(343) 2021/11/08(Mon) 20時頃
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[ 誰のことも苗字で呼ぶ君と。 誰のことも名前で呼ぶ私。
果たしてそこに差はあったのだろうか。 ]**
(344) 2021/11/08(Mon) 20時頃
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/* 和歌奈ちゃんホストで忙しいでしょ! ほどほどになさいね! と言う気持ちと。 構ってくれてわーーーーいな気持ちのせめぎ合い
(-39) 2021/11/08(Mon) 20時頃
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/* 外で遊べない子だったから子供の頃はテレビっ子で 子役だった莉希ちゃんに憧れてた
と言う設定をさっき思いついた 流石に今からは遅いな……???
(-40) 2021/11/08(Mon) 20時頃
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[ホラー確定の状況にはおあつらえ向きなことに、 窓の外はどんどんと暗くなっていく。 何せ12月の陽は短い。
分かりやすくフラグを立てている人は、 今のところいないようだけれど―――なんてね]
(345) 2021/11/08(Mon) 20時半頃
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―― 現在・3-1教室/可能性提示の時間 ――
んー、……お芝居の台本に似てるか。
[ホラーにしろミステリーにしろドラマチックな内容だったのかな、 と、平塚莉希の言葉を聞いて、腕組みのまま俯く。>>299 じゃあその詳しい内容がヒントになるんだろうか。 などと思っていると、ふいに、まったくちがうことが頭に浮かんできた]
……あ。 今の状況に似たお話、私も本で読んだことあったわ。 本は本でも、なんかオカルトっぽいやつだったけど。 部室にそういう雑誌があってさ。UFOの話も載ってる。
[何年前だよってくらい古い雑誌だ。 それでも今の部員にも需要があるのか、捨てられずに残っている。 けっこう面白かったから、記憶に残ってたわけだ]
(346) 2021/11/08(Mon) 20時半頃
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あ、…………でも、 これが宇宙人による誘拐事件だって話をしたいわけじゃない。
[そもそも河合和歌奈は陰謀論者ではない。 さりとて宇宙人やUFOの存在を非科学的だと切って捨ててはいない。 夢は大きい方がいいじゃないか。 我々地球人にとっての『普通』が宇宙人的にはどうなのか、 考えるのもまあまあ楽しいと思うよ]
その本に載ってたのは……集団失踪事件の話でさ。
(347) 2021/11/08(Mon) 20時半頃
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[かいつまんで説明したのはこんなことだ。
ある時文字通りの集団失踪事件があった。 やがていなくなった者たちは帰ってきたが、 『現実世界によく似た誰かの頭の中に閉じ込められていた』 という証言をした、そうだ]
予想される原理についても書いてた気はするけど、 全然覚えてないんだ。 とにかく、……なんか似てない? 閉じ込められてるって、ところが。
(348) 2021/11/08(Mon) 20時半頃
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[さて、これはこれで「何か知ってるか」という問い>>282の答えたり得ただろうか。 ともあれもう少し言葉を紡ぐ]
もし、私達みんなもその事件のように、 誰かの頭の中に閉じ込められてるなら――、 誰かさんに頼む、っていうのも一つの手かな。
[ちょっと言葉を選んだ。 閉じ込めてる誰かさんに頼んで帰してもらおう、とは軽はずみに言えなかった。 なぜなら目下のところ一番あやしいのは、チャイムが鳴って届いたメールの主。 異論は出ないはずだ、たぶん]
(349) 2021/11/08(Mon) 20時半頃
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[壊したくないから、 ここを壊れないようにしてしまったのかもしれない誰かさん。>>281 文化祭の時間を堅牢な殻に包んで、 何がしたいっていうのだろう]
頼んでも聞いてくれなかったら、って思うと、 ちょっと怖いね。
[ぽつり、と呟く*]
(350) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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/* ※村人を引いた時想定の動きといっしょです まあそういうもんよね(ばくはつした頭を付け替えながら)
(-41) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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ああ、オレは平気だけどよ。
[ガラスへ恨めしそうな視線を向ける。 割れなかったというよりも、割れる気配が無い。]
路子の言う通りだな。どうすっかねぇ。
[その場において、あまりにもベストな言葉>>235>>237 真っ先に人の心配して。みんなにもフォローを入れて。
ほんと、すげーよ。
身長差以上に、委員長の姿が大きく見えた。]
(351) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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/* 真梛ちゃああああああん
(灰だと軽率に名前を呼んじゃうスタイル)
(-42) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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[すっかり忘れていた、電波の件>>240 ある意味現実逃避していたところを、引きずり戻される。]
お生憎様。こっちも成果なっしんぐ。
[ただの電障でないことだけは確か。 認めたくなくとも、目の前にある光景は変わらないのだった。]
こいつは長い付き合いになりそうってこった。
(352) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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―― 現在:教室 ――
[クローズドサークルとか、異空間に閉じ込められる とか、ミステリーやホラーにはよくある話。 だからたまたま似たようなものがあってもなんら 不思議ではない。>>299
でも和歌奈さんの集団失踪事件という言葉>>347を 聞いて思い出したことがある。 そう、確かそれを元に書いたものらしいと先輩が 言っていた。 ……内容はどんなものだったっけ。]
私たちも道ずれにしたいとか言われちゃったり?
[頼んでも聞いてくれなかったら。>>350 そんな言葉に苦笑いを返す。]
(353) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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誰かの頭の中に、かぁ。 俄かには信じられないけど、 今の状況がそれだと仮定するとして。 誰の頭の中にいるんだろうね。
[メールの主。それに異論はない。>>349 気になるのはメールの主の正体だ。 私たち全員に送られてきたと言うことは、 全員の知り合いだったりするのだろうか?]
(354) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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[そんな話をしていれば荒木君が無事帰還 した模様。>>307]
おかえり。無事でなにより。 他に誰かいた?
[いつもとそれほど変わらぬ態度で迎えて、調査報告 を待ちわびるように荒木君の方へ身体を向けた。 結果はまぁ、そうだよね。って感じだったな。>>308 ますますホラー地味てきた。]
(355) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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残念なお知らせですが一階の窓は椅子をぶつけても 罅すら入りません。 全部調べたわけじゃないけど。 誰かさんの頭の中に閉じ込められてるかもという 話も浮上中。
[コンコンと窓を叩き示しながら、 こちらもそんな報告を。]*
(356) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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[遺書のようなメールのことについて、 平塚さんと河合さんに尋ねて、得られた有益そうな情報は、 >>299今の状況に似た演劇部の台本があったことと、そして、>>348]
……あ、それって、 どっかで聞いたことあるかも。
[誰かの頭の中に人が閉じ込められる——。 製薬会社の関係者が、そんな研究をしている人の話をしていたのを耳に挟んだことを思い出す。 といっても、それはフィクションの話だと思っていたのだ。 だってあまりにも現実味がなかったもので。
宇宙人だのUFOだのUMAだの、 そういうのは存在していてもいいけれど、夢がある話だとは欠片も思わず、 異星人同士の交流の末の戦争とか、受け入れる際の社会問題の勃発とか、 そういったことばかり想像してしまって楽しくはない。]
(357) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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……じゃあ、それが本当の話なら、 ここはその誰かの頭の中で?
誰だっていうんだ?
[>>349誰かさんに頼むのが唯一の鍵ならば。 今度はそれを探すしかないのだろう。 しかしそうなれば、遺書の心当たりの話が、世界の主の心当たりの話になるだけ。 それが誰なのか、ヒントが無いと答えに辿り着けそうにない。
そもそもその人物は、自覚があるのだろうか。]
(358) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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―― 文化祭の役割を決めた日 ――
[1年の文化祭で委員長を募った時、一瞬の間があった。次の瞬間、俺は手を挙げていた。 2年の文化祭でもそうだった。 だけど今年、そうはならなかった。一瞬の間が無かった>>0:84から。 その”間”が大切なんだ。 後悔しないか、自分にできるか、一体何をするのか。 人は一瞬で色々な事を考えられる。]
さんせー! いよ日本一!
[バスケで反射神経は鍛えている。 そのオレが負けた。 試合で負けても強い相手を賛辞するように。オレは声を上げた。]
(359) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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もし頼みを聞いてくれなかったら、 あれか、そいつの目的は、俺たちとの心中か?
[>>350ここから出られない人間がどうなるのか。 想像したくはないが、最悪を考えてしまう。]
……金で解決できるんなら話は早いんだけど。
[ぽつりと、苦笑しながら呟く。 冗談というわけでもない。 もし、あの遺書を残した人物の悩んでいる理由が、 金で解決できる話なら、俺がなんとかしてやるから。 だから心中だけは勘弁してほしい。]
(360) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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[……そうか? 心中するならするで、別にいいのでは?
ふと、そう脳裏を掠めた問いは、口に出さない。]
(361) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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[……と、しばらく考え込んでいると、 >>307>>308教室へ戻ってきた春満と、 >>317そして夏見さんもやってくる。
自分たちが開かない窓に悩んでいる間に、 校舎内を探索してきてくれたようだ。
そして。 ここに戻ってくるということは、案の定帰れないということが確定したと見ていいらしい。]
(362) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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[戻ってきた2人の報告によれば、昇降口も開かなくて、 2階から上は空間が変になっているらしい。
徐々に、さっきの河合さんの上げてくれた説が有力に思えてくる。]
……はー、参ったね。 となると、次にできることは……。
[外に出れず、外への連絡も取れない。 これ以上探索をしようにも、冷えた校舎の寒さにより体力が奪われる。 もうどれくらい時間が経っただろうか。感覚が麻痺している。]
(363) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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腹減ってきたし、食糧の確認してくる。 何かあったら持ってくるから。
[腹が減っているのは俺だけだろうか。 そうだったら恥ずかしいが、仕方ない。 ここでしばらく過ごさなきゃならないなら、無視できない問題だ。
教室を出て食糧を探す旅に出ようとして、 その前に、>>321夏見さんの質問が耳に入って足を止める。]
(364) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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残念ながら、ないよ。 さっきもここでその話してたけど。
文化祭の思い出があれば飛んでいけるなんて。 なんで、そんなにスッキリと割り切れてるんだか。
[自分は知らないと主張して首を振る。 そう、心当たりはない。 あのメールの文面を書くような人物も。 そして、それを悪戯に使うような人物も。
心当たりはないのに、どこか共鳴する気持ちだけは否定できずに、 ざわつく心の内を抱えながら廊下へ出るだろう。*]
(365) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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つまりね、わたしが言いたいのは──、 こうも説明のつかない状況が続くとなると、 そういう可能性も考えられるってこと。
……虎ちゃん、聞いてる?
(366) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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── 現在・3階 ──
[ 死ぬ。
吹き上げる風がわたしの髪を乱し、 瞼や頬には冷たい塊が張り付いていた。 だというのに身動きも取れず、 窓枠にしがみついていたわたしを、 前触れなく思い切り後方へ引き倒したのは、 どこからともなく表れたコジローだった。>>142
あの痩せた腕にそんな力があったとは。 尻もちをついたままぽかんとするわたし。 その目の前でぴしゃんと窓を閉めるコジロー。
時間が止まったみたいに静止したわたしたち。 へくしゅん! わたしのくしゃみが硬直をといた。
そこからは──わたしの独擅場である。]
(367) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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[ わたしはまずコジローに礼を言い、 窓の外の地面が異様に遠かったとぼやいた。 コジローは端的に「知ってる」と言ったので、 なるほど、彼も窓からの脱出を試みたのかも。
うむ。と考え込むこと数秒。 廊下の壁に背を預けたわたしは口を開く。]
……ひとつ、仮説を聞いていかない? 窮地に陥った人の精神にまつわる、 かなーーーり突飛な話なんだけどさー
[ 先ほどは、委員長と副委員長、 ふたりで知恵を絞っても立たなかった仮説。 どこかで似た話が始まっているとも知らず、>>347 わたしは彼に、ひとつの可能性の話をする。]
(368) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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[ ── そして、出だしの台詞だ。
コジローは納得したんだかしてないんだか、 そこまでの話を聞くと、ふいと隣から立ち上がり、 止める間もなく、また駆けてってしまった。]
……メールのこと、 まだ聞いてないのにー
[ 多くの場合$カ還する──というのが、 この仮説の救いである一方で、 ホスト≠スる誰かもここにいることになる。 おそらくそれはあのメールの送り主だろう。]
(369) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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[ 尋ねる相手のいなくなってしまった廊下。 わたしは立ち上がってスカートを払い、 昇降口での約束通り、まだ階段を降り始める。*]
(370) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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/* 3-1教室が恐ろしい多角の上、情報の渋滞中だったので早く脱出しないと死ぬ気配を感じた
(-43) 2021/11/08(Mon) 21時半頃
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[文化祭だけじゃない。 バスケ部のキャプテンを決めた時も、短期留学へ行った時も、その間があったからオレはいつも中心にいられた。
けれどその間は何だろう。
本当にしたいことは、すぐに飛びつく>>229のに。]
(371) 2021/11/08(Mon) 21時半頃
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[副委員長も、書記も、会計も、オレは手を挙げなかった。 今度はたっぷり時間があったけれども、挙げなかった。
なぜか、とても楽をしたかった。 だから一番人数の多い、接客を選んだ。]
(372) 2021/11/08(Mon) 21時半頃
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/* こじろうくんかっこいいやないか。
(-44) 2021/11/08(Mon) 21時半頃
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[けれども]
──ちょっと雄火ー、主役奪わないでよー
[誰が言ったかその言葉。 やっぱり居ても経ってもいられなくて、文化祭では目立ちに行った。ったくむしの良い話だな。]
(373) 2021/11/08(Mon) 21時半頃
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── 現在・教室 ──
[俺と前後して、夏見が教室に戻ってくる。>>317 妙にそわそわしてる様子を怪訝な顔で迎えたが。 ああ、なるほど。 盛大な帰宅宣言を撤回するのが、気まずかったのか。]
……なんか、まんま 閉じ込められた、って感じだな。
[新しく書かれていく文字を見て、感想をぼやき。>>318 椅子から立ち上がれば、俺もチョークを手に取った。]
(374) 2021/11/08(Mon) 21時半頃
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違うぞ! ぜってーうにゃーポーズのほうがいいって!
[全部同じだろうに。 演技指導>>247にケチをつけてまで主張する。
結局、自分が何をしたいのか。]
オレには分からねぇ。
(375) 2021/11/08(Mon) 21時半頃
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[黒板に、俺の得た情報も書き加えておく。>>319
「上の階にも俺ら以外誰もいない」 「二階の窓は開くけど飛び降り不可能」
さっき口にしたことを文字にすると、 ますます外に出るのは八方塞りな気しかしない。 けどまあ、今はできるだけ正しい情報共有が優先だろう。]
これだけ見ても、外には出れそうにないな。 避難経路付近は確認してないけど…… なんとなく、無理そうな気がする。
[もし使えたとしても、地面に降りられる気がしない。 これは、二階の窓の外に見えた景色から推測する予想。 状況から閉じ込められたのはほぼ確実として、 この状況を作った誰かは、何のためにこんなことを── ]
(376) 2021/11/08(Mon) 21時半頃
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……あー。 言われたら俺も腹減ってきたな。 なんだかんだ、登校してからずっと食べてねぇし。
そういや食堂とかはまだ確認してないかも。
[まさか、こんな籠城のようになるとは。 食糧探索に出る声に、そっちは頼んだ、と>>364 チョークの粉を払った手で幣太郎の肩を叩いた。]
(377) 2021/11/08(Mon) 21時半頃
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[七星さんが帰ってくれば>>317黒板の文字を 書き直さずともあぁ帰れなかったんだな、と察する。 恐らく完全に閉じ込められたのだろうと。
ここが誰かの頭の中にせよ、脱出ゲームにせよ、 殺し合いをするにせよ、状況が動かぬ今ただジッと しているのもなぁと思う。 石頭君や荒木君は食料の確認をしてきてくれる らしいから、そっちは任せて探索くらいして こようかなと思った時、 七星さんの言葉が聴こえた。>>321]
私もやっぱりない、かなぁ。
[改めて考えても、その反応は石頭君の質問の時と 大して変わらなかった。>>299]
(378) 2021/11/08(Mon) 21時半頃
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[誰しも悩みの一つや二つ、持ってるものだろう。
でもみんな隠すのが上手いから。
明るく振舞う人でも、その奥底に暗いものを 抱えてたりするのが人間だから。
人知れず追い詰められたか、諦観か、悲観か。 それとも絶望か。
身近にそんな人がいてもおかしくはない。]
(379) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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[ ―――じゃあ 私は? ]
(380) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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[ ・・・・・・・・・ ]
(381) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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[少なくとも私が遺書を書くなら、あんな文面には ならない。 だから、私ではないとは思える。]
私は文化祭回ってくるよ。 まだ誰も行ってなさそうな体育館も 見てこようかな。誰か一緒に行く?
[一応そう振り返って尋ねてみる。 怖い気持ちがないわけではないけど、電気は きっちりついてるし陽気なBGMが流れてくるから、 一人でも多分大丈夫。]
(382) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2021/11/08(Mon) 22時頃
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[ よもつへぐい。 ─── 黄泉竈食ひ。
なんて単語を思い出したのは。
空腹と甘い香りの誘惑に負けた真梛が、 出店に並んでいたチョコバナナに ぱくとかぶりついてからだ。 ]
(383) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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[私がいなくなったらあとはよろしく。 なんて縁起でもないから言わなかったけど、 そんな気持ちを込めていってきますの言葉と共に ひら、と手を振った。]*
(384) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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[ …… 食べてしまったものは仕方ない。
ふふっ。君は罪な果実だと。 もぐもぐと栗鼠のように頬袋を膨らませて、 声を出さずに真梛は笑う。
・・・・・・ 本当の文化祭では、 目前で売り切れて買えなかったから。
もし今目の前に広がる光景が 誰かの心残りで成り立っているのなら。 真梛の望みは達成したぞ。 よし!解散!! ]
(385) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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…… とは、いかないよなぁ。
[ こくんと喉を鳴らせば。 飲み込んだバナナはどこに行っただろう?
遺書の主は自分ではない。 自分は立って疲れない。
そうでなくとも、あのメッセージの送り主は 心残りなんて求める必要はなかったはずだ。 ]
(386) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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[ バナナを差していた棒。 ゴミはゴミ箱と彷徨っていれば、 どこかのクラスが行った お化け屋敷の前を通過する。 そういえば。少し入ってみたかったんだ。 ただ、中は暗いし、狭いから。 車椅子は断られて ─── ]
(387) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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君はすごいなぁ。
[ ぽつり。 落とした言葉は、賑やかなBGMに溶けていく。
顔も知らないメッセージの主。 誰の耳にも届かないのを良いことに。 その行いを称賛する。 思いのほか、心残りがあった真梛と違って。 ]
(388) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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立派に、やり遂げたのだから。
[ だから疲れてしまったのか?
なんて問いに、答える声はない。 ]**
(389) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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── 時は現在に戻る ──
んだよそれ。 帰ってきた連中はどっから帰ってきたんだ。 そこに行けば出られるんじゃね?
[少し遅れて教室へと入れば、又聞きの話に対して素朴な疑問。 そんなものがあればの話だが、向かおうとする。]
ホラーつっても、化けモンが出てくる訳じゃねーんだろ? 腰据えて探そうぜ。
[決めたくもねぇ、覚悟だ。**]
(390) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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[そして、あの遺書のようなメールの話題に移り。>>321 らしくなく小さい夏見の声に、文面を思い出しながら。]
俺も心当たりはまったくない。
[返事は、幣太郎と平塚と以下同文。>>378]
(391) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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[ついでに言えばメールの下半分については、 幣太郎にまるっと同感なのだけど。>>365 ただ、少し思うことがないわけじゃなく。]
ただ、あの文面を読んだ時……
立ち続けることに疲れたり、 壊さないように生きたいとか。 そういうのなんかわかる、って思ったな。
[独白のように、ぽつりと零した。*]
(392) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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/* >>385>>386 こういうとこ可愛いよね…
(-45) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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/* アアアアアアアア
(-46) 2021/11/08(Mon) 22時頃
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[ 共感。]
(393) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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― 現在・教室 ――
[ 荒木君も上の階情報を黒板に書いてくれた。>>376 なんとなくそんな気がしてたけど、誰もいない。 飛び降りるって発想はなかったけど、 これは多分、2階からも出られないってことなんだろう ]
そーだねー。 なんか、閉じ込めようとしてる感じするもん。 [ 無理そうな気がするっていう荒木君の言葉に、 あたしも同意してため息をついた。 閉じ込められた、んだろう。 でも、何のために?っていうのが やっぱりさっぱりわかんない ]
(394) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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[ 次にできること。>>363 石頭君が食料の確認をしてくるって言う。>>364 それは、確かに正しいんだと思う。 あたしも朝ごはんの後に食べたものといえば、 ゆきうさ大福くらいだし。 あたしたち、どうやら閉じ込められてるみたいだし。 だけど、だけどさあ ]
……いつになったら帰れるんだろーね。
[ 思わず言っちゃった。 だって食料の確保ってさ、 なんか長期戦!って感じがしない?あたしはした。 あ、でも ]
(395) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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[ したいの。
んー、と受け流しても、 あははと笑ってごまかしても、 きみはバツの悪そうな顔をした。]
(396) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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人手が必要だったら言ってねー。 9人分は大変かもだし、 スマホに連絡……はできないのか……。
[ 圏外ってほんっと不便だよね!! ]
(397) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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[ 嫌々ながら聞いてみた心当たり、 教室を出ようとした石頭君は足を止めて、 心当たりはないって返事をくれた。>>365 莉希ちゃんもないって。>>378 荒木君も。>>391 まあ、そりゃそうだよねえって返事をしようとしたら、 その前に荒木君の言葉が続いた。>>392 思わずあたし、ちょっと言葉が止まってしまう ]
(398) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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[ あたし、飛び降りればいいって思ったことがある。 あたし、壊してしまったことがある。 あたし……あたしも、疲れた。 これ以上、ぐちゃぐちゃになりたくなくて ]
(399) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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……それは……うん、あたしも…… ……ちょっと、共感っていうか、親近感ていうか…… ないわけじゃない、けどさ…… で、でも、違うでしょ? 今校舎にいるみんなは、無理でしょ? だってあのメール受け取った時、みんな教室にいたし、 あのタイミングでメールを送るなんて、無理な話で……
[ だからあたし、メールの送り主の候補から、 今日集まったみんなは全員除外されると思ってたの。 文化祭が再現されて、出られなくなってる校舎。 既に常識が当てはまるような場所じゃないって わかってたはずなのに、 まだあたしは日常にいようとして悪あがきしてたんだ ]
(400) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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[ 莉希ちゃんは文化祭を回ってくるって言う。 ああ、それならってあたしは莉希ちゃんに言った ]
真梛ちゃんも一人でどこか行っちゃったんだ。 上には上がってないと思うから、 体育館に行くならどこかで会うかも。 あたしは……、
[ どうしようかなって考えた。 食料の確保。長期戦になりそうで、 なんかそんな現状に順応したくないなって 思っちゃったんだけど。 でも、出られるアテがないのは事実で ]
(401) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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あたしは寝床の確保、考えてみるよ。 泊まらなきゃいけないかも、だよね?
[ 保健室に9人分も寝床はないし。 まあそもそも男女は分かれるべきでしょう ]
毛布とか人数分あったらいいんだけど。 予備の毛布とか、保健室にあるかなあ。
[ まあとりあえず保健室に見に行ってみようかなって ]*
(402) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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── 回想・ギャンブラーな君と ──
そうだねえ、SRのロコです。
[ やっぱりわたしの言葉は軽かっただろう。 珍しいと言われるのも否定せず、 なっちんの前で笑っていたのだから。>>270
缶の中の液体をたゆたゆと揺らしながら、 気まぐれなわたしは気まぐれに言ったわけだ。]
(403) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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んー、 できないことをできるようにするのは、 もちろん、簡単ではないとしてもー、
一度できたことは、 なかったことにはならないでしょー? こっち向きには、不可逆なわけだ。
すでに起きたことが不都合なら、 隠すか、避けるか、嘘をつくか──、 あはー、なんの話だっけ。これ。
[ わたしの声にはどこまでも真剣みがなく、 彼女が言葉を飲んだのをいいことに続け、]
(404) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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……でも、それは確かに。 そうなのかもしれないねー
やー、なっちん様がついてれば百人力ぃー
[ フォローなのだろう。 なっちんの言葉にきゅっと目を細めた。*]
(405) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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[ 「だねえ」 と曖昧な嘘をつくようになったころ、 きみはわたしに弱音を吐かなくなった。*]
(406) 2021/11/08(Mon) 22時半頃
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/* 遺書をだいぶ誤読している気がする…! 逆の意味で読んでしまった 頭回ってないな、ごめんなさいー!
(-47) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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/* ちゃんと更新して確認してから投下してるつもりなのに!ことごとくかぶるのはなんなの!路子ちゃんごめん!!
莉希ちゃんにはついていこうかめっちゃ悩んだんだけど、2d落ち仲間だから青い世界でめっちゃ喋れるかなと思って……
(-48) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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/* 自分のロルを脳内から消去するだけのお仕事!
(-49) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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── 回想・何でもない日 ──
[何でもない日を祝うやつ、あったよな。 なんて、昔聞いたうろ覚えの曲がふと過ぎったのは デカいテレビを前に騒ぐ賑やかな声と、 目の前に広げられた高そうな菓子のせいだ。たぶん。]
雄火までくんの、珍しいな。 部活休みだったのか。
っつかほんと、幣太郎んちでけーよなぁ。
[羽目を外して絶好調、にしか見えない雄火と。>>231 ゲームにつられたのかお菓子が本命なのか、 たぶん両方な虎次郎と。>>206 他にもついてきた男子が居れば、いくら拾い石頭邸でも ひしめく男共は多少暑苦しい様相だっただろうか。]
(407) 2021/11/08(Mon) 23時頃
|
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[暇だから、という一点でついてきた俺は やり慣れないゲームに負け越して早々に前線撤退。 腹ごしらえするべく、菓子を選びながら。]
幣太郎。 このケーキ、ほんとに俺ら食っちゃっていいのか?
[そんな風に聞いたのは、 菓子の中でもそのケーキが一際高級そうに見えたせいだ。
ケーキと言えば家に来客に出すもの。 なんて、庶民感覚で本当に食べていいものなのか。 食べた後じゃあ戻せないぞ、と心配しただけなのだが。 問題ないようなら、ありがたくフォークを突き刺した。*]
(408) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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―― 現在・3-1教室/状況適応の時間 ――
[その後、教室に戻ってきた面々に、 「おかえり」と言いたげに手を振る場面が少なくとも二度あった。>>307>>317 荒木春満がもたらした上階に関する情報は、>>308 これまたホラーじみていた。 1Fと違って窓は開くようだけど、 高さっていうか空間じたいが普段と違っているらしい。 それから夏見七星の帰宅宣言はパーになって文字通り消された。ふきふきと。>>318 ありのまま起こっていることを話すとそんな感じ。
いよいよもって受け入れる必要があるんじゃないか。 普通の手段でもって帰れないという事実]
(409) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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[こうなってるのは今の校舎(せかい)をつくった誰かさんの仕業という、 己がぶち上げた説の信憑性はどれだけ上がるだろう。 教室で臨時の司会めいたことを務めていただけの河合和歌奈は、 委員長もまたおんなじ仮説>>368に辿り着き、 それを日食虎次郎に話していたことをまだ知らない。
それでも結局、一度議論の俎上に上げたからには、 考えてしまうよね、誰かさんのこと。 和歌奈もそうで、あのメールの文面を思い出すたびにむしょうに腹が立ってくる。 さりとて訊ねられても心当たりはないから、 感情の向ける先が分からない]
(410) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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[ “心当たりかあ、そういう夏見ちゃん自身はどうなの?”
たとえばそんな言葉、>>321 和歌奈の中から浮かび上がってて、 おまけにそれをぶちまけてたら、 私達の間の何かが壊れていたりはしたんだろうか]
(411) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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[なんとも見えない将来に思いを馳せた話。
確かに和歌奈は夏見七星が、将来に煮詰まってる様子で、 べしょりとしているのを見たことがある。 和歌奈が話したことは彼女自身には当てはまらないんだって。 そこまで思わなくていいのに、>>64 ってちょっと笑いながら言った。
何せ河合和歌奈らしさだって、手放しで褒められるものではない。>>63 私が星を眺めて、時には撮るのに没頭したのは、 それだけで現実の煩わしさから逃れられたからだ。 だから進路に天文学関連を選んだのも、 ただ、逃げる時間を増やそうとしているだけに過ぎなかった]
(412) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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[私が、生きている限り抱く思いから。]
(*2) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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[あの時彼女は珍しくも、 空気を読まず話を遮るということをしなかった。 そうして思うところがあったのか、 言葉の真意を訊ねてきたわけだ。和歌奈の目にはそう映った。>>65>>66]
やり直したい。 ……なるほど、そういう見方もできるんだ。
わたしとしては、ええと、 独り立ちして自由になりたいってつもりで言ったわけよ。 そりゃまあ親とか家族のいる生活は嫌いじゃないけど……、
[それもある意味ではやり直すことに入るのかな、なんて、 あの時は暢気に笑っていた]
(413) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[でも、ほんとのところ、 夏見七星に、己のココロの一端を掴まれたような心地はしたわけだ。 和歌奈にとっては一番“遠い”って思ってた相手から。 だからって何かが起こるわけじゃない。 弱みに付け込んで私を壊そうとするようには見えないし、 万一壊す気があったって。とっくに大丈夫だと思ってた。
とっくに私という人間は、 どこかが壊れてるんだから]
(414) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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ね、先のこと、 どうしようもなくなったら相談には乗るよ。
[彼女はなんと言って返事したんだっけ。 河合和歌奈としてはこういうのは普通ではあったんだけど、 掴まれたと思ったからには掴み返したい、 と思わなかったといえば嘘にはなるわけで―――]
(415) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[そんなことを思い返した。けど、 今この時、 何かを壊すかもしれない言葉は思い浮かばなかった。
……結局和歌奈は感情の矛先を求めるのをやめた。 閉じ込められているというのなら。 なんとかしなければならないことが余りある。 つまり、そう、衣食住の問題。
食料を確保するために動く者もいれば、>>364 寝床の確保に動く者もいる。>>402 和歌奈はというと、どっちかというと寝床のことを考えていた]
毛布足りなかったら、カーテンとか、 ……暗幕を使うのもありかなあ?
(416) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[教室を去る直前、>>395夏見さんの言葉に、 具体的なことを返してやれないのが悔しい。]
帰れる人は、帰れるんだろ。
[河合さんから聞いたことが正しい情報ならば。 人の頭の中からは帰ることができる。
——じゃあ、帰れない人は?
>>397食糧を見つけたとして9人分。 運べるかどうかは分からないけど、ひとまず手を上げて夏見さんに了解の合図。]
(417) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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— 1F:食堂 —
[ここに辿り着くまでに、いくつかの教室を覗いた。 なるほど、やっぱり文化祭がそのまま再現されている。 喫茶店をやっていたところには軽食が用意されているから、 それを食べるのであれば食糧は困らないのだろう。 ……食べていいのかの判断はともかく。
それでもなお、現実的に地に足のついた食べ物が欲しかった。 文化祭の関係ない、食堂の備蓄とか。 誰もいないのであっても、それはあるはず……と。
読みは当たって、無人の厨房に調理前の食材や冷凍食品が大量にあるのを発見した。 調理さえあれば暖かい料理が食べられるはずだ。 そして更に、棚の奥から大量の缶詰を発見するのに成功する。]
(418) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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うん、運べやしない。
[フルーツ缶に魚や貝の缶詰といった非常食。 おそらくこれは安全で信頼できるものだろうが、流石に重さがある。]
運ぶなら、やっぱ喫茶店の軽食か? 購買におにぎりやパンもあるかね……?
[一人で呟きながら、現実的に無理をしないラインで考える。 まあ、食料自体はあることを確認できたので、 それを伝えれば、誰かは来てくれるだろう。]
(419) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[それとも、]
俺が何か作ってしまえば早いか……?
[料理をする。 それを考えると、思い出のひとかけらがフラッシュバックして、 いいや、やめておこうか、と判断が導き出された。
とりあえず、手近にあったダンボールを取って、 ひとまず缶詰を運べる重さまで詰めていく。*]
(420) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[休日に、料理をしてみた。 レシピを調べながら、和食一式。 白米に焼き魚、味噌汁を。
滅多にしない料理経験で、練習のつもりだった。 ちょうど来客として訪れたユイに、味見を頼んでみた。
出来立ての味噌汁をこくりと飲んで、 彼女は「美味しいです」と答える。]
(421) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[そういえば、天文部に割り当てられたあの部屋は、 午前と午後、どっちのすがたになってるんだろう?]
(422) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[それならよかったと、自分の舌でも味を確かめてみる。 すると、なんだか薄味で、出汁の味がぼやけていて、 物足りないような出来に首を傾げた。
ああ、そうか。 ユイが気を遣ってくれたのか、と、呑気にそう考えた。
ありがとう、ユイ。 お前は俺の顔を立ててくれる優しい女性なんだよな。 やっぱ俺に料理は向かないわ。]
(423) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[愛の反対は無関心だというのは、誰かが言って広く共感されている言葉。*]
(424) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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―― 回想・文化祭前日 ――
文句ならぎりぎりの布代しか出してくれなかった 会計係に言って! ほら!ほら隣にいるから!
[ ちょっとだけパーテーションが見えちゃってるとか、 そんなの最高にかっこ悪いじゃん! 引っ張れ!隠せ!でも絶対破いちゃだめだからね!! 怒鳴る荒木君にあたしの要求は止まらない。>>283 文句はそこにいるパーテーションの運搬を手伝ってくれた 金庫番石頭君にどうぞ!
え、あたしたち超息合ってるじゃん? めっちゃチームワークいいよね? ウソ泣きしてもちょっとしか考えてくれないのか。チッ ]
(425) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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―― 回想・文化祭 ―― [ 頭を打って蹲る猫の写真は勿論撮りました!>>289 当然だよね!そんなの撮るに決まってる。 閑話休題。 猫カフェなのに、あたしが接客すると ノリがラーメン屋みたいになるのはなんでだろうね? ともあれ、そういうノリで、 あたしは石頭君の婚約者さんのことも出迎えた ]
そりゃーもちろん! こんな大事なこと、忘れるわけないでしょ!
[ よく覚えてるよなって言う石頭君に>>274 当ったり前でしょって胸を張って、 あたしはスマホを2人に向ける ]
(426) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[ 石頭君が、婚約者さんの肩に手を置いた。 その仕草がいかにも慣れてて、 おおお、さすが婚約者って感じ! ]
はいっ、笑ってー!
[ あたしはそう言ってシャッターボタンを押したけど、 婚約者さんは、なんていうか……なんていうかさ、 お人形さんみたいだった ]
(427) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[ グルチャメンバーだから、石頭君のアカウントはわかる。 そこに写真を送信しながら、 婚約者さんには聞こえないようにこっそり話しかけた ]
あのさ……もしかして、 あたし、石頭君になれなれしくしすぎた?
[ 婚約者さんの表情が硬いのは、 もしかしたら3-1の女子たちが 石頭君になれなれしく見えて、不愉快だったのかなって。 そりゃ、自分の婚約者に別の女がべたべたして見えたら、 イラっとしたりもするよねえ。 そんなつもり、なかったんだけど。 だったらごめんねって謝ろうとしたんだけど、 そういう奴だからって説明されたら、>>188 そうなの?って引き下がる ]
(428) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[ でも、なんとなく、気になった。 婚約者さん、あんまり楽しくなさそう、っていうより、 なんていうか。 なんていうか…… ]*
(429) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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/* みんな婚約者について不穏な感じで盛り上げてくれてありがとう本当に
(-50) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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/* 誰かとエンカウントしてもいいんだけど、 もうすぐマネキン出てくるからなー
(-51) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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── 現在・教室 ──
ただいまー……へへ、 ちょっと遅かったかねー
[ 帰り支度をしっかり整えたわたしが、 再び教室へと戻ったころ、 そこに誰か残ってたんだかどうか。
一応、声をあげながらの入室。 コートを脱ぎ、マフラーと鞄を自席に置き、
それから、教室の前方へと。 黒板に並んだ文字を眺めていた。]
(430) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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[ それからチョークを手に取って書き加えるのは、 『非常階段×』『3階窓×』端的な言葉。
ここから出られないということだけが、 ひしひしと伝わる文字の群れ。
ここが誰かの頭の中だとして、 何を成せば帰れるのかという大切な部分は、 少なくともわたしの知識にはなかった。
ここが文化祭を模しているのはなぜ? 遺書の送り主にとって特別な思い出だから?
もう一度文化祭がしたかったのだろうか。 でも、そうだとすれば、それが叶ったとき、 あれを書いた当人は一体どうなるのだろう。]
(431) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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わっかんないよねえ。 確かめようがないし。
一か八かに出るくらいなら、 餓死寸前まで籠城、かなー
[ こういった状況を起こしやすい人とは。 いくつか並べられた条件を思い出し、 教卓に上半身を投げ出している。
気づけばもう、夜だった。*]
(432) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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―― 回想・SR路子ちゃん ――
[ 今日の路子ちゃんはSRらしい。>>403 だったらSSR路子ちゃんはどんななんだろう? あたしが会える日は来るのかな? ]
んー……?
[ 路子ちゃんの話は、一見ちょっと難しかった。>>404 だって不可逆とかさ、 なんか難しそうな単語使うんだもん。 一瞬哲学?とか思っちゃったよ。 だけどそれって、つまりは単純なことで ]
できる路子ちゃんは、 できないふりがしたかったんだ?
[ ぽろり。言っちゃったけど、よかったかな。 もしかしたらそれ、 路子ちゃんは指摘されたくなかったかもしれない ]
(433) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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[ だとしたら、あたしが言ったのって、 結構な嫌味だった? できないふりができなかった路子ちゃんに、 できないこともある方が可愛げがあるとか 言っちゃったんだから。 あちゃーって思うけど、もう手遅れだ。 なにしろ口から出ちゃった言葉は 不可逆らしいので ]
でも、路子ちゃんはそもそも可愛いし! あたしは好きだよ!
[ できない可愛げはないかもしれないけど、 そんなものなくても路子ちゃんは可愛いって! いつもどおり、ゆるくて真剣みがない路子ちゃんに、 なぜかあたし、力説してしまう。 路子ちゃんがほしいのは、 あたしからの好きじゃなかったかもしれないけど ]
(434) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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/* いろいろ拾ってくれてありがたい限りなので、みんなのもうまく拾いたい…… どうすればいいかしらん
(-52) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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[ でもね、あたしが何かを、誰かを、 ひめちゃん以外のものを好きって認めるのは、 あたしにとって、結構意味のあることだったんだよ ]*
(435) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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[雄火が戻ってきたのはどのタイミングだったか。>>390 そっちはなんか成果あったか、と軽く声を掛け。
食糧確保に向かう幣太郎に続いて、 平塚も、校内探検に出ていくらしい。>>382 さっきの僅かな間がほんの少しひっかかったけど。 俺はちょっと休憩、と肩を竦めて平塚を見送って。>>384
零したのは、半ば独白じみた呟きだったので。 べつに、誰かに聞こえなくてもよかったのだけど。]
(436) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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……それって、 一瞬で校舎を文化祭にするより無理な話か?
[反応したのは、端切れの悪い夏見の声。>>400 弱気にも聞こえる彼女の姿は中学の、 出会ったばかりの頃をどことなく彷彿とさせた。]
さっき俺も思ったよ。 確かあの時の教室には全員いた、って。 でも逆を言えば、あの時いた全員以外 この校舎にはいないってことにもなるんじゃないか。
[この校舎のからくりが、どういうものかわからないけど。 あり得ないことはない、と思った方がよさそうか。]
(437) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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―― 回想:文化祭当日 ――
[着ぐるみを選択した荒木君>>286の写真はばっちり スマホに収まっている。 なんなら扉にぶつかる場面のムービーだって。
真梛さんは写真にピースで応じてくれた。>>103 衣装について褒められたならば、他の子も手伝って くれたおかげだよ。なんて返しただろう。 実際被服室からは、不運にも捕まってしまった 日食君の呻き声が連日聴こえていたとか。]
(438) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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[訥々と思いつくまま思考を言葉にして、ハッと気づき。]
……まあ、そういう考え方もあるって話だ。
[ちょっと言いすぎた、と。 夏見の背中をぽんっと軽く叩いた。]
(439) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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[七星さんの声>>200にも応えて一緒にピース! 本当に、みんな可愛くて私は満足です。
ノリのいい墨鳥君の化け猫>>124だって 笑いながらカメラに収めた。
文化祭を見て周れる時間になったら天文部の部室 にも寄って。>>232 和歌奈さんがそこにいたなら「綺麗だった」と 月並みな言葉だけど、本当にそう思ったから そんな感想も伝えただろう。
カメラロールは、 そんな楽しい時間で埋められていく。]
(440) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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[例の婚約者ちゃん!という言葉>>215に反応して 教室がざわめいたときもあったか。 如何にも深窓の令嬢という感じの人がそこにいた。
借りてきた猫、といえばこの猫だまりには相応しい 気もしてくるが、なんというか…あんまり楽しんで なさげな雰囲気が伝わってくる。>>188
そっちはそっちで気にはなったのだが。 それよりも意識は路子さんの台詞>>216に 引っ掛かりを覚えて。]
(441) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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あれ、路子さんもデートするんだよね?
[だって、青春だと肯定していたし>>118。 いくら忙しい委員長とて、一緒に回る時間くらい あるだろうと。
つい口から出てしまったそんな疑問は、 調理に戻る路子さんに届いたかな。]*
(442) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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[食欲の次は睡眠。 長期戦になるなら準備は必要だ。>>402]
あー……寝る場所も必要か。 俺らは男は雑魚寝でもいいけど、 女子にはきついよな。
もし力仕事いるなら、無理せず声掛けろよ。
[保健室に目星をつける夏見へ、そう告げて。 河合の提案に、なるほど、手を打った。>>416]
(443) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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さすが副委員長。 じゃあ、俺は近くの教室から暗幕探して外してくるか。 全員分っていうと結構な量になりそうだしな。
[気づけば陽の落ちている窓の外を一瞥し。 俺も夜に備えるべく、教室を出て行こうか。*]
(444) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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/* ハルミチー、紳士だよねってずっと思ってます。やさしい。
(-53) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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