27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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──カフェにて──
[わさび漬けおにぎりを食べて咳き込みそうになった時、 回先輩に話しかけられたっけ>>2:240 肉じゃがの事を訊ねられた時は、世界が変わる前?と同じ、これまで通りの先輩だったと思う。 会話だけ切り取ると、本当に今までと変わらないなぁって。 そう思うと一瞬だけ鼻がツンとした。これはよいワサビだね]
(1) 2023/07/31(Mon) 00時頃
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[で、その後で先輩も出て行ってしまったかな。>>2:247 気付けばカフェには俺一人…、否、入れ替わるように高祈先輩が入ってきたっけ。>>2:301]
あ、高祈先輩ドモ。 休憩ですか?
[と、声をかけつつ、何となく先輩の行動を見守ってしまった。(他に誰もいないから) まずはお茶を飲んで、それからおにぎりを手に取って。 たったそれだけの行動だけど、何だか心許ないな。慣れてないのか、あ、なるほど]
(2) 2023/07/31(Mon) 00時頃
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[ここで俺は唐突に先輩が良い所の御曹司だってコトを思い出す。以前、何かの拍子に誰かのツテで聞いた噂話だけど]
え〜っと先輩…俺、手伝いましょうか? あ、お味噌汁よそいますね
[コンロに乗っかった鍋の蓋を開け、まだ中身が残っているのを確認したらガスを点火する。きっとこの人、コンロで火を点けたこともないだろう]
(3) 2023/07/31(Mon) 00時頃
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[そんな折だったか。 どこかで聞いたヴァリトンボイスがまた。>>0 その中に含まれた響きに、俺は動きを止めた]
……えっ、…俺?
[思わず天井を仰ぐ。そこには、天使の姿はなかった。**]
(4) 2023/07/31(Mon) 00時頃
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[この後、高祈先輩と何か話したかな。 手元の鍋がグラグラ煮立つ前に火を止めて、伏せてあったお椀を手にして味噌汁をよそう。宣告?の衝撃がまだあって手元が震えそうになったけど、何とか零さず火傷せずに出来たと思う]
……ドゾ。 熱いので、気を付けてくださいね。
[お椀の上に揃えた箸を乗せて、高折先輩に味噌汁の椀を差し出した。**]
(6) 2023/07/31(Mon) 00時頃
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/* 予想に反して墓落ち早かったなぁ… で、この素直に喜べない気持ち。どうしたらw
(-1) 2023/07/31(Mon) 00時頃
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/* タカキ先輩がめっちゃ時間補正してくれてる… すんません…そんなに時間空いてたんですね 読めてなくて、ほんと合わせてくれてありがとうございます(涙
(-13) 2023/07/31(Mon) 09時頃
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──カフェ──
[高祈先輩がおにぎりを食べるのに合わせて味噌汁を出すつもりが、俺を取り囲む時間だけものすごくゆっくり流れてしまったらしい。 だいぶ、タイミングをずらして、とっくに食事を済ませたところへ味噌汁を出してしまったが、先輩は受け取ってくれた。>>19 いや、その前に、《祝福》を受けた>>16]
あ、……ありがとうございます 良かった…、…そうですね…
[本当に、何とも言えない不思議な気持ちがした。 カフェに入った時、銀先輩と骨谷先輩に向けて、生還おめでとうございますと告げた時は、掛値のない祝福を伝えたつもりだったが、受ける側に来ればこうも複雑なのか。 (遅ればせながら、銀先輩のいつも通りの微笑み>>2:102 を浮かべた心中を察した)
自分の正直な気持ちを伝えて誠実に接するのが、人付き合いの上で重要だと思って来たけれど、今回人生を断たれずに生き続けるのであれば、もう少し違うやり方も身につけないといけないか]
(34) 2023/07/31(Mon) 10時頃
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色々思う事…、思ってた以上に生まれましたね、ハイ 正直名前を呼ばれるまで、 自分が死ぬ事ばかり考えていましたし…
[また《正直》に打ち明けてしまった。中々難しいな]
目覚めて悔いがないように、……ここで過ごす事 はい。ちょっと考えようと思います。 [悔いが生まれるとすれば、ただ一人、目覚める事が出来ない誰かについて、何か俺が出来る事をする、かな。 何が出来るか分からないけど。 何も出来ないかもしれないけど。 あと、誰かって、もしかしたら目の前のこの人かもしれないと思い至ると、改めて高祈先輩を見つめ返したりして]
(35) 2023/07/31(Mon) 10時頃
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……アドバイス、…ありがとうございました 先輩もその、俺、 先に戻って、…目覚めを待ってますね
[誰もいないし、このくらいは言ってもいいだろうか。 一言伝えるのに、ひどく息苦しさを感じてしまったが。 先輩にとっては月並みな事だったかもしれないが、俺には何だかひどく、優しく届いた。>>18]
(36) 2023/07/31(Mon) 10時頃
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[で、先輩に味噌汁の椀を渡して、自分はこの後どうしようかと考える。 あ、キッチンの洗い物でもしようかな。 する必要もない行動かもしれないけど、色々考えるために日常的な事をこなしてみたくて。 シンクの前に立って、少ない洗い物をしていると、福原先輩の声がした。>>12]
あ、福原先輩、おかえりなさい? 先輩がここへ来たってことは、肉じゃがっすかね?
[さっきの天使のお告げには、福原先輩の名前もあったはず。だが今はそこには触れず、二階で交わした約束の方を優先した]
じゃあ、それ食ってからまた探検に行こうかな。 何か手伝えることあります〜?
[洗い物を済ませて、キッチンに入ってきた先輩に声をかけた。俺だって田舎から上京して、今は一人暮らしだ。自炊はほとんどしないが、野菜の皮むきくらいならできるぞ(ピーラーがあればね!)**]
(37) 2023/07/31(Mon) 10時頃
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/* 不幸を背負ってるキャラなので、事件周りについて何か書きたいな… 本気で最終日までいるつもりだったんで、まだ何も考えてなかったヤバイ
(-15) 2023/07/31(Mon) 10時頃
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──回想:カフェ──
[高祈先輩と話をしていて、思わず『死ぬことばかりを考えていた』と言ってしまった。 心のどこかで、本当ならば10年前の事件で、両親と共に命を断たれる運命だったのでは、と考える事があったからだ。 先輩もそこが引っかかったのか、聞き返すように繰り返されてしまった>>51が、こちらで答えを迷っているうちに、話は終わってしまった]
もっと話をしてお互い知れたら…そうですね。 俺は元々皆さんと学年違うし。 交流も薄いかもしれないけど、 それでも、してみたいですね…
[先輩にとってはどうあれ、向けられた言葉>>52に、俺は道筋を示されたような気がしたから、お礼のつもりで軽く頭を下げると、その場を後にしたんだった]
(185) 2023/08/01(Tue) 15時頃
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──回想:カフェのキッチン──
[キッチンで洗い物をしていたら、福原先輩が来た。>>47 なんか元気だ。生還が決まって、嬉しいのかな。 でも、二階で話した感じでは、そんな考えをする人ではないから、ここでやれることをしようって事かな]
肉じゃが嬉しいな〜って、すげ 目玉焼きハンバーグと甘いの? 滅茶苦茶腕奮いますね。もちろん、一通り食べていいんですよね?
[手伝いを申し出たら、野菜の皮むきと、具財を丸める作業。よし、心得た。手の中にちょうど収まるピーラーも出てきたし、この世界の仕組みだけ現実へ持ち帰りたいものだけど]
は〜い、皮むきできますよ。 デザートにイチゴ牛乳寒天あるんですか。 またピンポイントで俺の好物です、ありがとうございます
[なんて調子よく受け応えて作業を行う俺は、傍から見ればちょっと元気良すぎにも見えたかな。やっぱり生還できて嬉しいのかな、俺。ううん、きっとそんなことない。わからない]
(186) 2023/08/01(Tue) 15時半頃
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[>>50]
この世界に来てやりたい事ですか… まだ、来たばかりで、 ……いや、時間の概念なんてアテにならないか。 すぐには思いつかないけど、そうだな……。
[この時俺はまだ知らなかった。 この後で目覚めるまでの間に館内を探索して、額縁に入った鉛筆タッチの《例の絵》を見つけるという事に]
ふふ、…気楽に、いいですね ありがとうございます では、今作ってるのが出来たら、まず食わせてくださいね。 これは食わねば後悔する。 武士の高楊枝ってやつです(違)
[お椀を持ってきてくれた>>54高祈先輩には、軽く会釈して、立ち去るその姿を見送った。やがて出来上がった新作メニューがズラリと並ぶと、写真を撮って、福原先輩のLINEメッセージ>>71の後に続けて投稿した。**]
(187) 2023/08/01(Tue) 15時半頃
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