28 僕等(ぼくら)の
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ーー夢と現実の狭間でーー
[ーー長い、永い夢を見ていた。]
(+0) 2023/08/23(Wed) 01時頃
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[意識がさ迷う。まるで、何もない空間を漂っているような。
ーー真っ暗で光のない虚ろ。無限の広がり。
僕は生まれたままの姿で膝を抱え、毬のように小さくなり慣性に任せた緩い回転をしつつ闇の大海を漂う。
ーー声が、聴こえた。]
(+1) 2023/08/23(Wed) 01時頃
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[ーー愛してる。
君を。君だけを永遠に。
何度生まれ変わろうと、 僕は君を愛すると誓う。>>5:20]
(+2) 2023/08/23(Wed) 01時頃
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[それは僕の声だった。でも、僕はそんな言葉を発した記憶はない。
ーーそして僕は回転を速める。ぐるぐる回りながら、闇を突き進み、遠くーー遥か彼方に浮かぶ光点を目指す。]
(+3) 2023/08/23(Wed) 01時頃
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[ーー○○。君の、元へ。
また、僕の声だ。 一体僕は何処を目指しているのか。 誰の元へーー目指しているのか。
そして僕は、ニューヨークのとある病院の一室で目覚めた。]
(+4) 2023/08/23(Wed) 01時頃
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ーーニューヨークの病院ーー
[病室にて目覚めた僕は、看護婦さんが呼んだ両親と兄に抱き締められた。
何が起きたのか全くわからない。
ーーああ、そうだ。合宿最後の日に巨大ロボットが日本に現れて。
僕は両親と共にすぐ飛行機にてニューヨークに向かったのだ。
兄の元へ。
しかし、現地の空港に着いた途端、激しい頭痛と吐き気がし、僕は意識を失った。
その後は記憶がなく、両親から聞いた話になる。]
(+5) 2023/08/23(Wed) 01時半頃
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[まず僕はすぐ病院に搬送された。しかし意識は戻らず、医者の懸命な措置も空しく寝たきり状態。
このまま植物人間になるか、目覚めるか。原因もわからないし、見通しもないーー。
そんな最中、日本では全部で四回のロボット戦があり、被害が広がっていたわけである。
目覚めた僕はそれらを耳にして青ざめる。
学校や近隣に被害が出たなら僕の友達は。天文部員たちは。
僕の想い人はーー。]
(+6) 2023/08/23(Wed) 01時半頃
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すぐLINEを確認する。珊瑚や彼から連絡があった。 僕は音信不通になっていた事情をグループLINEに手短に書いた。]
(グループLINE) 『心配かけてごめん。
実は今ニューヨークの病院。 父さんたちと避難してきた直後倒れて、意識なくしてたんだ。
さっき目覚めたばかり。
取り敢えず元気だから。 必ず帰るからね。』
(+7) 2023/08/23(Wed) 01時半頃
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それから両親に告げる、固い意思を持って。]
僕は日本に帰る。 どうしても逢わなくちゃ、彼に。
ーーコウに。
[僕は彼にだけ個人的にLINEをした。]
(康生へのLINE)
『帰国したら、すぐに逢いたい。ーー逢いたい。』**
(+8) 2023/08/23(Wed) 01時半頃
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ーー帰国/康生と珊瑚ーー
[意識を無くしていた僕は、起きた直後、その間に起きたロボット戦についても、ネットの噂も何も知らなかった。
まず、天文部のグループLINEにて天体観測の予定を話しているのを見、みんなが無事であるのを確認し胸を撫で下ろした。
僕は長いことみんなからの連絡に応えられず心配をかけた。 だから、まずLINEで無事を伝えたわけである。
一番最初にグループLINEに書き込みがあったのは、親友の彼だ。>>+10 みんなからも来たかな。
僕はいつも彼が使う動物スタンプに微笑み書き込みをする。
(+12) 2023/08/23(Wed) 05時頃
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(グループLINE) マジなんだ。だから今浦島太郎なんだよ。
そっち大変だよね?父さんたちからざっとは聞いてる。
僕は大丈夫。みんなに早く逢いたいよ。
彼からは個人的LINEも返ってきた。>>+11
逢いたい、の文字に胸がきゅ、となった。 僕はーー僕はずっと、彼のことを。
でも、彼は僕の気持ちを知らない。
本当は今回の合宿中、ブナの木の下で告白する予定だったのだが、勇気を振り絞る事が出来なかったから。
彼の"逢いたい"は親友としての意味だ。理解している。
それでも僕の心は躍って止まない。]
(+13) 2023/08/23(Wed) 05時頃
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[帰国については両親と相談が必要だから一旦返事は保留、僕はまずネットを調べて脱・竜宮城を目指す。
まず見たのは、ロボットが街で暴れる様子のニュース映像や動画。
合宿で僕が唯一目の当たりにしたロボットの爪痕をまざまざと思い出して、身体が震える。
その後何体ものロボットが僕らの街に現れたなど、現実感がない。
ネットの情報も漁る。すると、 『搭乗者はこの街の住民だ』『日暈学園高校の生徒だろう』 なんてものが。
眉唾な匿名掲示板のものだが、随分尾ひれがついて話が広がっている。
更に調べると、康生の写真や実名までもが出てきて驚く。]
(+14) 2023/08/23(Wed) 05時頃
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……なんだこれ。酷い。
コウがあんなロボットと関係あるはずないのに……
学校の、天文部のみんなだってーー
憶測で書かれた誹謗中傷じゃないかッ
[僕は腹を立て、同時に彼が心配でならなくなる。
両親にだだをこね3日後という最速帰国日の約束を取り付けた。すぐさま彼にLINEする。]
(+15) 2023/08/23(Wed) 05時頃
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(康生へのLINE)
『帰国は3日後。
端的に話すよ。
ネットで、君やみんなに関する無責任かつ根拠ない推測、誹謗中傷を見た。
コウ、今何処にいるの?自宅?避難所?
兎に角逢って話を聞きたい。
数時間の外出許可、ご両親から取れるかな。
変装して見つからないよう出て来て欲しい。
迎えに行くから、君が指定する何処かで待ち合わせたい。
君と二人きりで誰にも邪魔されず話せる安全な場所まで、僕が責任持って連れていく。
(+16) 2023/08/23(Wed) 05時頃
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ーーうってつけのいい移動手段があるんだ。
[待ち合わせ場所と時間は彼に任せる。
次に僕は珊瑚にLINEした。]
(珊瑚へのLINE)
珊瑚、心配かけてごめんね。 僕は元気だ。
幼馴染みの君はわかるかな? コウって今彼女いる?
前に話したが、僕はコウが好きなんだ…でも、恋人がいるなら邪魔したくないから、教えて欲しい。**
(+17) 2023/08/23(Wed) 05時頃
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ーー久しぶりの日本。
[目覚めて3日後に僕は両親と共に帰国した。 自宅も店舗も無事で胸を撫で下ろす。
両親が避難所の様子を見に行くというので、僕は着いていった。
そこはーー災害の時にテレビの映像で見るような。
狭い空間を拙い仕切りで区切り、個人のプライバシーすら護れない場所でひしめきあう人々。
近所の、どんぐり亭の常連さんたちや、学校生徒や家族もいたか。
いつもオムライスを食べに来ていたおじいさんや、ミルクレープが好きだったお姉さんが戦闘に巻き込まれ亡くなった事を耳にした。
なんて、痛ましいのだろう。 みんな憔悴しきっている…]
(+19) 2023/08/23(Wed) 05時半頃
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[そう言えば天文部グループLINEには、天体観測の予定が書かれていた。
こういう大変な最中にも楽しみがあるのは良いことだ。 働き者の後輩が仕切っているのかな。
僕は彼女にLINEをした。]
(+20) 2023/08/23(Wed) 05時半頃
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(千映へのLINE) どうも。奇跡の生還を果たした先輩です。 なんてふざけてる場合ではないね。
千映も大変だと思うが、大丈夫かな? 天体観測の企画は今からでも僕もお手伝いしたい。**
(+21) 2023/08/23(Wed) 05時半頃
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(康生へのLINE)
『裏門了解。
変装は一見では君とわからないぐらいにしてきて。
嗚呼、バイクだよ。
入学当時免許取ったんだ。一年以上経ってるから2人乗り出来るよ。メットは二つある。
バイクが駄目なら父さんにどんぐりワゴン出して送って貰うよ。』
[彼とは親友だが、バイク仲間は学外にいて別なので、僕がライダーなのは知らないかも。]*
(+23) 2023/08/23(Wed) 06時頃
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(康生へのLINE)
『2人乗り出来るようになったの最近だし。
合宿終わったら誘おうと思ってたんだよ、タンデム。
一年乗ってるから大丈夫。
僕にしっかり掴まってれば問題ないよ。後ろの人は免許はいらない。
じゃあ裏門ね。 (バイクに乗るコアラスタンプ)』
(+28) 2023/08/23(Wed) 06時半頃
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ーー裏門待ち合わせ/康生ーー
[当日、僕は黒のライダースーツに身を包み、彼のメットを後部にくくりつけて学校裏門に向かった。
そこには怪しげな変装の人物と初対面の中年男性。
バイクを止めてメットを取り。]
コウ?…えっと。
[隣がお父さんと聞けば挨拶するだろう。]
(+30) 2023/08/23(Wed) 06時半頃
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コウの友達の乾恵一です。クラスも部活も一緒です。
今日は少し康生くんをお借りします。危ない場所は行かないし人目も避けます。
息子さんを僕にください。 …じゃなくて、任せてくださいね。
[最後の言葉は少し変だった。慌てて言い直す。
彼にメットを渡した。バイクは トライアンフ・スクランブラー400X。 僕の免許は400ccまでで、これはギリギリ乗れる。 見た目はシンプルでスマート、クラシックなバイクだ。]
(+31) 2023/08/23(Wed) 07時頃
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ちょっとここらから離れるつもり。
[ネットで晒されたらどこに行ってもだが、人気が少ない場所に行くつもりだ。
彼が後ろに跨がってくれたら、白煙を吐きながら走り出すだろう。]
僕の腰にしっかり掴まって!*
(+32) 2023/08/23(Wed) 07時頃
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ーーLINE/珊瑚ーー
[彼女に恋愛相談をしたのは随分前だ。
僕は入学当初に康生に一目惚れをしてしまい、その想いを打ち明けられるのは珊瑚だけだった。
珊瑚は康生の幼馴染みだから、色々彼の情報に詳しいし、親身に話を聞いてくれるから。]
(LINE) 『そっか、うん。 教えてくれてありがとう。
結構長く僕は意識不明だったからさ。その間のことはわからないし。
(+34) 2023/08/23(Wed) 07時半頃
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いや、確かに男と付き合う可能性はあるとは思うけど、珊瑚から今まで聞いた情報はみんな女の子だったじゃない?』
[そう。彼はモテモテなのだ。あれだけのイケメン、性格もいいなら当たり前だが。
ただ別れるのも早い。 そして聞く限り相手は女の子ばかりだった。]
『隠していたらそれはもう仕方ない。いると分かれば今までみたいに告白を控えるのは可能だけど。
取り敢えず今までの恋人は女の子なんだし、男子まで気にしても…三千院部長とかカッコいいから、彼がもしコウを好きでライバルだと勝てる気がしないが。』
(+35) 2023/08/23(Wed) 07時半頃
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[三千院部長は鋼メンタルの天文部部長だ。コウには負けるがイケメンである。
僕は珊瑚のアドバイスに耳を傾ける。]
『うん、ありがとう。
大丈夫、僕が気持ちを伝えたいのは、彼がどれだけ素敵で魅力的かを伝えたいが一番なんだ。
僕がこんなにも好きになるだけの輝きが彼にはあると。
そもそも同性だから嬉しくないかもだけど…
彼にゆっくり、花に水を与えるように愛情を注ぎたい。 それを彼が許してくれるなら、だけどね。』
(+36) 2023/08/23(Wed) 07時半頃
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[僕の誤解は、二人が幼馴染みで仲良しなの僕が知らなかった時だから仕方ないよ!
珊瑚に面倒臭いだの重たすぎる愛だの思われているのを知らない僕はつっこめないが、感謝してLINEを終えた。]**
(+37) 2023/08/23(Wed) 07時半頃
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ーー裏門→思い出にない海辺/康生ーー
[バイクの後ろに乗るのに免許はいらないし、年齢制限もないから安心してほしい。
彼の変装はちょっと犯罪者チックだが、彼だとわからない点では完璧だ。
紹介されたお父さんは彼とはあまり似てはない。彼はお母さん似なのかも。
お父さんに挨拶をし、僕らは出発する。 しっかり掴まる彼の腕を感じ、僕は少し照れながらアクセルを踏んだ。]
(+41) 2023/08/23(Wed) 08時頃
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[心地よく風を切りながら進む。スピードを押さえ気味にしてるなら、走りながらの前後の会話も可能。信号では止まるしね。]
わかんなかったなあ。 それなら見つかることはないよ。 ただ、君の顔が見れないのは寂しいけど。
お父さん、心配して付いてきてくれたんだね。優しいな。
そう言えばコウの家族は避難所暮らしじゃないんだね。 おうちが無事で何よりだ。 うちも無事だった。
[流れる風景は全面から迫ってきて、背後に消えていく。 この爽快感を彼はどう思ってるのかな。]
(+42) 2023/08/23(Wed) 08時頃
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あ、そろそろだ。潮の香りがする。
[暫く走ると真っ直ぐな海岸線が見えてきた。
僕はとある海辺の砂浜を目指す。今はもう夏を過ぎて泳ぐ季節じゃないからガラガラのはず。]
コンビニ寄る?飲み物とか買おう。メットは取ってね。
[海岸近くのコンビニ前にバイクを止める。コーラでも買おうかな。彼は何を飲むんだろう?
ーー海は静かに波打ち、僕らを待っている。]*
(+43) 2023/08/23(Wed) 08時頃
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ーーLINE/千映ーー
[グループLINEに僕が親近感を覚える後輩の文字が浮かぶと嬉しい気持ちに。
心配してくれてたのかな。
個人のLINEに返事を返す。]
(千映へのLINE)
疎開?そうなのか… それはとても残念だし、僕は寂しい。
お別れ会を開きたいが難しいよね。避難なら一時的だが、疎開なら引っ越しだから、忙しいだろうし。
(+52) 2023/08/23(Wed) 14時頃
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じゃあ、天体観測がゆっくりみんなで集まれる最後かな。
コウに聞くの了解。
そうだ、アメリカのお土産があるんだ。
七尾さんへのお土産は食べ物だから、天体観測に渡すのだと間に合わないと思う。
宅急便で送るよ。
[翌日、彼女の自宅に宅急便が届く。
中身はファットウィッチベーカリー」のブラウニー。
包装に可愛い魔女の絵があり人気商品だ。濃厚なチョコレート味のブラウニーはニューヨーカー女子に大人気。]**
(+53) 2023/08/23(Wed) 14時頃
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ーー海辺/康生と二人ーー
え、僕の顔?や、うん…そっか。
[意識不明で倒れていたなんて聞いたら当たり前か。
真面目な話、突然原因不明に倒れそのまま植物人間になる事例は沢山あるのだから。
それでも僕は、何処か嬉しかった。]
(+56) 2023/08/23(Wed) 15時半頃
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……そっか。でも、コウもご家族も無事で本当に良かった。
うちはちょっと離れてるし。
ロボット…動画を見たんだが、合宿で見た人型ロボットが勝ち続けているよね。
あれ、なんだかアイツが僕らの味方でさ、地球護るために戦ってるように見えて。
だとしたらカッコいいんだけど。…動画だからそう感じるんだよな、きっと。
コウやみんなは間近で怖かったよね…。
[戦いに巻き込まれて家が壊れたり、人が亡くなったり。そういうのを考えたらカッコいいなんて。
しかし、こんな気持ちが何処か僕にはあった。親友だからこそ話せる。]
(+57) 2023/08/23(Wed) 15時半頃
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[しがみついた彼を、その存在をライダースーツ越しにも温かく感じる。
嗚呼、僕らは生きている。 僕らは生きているからこうして。
なんだかそう強く思った。]
(+58) 2023/08/23(Wed) 15時半頃
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[コンビニ前にバイクを止めて、シート下の格納スペースからショルダーバッグを取り出して肩に。
コンビニでは不思議とある銘柄のパンと珈琲が気になったが、僕は結局コーラを買った。
みんながあのロボットをコーラと呼んでるのを僕はまだ知らない。
彼はスムージーを飲むようだ。]
それ美味しいよね!今年の夏はそのスムージーとスパムおにぎりよく食べてたよ。
[なんて話しながら、買い物を済ませたらリゾートホテルが海岸沿いに立つような綺麗なビーチにやってくる。
コバルトブルーとはいかないが、そこそこは澄んだ海。
合宿の時も海の近くだったが、ビーチで遊んだりはしていないから今年初めての海だ。]
(+59) 2023/08/23(Wed) 15時半頃
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[海岸線に添う道路には若干だがヤシの木まで植えられていて、なんだか雰囲気がある。
砂を踏みしめると靴底に不思議な感覚だ。]
いや今泳いだら少し肌寒いよ。 それに今日は話がしたかったから、遊びはまた後日にしよ?
ーーなあ、コウ。
砂のさくさくした感触、いいよね。
……あれ?
僕は自分でそう言いながら首を傾げる。なんだか、この台詞に懐かしさを感じた。何かドラマにでもあった台詞かな?
持参のビニールシートを敷いて荷物を置き、そこに2人で座った。]
(+60) 2023/08/23(Wed) 15時半頃
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まずはお互い近況からだよね。僕の方から話そうか。 ほとんど記憶ないから簡単だしーー。
アメリカに避難したのは兄さんがニューヨークに留学してたから。
去年の合宿、花火ではしゃぎすぎるコウを注意してた匡兄さんね。
だけど空港着いたら急に目の前暗転してーー気付いたら病院。グループLINEした日。
みんなに心配かけるから、LINEにはあんまり深刻に書かなかったけど、原因わからないし一生目覚めない可能性もあったみたい。
(+61) 2023/08/23(Wed) 15時半頃
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ーー身体が弱い君の気持ちが良くわかった。 怖いね、自分が死ぬかもって。 独りになっちゃうかも、…て。
でも復活したからね、僕。 連絡つかない間、心配かけてーーごめんね。
[隣に座る彼の手の甲に、掌を重ねるのは許されるか。
波音が近く、遠く響く。
次は彼の近況を聞きたい。]*
(+62) 2023/08/23(Wed) 15時半頃
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ーー僕らを結ぶ海辺/康生ーー
[彼が言葉を濁したのには、運転中気付かなかった。
僕はまだ、甘かった。
彼が晒されているのを知りながら、その影響がどんな風にあり、どれだけ苦しんでいるかを知らなかったんだ。
それを知るのはもう少し後。]
[確かにスパムおにぎりとスムージーの組み合わせは奇妙だろう、鰻に梅干しぐらいに。
だが僕は生姜焼きをコーラと一緒に食べたりするから。
彼の笑顔に翳りがあるのは気のせいか。メットを外して身バレを心配しているのか。
砂を靴で踏みしめる時は元気に見えたが。]
(+74) 2023/08/23(Wed) 18時頃
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[僕がまず近況を話すと、彼は僕を案じながら謝る。そしてポロリを、する。
僕はそれを聞き逃さない。]
謝らないで。連絡出来なかった僕のが悪いよ。
ーー何も言われ……それって。
[僕は海外にいたから、何も言われなくて、良かった。 すなわち日本にいた彼は。
彼の心臓や健康面に関しては、珊瑚から聞いている。]
うん、天体観測は楽しみ。 その日は大丈夫だけどーー
コウ?
君の手、凄くーー冷たい。 それに君は天文部の話ばかりだよ。
(+75) 2023/08/23(Wed) 18時頃
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僕はーー僕は君の事が聞きたい。
……何か、あったの? 辛いこと? コウ。……話してくれ。 僕らは親友だよ。
[僕は彼がバイクでの会話で言葉を濁したのを思い出す。
彼の抱えているものが知りたい。
重ねていた手の甲を持ち上げ、無意識に自身の胸に導く。 心臓の鼓動を伝える。
彼が積を切ったように話し始めた。 僕みたいに声を荒げる事はない。しかし、積み重なる言葉には彼の悲痛が滲む。
ぽたり、ぽたり。 まるで血が滴るような想いの告白に僕は驚く。]
(+76) 2023/08/23(Wed) 18時頃
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そんな、……そんな。 君が異星人?ーー人殺し、だって?
なんだそれ…ふざけてるッ 君があんなロボットと関係あるはずないのにッ たまたまの出現位置からそんな憶測、無責任すぎるだろッ
学校行けなかったのは健康面の事情じゃないかッ 家が壊れないのもそんな理由なわけーー馬鹿らしいッ!
[彼が静かなのに僕が熱くなる。顔を真っ赤にして怒る。]
夢?パイロット?
[ふと、僕の脳裏に漆黒の宇宙が広がる。 僕も奇妙な夢は見たが。
だからって、ロボットのパイロット?]
(+77) 2023/08/23(Wed) 18時頃
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[
ーーロボットは、コアを。
……人、ゴロシ。]
(+78) 2023/08/23(Wed) 18時頃
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違う、君はーー 君はッ!!
[心臓の鼓動では彼を落ち着かせられない。僕はガバッと彼を抱き締める。力の限り。強く、強く。]
君が悪いことなんかーー 何一つないッ
君には一片の曇りもないッ
……君は。 いつだってみんなのために。 誰かのために。
怖くても辛くても我慢して。 心配かけたくないって。
独りで抱えて。
(+79) 2023/08/23(Wed) 18時頃
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……僕が。僕がいるよ。
君を独りにしない。 君を決して独りにしないッ ーーコウ。
[内側から溢れる、温かい濁流みたいな感情。
身体が弾け飛びそうなほど、僕の中で。
ーー彼が溢れて。]
[肩を乱暴に掴むと、真っ直ぐ彼の色素が薄い瞳を見つめーー唇を重ねようと。
舌を入れたりはせず、ただ包み込む。
その柔らかに愛を、癒しを、慈しみを注ぎたい。
僕の全身全霊にて。]*
(+80) 2023/08/23(Wed) 18時頃
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ーー君と繋がる/康生ーー
[もしも眼を閉じても、胸に触れたら人は感じるんだ。
鼓動を、脈動を。
血を全身に循環させる、身体のすべてに行き渡らせる心臓は生きる中心だ。
規則正しく刻むリズムは、人を生かす音だ。
聴かせる事で、聴く事で。 存在を知らしめる。
共に在る、見守っている、 独りの身体じゃない。
そして想いが集約する場でもある。好きな人に触れられたら、ドキドキしてーー速まる。
伝わる?
(+93) 2023/08/23(Wed) 20時頃
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[君は独りじゃない。 そして僕も、独りじゃーーない。]
(+94) 2023/08/23(Wed) 20時頃
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[彼は少しぽかんとしたような、記憶を探るような顔をしたんだ。
薄紅の花弁が咲いて。 僕は蝶が導かれるよう。 その蜜を求めた。
ーーもし、いつか何処かにあった可能性のように。
僕自身が寂しくて。 独りぼっちが嫌で求めたら、それは彼の今までの恋人と同じだったかも。
今の僕は、彼の寂しさや苦しさ、孤独を埋めようとした。
僕の唇で。]
(+95) 2023/08/23(Wed) 20時頃
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[重なりあった運命は。 ゆっくりまた歯車となりーー 僕らの刻が動き出す。
ほんの刹那の触れ合いだったにも関わらず。 初めての、しかも恋しい彼との口づけに酔いしれて、僕は頬を熱くした。
そ、と離れ強めに掴んでしまった肩を離す。 瞳をゆらゆらとさせ。]
ーーあのッ、これは。 君が、辛そうでッ
……僕の大切な君が。 それだけじゃ、ない。 好き、だから。
僕は君をーー好きなんだ。
(+96) 2023/08/23(Wed) 20時頃
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[見開いた後に彼を捉える。心臓は早鐘みたい。汗もかいて、ただ、ただ彼を見つめ。
愛しさに溢れ。]
聞いて、くれる? ーー僕の気持ちを。
[ザーン、と一際高く白波が砂を拐う。
僕は静かに話し出した。]
ーー君が好きだ、コウ。
入学当時君に出逢った瞬間、電撃に打たれたみたいになって。
でも君は男だし、この気持ちは何?とパニックに陥った。
一目惚れ。そう言ってしまえばそう。だけど、それは結局君の容姿が見目麗しく惹かれたに過ぎないよね。
評価、に近いかな。
(+97) 2023/08/23(Wed) 20時頃
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君は綺麗だ、と。
でも僕はーー同じクラス、部活になり。
みんなに囲まれて朗らかに笑う君。 教室の掃除だろうが体力的に苦手な運動だろうが精一杯楽しもうとする君。 成績が良いだけでなく、物事の判断も速い君。 困っているクラスメートがいたら手を差し伸べる面倒見がいい君。 たまに大胆で羽目を外しおっちょこちょいな君。
全てが輝いていた。 君の内面から光が溢れていた。
君は人を惹き付ける。 魅力があり価値がある。
ーー君は素敵。 僕の心を引き寄せ、狂おしく締め付ける。
(+98) 2023/08/23(Wed) 20時頃
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君の傍にいるとドキドキする。 嬉しくて愉しくて仕方ない。 君に触れると身体が熱くなる。
君を想うとーー想うだけで、胸がいっぱいになるんだ。
これは恋だと想う。 僕は君に、恋をしてるんだーー。
(+99) 2023/08/23(Wed) 20時頃
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|
[最初の一滴は小さな。 でも、僕の心をじわじわと侵食して。
やがて自覚に至る。
本当に好きなら、その相手が男か女かなんて、相手が自分を好いてくれるかくれないかなんて、些細なんだよ。
ーーつまり。 僕は柊木康生に恋をしている。
『よく、恋は落ちるものっていうよね。 いつの間にか好きになってるの。』
彼と初めて会った瞬間から僕は目が離せなくなり、いつの間にか今までの、他の友達に感じる友情とは異なる好きの感情を持っていた。
(+100) 2023/08/23(Wed) 20時頃
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『友情は信用と信頼で成り立つけど』
そう、友達としても僕は彼を好きだ。
『性的な欲求とも、違うと思う。』
彼に恋を自覚してから、キスしたいとか身体に触れたいという気持ちが、彼にだけ芽生えはした。
そういう欲求が先で、誰でも良ければ恋ではない。
『友情だったら"いいって事よ!"で済むのが 恋愛だったら"もっとしてあげたい"と "察して欲しい""自分にも返して欲しい"になる?』
彼に僕の気持ちを察してほしいと思った。 彼が僕を恋愛的な意味で好きになり、気持ちを返してくれたらと願った。 勿論、彼が嫌がるなら話しは別だが。
(+101) 2023/08/23(Wed) 20時頃
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『もっと笑顔が見たいとか、 何かしてもらえると他の人より嬉しい』
勿論だ。笑顔が見たいし、彼に褒められたり触れられると誰より嬉しい。
『自分より優先したい相手なら』
言わずもがな。もし僕が死ねば世界と彼が生きるなら、僕は喜んで死ぬ。
『狂おしいほど相手が欲しい。奪いたいくらい。』
彼が珊瑚と幼馴染みで仲良しなのを付き合っていると誤解し、僕は明確に嫉妬した。
『隣にいるだけでドキドキするとか。 ほんのちょっとしたことが嬉しい、とか。』
手の甲が触れるだけでドキドキした。 彼が僕の顔を見たいと言っただけで、嬉しかった。
ーー珊瑚に、僕はこう答えたんだ。]
(+102) 2023/08/23(Wed) 20時頃
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[僕は恋をしている。 まるで坂道を転がるように、抗いようなく、恋に堕ちた。
たった一滴が花開く。 たった一滴を僕は、噛み締める。
珊瑚は言った。
『同性でも異性でも恋は恋、愛は愛。 男同士だから嬉しく無いかもしれないと思うなら 同じことを柊木くんに言われたりされたりしたら どう思うかな、って想像して見たら?』
とても悲しい。そんなこと気にしないで欲しいと思う。 気持ちが嬉しいから。]
(+103) 2023/08/23(Wed) 20時頃
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[『柊木くんが男だから好きなんじゃ無いでしょう?』
うん。彼だから、好きなだけ。
『愛も恋も自由だよ、きっとね。』
ありがとう、珊瑚。 想いを伝えた後息を吐く。
何処までも澄んだ青空が僕らの頭上に広がっている。]*
(+104) 2023/08/23(Wed) 20時頃
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ーー告白、そして/康生ーー
[僕が気持ちを説明する必要がなく。僕は彼に一番の安心や、わかりやすい"想い"を伝えられたなら、それは幸いだ。
説明をしたのは、もし僕が誰かから好きだと言われた場合、嬉しいのは勿論だけど『どこをどう?』が聞きたいと思ったから。
でも彼は、僕とは違う純粋過ぎる、ピュアすぎる心を持っているから。
疑うなんてなかったんだーー。]
(+123) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
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うん。君が好きだ。 好きは色々あるけど、友達への好きとは違うんだ。
[話しながら僕の声は上擦り、鼓動は速くなる。
彼の掌の熱をしかと感じながら。]
ーー嬉しい。 君じゃないと駄目なんだ。
[友達だって親友だって欠けがえない存在だけどーーこのときめきをくれるのは彼だけだ。
抱き締めて、唇を合わせ。 今も彼が触れていると想うだけでこんなにもーー
溢れる泉のよう。]
(+124) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
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嬉しいの?ーー。 良かった…良かった。
[大好きな彼を困らせたくない。だからずっと、恋人がいる時は伝えないと決めてきたのだ。
勿論いなくとも困らせる可能性はあったが。
僕の目頭が熱くなり、涙腺が緩む。まるで懺悔をして赦しを得たみたいに救われる。
そして。]
ーー……ッ
[余りの予想外。僕は真っ赤になり、完全に固まった。 全身にビビッと痺れが走り。
一瞬末端な手足まで伝わり震えたがーー二人のしっとりが馴染んだら弛緩。
暫しうっとりと。]
(+125) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
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[これどういう意味のキス?と思考が回ったのは離れてからだ。
彼の言から推察出来るのは、キスが、行動が答えだということ。]
う。照れる…でも、 ーーありがとう。嬉しい。
僕はこういう関係って初めてだから、少しずつ確かめて行きたい。
二人で何をしたら心地好いか。気持ちいいか。
……君が嫌でなければ、これからもっと触れたい。もっと。
君の身体に。
[熱い頬を持て余しながら彼を見つめる。
こうして僕らは特別な関係になったーー。]
(+126) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
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[さて、何処かの僕ならその場で押し倒したかもしれないが。 僕はそこまでの野獣ではない。
ーーそこそこの野獣だ。]
指輪が欲しい。ペアリング。 そういうの、つけるのやだ? シンプルで安いのでいいから。一緒に買いたいな。
勿論、君への攻撃や誹謗中傷が鎮火したら。 いつか消えるよ。 それまではどうか、気をつけて。
ーー独りの身体じゃないんだよ、もう。
君と僕は一緒だから。
[僕は彼の肩を抱き寄せ、凭れさせる。身をひたりと合わせて海を眺めた。]
(+127) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
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ーーごめんコウ。お手伝いに行きたい。
[ロマンチックに浸っていたのだが、コーラを飲んだら僕の膀胱が主張した。
見渡し、僕はリゾートホテルを指差す。]
あそこで借りるよ。コウ、一緒に来て。君を独りにしたくないから。
[決して独りでトイレに行けないわけではない。]*
(+128) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
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ーー復興へ/乾家とどんぐり亭ーー
[事態は呆気なく終息した。 国防の大々的な発表が世間に轟き、もうロボットの襲来はなく平和になったことが告げられた。
異星人どうのならそんなことを政府が把握できるはずがないから、僕の推理では、日本と何処かの国の代理戦争だったのでは、と思ったり。
ネットでも様々な憶測が飛び交った。だが重要なのは、ロボットの正体やら真実ではない。
康生に対する誹謗中傷がどうなるかだった。
海辺デート後、僕らはLINEや電話で頻繁に愛を交わしていた(※僕視点)。
彼から誹謗中傷が終息に向かった事を聞けたなら、ほっと胸を撫で下ろしたことだろう。>>+144>>+145]
(+156) 2023/08/24(Thu) 08時頃
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[街は復興に向かう。
両親は避難所生活をする近隣の人々への料理の差し入れ奉仕活動を続けながら、どんぐり亭の営業を再開した。
幸い、あれだけの戦火がありながらどんぐり亭、どんぐりワゴン、自宅はガラスが少し割れた程度で無事である。
存命中は大工だった祖父が頑丈に建てたからだろうか。 木造なんだけどね。
僕は学校が通える状態であるなら、普通の学生に戻ったろう。
天体観測や、彼とのデートを楽しみにする、幸せいっぱいの日々が始まる。]
(+157) 2023/08/24(Thu) 08時半頃
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ーー康生との電話ーー
[康生の家は人為的被害もあったわけで、建て替えが必須らしい。 こんな事情が聞けるのも、僕らが特別な関係になったから。
僕は両親に相談をし、彼にある提案をした。]
(電話)
実はうちの両親がさ、どんぐり亭の二階及び自宅の空き部屋を被災者の人に提供することを考えていたらしくて。
うち、祖父母は他界してるし兄さんは留学中だから結構部屋があるんだ。
どんぐり亭の二階にも昔親戚が住んでて。一家族悠々住めるようになってて。
コウの家庭の事は、コウのお父さんお母さんが決めるとは思うんだけどーー差し出がましいかもだけど。
コウ。建て替えの間、僕んちに住まない?ご両親も一緒に。
(+160) 2023/08/24(Thu) 08時半頃
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君たちは被災者だと思う。 お父さんたちに話して見てくれないかな。
うちの両親は、息子のクラスメートの家族の助けになりたいと言ってる。
[勿論助けになる提案でないなら、断ってくれて大丈夫と言い添えた。]*
(+161) 2023/08/24(Thu) 08時半頃
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ーー復興開始/珊瑚へのLINEーー
[というかまあ、海辺デート直後だ、直後。僕は康生と別れた後、光の速さで珊瑚に連絡をした。
勿論目的は康生と特別な関係になったことの報告だがそれ以外のが実はメイン。]
(珊瑚へのLINE)
珊瑚、康生とのこと色々心配し、アドバイスをくれてありがとう。
僕は彼に告白した。 返事は…多分okで。 夢みたいだ。嬉しくて倒れそう。
うまくいったのは珊瑚のおかげだ。
(+163) 2023/08/24(Thu) 08時半頃
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まだ彼は僕への気持ちはハッキリしないみたいだけど(当たり前)、 傍にいたいと思ってくれてるよ。
それでさ、珊瑚と逢って話したいんだけど、その前にーー
大和に逢いたいんだ、僕。 恋人を持つ男の心構えを、漢である彼から聞きたい。
あとニューヨークのお土産渡したい。
大和の連絡先は一応知ってるんだけどさ、珊瑚から伝えて貰う方がいいかなと。
(+164) 2023/08/24(Thu) 08時半頃
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もし彼も僕に逢いたいと思ってくれるなら。
そうそう、大和と逢うならどんぐり亭に来て欲しいんだ。
合宿に父さんたちが迎えに来て、ワゴンに大和を乗せて帰ったんだけど、大和その時凄く丁寧に挨拶しててさ、うちの両親気に入ってるんだよ。
だから『美味しい料理を食べにおいで』って言ってる。
勿論無理にじゃないけどね。
珊瑚と三人でもいいんだが、僕大和とゆっくり二人で話したことないから。
出来たら、て感じ。 大和に伝えてね。頼んだよ!*
(+165) 2023/08/24(Thu) 08時半頃
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ーー白い小さな教会/康生ーー
[自分がドキドキしていない相手から告白される。
ある意味康生の恋人付き合いはいつもそうだったのかも。 彼は優しいから、他人の想いを無下にしないから。
でも、付き合って彼の中にドキドキが育たなければ上手くいかなくなるのは当然なのだ。
つまり、僕らももしかしたら上手くいかないかもだ。 彼と付き合えるようになったのはゴールじゃない。むしろ、二人で手を繋いでスタートするのだ。
愛は育むものだから。]
(+171) 2023/08/24(Thu) 09時頃
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[今はただ、これからどうなりかなんかより、ひたすら僕を受け入れ寄り添ってくれる彼に深い感謝が溢れた。]
ありがとう……コウ。 ゆっくりと。君との時間を過ごし、想いを分かち合えるようになりたい。
[この言葉にすべてが集約された。]
ーーこどッ、いや君が身籠っているとか思ってないッ 赤ちゃんを授かるにはそういう行為をしないとで僕らはまだシてないいやでも男同士だから行為は出来ても種付あああッ
[わかりやすく混乱した。多分親友である彼は僕がたまにバグるのには慣れてるから大丈夫だろう。]
そう。君の身体に何かあったら堪えられない。そういうことだよ。
(+172) 2023/08/24(Thu) 09時頃
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[そこで僕はふと思い付いた事があったが今は伝えず、彼を伴いリゾートホテルへ。
バイクはちゃんとした駐輪場に止めてあるから大丈夫だろう。]
[豪華なリゾートホテルに驚いたのは僕も同じ。家族旅行は僕もあるけど五人でこんな高そうなホテルに泊まったら大変だし。
フロントに行き手洗いを借りる了承を得たら、僕は綺麗なトイレでスッキリした。…変な事はしてないです。神に誓って。]
あれ?なんだろーー
[手洗いを出たら、中庭の方からぞろぞろ人が歩いてきた。 先頭にいるのは綺麗な衣裳に身を包んだ花嫁と花婿。
このホテル内の披露宴会場に移動中らしい。]
(+173) 2023/08/24(Thu) 09時頃
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うわ、綺麗だな。 花嫁、さん…
[僕はきゅっと彼の手を繋ぐ(ちゃんと洗ってハンカチで拭いたよ)。
群衆が歩いてきた方向、中庭に何やら白い建物が見えた。なんだろう。]
ねえコウ、あれはなんだろう。 ちょっと見に行かない?
[宿泊者でなくともホテル内を見て歩いて咎められることはなかろう。]*
(+174) 2023/08/24(Thu) 09時頃
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―― 天体観測会:準備 ――
[天体観測会の準備は、僕が意識を失っている間にメンバーたちの間で着々進行していた。
余り星には詳しくない、と聞いていた千映が積極的に企画を進めているのには驚いたが、彼女は多分星が見たいというより、思い出作りがしたいのだろう。
家族との疎開が決まっているから。]
(+176) 2023/08/24(Thu) 10時頃
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[彼女が描いたポスターを見た時、僕は非常に強く胸を打たれた。 >>+152
広がる天の川は、空から宇宙まで跨ぐような迫力。 濃淡バランスが素晴らしく、遠く、遠くにみんなの想いがあるような。 描かれた人物たちは『僕ら』だ。 空にみんなが抱かれている。
僕は校内にてポスターを見る度に誇らしい気持ちになった。]
(+177) 2023/08/24(Thu) 10時頃
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[カガセンへの連絡は康生がしてくれたし、予算の計算も頭脳明晰な彼の方が向いている。
さて僕の仕事は人集めだ。
彼は僕を人たらしなど勘違いしているが>>+141いいえコミュ力ゼロの恋人いない歴年齢だった糞雑魚ナメクジだよ?
しかし、やらねばならない。 僕には秘策があったーー。]
天体観測会に来ない? 星、綺麗だよ。美味しいお菓子や食べ物あるよ。
後、特別にーー来るならどんぐり亭定食割引チケットあげる。
[ぴら、と数枚綴りのチケットをちらつかせる。学生はお金がないから、喉から手が出るほど欲しいやつ。
こうして僕は何人かを集めることに成功したーー。]**
(+178) 2023/08/24(Thu) 10時頃
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ーーどんぐり亭/大和、珊瑚ーー
[二人が仲良く揃ってどんぐり亭を訪れてくれた時は、店の営業も通常通りになっていただろう。
店は父さんが厨房で料理を作り、母さんとバイトの女性がホールを切り盛りする。
四十ほどの席があり、カウンター席もあった。
チェック柄のテーブルクロスとか、テーブルの上に丸い占いくじが置いてあるとか、昭和臭い洋食屋である。
メニューはハンバーグ、ナポリタンなど定番を揃える。]
(+179) 2023/08/24(Thu) 12時半頃
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[人気はケチャップライスを包んだオーソドックスなオムライス(卵とろとろ)と、デザートのミルクレープ。
クリームたっぷりのミルクレープは珊瑚のお気に入りだ。]
[二人の姿を見ると、父さんが厨房から顔を出す。]
『大和くん、よく来たね。珊瑚ちゃんは久しぶり。
おじさんが腕によりをかけるから、好きなメニューを頼んでね。遠慮はいらないよ。』
[大和の丁寧な挨拶には母さんが応えた。]
『まあまあ、大和くんは本当にしっかりしていて礼儀正しいのねえ。
ありがとう。お店をまたこうしてお父さんと出来て、良かったわ。街の賑わいに頑張って貢献するわね。
さあさあ座って?』
(+180) 2023/08/24(Thu) 12時半頃
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[母さんは二人を四人席に案内し、僕は向かい側に座った。]
久しぶり。大和も珊瑚も元気で何より。
二人とも来てくれてありがとう。二人が一緒に来るなら、僕もコウを呼べばよかったかな?
[寄り添う二人からのラブラブ圧が凄い。しかし僕はたった独りでも、コウに対する愛を叫ぼう!世界の中心にて。]
あの話って、僕とコウが交際スタートしたこと?
うん…コウの気持ちはまだ親友に近いみたいだけど、僕の気持ちは受け止めてくれて。
今まで珊瑚に沢山恋愛相談に乗って貰い励まして貰ったお陰だよ。
本当にありがとう。
(+181) 2023/08/24(Thu) 12時半頃
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[僕は頭を下げた。それから二人にメニューを勧め。]
好きなもの頼んでね?仲良くシェアしてもいいんだよ。
[僕はコーラと生姜焼きをお母さんに頼んだ。]
僕は人と付き合うの、初めてなんだ。コウを絶対幸せにしたい。喧嘩とかせず、ずっと仲良く愛を育みたいんだ。
大和はさ、真っ直ぐじゃん。大切な人を…つまり珊瑚を護ってるんだろうな、て。
端から見てカッコいい、漢だと思うんだよ。
僕もコウを護りたい。
君たちがどう上手くやってるかを聞かせて欲しいな。
気を付けてることとか、積極的にしてる、言ってる言葉とかあるのかなあ。
[僕は根掘り葉掘り聞くつもりだ。 僕の惚気は後攻だ。]*
(+182) 2023/08/24(Thu) 12時半頃
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ーーどんぐり亭/大和、珊瑚ーー
[僕と同い年の珊瑚はお父さんと共にどんぐり亭の常連だ。 珊瑚も医者であるお父さんの教育のせいか、小さな頃から礼儀正しく僕の家庭で評価が高い。
兄さんは『可愛い娘さんじゃないか。仲良くしたら?』
父さんは『ああいう、小さな頃からしっかりしてた良い子が恵一のお嫁さんになってくれたらな。』
珊瑚は凄く可愛い女の子だと思う。明るいし、優しい。康生と同じぐらいの光属性だ。
ーーでも僕は、小さな頃から"女子"に一度も異性として惹かれたことがなかった。
といって男子にドキドキしていたかと言えばそうでもないから、ガチホモではないと思いたいがーー。]
(+192) 2023/08/24(Thu) 16時半頃
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[僕の恋心は、高校入学の電撃的出逢いまで一切花開かなかったのである。
だから、珊瑚は友達。 今は恋愛の先生だろうか。]
[二人が揃いの指輪をしているのに気付き、僕は目を細める。]
それは婚約指輪?素敵だね…
[僕も早く康生との指輪を買いに行きたい。
珊瑚は常連だから僕よりオーダーもスムーズ。大和も好きなものを頼むだろう。]
一番に考える。 うん、それは大丈夫だ。
[先生の言葉に僕は頷いた。むしろ彼以外が見えなくなるほどだし。一番より唯一かも。]
(+193) 2023/08/24(Thu) 16時半頃
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我慢しないーー。 嫌なこと。 好きを伝えるはしてるよ。 コウが溺れるほど。
[僕は何か彼に嫌なことあったかな?…ない。
なら我慢はしてない? いや、1つだけある。
我慢しない方がいいのか… もっと触ったり抱き締めていいということ…? それ以上も…? 勝手にやらないよう、彼がどんな風にしたいか聞く…?
と、僕はあらぬ方向に解釈していく。
大和、止めるんだこの野獣を。君しかいない。]*
(+194) 2023/08/24(Thu) 16時半頃
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ーー電話/康生ーー
はい、じゃあ父に代わります。
[彼に建て替え中の同居(家族ごと)の提案をした所、親同士が話し合う事となった。
父さんは最初『同じ街の住民が助け合うのは当たり前だから家賃は大丈夫』と言っていたが、それはそれで柊木一家は気を使ってしまうのに気付いたようだ。
二人の父親は話し合い、そういう子供には関与出来ない部分もきちんと決めてくれた。]
(+196) 2023/08/24(Thu) 17時頃
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|
[自宅とどんぐり亭は隣接した建物である。
ご両親にどんぐり亭二階を使って頂き、康生には自宅側の兄の部屋を、という提案を父がした。
どんぐり亭二階にはキッチンバストイレ、普通に生活出来るものが揃っているから、柊木家の生活やプライバシーは保たれるだろう。また、彼のお父さんが書斎机や椅子を持ち込む十分なスペースもある。
勿論、家族交流を望むなら二家族で自宅のリビングに集まりパーティーみたいにご飯を食べたりも可能だ。 きっとその際は、シェフである父さんと、母さん、康生のお母さんが三人で自宅キッチンに立ったりするんだろうな。
康生は寝る時だけ兄の部屋を使えばいい。兄さんは当然両親から事情を聞き人助けに快く協力するといったし、遠慮はいらない。]
(+197) 2023/08/24(Thu) 17時頃
|
|
[両親と祖父母(他界)の部屋は一階、兄と僕の部屋は二階である。
二階で、隣同士の部屋だ。
ーーつまり。彼が毎晩僕の隣の部屋で寝息を立てるという。
身を持て余しそうな、悩ましい状況が出来あがってしまったのであるーー]**
(+198) 2023/08/24(Thu) 17時半頃
|
|
ーーどんぐり亭/大和、珊瑚ーー
[二人の指に光るペアリングはとても素敵だ。 僕と康生も、こうした絆を深めたい。]
したいことを宣言か…
もっと手を繋ぎたいし、抱き締めたいし、キスしたい。
[ここで言うスタイル。両親は店の切り盛りで忙しいから大丈夫だろうが。]
そうだね。いきなりが一番良くない。 ゆっくり、彼の心の準備を待つんだね。
(+223) 2023/08/24(Thu) 19時頃
|
|
[珊瑚のアドバイスに頷く。 大和の言葉には微笑んで。]
わかるよ。だから、コウが笑顔なら僕じゃない人と付き合い、幸せでもいいかとも何度も。
でもこういう風に進んでしまうと欲が出る。
彼が欲しくなる。
それが彼の幸せになるか、考えてみるよ。
[そんな話をしていたら料理が到着し、テーブルを埋め尽くす。暫くはどんぐり亭の味に舌鼓を打とう。]
(+224) 2023/08/24(Thu) 19時頃
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|
大和は珊瑚のお菓子をよく食べてたけど、今は手料理メイン?
珊瑚、大和の好物は何? 何を喜んで食べるの?
あ、これお土産だよ。
[なんて聞いた後、ニューヨークのお土産を二人に渡そう。
ニューヨークで有名な食器ブランド・フィッシュ&エディのペアマグカップ。白地にぐるりとニューヨークの町並みが描かれている。]*
(+225) 2023/08/24(Thu) 19時頃
|
|
ーー教会での誓い/康生ーー
[『わかってる』『無知じゃない』僕は彼の言葉を完全に誤解した。
そも、彼は何人も恋人がいた。 つまりキスやそれ以上を経験済と考える方が普通ではないかーー相手は女の子だろうけど。
僕はといえば完全に妖精で童貞だ。
しかし彼を好きになり一年以上、男同士でも愛し合い方があるのを広いネットに散らばる知識から得てしまった。しまっている。
彼の表情からはどこまで覚悟があるのか、僕にはわからないがーー。]
(+230) 2023/08/24(Thu) 20時半頃
|
|
凄く可愛いなあ、衣裳。 フワッとしてお姫様みたい。
[彼は心配したが、幸い花嫁花婿集団は僕ら子供になんの興味も示ず通りすぎた。念のた庇うように立ちはだかったが。]
うん、誰もいなくなったら。
[挙式が終われば人ははける。 教会入り口にはフラワーシャワーの名残の花弁が沢山落ちている。]
そうだね、結婚式……。 中、見てみよう。
[希望的にホテル内チャペルは出入り自由である。普段から信者が集い礼拝を行う場所ではなく、セレモニー専用施設だから。
挙式を考えて事前の見学をするカップルもいるから、式のない時間はオープンだ。
彼の手を引き、僕はバージンロードを踏む。その瞬間ーー]
(+231) 2023/08/24(Thu) 20時半頃
|
|
……あ。
[僕の胸が高鳴り、きゅっと締め付けられた。
記憶?違う。デジャヴ…?]
ーー…。
[さっきの花嫁と彼が重なる。ウェディングドレスを着る彼がしずしずと歩く姿。
僕は何を見ている?願望?
ーー涙が一筋頬を伝う。立ち尽くして不意に泣き出した僕に彼は驚くか。]
(+232) 2023/08/24(Thu) 20時半頃
|
|
ごめん!なんだか…なんだか変に懐かしくて。
ねえ、笑わない?
君がさっきみたいな花嫁衣裳を着たら綺麗だと思う。 その姿が見えたんだ。
ーーいつか、そんな姿を見てみたい。
[溢れる涙。そんな僕は彼を困らせたかも。
落ち着いたら、祭壇まで行ってみよう。彼と向き合う。]
コウ。……君と付き合うことが出来て、僕は幸せで堪らない。
それだけで十分なんだが、お願いが1つあるんだ。
ーーどうか、誓いを。
[誓いは重たい言葉だ。無理を言うとも考えながら。]
(+233) 2023/08/24(Thu) 20時半頃
|
|
[僕は願いを口にする。]
お願いだ。 僕より先に死なないで。*
(+234) 2023/08/24(Thu) 20時半頃
|
|
ーー誓いと、想いと/康生ーー
[不意の涙は彼を驚かせる。僕もそうしたかったわけじゃないが。
何かが溢れたんだ。
ティッシュを借りて目元を拭う。 彼は僕の希望に困惑を示しつつも頷いた。
僕だって、なんで急にそんなイメージが浮かんだかわからないのだから。
ただ、気持ちを偽らず伝える。]
……。
[祭壇の前で僕が、余りに重い願いを口にしても。
彼は真剣な表情にてゆっくり胸元に手を当てて。
決意を誓いとしてくれた。]
(+244) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
ーーコウッ
[彼を抱き締める。きつくきつく。彼が死んでしまうと何故思ったのかもわからないが、それだけは、どうしても。]
ーーもう離れたくない。 離れたく、ない。
[離れたことなど、僕が意識を失っていた間ぐらいしかないのに。
僕はまた涙に咽びながら彼を離さずにいたーー。]
実は、珊瑚に色々相談に乗って貰ってて。お礼を兼ねて報告してもいい?
(+245) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
[バイクに再び乗る前に僕は彼に聞いた。
そしてまた、彼を後ろに乗せて走り出す。
僕らは1つになりながら。 流れ行く風景を置き去りにしてーー。
ーー政府からのロボット襲来事件の終息が告げられたのは、その直後だった。]**
(+246) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
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|
─ー平和な日常/康生─ー
[街の復興、どんぐり亭の再開。
時は過ぎていく。変わり行く。
時系列的に、僕が珊瑚大和カップルと逢った後に柊木家族との同居生活が始まった。
学校も授業を再開しただろう。
僕らは一緒に登校し、同じクラスで授業を受けて、同じ部活をし。
同じ家に帰る生活が始まる。
一緒にご飯を食べる日もあったし、テレビを見たりもあった。
僕の部屋でゲームをしたり、 彼が使う兄の部屋で勉強を教えて貰ったり。
(+248) 2023/08/24(Thu) 23時頃
|
|
[愉しくて愉しくて堪らない毎日。 キスやハグは日常になった。
親が見ていなければだが、お休みのキスをしたりも。
しかしーー僕はやはり、想いを募らせる。
彼がほしいと。 ある日、僕は彼に告げた。]
ーーコウ。あのね。 今のままで僕は十分幸せなゎだが。 もっと、君に触れたいんだ。 ーー君と。
[ハッキリ言わなくちゃ、伝わらない。僕は真っ赤になりながら告げる。]
(+249) 2023/08/24(Thu) 23時頃
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君とエッチなことがしたい。 キスより先…身体を重ねたい。 男同士でもそれは、出来るんだ。
君と気持ちよくなってみたい。 ……君のすべてが欲しい。
君が嫌なことをいきなりしてしまい、驚かせないように。 僕の願望を伝える。
もし、君が僕を受け入れてくれるなら。 君がそうしても大丈夫と思えたら、心の準備が出来たら。
その時、僕に、……教えてくれないか。*
(+250) 2023/08/24(Thu) 23時頃
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