6 【突発RP】バレンタインの敗者たち【R18】
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うん。……こうなると、辛いんでしょ?
[男の子は。そんなことを囁いて、駅に停車したら人の流れに逆らわずに降りて、そのまま電車には乗らなかった。
こういう時はどこに行けば良い? トイレ? ……汚そうだし、使う人に迷惑になりそう。 ラブホ? ……いや、そんなあからさまな。 カラオケ? ……結構監視の目があるって聞いた。 彼の手を引いて真っ赤になって、顔を合わせられない。 そんな私が慣れない駅に降りて足早に入り込んだのは、個室のあるネットカフェだった。 二人で過ごせる個室で、中に入ったら改めて彼に向き直る。 彼が立ったままなら膝立ちで、座ったならしゃがみこんで彼の前をくつろげようとしてた。]
(*0) 2021/02/23(Tue) 22時半頃
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その、ごめんね。 私がくっついちゃったから、だよね……?
だから、その。 ……スッキリしてから、……ね?
[申し訳ないのと、反応してくれたうれしさと。 そんな気持ちで、彼に奉仕する気があった。 でも熱が飛び出たなら、驚いてビクッとしてしまうんだけども。]*
(*1) 2021/02/23(Tue) 22時半頃
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[立ったままの彼の前で正座して、軽く腰を浮かせる形で高さを微調整する。 勢いよく飛び出てきたもののその大きさと勢いに驚きながらも、そっとその根元に指先を添えた。]
……しーっ。
[本来は、ここはそういう場所ではない。 だからほんの少し、音を立てるのに抵抗がある。 一応完全個室を選んでいたから、他のブースよりはマシだろうけれど、防音がどこまで効いてるのか私は少し不安だった。 だから指先を唇の前で。 そんなに、不安がらなくて良いよ、と笑う。 目の前に彼の熱を迎えながら。 ちなみに、私はこれは流石に初めてだ。 だから作法とかなんにもわからない。 だから先端にちゅ……とキスした後、そのまま徐にその熱を頬張った。]
(*3) 2021/02/24(Wed) 06時頃
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ん、ちゅ、……ふ……っ。
[むせ返るような彼の匂い。 伏せたまつ毛が目元に影を作る。 全てを飲み込みきれなくて、精一杯頬張ったところでちらっと彼を上目遣いにみた。 そのまま、頭をゆっくりと前後させる。 技巧らしい技巧なんて何もなくて、ただ咥えて歯を立てないようにして。]**
(*4) 2021/02/24(Wed) 06時頃
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[どうして、と聞かれても答えられなかったと思う。 そうしたかったから。 寂しかったから。苦しかったから。 いろんな想いがない混ぜになっていたから。 もちろん普段、こんなに奔放な女じゃない。 失恋の傷というやつだろうか。 遊ばれてしまっていた事実を上書きしたかったんだろうか。 ……自分が遊ぶことで? わからない。 わからないけれど、上目遣いに見上げると彼と目が合う。見られてる。こんなことをしてるのを見られてしまってる。
たっぷりの唾液を塗れさせながら頭を前後させていたけれども、ぷは、と息を吐きながら一度解放する。 彼と視線を絡めながら、根元に、裏筋に、くびれに、先端にとちゅっ、ちゅっ、とリップノイズを響かせながら口付けた。]
(*6) 2021/02/24(Wed) 17時半頃
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んっ、ふ……ん……。
[ぬらぬらと、私の唾液をたっぷり塗られて彼の熱が個室の明かりを返している。 それがなんだかとてもいやらしい。 あえて先端やくびれを舐めず、顔を傾けて竿の側面を唇で挟み、舌先を押し当てながら唇をスライドさせた。
私で反応してくれる。してくれてる。 そんな彼が、なんだか可愛くて。 口だけなら良いよね、と。 気持ち良いから良いよね、と。 言い訳しながら、彼を焦らす。]**
(*7) 2021/02/24(Wed) 17時半頃
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ここ……いいんだ?
[竿に唇を寄せたまま言葉を発した。 唇と舌でぬろりと竿の側面を舐めながら、指先でひたひたと先端から滲む蜜を軽く叩く。 粘つくそれは指先に絡んで伸びて、ふつりと消える前にまた指先が先端に軽く触れる。 そうして指先に蜜を絡めてはくるりと先端の柔らかな部分に塗した。 ふにふに、2本の指先で先端の柔らかな部分を軽く刺激する。]
ごめんね、悪いお姉さんで。 ……いつもは、こんなんじゃ、ないんだよ?
[そんなことを言っても説得力に欠けると思う。 けどいつもこんなんじゃないとぼやきながら、私は潤んだ瞳を向ける。 ドキドキする。こんなところで、海藤くんに悪いことしちゃってる。 ア……、と徐に口を開く。そうして私は、再び彼の熱を喉奥まで飲み込んだ。 彼の手に手を伸ばし、私の頭へと導きながら。]*
(*9) 2021/02/24(Wed) 20時頃
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[頭を優しく撫でられる。それがとても嬉しい。 もう出てしまう、そう言われても彼の熱を口から出しはしなかった。 最初と同じように頭を竿に沿って前後させる。 今は両手は彼の腰にそっと添えられていた。 口で、しているだけなのに、きゅんと下腹が甘く疼くのを感じる。]
んんっ……ふ、んぅ……。
[ジュルル、とはしたない音を立てながら彼の熱を吸い上げる。 吸い上げながらも頭を前後させて発射を促していた。]*
(*11) 2021/02/24(Wed) 22時頃
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んぐっ! んんっ……ん、ふ、……んっ……。
[私の口の中で海藤くんが跳ねた。 跳ねて爆ぜて喉奥に熱が叩きつけられる。 それにむせそうになって眉を寄せた。それでも、ごきゅ、んくっ、と喉を鳴らしながらそれを飲み干していく。 頭を押し付けられて腰を押し付けられて、喉奥がちょっと苦しい。 ぷるぷる震えてその苦しさに耐えて、飲み干した頃、てしてしと彼の腰あたりを叩いた。
涙目になってしまっているのは息が苦しいから。 頬が真っ赤なのは、初めて飲んでしまったから。
でも、それでも。 ちゅうっと強めに彼を吸い上げたのは、これで終わりなのかどうかを、問いたかったから。]*
(*13) 2021/02/24(Wed) 23時頃
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[確かにおいしいものではなかったけれど、口からこぼしてしまったら服を汚してしまう。 その方が後が大変な気がしたからなんとか飲み干していた。 口から外して小さく咳き込む。]
ん、けほっ、大丈夫……。
[手探りで自分のカバンを探してマイボトルを取り出す。 中身を口にしてほぅと息をついた。 なんで。そう聞かれると、少し困る。 困るけれど、確かになんでと疑問を持たれるのは仕方がない。 ボトルを置いて彼を見た。 まだ鎌首をもたげている彼の熱に目を細める。]
(*16) 2021/02/25(Thu) 08時頃
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女の子として、反応してくれたのが嬉しかったし。 デートもほんとに楽しみにしてたんだよ。 でもね、うーん、……そうだなぁ。
[言葉に悩みながら、のろのろとスキニージーンズに手をかける。 腰を落として、膝を曲げて足先を上げる。する、と降ろしてしまえばシンプルな綿のショーツが太腿や脚と共に露わになった。 構わず、それを脱ぎ捨ててしまう。]
(*17) 2021/02/25(Thu) 08時頃
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……神田さんとエッチしたこと、上書きしたくなったから。かな。
[好きだった。好きだったからデートは申し込んだけど、恋人のことなんて知らなかったから。 好きだったから、キスもドキドキしたし、確かな関係を築かないままにセックスだってしてしまった。 こうした関係を結ぶこと自体が、もう恋人前提なのだと思えた。 けど、ただの遊びだった。
それを思うと、悲しくなる。切なくなる。 ショーツにもくい、と指先をかけた。]
……だって、恋人いるって、結婚する人がいるって、……知らなかったんだもん。
(*18) 2021/02/25(Thu) 08時頃
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[ちょっと声が震えたのは、泣きそうになったから。 そんなことに自分を使うなって怒られるだろうか。 でも、私は止められなければそのままショーツも脱ぎ捨ててしまっただろう。 ほんのりと蜜が蕩け始めた花弁を晒して。]**
(*19) 2021/02/25(Thu) 08時頃
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あっ。
[抱きつかれて押し倒される。 驚いて目を見開いたが、背中を床に、正確に言えば個室の座布団らしい薄いクッションに押し付けられて小さく声が漏れる。]
ごめんね。変なことに誘っちゃって。 ……でも、女としての自信がただでさえ無いのに、挫けてしまいそうだったから。
[自尊心は高くない方だ。それでも最低限にはある。 だから、遊び捨てられるだけの自分が悲しすぎて、けどチョコをおいしいと食べてくれた海藤くんが一つの救いになった。 普通のデートのつもりが、あんなことくらいで反応してくれた、自分の拙い奉仕で達してくれた彼に嬉しくなった。 最初からあからさまにするつもりなら、ホテルを選んだかもしれない。 なのにこんな場所にしてしまったのは、奉仕だけで最初は済ませるつもりだったからだ。
けれど、今は。]
(*22) 2021/02/25(Thu) 13時半頃
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……。
[こくん、と大きく頷く。 自分から脚を開いて膝を曲げ、片手で彼自身に手を添えて入口に導いた。 潤ってはいたけれどまだ不慣れな隧道へ。]
今は。 ……渡くんと、シたい、な……?
[片手でセーターとキャミソールを捲る。 控えめなサイズの胸を包んだブラを露わにした。 腰を浮かして先端を沈めると、キスすらしてない二人なのに濃厚な口づけのような水音が立って、私はキュッと唇を引き結ぶ。]
(*23) 2021/02/25(Thu) 14時頃
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んっ……。
[キチ、と彼をきつく締め付けてしまったから、瞼を伏せて声をころすと、密かに下肢の力を抜こうとした。]**
(*24) 2021/02/25(Thu) 14時頃
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/* いつからか神田さんが高田さんになってるんだよなあ指摘すべきかwww
(-10) 2021/02/25(Thu) 18時半頃
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そんな、私なんてまだまだ子供だもん。 好きって気持ちで騙されてさ。 ……神田さん、そんな人じゃないと思ってたのに。
[全く見る目がなかった。 でも首を緩く左右に振って笑う。もう、その話題はやめよう。目の前だけ見よう。 したい、と返事されて嬉しいから。 だから脚の力を緩めようとした、そんなとき。]
(*27) 2021/02/25(Thu) 19時頃
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ん゛ンぅ………ッ!!!
[彼が腰を押し進める。 まだ硬い媚肉が割り拓かれ、ぎちっと軋む音がした気がした。 ズチュッ、と派手な水音ひとつ。 一気に入ってきた灼熱は、何かを破ることはなかった。それでも、片手で口元を押さえてビクッとのけ反り背をうかせてしまう。 熱い。お腹の中が熱で満たされる。 私の花弁が精一杯に広がって、彼を必死に受け入れていた。]
ふは……っ、ん……。 好きに動いて、好きに触って、いいよ……? ……そうして欲しいな。
[……正直に言えば、こちらに彼をどうこうする余裕はもう無かった。 こちらが何かをする、ということにも。 だから恥ずかしげにそう告げて。]
(*28) 2021/02/25(Thu) 19時頃
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ぁ、でも、……順番、変だけど。
キス、……して欲しい、な。
[小首を傾げて彼に問う。 ……ダメ? って、それはダメなお姉さんの完全なるおねだりだった。]*
(*29) 2021/02/25(Thu) 19時頃
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/* うーん、名前訂正できなかったか。 そして、慣れてない、きつい、と書いてあるのに入ってるかわからないと言われちゃうガバマン瑠璃さんなのかな……。
(-11) 2021/02/25(Thu) 20時半頃
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/* ちょっと深呼吸してこよ。
(-12) 2021/02/25(Thu) 20時半頃
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[こちら側はかなりキツく感じていた。 相手のものがより大きく感じられていたし、さほど経験もない。何より濡れているとは言えほぐしても拓いてもいなかったから、受け入れることは微かな苦痛を伴う程だった。 けれど、彼は違うらしい。 入れた事も疑問を感じてしまうくらいに。 嗚呼、自分が"そう"思っているだけで、彼には心地よさをあげられないのか。 緩い、と思われているのだろうか。 そんな不安がじわりと心の内側を蝕んでくる。 それを癒しくれるのが、キスだった。 触れ合うだけでも。 だから私はそっとキスを受け入れて目を閉じた。]*
(*32) 2021/02/25(Thu) 21時頃
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[気持ち良さよりは圧迫感。 悦よりは不安が強いこの行為。 それでも肌を合わせたくなったのは、自分に反応してくれたから。優しい子だから。そんな、自分勝手な理由から。 だからそこから逃げ出すように不安から目を瞑り、キスの感覚に身を委ねる。 腰がゆらめけばその度にくぐもった声が漏れた。 キスに答えるように唇を押しつけ、薄くそれを開く。 男子がどんなふうに初めてを迎えるかなんて知らなかったから、彼のしたいようにさせてあげたいと今は思っていた。 キスをしてくれた。それで、十分じゃないかと。
むしろ、奪ってしまったことを謝らなければならない。]
(*34) 2021/02/25(Thu) 22時頃
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ん……。
[それでも、抱きしめてくれるから。キスをしてくれるから。赦された気になってしまう。 腕を伸ばしてギュッと抱きしめ返した。 じわ、と涙が滲んで目尻から一筋落ちていく。
ああ、気を遣わせてるな。 そんなことを、思ってしまった。]*
(*35) 2021/02/25(Thu) 22時頃
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ん……、悲しくって、じゃ、ない……んっ。
[涙を舌先で拭われて、びくっと体がすくんでしまう。 けれど唇が開き、舌先同士を触れ合わせると背筋がゾクゾクと震えた。 部屋に響くのはキスを交わす小さな音と、荒い吐息。次第に抽送を繰り返す淫らな水音も立ってきただろうか。]
んんっ……ンッ、ぁ、よか……んっ! ふっ、……んんっ、ぁ……。
[気持ちいいかも、でも。 感じてくれたことに安堵して微笑んだ。 役立たずのまま終わらなくて良かったと、奪うばかりで終わるんじゃ役で良かったと。 脚を彼の腰に絡める。 突き入れられる度に声が漏れて、内側を擦られることに此方も心地よさがじわじわと感じられてきた。 ひくく、と襞が震えて彼を締め付けるのがその証拠。 身を捩らせ、足先を跳ねさせる。 自分より、彼が気持ち良い初めてを迎えられたなら嬉しかった。]*
(*37) 2021/02/25(Thu) 23時頃
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んっ、んうっ、ん……っ! ぁ、渡く……っ!
[気持ち良くなるのは、達するまでいくのはきっと難しい。そこまで慣れていないのだ。 前戯で高められたわけでもないのだから当然だとは思う。それは仕方がない。今の行為で声は漏れるけれども、それと心地よさとはまた少し違う理由があるのだから。晒した胸だって触れられてはいない。彼は彼で夢中なのだろうし、控えめな胸に魅力が欠けるのだとしたら仕方のない話だけれども。 肌と肌が打ち合う音がするほど激しくがむしゃらに突き入れられて、その度に声が漏れて悩ましげに眉が撓む。 問いかけにこくこくと頷いて、少しずつでも気持ち良くなってくれていることに、最初から気持ち良くさせてあげられなかった申し訳なさを感じてキュッと内側に力を入れるよう試みる。 自分にとってはきついし、大きい。そうすればより苦しくなるけれど、彼に「そんなに気持ち良く無かった」と思われる方が嫌だった。 それは私のプライドでもあったし、彼に対する誠意でもあったと思う。]
(*39) 2021/02/26(Fri) 07時頃
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中……っ、出して、いいから……っ。
[そう囁きかけた。 自分で反応してくれる。キスしてくれる。 もう私にはそれで十分だったから。 あとは、彼が気持ち良く達して、この歪なセックスでも「童貞卒業できた」とすこしばかり誇ってくれたなら、それで。]**
(-13) 2021/02/26(Fri) 07時頃
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[一生懸命動いてくれる彼がなんだか愛おしい。 気持ち良くなってくれているんだとホッとする。 だからギュッと抱きしめ、彼がそれまでの動きと違う動きを見せたときにも離さなかった。 自分の奥底、満たされる熱。 その瞬間ぎゅっと目を閉じて彼を感じていた。 はあ、はあ、と呼吸がどうしても荒くなる。 吐精が少し落ち着いたように思えた頃、そっと彼に唇を寄せた。]
は……、ん、……ありがと、渡くん。 ……もっと上手に、誘いたかったんだけど……。
[何というか不器用で、がむしゃらで、カッコ悪かったと思う。 普通にデートもしたかったし、でも、だけど。]
(*41) 2021/02/26(Fri) 20時半頃
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……これから、どうしよ?
[まだ繋がったまま、そんなことを尋ねた。 それはこの事後のことでもあったし、 この日のデートのことでもあったし、 これから先の自分達の関係のこと、でもあった。]*
(*42) 2021/02/26(Fri) 20時半頃
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