24 研究棟の共存試験 【R18ペア】
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全
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[彼が思い描くのは、若返り、成長する不死者の姿だ。 未だ見たことがない命の形も、彼ならば手に入れそうな気がする。]
ぜひ見せておくれ。 私も楽しみにしている。
[彼の研究によって、眷属の在り方も変わる予感がした。]
(-0) nekomichi 2023/04/30(Sun) 00時頃
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[賛辞と接吻けを額に受け、彼の顔を捕まえて唇へ返礼する。]
このまま押し倒してしまいたい。
[十分に甘いが不穏な言葉を囁く。]
―― けれどもそれは、 あとの楽しみにしておこうか。
まずは今は、共にここを抜け出そう。
[息を混ぜ合わせる距離で告げてから、手を放し、足を台から下ろした。]
(-1) nekomichi 2023/04/30(Sun) 00時頃
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忙しくなるね。 まずは薬を作って、それから君の足だ。
[当面の目標を言葉にしながら立ち上がる。 ふわりと手を動かせば、空中から滲むように衣が紡がれた。 上質な絹の風合いの黒衣が、肌を覆う。 捕まる直前に身に着けていたのもこれだった。*]
(-2) nekomichi 2023/04/30(Sun) 00時頃
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私を深く知るには、どちらも必要だろう? もちろん、君に押し倒されるのも好い。 隅々まで観察されそうだ。
[後のお楽しみを想像すれば、脱出にも熱が入るというもの。]
(-5) nekomichi 2023/04/30(Sun) 01時半頃
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[新薬の開発に奮い立つ彼に、いくつか生薬の名を告げる。 どれも、そこまで珍しくないものだ。]
ここに私の血を加えて魔力を馴染ませればいい。 さらに能力を移すためには ――
[秘術をベースに、彼の知識を加えていく。 試みのさなか、年齢の話を持ち出されて軽く笑いを飛ばした。]
先ほどまでは君の実験対象だったし、 今は共同研究者だろう? 君とはそういう関係でありたい。
[謹まれるよりは、嬉々として迫られる方がいい。*]
(-6) nekomichi 2023/04/30(Sun) 01時半頃
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どんな器具が出てくるのか楽しみだ。 もちろん、私に使ってくれるのだろう?
[アイデアが溢れている様子の彼を見るのは楽しい。 この身で体験できるなら、もっと楽しい。 ――と、そういえばと思い出す。]
あとは私の血を注げば完成だけれども、先ほど君が使っていた採血の器具はまだあるのかい? 私も使ってみたい。
[普段なら自分の爪で掌でも裂いていたところだが、せっかくなら新しいことを試してみたくなった。*]
(-8) nekomichi 2023/04/30(Sun) 19時頃
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専用の器具とは、心惹かれる響きだね。 ああ。期待している。 どうされるか想像するだけで感じてしまうよ。
[喜ばせるためにとまで言われて、体温が上がる。 心の赴くままに接吻けを注いだ。]
(-10) nekomichi 2023/04/30(Sun) 22時半頃
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[彼が取り出してきた採血用具の数々に期待のまなざしを注ぐ。]
そんなに種類があるのだね。 君が使っていたのはこれか。 せっかくなら別のを使ってみたいけれど、 ……ああ、少し待っていておくれ。
[断りを入れてから、指先を噛み破り、胸元に印を描く。]
本来、普通の武器では傷つかないのでね。 その器具を武器とみなすかはともかく、採血できないと困るから、能力の一部を封印しておくよ。
それとも、試して観察してみたかったかい?
[血脈に針が刺さり続けていれば血は出るかもしれないとは思いつつ、その実験はあとの機会にとっておこうと思う。 ひとまず左腕を差し出したが、器具によっては別のところに刺すのかもしれない。*]
(-11) nekomichi 2023/04/30(Sun) 22時半頃
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あ…ッ …
[言葉の終わらぬうちに、彼との距離が縮まる。 電撃に打たれたような感覚に、息が零れた。]
容赦のないこと。 初めての心地だよ。
[自分の血が溢れていくのが、透明なガラス越しに見える。 血を吸われるのとはまた違った感覚だ。]
(-13) nekomichi 2023/05/01(Mon) 00時半頃
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胸が高鳴っているのが、伝わる?
[採血針を持つ彼の手に指を添える。 比喩ではなく、心臓が胸の中で暴れていた。*]
(-14) nekomichi 2023/05/01(Mon) 00時半頃
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初めてなんて、きっとまだいくらでもあるよ。 君に探求されたい。 深くまで暴いてみせて。
[彼に観察されて、実験されたい。 きっといくつも発見があるはずだ。]
(-17) nekomichi 2023/05/01(Mon) 11時頃
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[胸の上に温かく濡れた圧が捺される。 それがまた息を乱す。]
鼓動が跳ねるという言葉は、ただの比喩ではないのだね。 驚いて、ときめいた。
[感じたままが言葉になる。 腰に触れられて、柔らかく撓った。]
ああ……それも、好き …
[鼓動が一段と高まるかのよう。*]
(-18) nekomichi 2023/05/01(Mon) 11時頃
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追い詰められて、あられもないことを口走るような私も見てみたい? いつか君の手で死を迎えるのもいいね。 今は呼び戻されてしまうから、これも出た後のお楽しみだ。
[きっといつか、彼はその眼差しで限界を見極めて追い詰めてくれるだろう。 命の淵に縫い留められるのもいい。境界の向こうへ足を踏み込むのもいい。 今は死んだ瞬間に拠点で蘇るよう手を打ってあるから、ここで死ぬわけにはいかないけれど。]
(-21) nekomichi 2023/05/01(Mon) 13時頃
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[血で満たされた管と生薬が並ぶ。 調合した後は、彼を開放する番だ。]
もちろん。 痛くするのもしないのも、望みのままにしてあげるよ。
私たちの世界を楽しんでおくれ。
[彼のために、これまでにない薬を作り出そう。 ふたりぶんの知識が詰まった、最高の作品だ。*]
(-22) nekomichi 2023/05/01(Mon) 13時頃
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効果のほどは保証できるよ。 君が提供してくれた竜種の成分は、単体でも万能の回復薬になりうるからね。
もしものことがあっても、必ず君を連れて脱出するよ。 約束する。
[何があっても必ずと告げる瞳は、最初に君を守ると誓ったときから変わらず真摯なのだった。]
(-25) nekomichi 2023/05/01(Mon) 18時頃
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[飲ませてとお願いされて、彼の背を抱き寄せる。]
そんな風に私を求めるとどうなるか、 ――期待している?
[片腕で背を抱き、指をうなじから髪の間へ潜り込ませる。 一方の手で薬を受け取り、自らの口に含んだ。 そうして彼と唇を合わせ、口移しに飲ませていく。]
(-26) nekomichi 2023/05/01(Mon) 18時頃
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[全てを注ぎ、舌を絡ませて最後の一滴までを渡して唇を離す。]
気分はどうだい?
[腕の長さ分だけ身体を離して、薬が彼にもたらす変化を見極めんとした。*]
(-27) nekomichi 2023/05/01(Mon) 18時頃
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[腕の間で、彼が変容する。 中心で起こった震えが末端に至り、魔性の活力が全身に行き渡る。 眷属が目覚める瞬間を、早回しで見ているかのよう。
炯々と輝く彼の瞳を見つめ、貪るような接吻けに応えて舌を絡ませた。 離した唇から糸を引く欲望の濃密さに酔う。]
カガ。 私の愛しいカガ。
成功だよ。 薬は正しく効果を発揮した。 人間のまま、君はこちらの世界に踏み込んだ。 ようこそ、愛しいひと。
(-31) nekomichi 2023/05/01(Mon) 22時頃
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[彼を迎え入れ、抱擁する。 共に喜び、祝福する一方で、冷静な眼差しを注いでいた。 彼が観察者でいられなくなるならば、それはこちらの役割だろう。]
治癒の力がどれほどのものか、確かめてみようか。
[囁いて、唇を合わせる。 唇の端を、牙で浅く噛み裂いた。*]
(-32) nekomichi 2023/05/01(Mon) 22時頃
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[注ぎ込まれた力が彼をどう変えるのか。彼の精神と肉体が耐えられるのか。不安はあったが、異変から彼を守るのが自分の役割と心得ていた。 絆を繋ぎ、愛を投げる。 心赴くままに行うそれが、彼を奈落から遠ざけるだろう。
求められて、いくつもの接吻けを交わす。 抱き合って、肌をまさぐる。 自分の衣服は、すでに大きくはだけていた。]
(-35) nekomichi 2023/05/02(Tue) 00時半頃
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[唇に伝った血が香り、陶酔の度を深める。 許され求められれば、ためらう理由などない。]
蕩ける心地にしてあげるよ。
[唇を滑らせて耳元に息吹きかけ、耳の下を唇で吸う。 肌の下で脈打つ泉を舌先で探り、牙を肌の奥へ潜らせた。 全ての動きに官能を纏わせ、歓びのみを与える。
口中に溢れた血は、多様な魔物の血を混ぜ合わせたような、それでいて彼という人間の熱を濃く感じさせるものだった。]
(-36) nekomichi 2023/05/02(Tue) 00時半頃
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[ひと口、二口、三口。 普通の人間相手ならその程度で加減するところを、もう少し味わう。
その間も両手で彼を抱きしめ、撫でさすっていた。*]
(-37) nekomichi 2023/05/02(Tue) 00時半頃
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[美味しい、と彼が声を上げる。 口が塞がっている自分の声が、彼の喉を借りて出たかのよう。
繋がる知覚は、あるいは彼が私の血を飲んだからだろうか。 濃密な熱に、酔ってしまいそう。]
(-40) nekomichi 2023/05/02(Tue) 11時頃
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[満ちて満たされた先で、彼が合図を出す。 牙を離せば押し戻される感覚があった。]
任せて。
[唇を合わせ、血の味のキスをする。 彼の背を金属の台に押し伏せ、足を持ち上げる。 一連の動きを優雅にやってのけ、くるぶしにもうひとつ接吻けを落とした。]
(-41) nekomichi 2023/05/02(Tue) 11時頃
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君を縛るものから解き放とう。 ―――愛している。
[息だけで囁き、足首をつまんだ指先に意識を集める。 薄く。鋭く。 集中させた力の波が足首を薙いだ。
力に触れた肌が黒く染まり、崩れて細かな粒子となる。 狭い範囲を正確に砕き、落ちる足と足輪を片手に受け止めた。
黒い塵がすべて落ちれば、傷口は滑らかだ。痛みではなく、だた冷気のみを感じただろう。*]
(-42) nekomichi 2023/05/02(Tue) 11時頃
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[腕を投げかけられ、柔らかに身体を倒す。 彼の中へ吸い込まれるように唇を合わせた。 深く、長く。]
―― 君が望むなら、続きも出来るよ。
[唇を離し、艶めく笑みを浮かべる。 エロティックな方の、と指先を彼の太股に伝わせた。]
(-45) nekomichi 2023/05/02(Tue) 23時頃
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けれど、お預けされるのも、縛られるのと同じくらい好きだよ。 ままならなさに悶えるほど、後の悦びが大きくなるだろう?
[ゆるりと身を引いて、彼を助け起こした。 損なわれた足首が問題なく再生しているか、視線の端で確かめる。]
動けるようになったら、すぐに出ようか。 それとも、今すぐ私が抱えて行く?
[早くここを出て続きがしたい。 その願望は、多分顔に溢れてしまっている。*]
(-46) nekomichi 2023/05/02(Tue) 23時頃
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[繰り返された言葉だけで、軽く身悶えてしまいそう。 彼と過ごすこれからは、実りある日々になるはずだ。 なれば、早々に脱出に取りかかるとしよう。]
では私が外までエスコートしよう。
[彼を引き寄せて抱き上げる。 先ほど彼がしてくれたように、横抱きに抱えた。 両手が塞がるけれども、特に問題は無い。
腕の中のひとがどこか楽しそうなのが、若干の不確定要素だけれども。]
(-49) nekomichi 2023/05/03(Wed) 00時頃
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[持ち出すものは、自分たち自身の他には少しの荷物だけ。他にはなにも要らない。 彼を抱いて部屋の外へ出る。足音も立てず、滑るように歩んでいく。
物理的にも超自然的にも周囲と隔絶された研究施設は、出入り口も一つしかなく、当然警備も厳重だ。 だが、彼と検討するうち、いくつか穴も見えてきていた。 目指すならば、そちらだ。*]
(-50) nekomichi 2023/05/03(Wed) 00時半頃
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[彼が声を上げるのとほぼ同時に足を止め、廊下の角に身を潜めていた。 ここまで障害もなく順調に来ていたが、厄介なものが残っていたらしい。 のたうつ黒いものは無機物のようにも見える。]
あれは少し、相性が悪いね。 飼い主が近くにいないのは幸いだけれども。
[唇寄せあうように囁き交わす。 生きているもの相手に有効な手はいくつもあるが、無機物相手となると強行突破しかない。]
ほかに道はない。 行こうか。
[気負いもなく告げて、彼を抱いたまま一気に距離を詰める。]
(-53) nekomichi 2023/05/03(Wed) 22時頃
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[先手で通過するのが最善だったが、相手の反応速度もなかなか良かった。 一定まで近づいた瞬間、爆発的に触手を増加させて襲い掛かってくる。
たちまち何本もの触手に絡みつかれて、身動きが取れなくなった。 しかも、弱い電流を発しているのか、体に痺れが走る。]
大丈夫かい?
[腕の中の彼を守るように体を縮めて問いかける。 唇には、笑みが浮かんでいた。*]
(-54) nekomichi 2023/05/03(Wed) 22時頃
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[黒い触手が足に、体に巻き付いてくる。 質感は太めのワイヤーのようだ。 ロープのようにねじれていたものが、解けて広がったというのが、先ほど触手が増えたように見えた正体だろう。
数本なら引きちぎれそうだが、数が多い。 両腕は彼を支え、彼に向ってくる触手を振り払うのに忙しい。
結果、なすすべもなく締め付けられ、電流を浴びせられている状況を楽しんでいたら、肌をつねられた。]
縛られるなら君に、かい?
[笑いながら身をよじらせて、指から逃げるそぶりをする。]
(-57) nekomichi 2023/05/04(Thu) 00時頃
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[作戦の提案に、瞬き一つぶん考えてから頷く。]
いいとも。 抜け出してみせるよ。
君のパーツをくれてやるというのが癪だけれども、足輪を残すにはいい機会だからね。
[脱出の算段ではなく、彼の一部だったものを置いていくことを逡巡していたのである。]
(-58) nekomichi 2023/05/04(Thu) 00時頃
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手は動かせるね? 合図をおくれ。
君の声で始めよう。
[彼の動きを妨げないよう、伸びてきた触手を一本振り払う。 払ったその手にまで絡みつかれて、今やほとんど宙づりの姿勢だった。*]
(-59) nekomichi 2023/05/04(Thu) 00時頃
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[彼の手が襟の内側に滑り込む。 肌を滑る触感に、軽く背を撓らせた。 縛られた身体は感度が良い。 だから、]
ヒあッッ!
[膨らんだ箇所を不意につままれて、普段は出ないような声が出た。]
カガっ、!
[やってくれたなとばかり、彼の耳朶を噛む。]
(-62) nekomichi 2023/05/05(Fri) 02時頃
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後でお返しだ。 それと続きも。
[ひと睨みは、笑みに崩れる。 柔らかな視線ひとつ投げて、彼のものだった足を宙に浮かべた。 そこへ彼の血を数滴吹きかける。]
仮初めの血と肉を得てひとときの眷属たれ。
[囁きかければ、足を核にして彼の写し身ができあがる。 存在も希薄なそれが触手をすり抜けて駆け出せば、つられたように触手が後を追った。]
(-63) nekomichi 2023/05/05(Fri) 02時頃
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待っていて。
[囁いて、自身も身体を霧へと崩す。 触手の中に彼を置いたまま、白く渦を巻くように移動した。*]
(-64) nekomichi 2023/05/05(Fri) 02時頃
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[期待しているという声と眼差しに、霧が細やかに漣立つ。 この姿であっても、感情が肉体に及ぼす反応はあるのだ。
生ける霧は音無く流れゆく。 囮が駆けだしたのとは反対側の、触手塊のすぐ側にわだかまった。 ひとの形に凝集した霧が、手足の先から色づいていく。
霧化するときより遅い変化で隙も大きいが、触手はまだ反応しない。 反応の条件は温度か加速度かという予測は、外れていないようだ。]
(-68) nekomichi 2023/05/05(Fri) 12時頃
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[元の姿を取り戻してから、触手塊を観察する。 その眼差しは、獲物の急所を見極める狩人のそれだった。
見つめる目が笑みに変わる。 ゆっくりとした動きで両手を持ち上げ、左の袖に右手を入れる。 左手の中指で親指の腹を突き、血の雫を指先へ伝わらせる。
雫が指先から離れ、床へ落ちた瞬間から、全ては刹那で変化した。]
(-69) nekomichi 2023/05/05(Fri) 12時頃
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[血が床につくや否や、足元から闇が噴き上がった。 無数に分かれた漆黒は、あたかも鏡写しのごとき形で触手塊へと雪崩掛かる。 その時には、自身も床を蹴って距離を詰めていた。
動きに反応した触手を闇が押さえ込んでいる間に、触手の根元へと肉薄する。 袖から引き抜いた右手には、全ての光を吸い込むような刃が握られていた。 抜き打ちに切りつけて数本の触手を落とし、すぐに手元へ引き戻して、斬った箇所へと刃を突き立てる。
刃が脈打ち、赤熱した色に輝いたが、それも僅かな間だった。 触手の群れがびくりと震えた時には、刃も元の闇色に戻っていた。]
(-70) nekomichi 2023/05/05(Fri) 12時頃
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無事かい?
[ぱたぱたと落ちていく触手の代わりに、闇の触手がカガを受け止める。 抜いた剣を袖へ戻して、彼に笑みを向けた。*]
(-71) nekomichi 2023/05/05(Fri) 12時頃
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[さわさわ撫でられた闇の触手は、ふるり震えて手に巻き付く。 うねっていた他の部分も次々と巻き付きだした。]
それが気に入ったのかい?
[残骸を踏み越えて彼の元まで歩み寄り、闇に触れる。 たちまち影の中へと縮んでいく闇から彼を受け取って、そのまま再び抱き上げた。]
君も縛られるのが好きになるかな。 この触手を持って帰ったら増やせるだろうか。
[もう動かない触手を一本つまみ上げて、くるりと丸める。]
(-74) nekomichi 2023/05/05(Fri) 14時頃
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問題ないようなら、先へ行こうか。 君と研究の続きを早くしたくてたまらないよ。
[縛られて触れられて、力を行使して、 滾っているのだと告白して、彼に接吻ける。 ちろりと舌を入れて唇の内側に遊ばせた。 先ほどの触手の動きも取り入れてみる。*]
(-75) nekomichi 2023/05/05(Fri) 14時頃
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[丸めた触手は懐に入れて、手を投げかけてくる彼の背を抱き寄せる。]
君がそう言ってくれるなら、ますます急がないと。
[楽しみだと言われるだけで、身体が疼いた。 もう、何者にも邪魔はさせない。
彼を抱き上げたまま、先ほどにも増して素早くルートを辿っていく。]
(-78) nekomichi 2023/05/05(Fri) 18時半頃
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[たどり着いたのは巨大な換気口だった。 広大な地下空間に空気を送り込む換気施設は巨大な塔のようになっており、人間が通るのに十分なほど大きい。 ただし、いくつもの羽根が常時回っていて、普通ならば通り抜けることなど不可能だろう。]
施設の中と外は空間が断絶しているけれど、中から中へなら転移出来る手応えがある。 短い転移を繰り返して換気塔を昇り、頂上から外へ出る。 あとは、闇の道を通れば私の城まですぐだ。
[手順を確認して、換気口を見上げる。]
(-79) nekomichi 2023/05/05(Fri) 18時半頃
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うまくいくように、おまじないをして。
[失敗すれば最悪の結末となる。 そんな重圧など感じさせない顔で、キスを求めた。*]
(-80) nekomichi 2023/05/05(Fri) 18時半頃
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[彼の信頼が温かい。 祝福の接吻けに心が奮い立つ。]
私が誰であれ、君の研究対象であることに変わりは無いよ。 私は、もっと君に曝かれたい。
行こうか。
[唇を吸い交わして甘く囁く。 身分がどうあれ、彼の態度が変わらないと知っていた。 だからこそ、愛しい。]
(-83) nekomichi 2023/05/05(Fri) 23時半頃
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[もはや恐れるものなど何も無かった。 彼を抱いたまま、垂直に跳び上がる。
頂点で片手を振り、空間を裂いて中へ飛び込む。 飛び出したのは、回転する羽の上空だった。
同じように足元の空間を裂き、頭上の羽を転移で越えていく。 幾度かそれを繰り返せば、換気塔の最上部へとたどり着いた。]
おっ…と。
[塔の開口部は鉄の格子で塞がれていた。 最後の転移で危うく衝突しかけ、片手で格子を掴んでぶら下がる。]
(-84) nekomichi 2023/05/05(Fri) 23時半頃
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[それなりに頑丈な格子に、もちろん扉など無い。 両手は塞がっているし、おそらくは格子を越えての転移は出来ない。]
どうしたものかな。
[思わぬ障害に、暫し対処の道を模索した。*]
(-85) nekomichi 2023/05/05(Fri) 23時半頃
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[彼が記す書物のため、書庫に棚をひとつふたつ増やすべきだろう。 未来の楽しみを実現するためには、今を切り抜ける必要がある。 応援を受ければ、困難も些細なイベントに変わった。]
なるほど。試してみる価値はあるね。
[提案を受けて、まずは闇を伸ばす。 格子の上に出そうとすると消滅したので、周囲の壁に蜘蛛の巣のように張り巡らせてふたり分の体重を支えた。]
高速振動というと、君が使ったあのナイフの原理だね。 闇では強度が足りないから、私の剣を使おう。
持っていて。
[先ほどと同じように袖口から引き抜いた細身の剣を、彼に握らせる。 刀身に指を滑らせ、血を与えて命じれば、刃は微かな唸りを立てた。]
(-89) nekomichi 2023/05/06(Sat) 02時頃
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[剣は闇とは違って実体があるから、消滅することはないはずだ。 金属を押し切る強度も十分にある。]
私は術の維持で手一杯だから、君が斬ってくれるかい? 共同作業といこう。
[闇の網の維持と、剣の振動の双方をこなすのに、かなりの集中を要している。 実際に刃を振るう方は彼に任せ、自分はそこに手を添えて術の継続に意識を注いだ。*]
(-90) nekomichi 2023/05/06(Sat) 02時頃
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そうだね。 私たちの本質だから。
[血は万物の源という彼の観察に同意する。]
血を介して力を使い、絆を結ぶ。 人間に注げば、同じ時を刻むようになる。 私たちの力そのものだよ。
(-93) nekomichi 2023/05/06(Sat) 12時半頃
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[剣を携えて立つ彼の姿に目を細める。 やはり、刃物を扱う姿が美しい。 あの刃が自分に向けて振り下ろされる瞬間を想像して、唇を舐めた。]
私が格子になれれば良いのに。
[端的な願望を口にする。
振り下ろされる三回の軌跡に、金属が断ち切られる。 落ちないよう残された角を折り曲げればふたりがくぐれる穴ができあがった。]
ではあらためて、行こうか。
[細身の剣を受け取って元に戻し、正面から彼を抱きしめて闇の網を蹴る。 格子があった場所を抜けた瞬間に、空気が変わった。]
(-94) nekomichi 2023/05/06(Sat) 12時半頃
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ああ―― ようやく抜けた。
[外から切り離されていた感覚が解放される。 知覚が世界の隅々まで広がっていく感じ。 清々しいまでの開放感が心に吹き抜ける。]
これで君を連れて行けるよ。 私の世界へ、ようこそ。
[彼を腕の中に抱いたまま、後ろへ体重を傾ける。 換気口の端から落ちる失墜感は、地面に着く前に闇に飲まれて途切れた。*]
(-95) nekomichi 2023/05/06(Sat) 12時半頃
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[楽しい気持ちは共鳴するものだ。 笑い声をあげる彼を抱きしめて、闇の道をくぐり抜ける。 体感では水に飛び込んで浮き上がった程度のもの。それだけで海も陸も越えて己が居城に帰還していた。
現れたのは、石壁に囲まれた部屋だった。 窓は鎧戸が閉められていて光が差さず、明かりと言えば壁に掛かっている蝋燭だけだ。 床も石材のままで、棚なども多くが石の作り付けとなっている。 中でも存在感を放っているのが、御影石で作られた寝台だった。]
着いたよ。ここが私の城だ。 良く来てくれたね。
[抱擁の形のまま、接吻けを交わす。]
(-98) nekomichi 2023/05/06(Sat) 16時頃
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ここはあまり使っていない部屋でね。 しばらくはここを研究に使っておくれ。
いずれ新しく部屋を用意するから、後で要望を聞かせてもらうよ。
[身体をずらし、彼に部屋の中がよく見えるようにする。*]
(-99) nekomichi 2023/05/06(Sat) 16時頃
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[昼も夜も日が当たらない部屋だったが、今は間違いなく夜だった。 陽光の領域から月光の支配下へと移り変わるほどの距離を越えてきたと、彼もいずれ気付くだろう。
部屋の中心たる石の台は、実のところ獲物を乗せる台なのだが、彼は気にしないと思う。 もちろん自分も気にしないし、これから新たな使い道を見いだされるだろう。
気に入った様子の彼が、寛いだ様子で誘う。 その首へ、両腕を投げかけた。]
もう待てない。
[情熱的に接吻ける。]
(-103) nekomichi 2023/05/06(Sat) 19時頃
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後で他の場所も案内するし、風呂も一緒に入ろう。 けれども、私がどれだけ熱くなっているか、分かるだろう?
[すり寄せた身体は、今は熱を帯びていた。 いくつも試練を乗り越えてきたのも、この時のため。]
押し倒して。
[声は既に潤んでいた。*]
(-104) nekomichi 2023/05/06(Sat) 19時頃
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[闇の衣に拘束されて、石の台に追い上げられる。 足を蹴り上げて抵抗するのは興奮を誘うちょっとした手管だったし、むしろ自ら台に上がる動きでもあった。]
ん、…ンッ …
[冷たい石の上で背をくねらせる。 腰の下で手を束ねているせいで、胸の先端が突き上げられていた。 触ってと主張しているかのよう。]
(-106) nekomichi 2023/05/06(Sat) 22時頃
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[容赦なくひらかれるのを望み、彼の前に全てをさらけ出す。 被虐の悦びに、身体の全てが蕩けそうだ。]
して。
[求め願う言葉に視線が濡れる。 期待だけで欲望の塔は天を指し、雫を零していた。*]
(-107) nekomichi 2023/05/06(Sat) 22時頃
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ッ あ …
[剥き出しの欲に触れられて、腰が短く跳ねる。 荒くなった息で胸を濡らし、羞恥のまねごとに顔を背ける。 それも胸の尖りを啄まれるまでのこと。]
あぁ、うっ …… す き ……
[上と下の双方に触れられて、身体が揺らめく。 抱きしめたいのに腕は封じられているのがもどかしい。 もどかしいのがまた気持ちいい。*]
(-109) nekomichi 2023/05/06(Sat) 22時半頃
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[辛いかなの一言で身体が追い上げられる。 この手の経験に疎いわけでは無いのに、身体が制御できない。 主導権を渡すだけで、こんなにも狂おしく気持ちいい。 これもきっと、そこに愛があるからだ。]
いい、すき…、あァっ、
そ こ、 好き ィぁ、 あ っ…
[足の間に彼の体が収まる。 閉じられない。見られている。 認識の一つ一つが快感になる。]
(-111) nekomichi 2023/05/06(Sat) 22時半頃
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見て、 もっと…… ぜんぶ、 ンあ、 たまらな、い ッ …、
[腰の震えも、肌の紅潮も、全て彼に見られていると思うと身体はなお滾った。 導く指の動きに素直に欲が満ち、膨らんで、弾けだす。]
んうッ、くあぁ、ぁ ぁ …
[他愛もなく昇り詰めて、証の白を吐き出した。]
(-112) nekomichi 2023/05/06(Sat) 22時半頃
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[だが、それで萎えるということが無いのが魔物の性である。 頂点を極めてなお、硬く勃ちあがったものを彼の手に擦り付ける。]
まだまだ、できるよ?
[艶を増した表情で微笑んで、彼に続きをねだる。 彼が新たな研究課題を見いだすまで、ずっと続けていられるだろう。*]
(-113) nekomichi 2023/05/06(Sat) 22時半頃
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[今度はもう耐えられなかった。 手を戒める服を闇に溶かして消し去り、彼に両腕を回す。]
愛している。 どのような形であれ、永久に君を愛するよ。
[人間と魔の間に育まれる愛の稀なる事よ。 彼には是非、そちらも研究してもらいたい。 愛撫に身悶えながら、唇に誓いを交わした。*]
(-115) nekomichi 2023/05/06(Sat) 23時頃
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