23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。
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………狼は…、 わおーん?
[五本の指を曲げ、両手を胸元に掲げる仕草。 沙羅ちゃんのまねっこだ。沙羅ちゃんのは、 随分と可愛らしい獣さんだったなと思ったりして。] こんなにリアルなVR世界、だと、 ……色々と考えすぎて、怖くなってこない? わたしは、わたし、か。 ……そうだよね。
[そう、与えられた役は、ゲームの配役に過ぎない。 まだ深く考えることは出来ていないけれど、 「始まった」ことを実感させるだけの威力はあった。]
(45) 2023/04/22(Sat) 02時半頃
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年齢通りの学年 なら……? [含みのある言葉。 あ、もしかして、彼女は。と、線の細さから推し量る。 もしも沙羅ちゃんが「気付くように」言ってくれたのだったら、意図は伝わっているという風に、小さく首肯した。]
同じ歳でよかったんだ。 だったら遠慮なく、沙羅ちゃんって……
………あ。
ふふっ。
[気付いている。敬語を解いてくれていること。 擽ったげに、笑みのような息を吐いて。]
(46) 2023/04/22(Sat) 02時半頃
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陣営とか、関係なしに。 会えてよかった。沙羅ちゃん。
…ゲームは始まっちゃったけど、 貴女ともっと、色んな話がしたい、 な。
[その前後でか、場に現れた人を不思議そうに見て。 沙羅ちゃんの様子を見て。彼らを見比べて。 一度二度瞳を瞬いた。>>41]
……こんにちは。
[赤色反応の理由はピンと来ていなかったけれど、 そこでようやく、わたしは初対面の参加者さんに声を向けたのだ。*]
(47) 2023/04/22(Sat) 02時半頃
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[大きなクマがウサギをなぐさめて ヨシヨシしているスタンプを送った。
リアルのLINEでこんな可愛いスタンプは使っていないが サラに合わせて選ぶと、これになってしまう。]
(-42) 2023/04/22(Sat) 02時半頃
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スケート選手? ふうん。 すごいな、
って、予約? ま、いーけど、
(なんの?)**
(-43) 2023/04/22(Sat) 02時半頃
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あんがと。
どうしても一発殴りたいんだ、あいつ。
(-44) 2023/04/22(Sat) 02時半頃
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殴んの!?
……おー……、おっけ……。
(-45) 2023/04/22(Sat) 02時半頃
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よろしくね。
おやすー。
(*37) 2023/04/22(Sat) 02時半頃
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……もう、やめて。
ばか……。
[続けられる言葉。 心臓の音は鳴らないはずなのだけど。 ドキドキし過ぎて、涙まで出てきそう。]
(-46) 2023/04/22(Sat) 02時半頃
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誰をどう噛んだら 物語的に面白くなるんだろな。
なかなかの難題だ。
(-47) 2023/04/22(Sat) 02時半頃
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[またばかって言われてる… 俺はばかなのか? でも、そうかも。
サラを目の前にすると 実にばかな事しか考えていない。]
やめてって…、 何やめたらいいんだろ俺。
サラを可愛いと思うくらいは良いよね?
(-48) 2023/04/22(Sat) 03時頃
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[『シャーッ!』て、威嚇する兎?のスタンプをぽちり。 私の心臓は、限界なのよ。]
[でも、スタンプじゃなくて。 本当に触れてくれたら、嬉しいくせに。]
(-49) 2023/04/22(Sat) 03時頃
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/* サラのことそろそろ表描写を多めにしないと 秘話見た人がびびるのでは す、すまん…
(-50) 2023/04/22(Sat) 03時頃
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/* いやでも大和はきっともっとすごいはず。 じゃあいいや。(何
(-51) 2023/04/22(Sat) 03時頃
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だから、なんでそんなこと……。 もう、死んでしまいそうなのよ! [真っ赤な顔で、怒った。]
(-52) 2023/04/22(Sat) 03時頃
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[威嚇するウサギ?のスタンプを見ると、 少し離れたところにいるサラ本人に視線を戻して ふふっと笑いかけた。]
少しだけ野々花に挨拶するけど、 そのあと一緒に桜見に行こ。約束してた。
サラと2人きりになりたい。
(-53) 2023/04/22(Sat) 03時頃
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[最初は硬く感じた声も、言葉も、表情も。 段々と、柔らかくなっていく様に感じた。
見せてくれた笑顔>>46を、とても可愛らしいと思う。]
[会えてよかった>>47の言葉に。]
ありがとう。 私も、野々花ちゃんに会えて嬉しいわ。
ええ。沢山、お話しましょう。
[そう、目を細めて笑んだ。**]
(48) 2023/04/22(Sat) 03時頃
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――……。
[もう、言葉が出てこなくて。小さく頷いた。]
(-54) 2023/04/22(Sat) 03時頃
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俺が生きてる限りは、 君を守るよ。
桜、楽しみだね。**
(-56) 2023/04/22(Sat) 03時頃
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霊能者なのに? せめて守護者なら。
まあ何とかなるだろう。知力とか。鈍器とか。
(-55) 2023/04/22(Sat) 03時頃
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覚書。
・桐堂に会う(過去の示唆) ・虹乃に話があると言う ・沙羅にしてほしいことを確認する ・野々花の願いを探る
2d以降 ・桐野に「殴っといたよ」とLINE
・柊との絡みどうすっか
(-57) 2023/04/22(Sat) 05時頃
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>>42 [ヒュウヒュウと五月蝿かった風が、聴こえなくなった。
いや。風は依然吹いているのだ。彼の髪を、服を蹂躙しているし。少年の学生服を身体に張り付かせもしている。
それでも、台風の目の中にでもいる心境だった。
全てを話したからか。]
(49) 2023/04/22(Sat) 07時半頃
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[ーー少年の心境の流れや変化をきっと彼は把握できないだろう。
人間は大体、自分のことしかわかないのだ。どんなに説明したって、使う言葉の意味が1つ違うだけですれ違うのが人だし。
彼の呟きは問い掛けの呈ではない。疑問をそのまま口にはしたが、強く答えを求めている訳ではないのかも、しれない。]
[でも、少年は答える。自分が言いたかったから。]
柊言ってたっけ。「沢山惚気られたって」 サラも俺と鮫島が抱き合ってるの見て「お邪魔かも」なんて。
要するに俺が、鮫島に惚れてるように見えるんだな、うん。
(50) 2023/04/22(Sat) 07時半頃
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[手を繋いで、喜んで。言葉の1つに一喜一憂して。彼がニジノを可愛いと言えばムスッとしたりした。
ニジノに関しては少年の方が先に可愛いと言ったのだから、正直少年がムスくれるのはおかしな話しかもしれないけど、そういうものだ。
好きならば。 相手に惚れているならば。
だけど。]
……でもこの気持ちは色恋じゃないよ、鮫島。 俺はあんたがーーあんたが好きだけど。こんなに傍に居たくて、離れると寂しくて、声を聴くだけで嬉しいけど。
俺、そういうの赦されてない。 俺には人を好きになる権利とかないんだ。
(51) 2023/04/22(Sat) 07時半頃
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男同士だから、とかじゃなく。
なんで、そこは安心して欲しいんだけどーー。 いや、あんたも俺を好きで、付き合おうだの恋人になろうじゃなきゃ、これはどうでもいいんだけどさ。
[少年はよく、自身を「どうでもいい」と言う。 少し考えてから。]
まあ友情でも惚れてる、て言うもんな。 あんたに惚れてる。全部あげるなんて言って、惚れてる訳じゃねえなんて説明のがワケわからんか。
ごめん。
[長くなるのも申し訳なく思う。もっと簡潔に言いたいのに。
ふと。
全てを話したらそれは簡単で短く出来るのか?と少年は思い付いて。彼の瞳を見つめた。
赤?そんな色は過らない。]
(52) 2023/04/22(Sat) 07時半頃
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……俺、妹と。
[心のストッパーが働く。そんな話をしたら彼は離れると。
じゃあ。
……殺したい奴がいると言った時の彼は?
少年は内側から沸き上がるものを押し込めて、意を決する。
カメラをオフにしてから。]
……妹と、シてるから。そういうの。
(53) 2023/04/22(Sat) 08時頃
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妹だから恋人じゃないし家族だ。 妹だから惚れてるとかじゃない。 妹だから大事にしなくちゃいけない。
妹は生まれつき脚が悪いから。 お兄ちゃんの俺は護らなくちゃいけなくて。
「私こんなだから一生結婚とか出来ないの」て言われて……。
だから他人を好きになるのは赦されないし、付き合ったり出来ない。
(54) 2023/04/22(Sat) 08時頃
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[震える声。兄と妹の禁じられた関係を誰かに話すのは初めてだ。
ドン引きされても仕方ない内容だが。彼ならきっと。]
俺の願いは、妹の脚を治すことだよ。
ーー死んだ奴が生き返るってんなら出来るかな?って。 まあ、事故の怪我とかじゃない生まれつきを治せるなんて正直信じてないんだけど。
……脚が治ったら、俺は『お兄ちゃん』から解放されんじゃねえかって。
[脚の悪い妹を今後養うために就職しなければならない。
だからメインの目的は停学をどうにかする証明書の入手だ。 陣営勝利によるもの。
妄想癖があるけど少年はリアリストだから。]
(55) 2023/04/22(Sat) 08時頃
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でもさ、どうでもいいかなって。
兄妹でそんなの重ねてきて、今更俺が自由になるとかーー虫が良すぎるから。
……あんたの願いを聞いてさ。 俺の願いと同じぐらい無茶だと思ったけど。
でも、叶える価値があるのはそっちだと思ったんだ。 あんたが救われるのなら、意味が、価値があるからだ。
そう思った。
俺の願いは塗り替えられてたんだよ。あんたの願いを叶えたい、に。
俺の全てを捧げても。
(56) 2023/04/22(Sat) 08時頃
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[彼が納得するかわからないし、説得している訳でもない。
聞いて欲しい気持ちが強くあった。
しかし、彼は言う。自身の手で相手を殺めなくては気がすまないと。>>43
少年はまた俯いて。]
そっか。いや…そういうもんだよな。相手がシネばいいってだけじゃない。ーーうん。
[人を殺すのは簡単ではない。刑務所を覚悟してでも。つまり、彼の願いはどうしても成し遂げたい殺人の確実な敢行の為の手段、か。
少年は納得する。]
保留で構わない。何があろうが俺の気持ちは変わらないから。
ーー決まったら、答えをくれ。
(57) 2023/04/22(Sat) 08時頃
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