3 ディアス家の人々
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[彼の絶頂が長く続くように、 その先の失墜が幸福に包まれてあるように、 彼の足を解放し、背をかき抱いて引き寄せた。
陵辱の果てに彼が得た悦びに、祝福を送ろう。*]
(-79) 2021/01/11(Mon) 11時半頃
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[顔に触れてきた手を取り、指の背に唇をつける。]
ご心配なく。 幸い、丈夫にできていますから。
あなたは、お怪我はありませんか?
[確かめるように、あるいは埃を落とすように、主の体に手を滑らせた。]
(38) 2021/01/11(Mon) 12時頃
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[人間の体はこういうとき、脆くて困る。 鋭く突き抜ける痛みは、骨に皹でも入ったかと思われた。
仮初めの体を脱ぎ捨てて真の姿に戻れば、彼を空中で受け止めて階段の上に立つことだって可能だっただろう。 だが昼間の廊下でそうするには、見られるリスクが高すぎる。
背に響く痛みを押し隠し、なにごともないように装う。 人間の姿にやつしているとて、この程度の傷ならば夜までには癒えるだろう。*]
(-80) 2021/01/11(Mon) 12時頃
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[ アリステアの熱が、繋がった深部に吐き出される。]
…っ、 は
[ それ自体は何の効果もないはずなのに、甘い陶酔が四肢を侵してゆくようだ。
初めて味わう快楽。 だが、自分が求めたわけではない。]
おまえ が、 無理矢理 に──
こんなの が、 どう… して、 愛なん
(-81) 2021/01/11(Mon) 12時頃
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──ン あ!
[ 最後まで言い終えないうちに、弛緩した場所を突き上げられ、まだ彼が衰えていないことを知る。 血が一気に集まって、脈打った。
また、イかされてしまう。]
あッ、 あぁ、 あぁ…ああ
[ もはや気持ちいいという次元のものではない。 法悦に砕かれ、灼き尽くされそうだ。
許して、 と声にならない声で訴え、戦慄く四肢で縋りつく代わりに、アリステアの肩に噛みついた。*]
(-82) 2021/01/11(Mon) 12時頃
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[ 起き上がるアリステアの所作は、ゆっくりではあったが、概ねいつもどおりに感じられた。 心配いらないと告げる声に頷く。 それから彼は、ウィリアムの手を取り、捧げ持って──多分、唇で触れた。
騎士が忠誠を誓うときのようだ。 だが、従者がとる行動だろうか?
逡巡のうちに、質問する時機を逸してしまった。]
あ…ああ、 ありがとう。 怪我はない。
ただ、靴が片方、脱げてしまった。 近くを探してみてくれないか。
[ 壁から離れていると、とたんに自分が何処にいるのかわからなくなる。 たいしたことではないと自分に言い聞かせても、心細い。*]
(39) 2021/01/11(Mon) 16時頃
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愛しいおまえを前にして、 こうせずになどいられないよ。
[魔物の論理を口にして、柔らかな場所をかき混ぜる。 先ほどより濡れた音が響いた。
彼を捉えた二度目の絶頂は、より深く激しいもの。 耐えかねて噛みつくのもまた愛撫の一種だろう。 もちろん、人間の歯など痛手でもないけれど]
それが好きなのかい? なら、しよう。
[お返しにと二の腕に牙を食い込ませ、滲む血を舐め取った。*]
(-83) 2021/01/11(Mon) 16時頃
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[彼を掴み翻弄していた快楽の波が頂点を過ぎ、緩み始める。 その転換を捉えて、唇を合わせた。]
今宵はもうおやすみ。 快楽の余韻はおまえの体に響き続けるだろうけれど、 また明日になれば新しいおまえが始まるよ。
おやすみ。今宵のことは忘れて。 安らかに、おやすみ。
[歌うように力を紡ぎ、彼を眠りに落とす。 彼の中から抜く時も、再び闇で蓋をした時も、全身を拭き清めたときも、寝具で覆い、額に口付けた時も、彼の体は切なく震え、意識無い唇から声が零れた。
快楽のさなかに置き去りにされた彼は、どうなるだろう。 明日の朝も、次の夜も、楽しみだ。*]
(-84) 2021/01/11(Mon) 16時頃
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[ ナイフが──否、ウィリアムの衝動を反復したというのなら、アリステアの牙が──二の腕に突き立つ。 濡れた舌啜音と血の香りが痛みを彩り、アリステアの怒張を咥え込む部分が、不随意に締まった。]
ぅう──…
[ もう刺激は充分だというのに。 疲労で朦朧としながら、官能の闇の深さに惹き込まれる。
たった一晩で、自分とアリステアの関係は変わってしまった。
明日になる前に、世界が壊れてしまえばいいと望みながら、夢のない眠りに呑まれてゆく。*]
(-85) 2021/01/11(Mon) 16時半頃
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― 第三夜 ―
[3日目の昼間も、つつがなく過ぎた。 従者として過ごすのもなかなか楽しかった。 それも、彼の側近くに常にいるからこそ。
今宵は、どんな姿を見せてくれるだろう。 想像するだけで、笑みが浮かぶ。 彼が見えていないのが幸いだった。]
(-86) 2021/01/11(Mon) 17時半頃
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[夜が訪れ、彼と就寝の挨拶を交わすのも三度目だ。 かりそめの姿を脱ぎ捨てるのも。
今宵は、彼の一呼吸でさえ待たなかった。 扉を閉じたと同時に、部屋を自身の闇で満たす。 魔物としての強い圧が部屋を支配する中で、彼の唇を割って深く口付けた。*]
(-87) 2021/01/11(Mon) 17時半頃
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[ 翌朝、アリステアが起こしにきて、寝室は紅茶の香りに包まれる。]
スペンサー、ストレッチ運動の補佐をしてくれるか。 湯には、レモングラスを入れてくれ。
少し、筋肉痛なんだ。 久しぶりに乗馬をしたせいだな。
──ふ、笑うなよ。
[ そんな、穏当で何事もない一日だった。 アリステアも少しずつ屋敷に馴染んできたか、足音が軽くなっている気がする。]
(-88) 2021/01/11(Mon) 18時頃
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― 第三夜 ―
[ アリステアが整えた寝台に横たわる。 おやすみなさいませ、の声を聞いて10秒もたたなかったろう、
不意に濃密な気配に圧迫され、息を塞がれる。
ウィリアムにとって、それは接吻けなどというロマンティックなものではなかった。]
(-89) 2021/01/11(Mon) 18時頃
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[ 瞬発的に膝を立て、相手の重心を崩そうとしたのは軍での鍛錬の成果だ。
人間は、とっさの時の反応はそう変化するものではない。 ただ、今回は自分の喉元を守るように手を動かしていた。
"前回"のことは、記憶から消されていたけれども、体には残されている経験もある。*]
(-90) 2021/01/11(Mon) 18時頃
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[次の授業は算数だという宣言に、眉が下がった。>>34 けれども、約束はちゃんと認めてくれたのを思い出して、顔を明るくする。]
立派なレディは、数字なんて恐れはしないのですわ。 先生も、どんな質問が来たって驚かないように、覚悟していてくださいな。 わたくしうんと考えて、とびっきりの質問を用意しておきますから。
それではごきげんよう、ホーマー先生。
[礼に対する答礼は、幼い頃から繰り返しているから堂に入ったものだ。 可憐にスカートをつまんで膝を曲げ、スカートの裾をふわりなびかせて向きを変え部屋を出て行った。*]
(40) 2021/01/11(Mon) 18時頃
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[靴を探して欲しいと望んだ主から一旦手を放し、側にあった大きな花瓶を動かして花台を運んできた。 壁際に置いたそれに主を誘導して、座らせる。
見回せば、靴は廊下の隅に転がっているのを見つける。 拾おうと身をかがめた時、痛みが背中を突き抜けて、短く息を吸った。 ゆっくり息を吐きながら靴を拾い、主の側へと戻る。]
ございました。 失礼いたします。
[彼の前に片膝をつき、足を捧げ持って靴を履かせる。 足先にほんのわずか、唇を寄せた。*]
(41) 2021/01/11(Mon) 18時頃
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[昼間の彼は、昨夜の淫蕩の影などどこにもなかった。 彼の筋肉痛が短い乗馬のせいなどではない、と知るのは自分だけだ。 あれほど優しく、壊さないよう扱ったのに肉体に痛みが残るとはと、人間の体の脆さを改めて思い知る。
夜の初めの反応も、興味深いものだった。 第一夜をなぞるかのような反撃の動き。 だが喉元を守る手は、明らかに連夜の、あるいは夜の森での経験に基づいている。
彼の肉体は覚えているのだ。 私という存在を。]
(-91) 2021/01/11(Mon) 18時半頃
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[立てた膝は、何にも触れないだろう。 彼の肩に手を置いて、私の体は宙に浮かんでいた。]
ウィリアム、ディアス。
[名を呼ぶ声はどこまでも甘く。 肩掴む力は揺るぎなく強く。]
この数日で確信した。 やはりおまえは、私の元に来るべき存在だ。
私はこれより、おまえを奪おう。
[今宵の収奪を宣言する。*]
(-92) 2021/01/11(Mon) 18時半頃
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[ 足音も気配もなく、いきなり唇を奪いにきた相手への、問答無用の返礼は空を切る。 万力のような強さで肩を押し付けられた。
高みから宣言する声は、アリステアのものだ。 間違いない。]
…おれをヘッドハンティングしたがるような組織にも情報にも、心当たりはないのだが。
[ 軽く言い返しながら、アリステアの声に感じた愉悦と真摯さに、本気も本気なのだと思う。 おそらくは、かなり厄介なことになりそうだ。]
(-93) 2021/01/11(Mon) 19時頃
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おまえはもう、従者の分を弁えるつもりはないというんだな。
[ アリステアはどこにいて、一体、どういう方法を使っているのか。 見えない目がもどかしい。]
…残念だ。
本名を聞いてもいいか?
(-94) 2021/01/11(Mon) 19時頃
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[ よく気のつく従者は、ウィリアムを立ったまま待たせることなく、階段の踊り場に座る場所を用意する。 椅子ではないが、頑丈な台ではあった。
座面が温まるまで時間をかけることもなく、アリステアは靴を見つけて運んでくると、恭しさの伝わる所作で、持ち主の足に靴を戻した。
そこに紛れ込まされた唇の動きはごくさりげないもので、見ていた者がいたとしても、靴の汚れを確認していたと誤認するくらいだったろう。]
(42) 2021/01/11(Mon) 19時頃
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…おまえの献身に感謝する、スペンサー。
[ そう言いながら、やや顔を伏せた。]
予定変更だ。 俺は、このままガーデンパーティに参加する。
おまえは下がっていていい。
(43) 2021/01/11(Mon) 19時頃
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先ほど、おまえの呼吸が、一度、乱れた。 ぶつけたところが痛むのだろう?
使用人部屋に戻っていろ、
主人に嘘をついたお仕置きだ。
[ 言い渡して、立ち上がる。*]
(44) 2021/01/11(Mon) 19時頃
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私がおまえを見いだした時のことは、 おまえはきっと覚えていないだろう。
心当たりなどなくとも当然だよ。 これは、世界の裏側の物語だ。
[押さえつけた肩の下から闇が湧き出す。 しなやかな弾性を持った鞭のように、実体持つ闇は彼の四肢に絡みつこうと蠢いた。]
おまえは魔に見いだされたのだよ。 覚悟おし。 私はおまえのすべてを奪うだろう。
(-95) 2021/01/11(Mon) 21時半頃
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―――ああ。 おまえに仕えるのは喜びであったとも。
だが本来、人間は支配される側の存在だ。 愛でられるのが本来のあり方だよ。
[魔性の道理を諭し、名を問う声に低く笑う。 愛おしくてたまらない。笑い声はそんな柔らかさを帯びた。]
私に名を問うてくれるのだね。
―――シン。 そう呼んでおくれ。
[彼らの言語では"罪"と聞こえるその音を、秘め事のように囁く。*]
(-96) 2021/01/11(Mon) 21時半頃
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[ 従者アリステア・スペンサー改め、シンと名乗った相手は、ウィリアムのすべてを奪うと宣言して笑う。 大いなる罪と音を通じるその名。かすかに混じるエキゾチックな抑揚。
そんな手がかりから、かつての植民地の土着暗殺団の一員といったものを連想する。 彼は自らを世界の裏側の住人──魔であると称し、ウィリアムら人間を支配される側の存在だと言った。
貴族として生まれ育ったウィリアムとしてはいささか異論もあるところだ。]
自分は、庇護を与える側であると自負している。
(-97) 2021/01/11(Mon) 22時頃
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…おれに仕えた数日を、喜びだったと言ってくれるのは嬉しい。 おまえとは、あのまま、良い主従でありたかったな。
おれがまだ寝入らないうちに来たということは、すぐに命を奪うつもりはないのだろう?
ならば ── 貴族らしく、決闘の機会を与えてくれないか。
[ ひとつ、交渉を持ちかけた。*]
(-98) 2021/01/11(Mon) 22時頃
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[下がっていい、と休むよう命じられて、抗弁の口を開きかける。 だがお仕置きを言い渡されて言葉を呑んだ。]
は……。
[承諾の声とも、失態を恥じる色とも、あるいは感嘆の音とも取れる息を吐いて、頭を下げる。]
…わかりました。 部屋にておとなしくしておきます。
[一礼して、命令を承諾する。]
(45) 2021/01/11(Mon) 22時半頃
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ですが、まずはこのままお待ちください。 誰か、案内できるものを呼んでまいります。
それと、夕食は私に給仕させてください。 それまでに治療しておきますので。
[鯛揚がった彼が歩き出す前にと、代わりの者の手配と、そのあとのことを請うた。*]
(46) 2021/01/11(Mon) 22時半頃
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[ 躊躇う様子はありつつも、アリステアは部屋で休養することを受け入れた。 代わりに出された条件については、特に問題もない。]
仕事に責任感があるのはいいことだ。 まだ新顔の従者が、どれだけ人を動かせるか試す機会でもあるな。ガンバレ。
[ 軽く挑発してみる。]
(47) 2021/01/11(Mon) 23時頃
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