33 桜森高校同窓会
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――ゲームコーナー――
わ……あ、懐かしい。
[ゲームコーナーに入れば、そこに設置されているのは 懐かしのアーケードゲームの数々。 エアホッケーにワニを叩くゲーム、綿飴マシンにお菓子キャッチャー。コインゲームとピンボール台もあった。]
あ、これ一度やってみたかったやつ。 すごいな、このドット絵でシューティングゲームって。 野々花はやらないの?
[ワニの頭を撫でている仕草から ワニに危害を加えることしなさそうな野々花を振り返り、 自身は横スクロールのシューティングゲームの筐体に硬貨を投入。]
(77) 2024/02/14(Wed) 21時半頃
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ドット単位で避けてみせるからね。
[自信ありげに微笑んだその腕前は――――34(0..100)x1。*]
(78) 2024/02/14(Wed) 21時半頃
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…………ちょっと コントローラの調子が悪いみたいだね。
[古いからシカタナイネと何食わぬ顔で。]
野々花とも一緒に何かしたいな。 これは? 僕はこれは得意な気がしてる。
[エアホッケーを示す。 他に彼女の興味を惹くものがあればつきあうつもり。*]
(79) 2024/02/14(Wed) 21時半頃
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ヒイラギは、何かの気配を感じて1.いる2.いない2
2024/02/14(Wed) 21時半頃
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/* いつものラ神だね(涼しい顔で)
(-4) 2024/02/14(Wed) 21時半頃
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ーー 二階の階段あたり→ゲームコーナーーー
[かくれんぼは得意だぜ!!
小学生の頃みんなでかくれんぼをして、俺だけ完璧に隠れたから夕方まで見付からなくて最後独りで泣きながら家に帰ったからな!(孤独のランナウェイ)
……気付かずゲームに興じる柊たちに、不敵な笑みを浮かべる少年である。
だが慢心は人を狂わせた。壁に張り付き過ぎて背中に疲労がたまり、ピキッと変な風につったのである。]
のわー!!
[派手な悲鳴を上げよろけ、ゲームコーナーの方へばたりと倒れる。壮大にこけた。]
は、……ははっ!あ、あの、えっと。 久しぶりーー
[情けない顔で笑いながら頭をかく少年は、こうして懐かしい二人の前に出た。]*
(80) 2024/02/14(Wed) 22時頃
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/* >>78 0じゃなくてヨカッタね。 横スクロールシューティングか〜 [バンバンガチャガチャ適当にボタン連打 74(0..100)x1]
(-5) 2024/02/14(Wed) 22時頃
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サラは、ここまで読んだ。
2024/02/14(Wed) 22時頃
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[どこかのタイミング。一通りレトロゲームに興じた後か。 何処かの壁から悲鳴が上がった。]
………… えっ?
[逞しさを増した青年の姿は、柊の目に 大分印象が変わって映るも見紛うことはない。 しかし、久しぶりの再会で懐かしく思う気持ちより いつからそこに? の驚きの方が上回る。]
ハロー。大和くん? 何やってるの?
[確か初めて会った時も倒れていた気がする。 呆れた顔を隠すことなく手を差し伸ばした。*]
(81) 2024/02/14(Wed) 22時頃
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ーーゲームコーナーーー
[そう、あのVRでの出逢いの際も少年は倒れていた。校舎の窓から脱出しそのまま下に落下して。
眩しい顔のイケメンが覗き込み爽やかな声を掛けながら手を差し出してくれたっけ……。
恐る恐る手を伸ばそうとして、汚いかも!とワークジャケットでごしごし拭いてから彼の手を握った。]
……や、あの。ふ、二人がいたのが見えたからその。
ち、違う覗いてなんかねえ俺は家政婦じゃないぞ!
[『家政婦は見た!』のネタは通じるのか?照れたような変な笑いを浮かべながら起き上がったろうか。
そして仲良く並ぶ二人を眺めーーほろり(※断じてポロリではない)]
(82) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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野々花も柊も、元気だった? お、俺ずっと連絡しなくってごめん!!
……やべ。逢えて嬉し。
[ガバッと頭を下げて謝ると、少年は漸く緊張から解放されて綻んだ。]*
(83) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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うん、最後に過ごした場所が屋上だったし。>>71 全然大丈夫。 当時と逆をたどって最初に行くってのもいいかも。
[そう言って、首を傾げている彼女に手を差し出す。 あの時、一緒に屋上に行った沙羅はVRの姿だった。 今度は、生身の、健康になった沙羅と。
スタートが3階だから、少し階段を上がれば すぐに屋上の扉に辿り着いた。 庭園になっているらしく、入場時間が書いてある。]
ここ、21時までなんだ。 それなら今来てよかったかな?
(84) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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イケメンが増してないか柊?! 後光が射してる!!
(=6) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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――家庭科室――
[そんなわけで、スキップしながら再び階下の家庭科室へ。留守の間、不法侵入者はなかっただろうか。
どうやら一番乗りだ。鼻歌混じりにエプロンを着ける。ちなみに、胸元に某ローカル遊園地のマスコット、フラワーちゃんの刺繍がついていて、ポケットの形も半割のヒマワリらしき花、というクソダサデザインの逸品である。これなら、今日明日でチョコレートまみれに汚れても、心おきなく棄てて帰れるし。
隣の隣のゲームコーナーが騒がしい気がしたけれど、無視せよと神が告げている。手際の悪い初心者が気も漫ろだと、晩御飯までに準備さえ終わらないかも知れない。]
(85) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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えっ……自分で作る分なんて考えてないけど。 野々花と沙羅と一緒に作って、 仕上げだけちょこーっと自分で手を加えたら 私が作ったことにならないか……ならないな……。
[グループLINE>>56を見て、眉間に皺。 勘が働かないから、急に失敗必至の超絶難易度オペラケーキを作りたい、グラサージュって何、とか言い出し兼ねない。
急遽ネットでレシピサイトを見ながら、持参した材料でできそうなものを調べ出す。]
こ、これならどうだろう。 【混ぜて焼くだけ! 簡単チョコマフィン🧁】
[多分、96%生焼けとか、77%焼け焦げ、程度で済みそう。]
(86) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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── 屋上庭園 ──
[扉を開けると、まだ冷たい風が吹きすさぶ。 沙羅が飛んでいかないように、手を強く握った。
当時見たときは、ただの学校の屋上だったから 何も無かったけれど。 見違えるような緑溢れる場所になっていた。 花壇には規則正しくハーブのような草が植えられ、 色とりどりのパンジーも咲いている。]
まだ寒いから咲いてない花が多そうだけど。 春はすごいんだろうな。
[話しながら、柵の方に近付く。 遠くに、桜森の街並みが見えた。 黒っぽいのは桜の木だ。
あのVRでは、確か、満開の桜の町を見下ろしていたっけ]
(87) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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[ひょいと助け起こそうとして、 鍛えているのだろう案外重い身体に少しバランスを崩すと、 大和は自身で起き上がってくれた。]
そっか、家政婦じゃないんだ。 今は何やってるの?
[直接連絡はしていなくとも、玲やあるいは野々花を通して 彼が進学せず働いている程度の情報は得ていた筈だ。]
元気だよ。大和くんも元気そうだね。 ――うん。僕も会えてよかった。
[少し口許を和らげると、ふと浮かんだ疑問を小声で尋ねた。*]
(88) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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ニジノは、まともに食べられる🧁が作れそうにない自分の手腕に落胆した。
2024/02/14(Wed) 22時半頃
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ところで今日って、虹乃さんと同室?
(-6) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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/* >>86 お裾分けは遠慮しておくね…>簡単チョコマフィン
(-7) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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[VRゲームが終わるあの瞬間、 とても静かな気持ちだったことを思い出す。 それこそ、参加を決めてダイブしたばかりの段階の自分は 殺気立っていたような気がするんだけど。
あのとき沙羅と出逢っていなかったら どうなっていただろうか。]
……屋上の様子はすっかり別モノだけど、 町並みは、あまり変わらないね。
[物思いに耽りつつ、そう呟いて 沙羅の手の感触を確かめるように、何度も握り直した。]*
(89) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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/* 蒼さんバッタリしてそう(非VR) 健康してね💝
(-8) 2024/02/14(Wed) 22時半頃
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『へるぷみ〜〜〜〜💦』
[悲鳴と共に、共鳴LINEでなく女子会グループLINEに助けを求めるまで3分かからなかった。 力加減を誤って砕け散った卵。ボウルに入ってしまった細かい殻を、半泣きで取り除き中。**]
(90) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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ーーゲームコーナーーー
[四年の歳月で勿論少年も、彼も多少変わった。爽やかな涼風のような雰囲気についてはまるで同じだが。
少年は……少年とは言えないぐらいに男になったかもしれない。 何しろ肉体労働者だから。]
今は実家の……とーちゃんがやってる工場で働いてるよ!
柊は?
[なんだかお見合いみたいなこ恥ずかしいやり取りだ。 野々花もいるのにくねくねと照れてしまう。大和子みが76%ほど増した。]
(91) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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……良かった。 野々花も元気そうで何よりだよ!
二人は一緒に来てるかなって思ってたからめっちゃ嬉しい!
柊、館内もう見た? めちゃくちゃでけえ露天風呂がーーえ?
[妄想の柊(玉の肌)より三倍ぐらい眩しいぞ! とてもじゃないが風呂になんて畏れ多くて誘えねえ……などと考えつつ話しているとーー?]
えッッッ!! や、あの、それは。
いや、柊と野々花も同じ部屋だよな? お、俺たちもーー。
[イケメンに真顔で恥ずかしい事を訊ねられている?!
どぎまぎしつつもなんとか答える。]
(92) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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ど、同室だよッ あれからずっとーーつ、付き合ってる!!
(-9) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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[耳元に返事をしたから彼は少し煩い声に困ったかもしれない。]
ところで、二人はゲームしてたの?
[さっきは独りだから遊べなかったが、ワニワニパニックやらエアホッケーを楽しめるかな?なんて思いつつソワソワくねくね。
常に不審だ。]*
(93) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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うん。そうね。
[逆をたどる>>84というのに、ふふっと笑んで。 差し出してくれた手に、手を重ね、屋上へ。
ほどなくして扉の前に着くと、入園時間が書いてあって。]
そうなのね。 ライトアップして、遅くまで開けてくれたらいいのに。 ……暗いと危ないかしら?
[そう言って、笑った。]
(94) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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― 屋上庭園 ―
[玲が扉が開けると、冷たい風が吹き込んできたけれど。 手を強く握ってくれたから、目を細めて笑んだ。
屋上に足を踏み入れると、 VRでは、何も無い空間だったけれど、 今、この場所には、色とりどりの花が咲いていて。
VRの中でそうした様に、柵の傍へと近付くと、 眼下に見える街並みを眺めて。]
……そうね。
[何度も握り直される手を、きゅっと握り返しながら、当時の事に思いを馳せる。]
(95) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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―― ゲームコーナー ―― わ、すごい。
[ぱちぱちと両手を叩き合わせた。 彼としてはあまり納得の行く結果では なかったのかもしれないけれど。 派手なモーションと共に避けたり撃ち落としたり、 わたしには充分凄い結果のように見える。]
わたしもちょっとだけやってみてもいい? ええと、当てるのは、こっちを押せばいいの? このボタンは?
[一通り操作方法を聞いて、 たどたどしくコントローラーを握る。 画面の指示通りプレイを開始して―― 28(0..100)x1]
(96) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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ちょっと当たったわ!
[やった!と彼を振り仰いで拳を握った。 初めてにしては上出来だろう。 コント―ローラーの調子が悪かったらしいことが 初心者にはむしろうまく働いてくれていたり? 決して良くはないスコアを前に、笑顔を向ける。]
あ、エアホッケーね。一緒にやってみましょ。 奏人くんこっち、わたしそっち!
[10点先取マッチと、設定時間内に多くの点数を 取ったほうが勝ちのルールとが選べて、後者を選ぶ。 彼との攻防はどちらかというと防御寄りの布陣で 隙を見て相手のゴールを狙う作戦。 5分のマッチで、6点を取ることが出来た。]
(97) 2024/02/14(Wed) 23時頃
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[『今まで、サラがいないのに 一体どうやって生きてきたんだろう』と。 そう言ってくれた言葉に、あの時は、『大げさ』なんて返してしまったけれど。 本当は、とても嬉しかった。その言葉を、一生忘れられないと思う位に。]
……現実に戻った時、 約束をした通り、すぐに迎えに来てくれてありがとう。
――……あの時、最後の時間には、 貴方が隣にいてくれた。
その後の時間も、これから先の時間も、 貴方が隣にいてくれる。
それは、ゲームに参加した時の私は、 考えてもみなかった事で。
(98) 2024/02/14(Wed) 23時半頃
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だから、心から、ありがとう。 出会ってくれて。 ――……これからも、よろしくお願いします。 ……なんて、ね。
[VRの中で最後に言った言葉を、少し変えて、言ってみて。 ふふっと、笑った。*]
(99) 2024/02/14(Wed) 23時半頃
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