3 ディアス家の人々
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[ こんな風に一線を超えるものだとは思ってもみなかった。 壊れるとか、死ぬとか、達くとか、あられもなく呻いて、彼を失笑させたかと思ったが、豈はからず、彼は嬉しそうにしていたから問題はないらしい。 彼からも、たくさん、愛してると言われた。 それは身体の隅々まで、悦びとともに記憶づけられる。]
愛し方も愛され方も、おまえは教えてくれるのだな。
記憶を消すなんて、もうさせない。
[ 彼の胸に顔を埋めながら、接吻けの痕を残してやった。*]
(74) enju3 2021/01/19(Tue) 00時半頃
|
|
[ 彼に清拭され、寝かしつけられた。 それも含めて、愛を交わす彼なりの儀式のようだったから、我を張らずに世話を任せる。
同じベッドで誰かと寝るのは初めてだったから、緊張して眠れないのではないかと思ったが、 睦みあいに体力を使っていたのだろう、すぐに心地よい良い眠気に誘われた。
朝6時に起こすようにと指示して、温かな眠りにつく。
彼がいるというのに、遅くまで眠っているなどもったいない。]
(78) enju3 2021/01/19(Tue) 19時頃
|
|
[ 翌朝、モーニングティーに添えられた蜂蜜ほどに甘いキスに、昨夜のことは何一つ、夢ではなかったのだと歓喜した。]
おはよう、スペンサー。 今日は、町に出ようと思う。
馬車と外出着の支度を整えてくれ。
[ これまでと同じような会話。 けれど、こんなに希望を持って一日の算段をするのは失明して以来だった。]
むろん、おまえも一緒に来てもらう。いいな。
[ 旅立ちの準備を、始めよう。*]
(79) enju3 2021/01/19(Tue) 19時頃
|
|
― 旅立ち ―
[ アリステアは日常の仕事と同様に生真面目に、支度を整えていった。
彼の用意した書類を自分の目で見ることはできずとも構わないと思っていたが、点字翻訳されたものも用意されていたのには驚いた。 書類に染ませてある香は、彼が紡ぎ出した話を裏付けるのと同時に、ウィリアムの興もそそる。
偽装ではなく、香について学んでみたいと思った。
きっと──夜の営みにも活用できるだろう。]
(83) enju3 2021/01/19(Tue) 21時半頃
|
|
[ 旅立つ日には、見送りの家族と抱擁を交わし、使用人たちにも心ばかりの記念品を渡す。 遠いところへ行くからめったには会えないと、皆も了見していた。]
おれは望んで彼の地に赴くのだから、笑顔で見送ってください。 便りがないのは、元気にしている証拠だと思って。
皆の幸せを願っています。
[ そうして、従者の呼びかけにうなずいて、馬車に乗り込む。]
(84) enju3 2021/01/19(Tue) 21時半頃
|
|
行こう、おまえと──愛と共に。
[ ステッキでコツリと軽く、馬車の天井を突く。 出発の合図だ。*]
(85) enju3 2021/01/19(Tue) 21時半頃
|
|
[ 妹からもらった鉢植えは、荷物に潰されないよう、箱で囲っておいた。]
露地植えにして増やしたい。 これからゆく場所の気候はどうだろう。 状況によっては、ガラス温室も建てたいが。
[ 彼との生活を香りで彩るため、そんなことを思い描く。]
(-52) enju3 2021/01/20(Wed) 09時半頃
|
|
[ いつしか馬車が船に変わったかのように滑らかに走っているのに気づいた。 彼から呼び掛けられて、軽く肩を竦めて見せる。]
温室はよく考えないといけないか。 密室になるとすぐ、おまえは従者の仮面を外したがるから。
[ 口元は微笑んでいた。]
──まだ外だろう。辛抱したまえ。
[ 馬車の中で戯れを始めようとする彼に説く。 日差しのぬくもりがないからカーテンは引いてあるのだろうが、いつ何時、呼び止められて覗かれるかもしれないし、声が漏れたら恥ずかしいこと限りない。*]
(-53) enju3 2021/01/20(Wed) 09時半頃
|
|
[ 従者でいるのはこれきりだと聞かされて、落胆の色を見せる。]
おれは、おまえに世話されることに生きがいを感じるのにな。 しばしばおまえの気が向くよう、工夫をこらしてみよう。
それから、身の回りの世話をさせるために、有能で、しかもおまえほど強引ではない使用人を見繕ってくれ。
[ 軍でひととおりのことは教わったとはいえ、盲目ではどうにもならないことも多いし、貴族としての生活スタイルを崩すつもりはない。 彼に対しても、偉そうな口調のままだろうが、それは許容してもらえると思っている。]
(-57) enju3 2021/01/20(Wed) 21時頃
|
|
[ おいで、と手を引かれて、ステッキを座面に滑り落とす。]
…座ったままで? 難しいことを言う。 痛くしないで欲しいものだな。
[ 本当はそんな心配はしていないけれど、言葉でじゃれあうのも愛のうちだ。*]
(-58) enju3 2021/01/20(Wed) 21時頃
|
|
おれを手に入れるために、自分の仕事の調整をするのは大変だったろうな。
[ 同情というよりは、感謝して言う。 なにしろ、すぐにでも拉致したいというのを、我慢してもらった。]
おれ好みの従者などといったら、おまえに似たタイプばかりになってしまうだろう。 それでも、やはり、たまにはおまえ自身の手で世話をされたい。
[ さっそく服を乱してもぐりこんでくる指に、くぐもった呻きを添えながら訴えた。]
(-62) enju3 2021/01/20(Wed) 23時半頃
|
|
[ 後ろに手をやれば、ぬめるような絹の感触があって、なまめかしいと思ってしまう。 同じ絹でも、張りのあるシルクハット生地とは大違いだ。]
おまえのことを、もっと知覚したい──
[ 新しい感覚が得られるならば、まずはそこからと望む。*]
(-63) enju3 2021/01/20(Wed) 23時半頃
|
|
三人…っ?!
[ そういう発想はなかった。 舐めたり、味わったりというのも。]
なんというか、世界は深淵だな。 果てしなく翻弄されそうだ。
(-66) enju3 2021/01/21(Thu) 00時半頃
|
|
[ 子供のように持ち上げられて、横向きに直され、彼の膂力に驚くけれど、口には出さず、まずは、言われたとおりに、もっと触れてみる。
彼と同じように、滑らかに。 撫でているだけで気持ちが昂ってくるのがわかった。*]
(-67) enju3 2021/01/21(Thu) 00時半頃
|
|
[ 翻弄される側に、という提案に軽く笑う。]
そうだな、おまえがこれほど楽しそうにしているから。
[ 告白を聞くもするも嬉しく恥ずかしく、彼の肩口に顔を埋める。 明らかに手よりも多いものに下肢を剥かれ、喘ぎを軽く押し殺した。]
もっと ── 愛し合うとも。
[ 彼の言葉を借りて重ねる。*]
(-69) enju3 2021/01/21(Thu) 01時頃
|
|
[ 想いと体温とを分かち合える喜びに微笑む。 短い髪に落とされる接吻けで、全身がゾクゾクするのは不思議な経験だ。
彼に導かれて、彼の胸をはだけさせる。 そのまま、掌を腿の内側まで滑らせた。]
ナイトガウンかな。 ああ、簡単で、しかもそそられる。
[ 彼の肌の匂いを吸い込み、記憶する。 これからどう変わってゆくのか、楽しみだ。*]
(-72) enju3 2021/01/21(Thu) 18時半頃
|
|
おねだりするなんて、可愛いな。
[ いまだ彼を従者として扱いたい気持ちは、愛撫の気持ちと通じる。 彼が今、求めているものならば、自分の知識で対応できるから、喜んで包み込んだ。]
いいよ、もっとおれに求めておいで。
[ 対等の恋人より、こうして立場の違いを感じる関係をこれからも大切にしよう。 愛があれば、きっとすべては二人の世界を彩る。*]
(-75) enju3 2021/01/21(Thu) 22時頃
|
|
[ 愛し合い、与え合ううちに馬車は二人を約束の地へ運ぶ。
彼の言葉で語られる光景。 これから、二人で分かち合う場所。]
これからは、ここがおれにとっても"Home"になるのだな。
[ 愛をもって彼の世界へと迎え入れてくれた感謝を抱擁で伝え、誓いの契りたる接吻けを深く交わした。***]
(-79) enju3 2021/01/21(Thu) 23時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る