28 僕等(ぼくら)の
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/* 新要素に笑ってしまった 墓下も街が破壊されてて悲壮感が…待ってますよセンパイ。。。(
(-90) 2023/08/20(Sun) 22時頃
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[柊木君がコックピットを撃った直接の引き金は私のようなものだけれど、柊木君はそれに対して一言も責めたりしなかった>>294。 彼は七尾さんほどではないにしても、人が傷ついたりすることを良しとしない人だと思っていたから、申し訳なかったんだけれど]
…私こそ、ありがとう。 大丈夫。後のことは。
[後で、柊木君の手紙を…私はきっと加賀先生に見せてもらう事になる>>307のだけれど、その手紙を読んでようやく察した。柊木君が実は2人分で、移植された心臓の部分のお父さんと2人、私達と一緒に戦っていたこと。 本当のパイロットはお父さんで、柊木君が声をあげていたのは司令塔としての役割だったって事。]
(323) 2023/08/20(Sun) 22時頃
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……そっか。うまく動かせなくて、 自分で命を絶たないといけない可能性をずっと考えて… それで戦ってたんだね。柊木君は。 …すごいね。私には、きっとそんな事できなかった。
[みんな仲良くしてほしい。誰も責めないでほしい。>>309その言葉は、彼の決意を知った後だと素直に私の胸に染み込んできた。]
私は… 世界なんて好きでも何でもなかったのに。 他の人のことなんて、どうでもよかったのに。
私達は覚えてるけど…その私達だって、 遠くないうちにいなくなってしまうのに。
(324) 2023/08/20(Sun) 22時頃
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[どんなに優しくて純粋だったんだろう、彼は。 思えば、色々と病気を抱えていたらしいのに、私達の前では一番元気に振舞っていた。 合宿の時まで彼の事を私は何一つ知らなかったから仕方ないのだけれど、もう少し言葉を交わせていたら。そんな思いも、胸に浮かんだ。]
………これで3…ううん、4人。 [私も、そろそろ考えないといけないんだろう。 私の家族、私の周り、仕舞いをつけ始めなければいけない頃かもしれないんだって、読み終えた時にそう考え始めていた*]
(325) 2023/08/20(Sun) 22時頃
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――四度目の襲来後――
[今回合宿に参加して、>>+172来年は珊瑚も一緒にと思っていた。 海にも一緒にと思っていたがそのどちらもコーラが一度目に出現した場所だった。 失念していたわけではないけれど連想すればどこでだってコーラが関与してしまう。 悪い想像を断ち切るには時間が必要で、同じくらい楽しい記憶が必要だから今はどうやっても心が負に傾いてしまうのだろう。
大和が出来るのは本当に珊瑚の傍にいて抱きしめて温めてあげるくらいだった。 位牌に関しては一緒に旅行にはいけるだろうけれどお墓はどこにあるのだろう。
>>+174落ち着いた珊瑚が案を返してくれる。 大和は微笑みながら頷いた]
(+176) 2023/08/20(Sun) 22時頃
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それならアスレチックリゾートが近くにあるとこ。 この前……夏休み前の新聞でだけど見たことがあるよ。
[大きな街から程よく離れていて、山の中でも海の中でもなく田舎の山裾辺りに展開している広く大きなアスレチックがたくさんあってプールもついてるところ。 流石にそういうところには出現はしないと思う。 あと温泉もついてるらしい]
え……それは、いいの? 合格したときのお願いの候補だったよ。
えっと……じゃあ僕の水着を、珊瑚さんが選んで?
[力が抜けたような笑みを見て、やっぱりぎゅって身体を抱きしめてしまう。 周囲の人も抱きしめ合っている人がいるしきっと目立つことはないはずだけど>>+175そういうところが撮られてしまっていたとしても不思議ではない]
(+177) 2023/08/20(Sun) 22時頃
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[プールでのスク水はダメらしいけれど大和は珊瑚のスク水姿も見たかった。 学校では授業のタイミングが違うし真夏の炎天下長距離走をしている時に女子が楽しそうにプールではしゃいでいる声はよく聞こえていたけれど姿を見たことはなかった。 水着は向こうで買えるようだし、学校は休校してるしのんびり旅行に向かおう]
(+178) 2023/08/20(Sun) 22時頃
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[病院の被害は軽微なようだった。 ガラスに破片が飛んできたのかヒビが入っている場所があるくらいで内部の確認が終わると入院患者さんたちは次々に中に戻っていくらしい。 ただ確認作業は時間がかかるようなので今日は先に上がらせてもらうことにした。 珊瑚に無理はさせたくないから、大和は断りを入れて子どもたちと別れの挨拶をしてからマンションへの帰路についた。
マンションも無事だったが狸はお店の方に倒れ込んでいた。 今回のメインは爆発の衝撃波がメインだったから――この時になっていれば流石にガラスはガムテームとかで目張りをしていたのでそれで被害は少なかったのだろう。 どうも攻撃の多数はコーラへの直撃弾コースのものが多かったらしく、ハートマーク土偶が後退していたことも幸いしたのだろうか。 その辺りの詳細はテレビもつけないからわからなかった]
(+179) 2023/08/20(Sun) 22時頃
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[――何せ、マンションについて扉が閉まったらすぐに珊瑚を抱きしめて口づけを交わしていたからだ。 今日はもう離すつもりはなかった。 震動で崩れてきたら二人とも死んでしまう可能性は常に抱いていて、大和は珊瑚と生きて過ごしていたかったから――。
その日、初めて大和は珊瑚の部屋に入った。 そして枕元のあれを見つけて、そこで漸く心底楽しそうに笑いながら珊瑚をベッドに押し倒した**]
(+180) 2023/08/20(Sun) 22時頃
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ーー愛しく散る君の唇をーー
[確かにそれは、今までの彼とは違う彼であった。
僕はまだその事実を知らないが、彼はずっと父親と共にあった。だが心臓に屋度っていた父親が先に旅立ちーーたった独りになってしまったから。
きっと、今までは堪えられたことが、強がれたことが出来なくて。]
(326) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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[だが、人は弱くていい。 人はちっぽけで、力ない存在だ。自分だけで何かを変えることも出来ず常に無力感に苛まれる。
お互いを支え合いやっと生きていく。
だから、弱くていい。
独りぼっちは嫌。 それは人間の根幹が発する魂の叫びだ。
最後に彼は、とてもーーとても人らしく。 弱音を吐けたのだのではなかろうか。]
(327) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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[柔らかく吸い付く彼の花弁を。ずっとずっとこの唇で味わっていたかった。
だが、彼の吐息すら途絶え。 震える睫が閉じようとするのなら。
僕は、終わりがきたと悟った。]
ーーコウ。 ずっと、一緒だ。
[母親と、世界と。 僕を呼んで。 彼は逝ってしまった。
眠るように目蓋を臥せて。]
(328) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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……コウ?
[抱き締める。渾身の力で。 僕の全身が、心の痛みに軋む。]
コウ、コウーーコウ。
[譫言みたいに彼を呼ぶ。揺すっても、彼は答えない。]
コウッ!
[わかってる。もう、彼は。 もう終わった。終わってしまったんだ。
ーーだけど。]
……なん、で。 なんでだ、よーー
なんでだッ!
(329) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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なんで彼が死ななきゃならないッ! 彼が何をしたッ! なんの理由で、彼を奪うんだッ!
[涙が滝のように流れて。僕の感情が溢れる。]
嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だッ! こんなの納得しない、 僕は認めないッ!
コウを返せッ! 返せよッ!
[左手で彼を抱き、僕は床を右手拳で叩く。何度も何度も。 血が滲むまで。
そして最後はーー彼を抱き締めて頬ずりをし、床に蹲る。]
(330) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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ーー返せ、かえして。
……かえ、して。
[彼を床に横たえた。僕はその傍に体育座りをし、ハロを呼ぶ。]
ーー…彼を。
[それ以上は言わなくとも伝わるだろう。その後は、膝を抱き抱え、ずっと嗚咽を漏らしている。]*
(331) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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[乾君の頬へ伸ばされた柊木君の手>>322は、力を失って滑り落ちて。 乾君が柊木君を床に横たえる>>331までを、黙って見ていた。]
[彼を、と言われて小さく頷くと、 まずはみんなをコックピットの外へ転送して、 私は、柊木君の亡骸と一緒に、お母さんの待つ病院へ転移した。]
(332) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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アストロの外へ転送されたパイロット達と副顧問の先生は、
見ただろうか。
アストロの顔の部分に灯る光点の数が、
4つから2つに減っているのを。
(#2) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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─俺と父さんが死んだ後─
[母さんが無事だってハロに伝えてもらった時>>297、俺は「ありがとな」って一言伝えんのがやっとだった。時間も余裕もなかったから。]
[事前に、ハロには「俺が死んだら、死体は母さんの元に送ってほしい」って頼んで>>293あった。ハロは快く引き受けてくれたし、ちゃんと送ってくれた>>332。その時の為にずっと胸ポケットに手紙を入れてた>>201から、母さんならきっとその通りにしてくれるだろうと思ってる。その“母さん元”が日野病院になるとは、思ってなかったけど。却って手続きはしやすかったのかな。]
[その手紙の内容が、これ。]
(333) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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『母さんへ』
『何も言わない方がきっと苦しませずに済むと思うけど、父さんががんばったってこと知ってほしくてこれを書いてます。 俺が通ってた高校の近くに出てた、巨大なロボット。俺らは、「アストロ」って名付けたんだけど。 アストロは地球を守るロボットで、六人のパイロットが契約して、一人一体ずつ敵を倒すことで地球を守ってます。 なんで一人一体ずつかって言うと、アストロを動かすのには、人の命が必要だから。 一回動かすごとに、誰か一人が必ず死ぬ。パイロットは全員、命懸けで戦ってる。もう二人死にました。 俺の後輩の女の子と、同級生の友達。二人とも、この世界を守る為に命を賭けて戦ってました。』
『三人目のパイロットに選ばれたのが、父さんです。 さっき六人のパイロットって言ったけど、そのうちの二人が、俺と父さんだったんだ。 つまり、人智を超えた力で動くアストロが、俺と父さんをどっちも別の命だって判定したってこと。 父さんが俺の中で生きてるってのは、俺と母さんの思い込みとかじゃなくて、本当の話だったんだ。』
(334) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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『この手紙を母さんが読んでるってことは、父さんは戦って勝ってるはずです。 それで死んじゃって、父さんの心臓が止まってるなら、俺も多分一緒に死んでるはず。』
『独りにしちゃってごめんなさい。黙っててごめんなさい。 でも、母さんのことは絶対に巻き込みたくなかった。全部話したら、絶対逃げてくれないと思った。 家出しちゃってごめんなさい。戦闘が起きる場所はパイロットの居るとこになるから、近くに居られなかったんだ。 全然不満なんかなかったし、今も、いつまでもずっと大好きだよ。父さんだってきっと、そう思ってる。 母さんが生きてる世界を守るために、父さんと俺は戦うよ。』
『お願いが二つあります。俺と父さんは、母さんのところへ帰してもらうよう言ってます。 俺だけじゃなくて、父さんの葬式も一緒にあげてください。お骨も、そん時に一緒にお墓に入れて。』
(335) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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『もう一つ。もし、俺がしてるのと同じ指輪をしてるケイ ──乾恵一ってやつが訪ねて来たら、聞ける望みは聞いてやってほしいんだ。 俺、生きてる間、あいつに何もしてやれなかったから。母さんがどうしても嫌だって思うこと以外は聞いてやってくれないかな。 そいつもパイロットで、死ぬことが決まってて、もうあんまり時間が無い。 俺が契約したからって理由で、そいつも契約したんだ。 その上、俺が父さんと死んだことで、そいつの時間もっと短くさせちゃったから。俺だと思ってよくしてやってほしい。』
(336) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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[……ま、後の内容は省略するけど。こんな感じだから、俺の葬式は父さんと合同でになっただろうし、みんなは遺影で父さんの顔を知ることになったんじゃねーかなって、そんな話。*]
(337) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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― 日野病院→仮住まい ―
[日野病院で待つお母さんの元へ、柊木君とお父さんの亡骸と一緒に姿を現すと、すぐに、みんなで学校から離れた仮住まいに転移した。]
[柊木君のお母さんは、酷く取り乱して泣いていただろうか。 小さな手で、背中を撫でていたけど。]
……胸ポケットに、柊木君の手紙が入ってます。
[それだけ言って。 お母さんが手紙を開封したら、内容は見ない様に少し離れた。]
(338) 2023/08/20(Sun) 22時半頃
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―戦闘後 コックピット外―
[柊木君の最後のことは…私よりもっと彼を良く知る人達に任せる事にした。 それは乾君であり、天道君であり、加賀先生でもある。 だから、アストロが消える前に最初に光点の数>>#2に気づいたのはきっと私だったから、その場にいる誰かか、もしハロが病院での用事を済ませて戻ってきたなら彼女にでも尋ねただろう。
そのぐらい空気を読まずに言えるのは多分私ぐらいだったかもしれない。
私にとっては、こんな時にでも確認しなければならないほどの重大事だった。]
(339) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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─四回目の襲撃─
「うん。良いね。じゃあ、そこにデート行こ? 遊園地とかもそのうち行きたいなあ。 受験合格したら、そっちもね。 映画とか…夜空を見に行くとか。 たくさん、デートしたいなあ。」
まだ、今は心が辛くてなかなか立ち直れないけど。 少しずつ楽しい記憶で塗り替えていければ良いと思う。 たくさん命くんと楽しいことをして。 それでもよかったねと笑えるように。
(+181) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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「え?別に良いけど…えっ??? 合格した時のお祝い候補ってどれだけ…? そんなに水着、期待してくれるんだ。 期待外れじゃないと良いけど…。」
>>+177まさかの合格祝いレベルだったらしいそれに驚きながらくすくす笑っちゃう。 うん。こうして笑い飛ばしてしまおう。 不安も、怖い気持ちも。あの景色もみんな全て。
(+182) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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>>+178──ちなみにスク水を見たいと言われたらちょっと戸惑いながらも着るのは吝かでもないので、もし機会があったらお願いしてみてほしい。 スク水はあまり遊びという感じがしないし、変な話マニアックな気もしてしまう。 いかにも学校です!という、名前がでかでか書かれた状態が特に良くない。 流石にデートではそれはないから、着るとしても家の中とかだとは思うけどね。
…それにしても裸だって見せたことあるのに、まだまだ恥ずかしさが消えないのはなんでなんだろうね?
(+183) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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病院の窓や壁に微細な罅が入ってる。 でもコレは、耐震構造の一つもあるらしい。いきなりボキッと折れることがないように、微細な罅が所々入って構造を保つようにしてるんだとか。 とはいえ修繕は必須だろうなあ。 今のところは普通に使えるみたいだけど。 あのたぬきも転がってしまっていて、あたりにはいろんなものが落ちていて、戦いの跡といった風情だった。 その割にはうちのマンションは比較的無事でホッとする。 やっぱり微細な罅は入ってるし、窓は目張りのおかげで割れてはいないもののここだって修繕──ううん、建て替えが必要なんだと思う。 それでも家に戻って来れたのにホッとしてた。 若しかしたら色々と物が散乱してたかも。 ライフラインは止まっていたかも。だけど。
(+184) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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…こんな時に確認ってのもどうかと思うんだけど。 あの光点って…1つずつ減るから 残りの戦闘の数かとも思ってたんだけど。 4つから2つになったって事は、 私達契約者の人数なんだよね。
私と、乾君と、天道君……
なんで、残りが2つなのかな。
(340) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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「んむっ!? ん、…。」
玄関の扉が閉まったと同時に抱きしめられてキスされて驚いたけど、わたしはすぐにそれを受け入れる。 瞼を下ろして唇を寄せて、舌先を伸ばして覚えたばかりの大人のキスを強請る。 こうして二人きりになったなら、わたしは瑠璃川先生の娘でもなく、小児科に手伝いに来たお姉さんでもない。 ただの瑠璃川珊瑚として、命くんに甘えたい。触れ合いたい。繋がりたい。
「命くん…。怖かった、怖かったの…。」
やっとその気持ちを吐露できて、すん、すん、と啜り泣いた。
(+185) 2023/08/20(Sun) 23時頃
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