3 ディアス家の人々
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― 中庭 ― 君は、たくさんの綺麗な色を知っているんだな。 君の言葉こそ、宝石のようだよ。
[ ポーチュラカの目に映る世界にうなずきながら、 子供は、少し見ないうちに、いろいろ覚えるものだなと感心している。]
(10) enju3 2021/01/15(Fri) 16時頃
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夏の日に、湖の上を飛びたいと思ったことはあるよ。 空を飛ぶのは涼しそうだ。
[ そんな他愛ない話をしているうちに、楽団の演奏するダンスの曲が聞こえてきた。]
砂糖菓子のレディ、 君は上手にピアノを弾けるかな? 今から楽団に乗り込んで、おれと一緒に演奏していただけませんか? *
(11) enju3 2021/01/15(Fri) 16時頃
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[そそのかされた彼が、腰を揺らし、自らを捧げる。 初々しい仕草に微笑み、手を添えて動きを助けた。
今まで内側を埋めていた手は前に伸ばして胸乳を探る。 彼の恍惚をさらに深めるべく、あかい珠を指先に捉えた。]
いい――― たまらない 。
[悦びを紡ぐ声は彼の吐息と絡まりあう。 彼も己をもめくるめくような波に投げ込んで、もろともに蕩けた。]
(-16) nekomichi 2021/01/15(Fri) 16時半頃
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ああ……いくよ―― っ、
[今宵は自らの欲望に手綱を掛けず、感じるままに駆けた。 彼を高め彼に高められて、この夜最初の悦びを放つ。 なおも衰えない槍先でかき回せば、淫猥な水音が高く反響した。]
まだ、 もっと欲しい。
[濡れた声を彼の背に滴らせる。*]
(-17) nekomichi 2021/01/15(Fri) 16時半頃
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[宝石のようだと褒められれば、頬を染めて少し身をくねらせる。 恥ずかしくて、嬉しい、と素直にいうのは、まだまだ難しい。]
まあ。 夏の日の湖は、きっとお日様できらきらしているわね。 小鳥たちと一緒に飛べるかしら。 風と手をつないで、くるくる踊りたいわ。 湖にはボートに白い日傘を差して、お母さまがいらっしゃるわね。 手を振ってご挨拶して、お茶でも一緒にどうかしら。
[湖の上を飛媚態と聞けば、想像力をまさに羽ばたかせて、どんどんと空想の世界を広げていく。]
(12) nekomichi2 2021/01/15(Fri) 16時半頃
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[楽団の演奏が聞こえてくれば、おしゃべりを中断して耳を澄ませた。 お兄さまのお誘いに、きらきら瞳を輝かせる。]
もちろん弾けますわ。 ホーマー先生にも褒めていただいたんですもの。 ええ、騎士さま。 ご一緒に、楽団をのっとってしまいましょう。
[椅子から立ち上がってエスコートを求め、 お兄さまに見えていないのを思い出して手にそっと触れた。*]
(13) nekomichi2 2021/01/15(Fri) 16時半頃
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[ ポーチュラカの声が楽しげなのを、耳を傾けて聞く。 本当は、相手の顔を見て話を聞くのが筋だけれど、 こうして耳を向けた方が、今の自分には自然だ。]
うん、君の言葉はそのまま新しいスタイルの詩だな。 生き生きとした情景が浮かぶよ。
[ 願わくば、彼女の物語に登場する自分が、いつまでも、彼女にとって優しい兄であってほしいと思う。]
(14) enju3 2021/01/15(Fri) 17時半頃
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[ 楽団を乗っ取るとの宣言に、笑いながら、御意。と騎士らしく拝命した。]
おれはフィドルを担当しよう。
──では、参りますよ。
[ そっと触れてくる手を肘にくぐらせ、エスコートの形をとる。 もう一方の手には、アリステアが用意したステッキ。つまずかぬ用心に使う。 ポーチュラカがおしゃべりしながら歩けば、前方にいる者は気づいて道を開けてくれるだろうから、 演奏の音を頼りにゆっくり歩いてゆけば、きっと大丈夫だ。*]
(15) enju3 2021/01/15(Fri) 17時半頃
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[ 彼の手がより大胆な動きを導く。]
あ、 あ…っ
[ 求められていることに喜びを覚えて、身体が弾んだ。]
い…い、 もっ と、 っああ、 中に 、
ひ… いく…──!
[ 彼の言葉をなぞって上り詰め、胸をいじられれば切なく喘いで、 射精できないままに、小さくオーガズムを迎える。 そこから立て続けに弾ける快楽に、あられもなく泣き咽んだ。]
(-18) enju3 2021/01/15(Fri) 17時半頃
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やだ… いい…っ イヤ、
感じすぎ て、 だめに── なっ、 ああぁ!
[ 自分の中にこんな淫らな部分が花開くなんて思ってもみなかったれど、 彼に最後まで連れていってもらうことしか、もう考えられない。]
頼む… 全部、 して
──おまえが、 欲しい
[ 見えない目で彼の姿を求め、汗ばむ肩越しに振り仰ぐ。*]
(-19) enju3 2021/01/15(Fri) 17時半頃
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[この身の下で咽び身悶える彼は、蜜に溺れた蝶のよう。 進めば戻れないと知ってか知らずか、さらなる蜜を求めて羽を震わせる。 花たる自分は彼に蜜を注ぎ、一緒に溺れてしまおうか。
壁を乱打した嬌声が反響を残して消え、なお求める声は強欲にも全てを望む。 溢れるほどに愛を注ごう。愛しきものよ。]
湯の中でしようか。
[一度結合を解き、彼を抱き上げて湯に運ぶ。 合間に、唇や額や首筋や胸元に、キスの雨を降らせた。]
(-20) nekomichi 2021/01/15(Fri) 18時頃
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[湯船に入れば腰を下ろし、彼を背中から抱き寄せる。 溢れた湯が小さな津波を起こし、浴室の香りがかき回されて新たになった。]
全部してほしい? 感じすぎて、もっとだめになるよ?
気持ちいいこと以外、なにも考えられなくなって、 頭の中が真っ白になってしまうよ?
[先ほどの彼の言葉を繰り返して、この先を示唆する。 足を開かせた彼の中へもう一度己を送り込み、再びの結合を果たす。 再開された営みは、先ほどより激しいものだった。]
(-21) nekomichi 2021/01/15(Fri) 18時頃
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[浮力を利用して彼の体を弾ませ、入り口から奥までを立て続けに突き上げる。 より深く、より密着させて、彼の快楽の道を往還した。
片手では彼の封じられた熱を握り、貫くのと同じリズムで擦り締め付ける。 時折先端をつまみ鈴口をつついて、中の闇を震わせた。
もう一方の手では胸の先を転がしひねり摘まんで刺激を加える。 腰奥で生まれた快感を全身へと響かせる経路が開かれていく。]
愛している。 おまえの、全てが欲しい。 もっと、深いところまで、全部みせて。
[甘く囁く言葉は絶え間なく、時折は首筋に唇を這わせてリップノイズを立てる。 戯れに噛みついた肩にはほんのりと赤が滲み、香りに背徳の官能を加えた。*]
(-22) nekomichi 2021/01/15(Fri) 18時頃
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んッ、 く…
[ 抜け落ちるのではなく、引き抜かれるという確かな質感をもって彼が出てゆく。
体からぐったりと力が抜けて、自分がどれだけ消耗を強いられていたかを目の当たりにしつつも、 また戻ってきてほしいとどこかで望んでしまうのだ。]
(-23) enju3 2021/01/15(Fri) 19時頃
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[ アリステアは軽々とウィリアムの身体を抱いて運ぶ。 彼が手を滑らせる心配はしていなかったが、彼の正体には不安を抱いた。 身分がどうこういう以前に、すべてが規格外のような。]
スペンサー、 おまえは──…
[ バスタブの中に下ろされて、湯の温度が冷めていないことに驚く。 アロマの香りは先ほどより強く甘く漂い──二人の淫蕩な行為もそれに一役買っている気がした。 熟れて堕ちる直前の果実のようだ。]
(-24) enju3 2021/01/15(Fri) 19時頃
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この香が自分をおかしくしているのではないか、あるいはワインの酩酊がガードが甘くしているのかと、そんな危機感も覚えたけれど、精油や酒のせいにするのは卑怯だと自分を戒める。 どんな理由があっても、自分の言動には責任を持つべきだ。 貴族というものは、そういうものだろう。]
つう…あ、あ
[ 自分を律する規範を確かめる最中にも、背後から抱き寄せられ、濡れた息で囁かれて、疼く。]
(-25) enju3 2021/01/15(Fri) 19時頃
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[ この先は何も考えられなくなると、そんな予告とともに再開された交わりは濃く深く、 湯を伝播して全身くまなく滾るようだった。]
あ、 っあ… これ 以上
なに を、 奪う っ
[ 愛してると言わせたいのだろうか。身体のように従順になれと。 愛と快楽はイコールではないはずだ──
激しく突き上げられ、溢れた嬌声はタイルに反響し、長く尾をひいた。*]
(-26) enju3 2021/01/15(Fri) 19時頃
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私の正体が気になる?
[不安の色を示す彼に囁きかける。 知ってはいけない秘密を、密やかに明かすように。 けれどもそれも、甘い香りの中に溶ける。]
いずれわかる時が来る。 今はただ、感じて。
[彼の快感の在処を全て捉えて刺激する。 魔性の与える愛撫は優しく、暴力的で、容赦がない。]
(-27) nekomichi 2021/01/15(Fri) 22時頃
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奪ってなどいない。 与えているだけだ。
感じているだろう? 気持ちいいだろう? 今はそれでいい。
[抗議のような言葉を紡ぐ口を、手で塞ぐ。 中指を押し込んで、彼の舌を愛でる。 言葉だって必要ないと。]
(-28) nekomichi 2021/01/15(Fri) 22時頃
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――― これやわが深みの炎
[不意に詩情を動かされたかのように吟じる。 日のある内、書き留めた彼の詩に添えるように]
また永久の秘密の徴、われと聴く 激しき恋の凱歌に沈みにし色。
[言葉の残りは、彼の肌に直接染み入らせた。]
(-29) nekomichi 2021/01/15(Fri) 22時頃
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おまえのような者との出会いは、 千年に一度の奇貨。
おまえが欲しい。 おまえを愛したい。
その思いで、私は焦げ付きそうだよ。
[湯よりも体温よりもなお熱い息を吐いて、彼のうなじに口付けた。*]
(-30) nekomichi 2021/01/15(Fri) 22時頃
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[ 奪いなどしていないと、彼は言った。
ならば、この先、同じく優雅で昏い日常を繰り返しながら、 夜毎、色欲の交歓を繰り返すつもりだろうか。
今はそれでいい、と嘯く蠱惑の主に口を塞がれて、 ウィリアムは肯う代わりに、背筋を戦慄かせる。]
(-31) enju3 2021/01/15(Fri) 22時半頃
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[ 対の吟じ手を得て、詩情は縺れたゆたい、 激しき恋の凱歌に沈みにし色を写すカンヴァスとなって、 盲目の肌を薄紅に染めた。]
──…う
[ 口の中の指を、甘噛みして、ちゅ、と吸う。 それから、言葉ならない意思を込めて、ゆっくりと歯列に圧をかけてゆく。
おまえの一部を証にしようと。*]
(-32) enju3 2021/01/15(Fri) 22時半頃
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[星空の騎士さまと一緒に楽団に乗り込んで、えいやえいやと大立ち回り……はしませんでしたけれども、ピアノとフィドルを乗っ取って演奏しましたの。 とても楽しい時間でしたわ。 わたくしたちの演奏に合わせて色とりどりの美しい衣装のみなさんがダンスを踊っているのよ。 わたくし、とっっ、ても楽しかったので、何回も弾いてしまいましたわ。
ねえお兄さま。わたくし忘れませんわよ。 フィドルを弾いているお兄さまの格好良かったこと! ええ、もちろん。このときは星空の騎士さまですけれども、 わたくしにとっては、やっぱりすてきなお兄さまですもの。]
(16) nekomichi2 2021/01/15(Fri) 23時半頃
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騎士さま、 一緒に演奏できて、本当に楽しかったですわ。
[楽団を"乗っ取って"演奏した後、お兄さまにお辞儀する。 それから、少しもじもじと地面に靴先で線を描いたあと、ぎゅっと両手を握った。]
わたくし、今日はがんばってお洋服を選びましたのよ。 春の晴れた日の草原みたいな緑色のお洋服に、ぴったりの羽まで作っていただきましたの。 お父さまもお母さまも、他のみなさまも、かわいいって言ってくださるのですけれど……
騎士さまは、わたくしのこと、 きれいって言ってくださる?
[真剣な目で、じっと見上げた。*]
(17) nekomichi2 2021/01/15(Fri) 23時半頃
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[口を封じられて、彼の眦が色を刷く。 指に加わる圧力を、止めはしなかった。
望めば真珠の歯列は肌を破るだろう。 貴種の血が舌を伝い、喉奥を下るころ、彼の下肢を塞いでいた闇を溶かして開放した。]
これはおまえが望んだことだよ。 全部、してあげよう。
[囁きは声の形をした毒。あるいは媚薬。 あらゆる責め手が連動し、彼を快楽の頂へと押し上げていく。 幾度も繰り返し注がれるのは魔性の精。 彼が頂を極め、果ての果てへと押し流され、なおも開いた扉の前で意識を手放すまで、この夜の媾いは途切れることなく続いた。*]
(-33) nekomichi 2021/01/15(Fri) 23時半頃
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