3 ディアス家の人々
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[開かれた口の中へ一切れを運ぶ。 主がそれを咀嚼し、呑み込むのを待って、次の一切れを。 僅かに唇を伝ったソースを薬指の腹で拭う。
一皿を食べ終えるのに、たっぷりの時間を費やした。]
本日のヨーグルトには、梨のコンポートを添えております。
[説明と共に、今度はスプーンでひとさじヨーグルトを掬う。 料理長が丹精込めたコンポートは甘く柔らかく、とろけるよう。]
(12) 2021/01/09(Sat) 14時半頃
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[唇を伝うソースは、どこか官能的だ。 彼の、夜の顔を思い出すからだろうか。
舌を出して直接舐め取ってしまいたい。 衝動を押し殺し、端正な従者として振る舞うのもまた悦楽だ。*]
(-15) 2021/01/09(Sat) 14時半頃
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うッ…
[ 指先が呼び鈴に届くより早く、身体が制される。 首を引かれて背が弓形に反る一方で、足首を掴まれ、もう一方の足も押さえ込まれた。 すべてのことが素早く同時に進行してゆく。
聞こえる声はひとつだが、何人かいるのだろうか。
ナイトローブを脱ぎ捨てて裸になってせいばかりでなく、背筋が冷える。]
(-16) 2021/01/09(Sat) 14時半頃
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[ 初めてをいただくと言われたが、聞き間違いか。 機密情報など知らないし、相続権もない。
狙われる理由はわからないままだ。 目が不自由な自分はこの家で、確かにお荷物になっているかもしれないが、ここまでされる謂れはないはずだ。]
おれはウィリアム・ディアスだ。
[ よもや別人と取り違えられているのでは。 のしかかってくる重みに体を硬らせながら、そんな可能性に賭けて主張してみる。*]
(-17) 2021/01/09(Sat) 14時半頃
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知っているよ。 ウィリアム、ディアス。
[名乗る声に体が熱くなる。 それは契りの言葉だ。私の愛しきものよ。]
私たちは名を交わし、縁を繋いだだろう? あの夜に。
[そして眠りを与え、記憶を封じた。 だからこれは私だけが知る記憶。]
(-18) 2021/01/09(Sat) 15時半頃
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[もはや人外の膂力を隠そうともせず、彼の両腕を取って背中に回し、腰の上に束ねて押さえ込む。 もう一方の手で彼の腰を引き上げた。 捧げられるばかりの形に彼を整えて、肌を合わせる。 自分の衣服は、闇に溶かした。]
もう待てない。 おまえがあんなに煽るから。
[熱く猛り立つものを彼の内股に触れさせ、存在を知らしめる。]
(-19) 2021/01/09(Sat) 15時半頃
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――― いくよ。
[宣言ばかりは甘く優しげに。 準備もなにひとつさせていない彼の後庭へ、逆しまに杭穿つように、欲望をねじ込んだ。*]
(-20) 2021/01/09(Sat) 15時半頃
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[ 名を交わした? 縁を繋いだ? 話が見えない。完全に。
病院で強い薬でも投与されたのだろうか。 だとしても、何食わぬ顔で近づいてきて、豹変するなんて、卑怯ではないか。]
──ッ?!
[ 熱り立ったものを後ろから押し付けられて、彼が興奮していることを知る。 ここで止める気など、欠片もなさそうだった。]
(-21) 2021/01/09(Sat) 16時半頃
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[ 理屈ではなく、怖い。 性的に求められて、体が反応するということもなかった。 そもそも経験がない。
こんなの、虎に食われるのと大差ないだろう──
命の危機にも似て、懸命に抗う。]
(-22) 2021/01/09(Sat) 16時半頃
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[ それをも易々と押さえ込んでみせた"夜の主人"は、後ろ手に束ねた腕を手綱にして跨るように、 後背位でウィリアムの純潔を散らしにかかった。 屈辱的な体勢だ。
彼の欲望は勢いのままに締まった双丘を押し拓き、なおも奥を暴こうとする。 日に晒されることのない菫色の襞が限界まで引き延ばされ──貫かれた。]
や… ぐ、 あッ
[ 内側に及ぶ苦悶と惑乱に、見えない視界が赤く滲む。*]
(-23) 2021/01/09(Sat) 16時半頃
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[抵抗を押し破る瞬間の筋肉の震えと、奥まで突き上げたときの絞り込むような締め付けを、ともに味わい堪能する。 慣らされないままに貫かれるのは、痛みでしかないだろう。 だが、構わず抉った。
途切れ途切れの苦鳴を伴奏に、深く突き上げ、また引き戻す。 性急で暴力的な営みなれど、魔としてはこれでも制御しているのだ。 彼の体を、本当に壊してしまわないように。]
いずれはおまえも、喜びを感じてくれるだろう。 おまえには、その素質があるよ。
ああ……おまえの中は、とても具合が良い。
[甘い溜息の声音で睦言を囁き、背中に口付けを散らし、手首に牙を立て――彼の体を思うさま貪ったのちに、征服の証を最も深い場所へと放った。*]
(-24) 2021/01/09(Sat) 18時頃
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[ 拘束されたまま、何度も抽送される。 悲鳴を上げたところで容赦してくれるとは思えなかったし、この後に及んで情けを求めるなど、矜恃が許さなかった。 肉体の摩擦は、もはや痛さを通り過ごして熱い。]
ひ、 ぐ… ぅ
[ 素質があるなどと戯言を口にする相手に、シーツを握り締めて歯を食いしばる。]
いずれ…など、 ない。
[ 誰が何と言おうと解雇だ。]
(-25) 2021/01/09(Sat) 18時半頃
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[ 彼はウィリアムを犯すだけでなく、その背中を啄み、手首を啜った。 自分の印を刻み付けるように。
経験のあまりの異様さに、意識が思考を放棄しそうになる。 酩酊にも似た浮遊感。]
…う、 っあ
[ 彼が達したのを中で受け止めさせられ、ひとつ跳ねた後、ガクリと首を垂れる。*]
(-26) 2021/01/09(Sat) 18時半頃
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[お父さまに褒めてもらえるのは嬉しいので、小さな姫は綺麗な姿勢で真っ直ぐ手を上げた。>>9]
先生。わたくし、思うんですの。 恋のお話も詩も、とってもきれいですてきだわ。 けれどいくら詩を覚えても、わたくしが恋を知ったことにはならないのでなくて?
わたくし、本当の恋を知りたいんですの。 恋することって、とってもつらくて苦しくて、 でもとってもすてきなことなんでしょう?
わたくし、お父さまが決めてくださるひとを嫌がったりしないわ。 そのとのがたと、ちゃんと恋をしたいの。 だから、わたくし、本当の恋が知りたいわ。
先生は恋をしたことはおありになって? 奥様に恋していらっしゃるの?
[大きな瞳をキラキラとさせて問いかけた。*]
(13) 2021/01/09(Sat) 18時半頃
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[ 昨日と同じ食事の光景。 従者は食事の最中に会話をする相手ではないから、メニューの説明には小さく頷くのみで、ウィリアムは黙って口元に運ばれたものを食べる。
ストップの合図を出さないのが、味に不満のない証明だ。
ヨーグルトのスプーンもそのようにして受け取る。 アリステアが無理に食べさせようとしたり、喉の奥にスプーンを突っ込んだりするはずはないという、信頼のうちに成り立つ食事風景であった。*]
(14) 2021/01/09(Sat) 18時半頃
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語り継がれてきた詩や物語の中に真実の恋は見つからないかどうか、 それはそれらの詩や物語を学び、記憶し、理解した者でなければわかりません。
疑問を抱くより先に、学ぶことです。 さあ、本を開いて。
あなたは、随分とわたしのことを知りたいようですから、 課題がちゃんと達成できたらひとつ、質問に答えることにしましょう。
[ そんなご褒美を示しつつ、書き取りと朗読の課題を与える。*]
(15) 2021/01/09(Sat) 19時頃
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[こちらが達したと同時に、彼は力尽きたように項垂れる。 油断ならない彼のことだ。再び暴れるかもしれないから、手を解放すると同時に抱きすくめた。 彼の中に入っている部分はまだ熱いけれど、今宵はここまでで良い。]
とても良かったよ。 また明日、しよう。 次はもっと、気持ちよくしてあげるよ。
[囁いて、耳朶をついばむ。]
(-27) 2021/01/09(Sat) 20時半頃
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おやすみ、安らかに。 今宵のことは夢だ。 起きたらきっと忘れている。
おやすみ。 また明晩、私と出会おう。
[あの夜と同じように、彼を眠らせ記憶を拭う魔力を降らせる。 日毎に変わる彼を、毎夜"初めて"抱こう。*]
(-28) 2021/01/09(Sat) 20時半頃
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[ 放出して気が済んだかと思いきや、ウィリアムの体はしっかりと抱擁されていた。 彼の熱さや形などに慣らされたくないのに。
また明日と約束する言葉に、しゃくりあげる。]
許さない──、
[ そう決めたというのに、彼の魔力はすべて塗りつぶしてしまう。 どんな悪夢も、もう潜り込む余地はないだろう。
疲れ切り、眠りに呑まれた。*]
(-29) 2021/01/09(Sat) 21時頃
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[主にみだりに話しかけないのも、使用人の分限だ。 主が食べやすいようにとだけ心を砕き、淡々と匙をを口元へ運ぶ。
滞りなく食事を終えれば、最後に食後の紅茶を供した。 主が認識しやすい定位置にカップを置き、口頭にても伝える。]
昼食にご要望はございますか?
[ガーデンランチの準備で厨房はもう動き始めているだろう。 そこに参加しない主の意向を、先に聞いておく。*]
(16) 2021/01/09(Sat) 21時頃
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[眠りに落ちた彼の目蓋に唇を落とし、まずは彼の中から自身を抜き取る。 注いだ物が零れる前に、闇を喚んで塞いだ。
朝になるまでには、彼の体は蒔かれた精を吸収するだろう。 人の体は、まことよくできている。 闇は忍ばせたままでも生活に支障はない。 昼間の内は、気付くこともないだろう。
魔の精と闇に慣らされた彼が明日の夜どう変わっているか。 楽しみだ。]
(-30) 2021/01/09(Sat) 21時半頃
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[強引な行為で傷ついた彼の内側には、自らの血を媒介に癒やしの力を注ぐ。 高まった末に噛んだ痕も、同様に。 背中に散らした唇紋は、他の誰の目に触れるものでもないから、そのまま残した。
体を拭き清め、ナイトガウンを着せた彼を一旦に長椅子に横たえる。 ベッドのシーツを敷き直し、汚れは綺麗に消し去って整える。 彼を寝具の間に挟めば、狼藉の痕はどこにもない。]
おやすみなさいませ、我が主。
[戸口で優雅に一礼して、部屋を後にした。*]
(-31) 2021/01/09(Sat) 21時半頃
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― 第二夜 ―
[翌夜。 就寝の挨拶をした後、やはり気配を隠して部屋の内側に残った。
今宵は昨夜ほどの熱情に急き立てられてはいない。 愛しいと思う心を胸に抱きながら、彼の呼吸が深くなるのを、静かに待っていた。*]
(-32) 2021/01/09(Sat) 21時半頃
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[ 従者が新しく淹れ直した食後のティーを飲み、清涼感を得る。
昼食の要望を確認され、窓の外の気配を伺った。 陽光のぬくもり、鳥のさえずり。 好天は続いているようだ。ガーデンパーティも予定通り開催されるだろう。]
皆が来客と立食なら、同じものを取り置いてもらってくれ。 簡単に摘めればいい。 あとはフレッシュジュースを。 ブルーベリーがあるかな。 "夜更け前の空色"に近いところで。
[ アリステアが見立てた服の色を想像しながら、そんな注文を付け加えておく。*]
(17) 2021/01/09(Sat) 21時半頃
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まあ。楽しみな約束ですわ。 絶対ですのよ。 約束を破る方は、紳士とは言えませんからね。
[ご褒美に目を輝かせ、素直に本を開く。>>15 書き取りと朗読の課題にも取り組み始めたが]
わたくし、不思議ですの。 どうしてこの方は、愛する方の手を離してしまったのでしょう? 二人が一緒に生きることが幸せでしょう? こんな酷い侯爵のところに行っても、幸せになんてなれませんわ。
[少し進むたびに疑問がいくつも差し挟まって、遅々として進まなかった。*]
(18) 2021/01/09(Sat) 21時半頃
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― 回想 ―
[ 翌朝、ノックで眠りの園から呼び戻される。 丁重な朝の挨拶に、この声はどこかで聞いたような──と感じたが、新しい従者が着任したのだったと思い出す。]
おはよう、スペンサー。
[ 様子を聞かれ、少し怠いと告げると、従者は砂糖入りのホットミルクと体温計を運んできた。 測った結果、平熱だというから、天気か何かのせいだろう。
着替える間、従者が背中に烙された接吻けの薔薇を嬉々として見つめていたのには気づかない。]
(-33) 2021/01/09(Sat) 22時半頃
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[ 空いた時間に、乗馬をしたいと希望しておく。
さすがに遠乗りは無理だが、屋内馬場で同じところをぐるぐる回るだけならば、大丈夫だろうと考えたのだ。 目が見えなくとも、ある程度、体を動かさないといけないと医師からアドバイスされている。
実際には、久しぶりの乗馬のせいか、蹄が地面を打つ衝撃が尻にやけに響いて、 体が熱くなったので短時間で切り上げることになった。
従者の手を借りて浴室で汗を流し、部屋で夕食を取ることにする。
苦手なレバーが出たので残そうとしたものの、アリステアがコーヒー用の生クリームを混ぜてくれたおかげで臭みが消えて、完食できたのは快挙と言っていいだろう。]
(-34) 2021/01/09(Sat) 22時半頃
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― 第二夜 ―
[ アリステアの手でナイトローブを着せかけられ、床につく。 何か言うことがあったような気もしたが、思い出せなかったので、そのまま退室を許した。
胸の上で指を組み、夢への入り口を探す。*]
(-35) 2021/01/09(Sat) 22時半頃
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[眠りの入り口を揺蕩う彼を見ながら、今日の様子を思い返す。 朝から少し、調子が悪そうだった。 理由を知るのは私だけで、無論、正直に告げたりはしなかった。
やはり人間はもろいなと思う。 傷を癒やしても、不調は残る。 今宵は消耗させないように、優しくしよう。
心に決めて、彼の上へと舞い降りた。]
(-36) 2021/01/09(Sat) 23時頃
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[体重を掛けずに彼の上に留まり、首筋に指を伸ばす。]
目覚めなさい。
[冷たい指で触れ、支配の声を掛けた。]
(-37) 2021/01/09(Sat) 23時頃
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