17 【半突発身内村】前略、扉のこちら側から
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/* フィルタの表示非表示、少なくともPCではいつの間にか効かなくなっている気がします。 いろいろ終了したりアップデートされたりしたいずれかが原因なのかなあ。
キャラ使用リストみたいなのも詳細見えなくなってますよね。こっちはデータがCrazy鯖にあったりしたのかなと思いつつ。 進行中の個人抽出が無事なので助かります。
(-60) Pumpkin 2022/03/10(Thu) 21時頃
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/* 鳩さんでもフィルタの名前をタップすると、すぐ下に注目がひょこっとするかもしれません。こそ。
(-67) Pumpkin 2022/03/10(Thu) 22時半頃
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/* 本日は息しているだけでえらい金曜日だったので、土日にこそこそ書ききりたいと思います。 皆さんもお体ご自愛くださいね。ではでは。**
(-93) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 00時頃
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/* 異文化交流ならではの誤解や違いがあり、それなのにな共通点もあり……エピ入り以後は自制しているのですがPCの皆さんのここが最高が止まりません。 進行中含め、※すべて個人の主観ですという注釈つきです。ご本人の意図してない受け取り方を割とします。
お返事はすべて書いたと思っておりますが、漏れがあったらこっそり教えてくださいね。 午後乗り切ったらまた好きなもの書くんだ……。**
(-97) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 14時頃
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[ 私を選んだのは、とても小さな赤ん坊でした。 私の役目は――未だ、見つけられないままです。]
(104) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 20時頃
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[ 国歴10000年の記念祭に相応しく、 箱の上辺に広がる空は澄み渡った青なのでしょう。 外からは活気のある人間の声が聞こえました。
本来なら坊やもその一員であったのですが、 残念ながら今は真っ白なシーツに包まって 大きな雪玉を拵えているようです。
私たちが雪を見たことないからって 気を利かせてくれたのね。 と、坊やのお母さまが皮肉交じりに告げても、 頑なに顔を出すつもりがないようでした。]
(105) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 20時頃
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[ 氷のお姫さまのようね。と、お母さまが言いました。
海を越えて遠くにあるという雪に閉ざされた地。 最奥には雪に負けないくらい白いお城があり、 その中には真っ白なお姫さまが住んでいるそうです。
お姫さまは城から離れることはありません。
お姫さまに一目惚れした王子さまは、 何度も雪で閉ざされた道を乗り越えて 少しずつお姫さまの心を溶かしていきます。
長い時を経て二人の心が通じ合った時、 白く覆われていた大地は緑に溢れ、 長い長い冬がやっと終わりを迎えました。]
(106) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 20時頃
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[ 王子さまは、いつお姫さまに出会ったんでしょうね。 坊やのお母さまならご存じかもしれません。
だって、これはこの地に昔から伝わる、 女の子に大人気のおとぎ話。 お母さまも幼い頃にお母さまから聞いたそうです。
自分が親になったら同じように話すつもりでしたが、 産まれたのは私を選ぶようなわんぱくな坊や。 ささやかな夢は破れ、私もおとぎ話を知りません。]
(107) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 20時半頃
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[ お母さまは暫くベッドの前に立っていたようですが、 長いため息の後に遠ざかる足音がしました。 落ち着いたら出てきなさい。と、 扉が閉まる直前、気遣うような声が聞こえました。
お姫さまと言われても何も反応しなかった坊やは、 白いお城よろしく白いシーツに閉じ籠っています。
私には目がありません。 だから坊やが私をシーツの中に巻き込もうとも、 私は白くて丸いものを見ることができました。]
(108) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 20時半頃
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[ 坊やは私を強く抱きしめました。 引きずっても振り回しても傷つかない私ですが、 押しのける手を持っていません。
だから、坊やの柔らかい肌がが傷つかないよう 願うことしかできませんでした。 だって、こんな暗闇では私の”声”は届きませんから。
私には手も指もありません。 坊やを抱きしめることも、 坊やの目元を拭うこともできません。]
(109) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 20時半頃
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[ ■■■と私の名を呼んで、違うと呻いて。 怒りや悔しさに頭まで浸かってもなお、 私を抱きしめる坊やに、私は何もできません。
だって、原因は私なのですから。 友人に私のことで揶揄われた坊やに 私が何かをする資格など、あるはずがありません。
どうしたら、私は坊やの役に立てるのでしょうか。]
(110) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 20時半頃
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[ 坊やがいなくなったのは、その後のことです。]*
(111) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 20時半頃
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/* >>-101>>-106 ジリヤさん 愛いっぱいありがとうございました。わいわい。 カリュクスチップも素敵だったと思いますが、ジリヤさんの方が弱々しい儚さだったり愁いだったりが淡く滲む気がします。
ジリヤさんのお手紙、拾いたくなる要素や魅力がぎゅぎゅっと詰まってましたからね。お忙しそうだとは思いつつ、村ご一緒できて、ジリヤさんの人生を拝見できて本当に嬉しかったですー。
どあさんの目を通すとかぼちゃがとてもすごい何かになれた気がします。ありがとうございますー。楽しんでくれるの幸せです。 どあさんとお呼びするの初めてでそわそわしちゃいますねへへ。これは返信不要の顔です。ごゆるりと!
(-111) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 20時半頃
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/* はわ 見られていた……! 大丈夫です坊や元気です。自分のネタバレに躊躇いがない。
>>-109 かぼちゃにだって自覚と恥じらいはあるんですよ……! 本編中は過去に紛れるけど、エピはリアルタイムで自分だけ発言が伸びて増えるんですもの……!
でも心にはいつもペンライトとうちわです。 またいつか返事を書きたいと思った時に届かないの、この村だからこそって感じでとても良いですね……噛み締める。
(-112) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 20時半頃
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/* そういえばパワーって敬具的な意味合いで通せるってどこかで聞きました(?)
パワー
(-113) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 20時半頃
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[ お父さまとお母さまから、 坊やが塔の魔術師に弟子入りしたと聞かされました。 百年以上も前に魔族を追い払ったと言われる国で 当時、王たちに力を貸した男なのだそうです。
坊やのお父さまは自分の跡を継いでくれないことに 少しだけがっかりしたようですが、 どこか誇らしそうにしているようにも見えました。
遥か遠くを見つめるお父さまの姿は、 いつか私が彼の夢を聞いた夜に似ていました。
けれど、私のインクは夜空の濃紺ではありません。 坊やの大きな瞳にずっとあった煌めきが、 坊やのいない場所で、私の内を揺蕩っています。]
(112) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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[ アイツももう立派な大人だからな。 と、お父さまが言いました。
嗚呼、嗚呼。
坊や――彼は、人間は、 私が思うよりずうっと早く歳をとっていきます。]
(113) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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― カウンターの上にいたのが、ふたつだった日 ―
[ かみさまから”人間に不要なモノ”と定められた私は、
望まれれば在るだけで、 望まれなければなくなるだけで、
人間に何かを求めることはありませんでした。
だから、この場所に私が望むものは現れない。 何ひとつ、何もかも。
私にとっては人間と同じ、 私を置いていく過去でしかありません。
だから私はただ、見守り、見送るだけです。]
(114) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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[ さみしいだとか、かなしいだとか、 そういう痛みを伴う感情は。 たのしいだとか、うれしいだとか、 そういう痕を残す感情は。
人間よりずっと長い時を生きる私が、 持ってはいけない感情なのです。
私が”人間に不要なモノ”であるように、 感情は私にとって不要でなければなりません。]
(115) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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[ 白い光、白い大地、ぽつんとあるカウンターの上。 同じくらいの大きさをした生き物と、私。 透明な半円の境界線と私だけの扉。
それだけだった、はずなのに。
いつの間にか、 私の周りにたくさんの思い>>10が溢れていました。]
(116) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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[ 名前のないもの、名前があるもの。 美しい緑に甘い茶色。好きな景色に嫌いな色。 光の覗いた曇り空も、忘れてしまった息の仕方も。 もう二度と見ることのできない愛しいすべてへ。
はじまりの色の上を彩るおもいは、 全部が違っていて、それなのにどこか近くて。
みんなみんな、少し悲しくて、さみしそうでした。]
(117) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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[ ひとりぼっちで、取り残されてしまったような。 ひとりぼっちに、寄り添ってくれるような。
”それ”が、ほんの少し満たされたような気になる。 ……私が? 本当に? どうして?
私には分かりません。 だって私は、今までもこれからも ”それ”以上でも、”それ”以外でもないのですから。]
(118) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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[ ねぇ、坊や。そうでしょう?
だって私はあなたに選ばれて、 あなたが望むままに引きずられただけなのです。
だからあなたがいなくなったとして、 私が寂しがるのはとってもおかしなことです。]
(119) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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[ これまでもそうでした。 人間は私を置いて、先に行ってしまう種族です。 迷い、悩み、多くの問題を抱える種族>>0:23です。
ゆえに人間は、短い時を生きるのです。 心を燃やして、刹那の痛みさえ糧にして。
人間とは違う私が”そう”染まってしまったら、 そんなことはありえないけれど、 これからも多くの別れを経験して、嗚呼、 迷い、悩み、怒り、嗚呼、苦しんで、 その度に直面する問題に苦悩して、呻いて、 嗚呼、嗚呼、 どうしたら、 ]
(120) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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[ ――私は、百万年の孤独に耐えられるでしょうか。]
(121) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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[ お父さまとお母さまは、手紙を書くよう言いました。 だから、私が言葉を待っても二人は微笑むだけです。
坊やがいなくなっても、お父さまは 私を夢のサンプルにすることはありませんでした。 万年筆と名づけてくれたお母さまも、 坊やにしていたように私を撫でるだけでした。
ただ、もう一度、私に手紙を書くよう言いました。]
(122) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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[ 白いおもいの中心で、私は丸くなりました。 頭のような部分だけを上げ、宙を見上げます。
すっかり煌めきが満ちてしまった私の内とは違い、 光を知らないような、暗い暗い宇宙の色>>0:#1。
その中心に一筋、星>>33が流れました。 暗闇を一閃して道を切り開いてくれるような、 強くて優しい、あたたかな色をしていました。]
(124) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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[ まるで目≠ナも奪われてしまったかのように。 煌めきの残滓さえ見逃さないように。
私は、宙を見ていました。]*
(125) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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/* 健康とってもえらーい。ぱわー!
コピペ投下なんですが、最後の最後に一文字拾い損ねました。 ここに置いておきますね。* よくやる。
(-116) Pumpkin 2022/03/12(Sat) 22時頃
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