2 【R18】夢見る議事の村【RP半再演】
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ホレーショー、シーシャ、トレイル、こころの4名。
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/* デフォルト票相互じゃ〜ん 愛だね〜1/3の高確率だけど
(-0) 2020/11/18(Wed) 23時半頃
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/* こんばんは パルックが落ちたら秘話送れなくなりました ダミー宛な内容の秘話は1d限定で今日はしないということでしょうか?
(-1) 2020/11/18(Wed) 23時半頃
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/* 赤窓の扱いも分からなかったけど 俺別に赤窓使わなくてもいいなって思って聞いてない
(-2) 2020/11/18(Wed) 23時半頃
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[私は、壊されて、殺される。 それだけのために今日まで明かされた。]**
(0) 2020/11/19(Thu) 18時頃
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/* うへぇ…… 書いてたの保存したら何故か巻き戻って前回分で保存されて萎え萎え 書きたいこと多いけどどういう順番で落とせばいいのかも迷ってるし時間足りるかこれ
(-3) 2020/11/20(Fri) 00時半頃
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[吸血鬼にとって、吸血は、その生命を維持するために欠かせない行為のひとつ。 通常の食事や睡眠なども、必要といえば必要だが、重要度はかなり低い。 始祖の血の為せる業なのか、十字架や大蒜、太陽すらも、脅威とはならない。
さて”呪い”とは。
それは、吸血鬼でありながら、互いの血を欲してしまったが故の、始祖からの罰ともいえるもの。 この先一生、吸血は、互いのものしか受け付けなくなってしまった。 つまり、生涯離れることはできない。 どちらかが消えれば、必然的にもう片方も飢えて死ぬ。]
(1) 2020/11/20(Fri) 01時頃
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吸血鬼になって、もうすぐ9年。
人間だった頃より、ずっと充実した毎日だ。
(-4) 2020/11/20(Fri) 01時頃
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[俺とあの人の間には劇的な出会いも運命の必然も、感動ドラマだって別に無かった。 滅茶苦茶仲が悪かったとしても隣は隣、十数年互いが望まずに顔を合わせ続けたことだろう。
ただ、集団からはみ出してしまう理由をそれぞれが持ち、解決する気もなく何処か周囲を見下していた。 認められたのは、共通点のあるお互いだけだった。
あの人にとってそんな幼馴染は唯一自分の領域に置いてもいい存在で、俺自身も側にいれば気性が落ち着く自覚があった。 二人でいれば他の子供みたいに笑ってじゃれ合うことも出来た。それは、あの人がいつも笑っていたからでもあるのかもしれない。]
(2) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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[授業で適当に描き殴った空の青にも、丁寧に描けば様々な彩りが本当はあったように。 その笑顔は張り付いているのではなく、それぞれに違った意味を持っていた。
拗ねた俺に向ける兄じみた優しいもの、 遊んでいる時の年齢相応に無邪気なもの、 誂うような意地の悪くも憎めないもの、 曖昧な返事と向けられる少し不安になる静かなもの、 誰かを拒む時の、空虚なもの。
それぞれ問題がある彼の両親より、自分のほうがその全てを知っていたに違いない。]
(3) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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[蒸し暑いから夏が嫌い。 小さな頃溺れたことがあるから海が嫌い。 ベトベトするから潮風が嫌い。 普通が、大嫌い。
入井透世は笑顔の下に沢山の嫌いを持っていた。 周囲から向けられる嫌悪は、片想いではなかった。
きっと本当は、あの街そのものを嫌っていたのだろう。 だから、嫌いな夏に同じく嫌いな海にいなければならなかったのだろう。
皮肉なことにそのせいで、幼い入井透世は俺の記憶の中で夏の象徴のように生きている。]
(4) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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そんな理由で決めるのはやめなよ。 中学生で行きたい大学を絞るには早いし、 もっと調べたり考えたら?
[「必ず同じ大学を受験する。」 幼馴染の進路を聞き、驚きの後椎谷は 追い縋るように口にした。
しかし、間髪を入れずにそう返し 道端で立ち竦む相手を気遣うことも無く、先をゆく。
その時も、やっぱり微笑みを浮かべていた。]
(5) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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[進学した後もメールでやり取りはしていた。
しかし徐々にこちらからの連絡は減り、返信は怠る。
そんなある日、珍しく送ったのは 「彼女が出来ました」という 幼馴染は知らない女との画像を添付した報告。]
(6) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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[街から逃げ出した幼馴染を、追い掛けることを許されなくても。
今何処で何をして生きているのかも、毎年東京に来て誰とどう過ごしているのかすらも教えてもらえなくても。 自分の物だった筈の居場所を、他と何が違うのか分からない知らない女に奪われてしまっても。
あの日俺がアンタに何をしてしまったのか覚えていても。 今でもそれは変わらなかった。]
(7) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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────平成18年 9月下旬
今となっては信じられない、秋らしい気候の日々。 夏の終わりの始まり。
(-5) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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[午後から降りしきる秋雨が地面を濡らし、独特の湿った香りを田舎道に漂わせる。 残暑の過ぎたばかりのこの頃、陽の差さない日は夕方になれば肌寒いといってもいい気候になっていた。
特にその日は帰りが遅れていた。日常的な不真面目により補習を受けなければならなくなっていたからだ。 中学二年生。流石の問題児でも小学生気分は抜けた頃。 一緒に通えなくてもあの人と同じ高校に行きたかった俺は、積み上がった行いと比べれば今更それは雀の涙だとしても内申点を意識し始めていた。
携帯はその高校に受かった祝いに買ってもらった物で、この時は持っていない。 だから二人は家に帰らずに連絡を取り合うことは出来なかった。]
(-6) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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……お帰り、珍しく遅かったじゃん。 ねえ、家に入れて。シャワー貸してよ
[だからただじっと待っていた。 いつも気にしている髪が濡れ、 高校の制服が色を変え、重くなっていても。 顔に痣を作り口元が切れていても。]
(-7) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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は、ちょっ、アンタどうして……
[どうしてこんなところで待っている。 どうしてそんな酷い姿になっている。
鞄を落として傘を投げて駆け寄った、指摘されるまで身軽になっていることに気づかなかった。 そんなに冷静な癖に、すぐ隣の自分の家ではなく幼馴染の家に入りたがる。その為にずっと外で雨に濡れて待っていた。
────何かがあったのは明白だった。 それもこの人が受け流しきれないような、大きな出来事だ。 拒む選択肢は存在しなかった。]
(-8) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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[母親はあまり良い顔はしなかったが、頷いてくれた。
心底不真面目だけど悪いことはしない。 そういう部分を認めてくれて、思うことがある子でも弱っていれば受け入れようとする。 泊まっていってもいい、上手く言っておいてあげる。 そう口にし透世を見る表情は、確かに大人が見せるべき同情と心配を浮かべていた。当人はそんなものは望んでいないかもしれないけど。
うちの両親は息子が出来損ないなだけで、本当に普通の人間だ。だから散々反抗しても、嫌いにはなれなかった。
────同じにはなれなかった。]
(-9) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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[俺と母親が自宅に透世を帰さなかった理由はもう一つ。 最近その父親が随分荒れていると知っているからだ。 ずっと働いていない、昔透世が本当の父親ではないと嘘か本当か分からない素振りで言った男。
帰らずに待っていたのではなく、一度帰ってから逃げてきたのではないだろうか。]
温まった? 髪乾かしたら、飯までゲームしようぜ
[過る想定を口にする度胸は無かった。 タオルを頭に被せて部屋に戻ってきた幼馴染に向けたのは、いつもと変わらない何気ない誘い。 座っているのはベッドの上、近くの勉強机に流行のゲーム機が置いてある。 透世が風呂に入っている間、考えて準備したものだ。]
(-10) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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[青い絨毯に、白いタオルが落下する。 何も返さないまま隣に座り、そして抱き着いた。]
(-11) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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────!?
おい。透世、本当にどうしたんだよ……?
[青空みたい、なんて詩的に考える情緒も余裕もありはしなかった。
湯に当たった身体は温かく、出されたばかりの服は柔らかに乾いている。それに包まれるのは心地良かったが、無心で受け入れてもいられない。 友達と互いを呼んだことはないが、抱き合う関係も違う。何か悪いことをしている気分になるし、何より心配だった。 やんわりと片手で押し、少し離れる。
成長期は迎えていても、年齢差からかこの頃はあの人のほうが数センチ高く。 丁度目の辺りにあるその唇は、やっぱり笑みを作っていた。
今にも崩れそうな、不格好で引き攣る笑みだった。]
(-12) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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……巡
[離されたことに少し悲しげに、 笑みは更に崩れてしまう。 もう一度回した腕で引き寄せる動きは遅い、 拒まれないか確かめるようにゆっくりと、そして。
二度目の抵抗が無いと理解した後、口を開く。]
ねえ巡、俺のこと好きだよね? ……うん、ありがとう。 じゃあさ、俺達ってお互いだけいればいいよね
[素直じゃない幼馴染が見せてくれた誠実を、 今は誂うこともなく、話を続けた。]
(-13) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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だからさ、もうここにいる必要なんてないよね? 一緒にどっかに行っちゃおうよ。
君とならどこでもいいよ、 ずっと遠く、誰も追ってこないところに行こう。
……ね?
[頷いてくれるだろ? そう暗に乞うように、問う声は小さく近く囁かれる。]
(-14) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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…………
[だけど俺は。 弱ったあの人が求める温もりに応え、拙くも抱き締めていた腕を離してしまう。]
無理だよ。だって、俺達子供だろ 透世はバイト出来るかもしれないけど、俺は中学生だし
二人で生きていくなんて出来ないし、行方不明になると警察に探されたりニュースになったりすると思う それに、皆も心配するじゃん
[でも、身体を退けることはもうしなかった。 ただそのままで静かに考えを述べ、否定する。
透世のほうが身体も心も大人だから、本当は俺の言うことなんて全部分かっている筈。 落ち着くことが出来たら元に戻って、うちの親とかに相談したらそんな事件にならないやり方で解決出来る。
そう思っていたから言ったのに。]
(-15) 2020/11/20(Fri) 03時頃
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……そう。巡はそんな風に言うんだね。
[一瞬で声は冷ややかに変わった。]
じゃあ、中学卒業したらいいの? 高校も出てからじゃないと駄目? それとも巡の家族が全員死んでから?
本当は子供だからとか周りとか関係無く、 巡がしたくないだけじゃないの?
[感情的に畳み掛け責めながら、 温まった筈の身体は震えている。
抱擁から逃れるのは、 既に相手が力を抜いている以上容易でしかなかった。]
(-16) 2020/11/20(Fri) 03時半頃
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オレ、帰るから。また明日ね
[次に顔を見られた時には、綺麗に戻った笑顔がある。 それ以上の対話を求めない、拒絶の表情。]
おばさん、ありがとうございました。 服は洗濯してから返しに来ます
[呆然とした幼馴染を部屋に置き、 その母親に挨拶をして玄関へ向かう。 慌ただしく階段を降りてくる音を耳に、 踏み出した雨の中ドアを閉めた。]
(-17) 2020/11/20(Fri) 03時半頃
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[今も相変わらず、二人のやり取りはくだらない。
何度も話した気がする昔話をするとか、 嫌な上司や面倒な客の話を聞いてもらうとか。 望まれてベースを弾いて見せたり、 バンドの数少ないMVをスマホで流したり。
それで良かった。 これはまさしく、夢のような日々だから。 一度は手放してしまった筈の────**]
(8) 2020/11/20(Fri) 03時半頃
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