35 忙しい人のための手紙村(宇宙編)
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送信機は作動しない。救助には何日もかかる。それが結論だった。
実りのない努力を尽くした末に、誰もが厳しい状況を理解し、きみは自らの使命に目覚めた。しかし、未知の生命体“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
さあ、人間なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が5人、王子様が1人、囁き狂人が1人、人狼が1人いるようだ。
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大方の予想に反して、前触れはありませんでした。はじめに生命が失われ、暗闇と構造が失われたとされています。 そして、信仰と知識と、ついには暴力さえ。
やがて、かつての資源を得る見込みが失われてしまえば、この地球も、標識のない宇宙の煌きとなるのでしょう。
(0) 2024/04/06(Sat) 07時頃
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[今日もコックピットで微睡んでいた。 計器を確認すると、予定していた軌道から僅かにズレが生じている。 起き上がってモニタを凝視した。]
んん……? 少し修正しておくか……
[AIロボットに指示を出して、計算と修正をお願いする。その間に、宇宙局に送る報告メッセージを作成した。]*
(1) 2024/04/06(Sat) 08時頃
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/* 襲う:青い星 地球
シュール……
(-0) 2024/04/06(Sat) 08時頃
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───某国・宇宙局本部
[各船から送られる報告書をデータ処理しつつ、優雅に珈琲休憩を入れていた。 ふと、要確認ランプが点灯していることに気付いて、カップを持ったまま見に行く。]
何だ?またレッドストーン325号か。 補助船も出せない位置にいるんだよなあ。 ……自力で頑張れ、チェビイ。
[簡単なメッセージを付けて、設備機器故障時対応チェックシートを送信する。 モニタを切り替えて、レッドストーン325号の位置を確認した。×××光年先の宇宙。 そんな果てに、地球人が暮らせるような惑星が、果たして存在するのだろうか……。]*
(2) 2024/04/06(Sat) 16時頃
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/* なぜかGooglechromeからログイン出来なくなったので、いちいち切り替えている……3垢は大変だな〜 次は72時間更新の2垢にしようかなー
(-1) 2024/04/06(Sat) 16時頃
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/* ところで忙しい人の村だから、他ペアは読まなくていいよってヤツなんだけど、ログ少ないから余裕で読めますね!w
(-2) 2024/04/06(Sat) 16時頃
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万里へ
仕事の話も楽しいって言ってたから、今日もいきなり仕事の話だけど。 目的の惑星の近くに着いたよ。
まだ着陸はしていないけど、成る程、大気があるみたいだ。 水……というか海も確認できてる。深度は不明だが。 それに…… 表面の緑色は、植物じゃないだろうか? ここまで近付かないと分からなかったけど、これは期待できるかも。
先に調査ロボットを下ろすけど。 安全そうなら俺も降りてみるつもりだよ。
地球の植物も育てられるといいな。
(-3) 2024/04/06(Sat) 16時半頃
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[地球のどこかの花畑の便箋を選択して、手紙に落としながら。]
ここんとこ写真や映像でしか花なんて見れてないけど。 こうして万里と話してると、小さい頃におじさんが見せてくれた立体植物図鑑とか、面白い花の話とか、色々思い出すなあ…。
帰ったらおじさんとも色々話したいし。 万里にも、メッセージでは話せないような小さなことが貯まってるな。
じゃあね、続報期待しててくれ。
なゆ
(-4) 2024/04/06(Sat) 16時半頃
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── 宇宙のどこか ──
[幼馴染の万里にメッセージを送信して、 目の前のモニタに広がる惑星を眺めた。
深い緑色に、靄のような白いレースがかかって、 あちこち海か湖のような群青色の地帯が確認できる。]
……これが、最後の目的地、惑星『パーディス』。
大気はありそうだ。水もおそらく……植物も。
[惑星パーディスは、期待せずにはいられない外観をしていた。少し落ち着かない。 ゆっくりと用心深く接近して、調査ロボットを下ろす安全な地点を見つけなければ。]*
(3) 2024/04/06(Sat) 16時半頃
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―― 宇宙のどこか ―― [宇宙に出てからしばらくは、周回衛星上にある 宇宙ステーションに立ち寄ったり、 なんだかんだ活動はしていたから、 最初に送った電子メールの返信が 一か月も経ってからだったことにはやきもきしたもんだ。 こっちは当然、元気にやっていると思って 送っているのだから。
何かあったんじゃないか? いや、それならそれであいつの両親からなり、 俺の親からなり、何かしらの連絡がくるはずだ。 家族ぐるみで仲がよかったんだから。]
(4) 2024/04/06(Sat) 18時頃
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[もしかして、返信しにくい内容だったか? ……そうかもしれない。
自分だって人工衛星や他の宇宙飛行士が撮影した 地球の画像なんて見慣れているんだから。 そんなもん送られて困っているのかもしれない。
さらにそのうえ、文章がえらそうだったか? いつも話している口調をそのまま文字にのせたから なんだか上から目線だったかもしれない。
己の送ってしまった文章を何度も見返し、 送信取り消しできねーかな? なんて考えながら着信を確認する日々。]
(5) 2024/04/06(Sat) 18時頃
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[いやいや、単純に、忙しいんだろう。 そうだ。 あいつに彼氏の一人や二人だって――…… できてたって、全くおかしくない年なんだし。
マーフィーの法則だ。 起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる。
これまでずっと隣を歩いてきたからといって これからもずっとそうなるとは限らない。
気もそぞろに作業や日課をこなし、 モニターを眺めていたが、 一か月後、ようやく届いた返信で 心底ほっとしたのを覚えている。]
(6) 2024/04/06(Sat) 18時頃
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/* 五日目で最終日か。 んじゃまだ惑星の調査終えるのははえーな
(-5) 2024/04/06(Sat) 18時頃
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[幼いころは俺のことを 『えぅおにーたん』 なんて呼んでは、にこにこ笑って 後ろをずっとついて回り、 それはそれは天使のように愛らしかったというのに。 いつ頃からあんなにつっかかって くるようになったんだっけか。
その憎まれ口も、直接聞けなくなって随分と久しい。]
ああ、そうか。 これがホームシックってやつだったのか?
[聞けなかった声がようやく聞けた。 届いたのは文字だというのに、そんな心地になる。 何光年も離れた彼方から 届いたメールはいつもより随分言葉尻が優しく感じ、 書かれていた内容に、 一人合点がいったとばかりにうなずいた。]
(7) 2024/04/06(Sat) 18時頃
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くくっ、それにしても、 もっと他のエフェクトはなかったのか? なんでタコなんだ?
[漏らした笑い声は他に誰もいない部屋の中で 静かに響いた。
筋トレは元より宇宙飛行士の義務だが、 その日以降、より熱心に筋トレに励んでいることは ヨーコには秘密だ。**]
(8) 2024/04/06(Sat) 18時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2024/04/06(Sat) 18時半頃
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/* ちょいテスト 2
(-6) 2024/04/06(Sat) 18時半頃
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TO:ヨーコ
そうだな、もしかしたら ちょっとかかってたかもしれないな。 ホームシックとやらに。
だから……、 まぁ、もし時間があれば近況報告頼むよ。 これ以上俺が地球恋しくならないよーに。
あぁそれと、追加で額縁を用意しといてくれ。 またいい景色でも撮れたら送るから。 プロジェクトチーム以外で、 移住先の景色を見れる地球人第一号になるぞ。
天才・エフ
(得意げな猫がドヤ顔しているエフェクト(๑•ω•́ฅ✧)
(-7) 2024/04/06(Sat) 20時半頃
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― 朝/高校の温室 ―
[良く晴れた、清々しい朝。 その日も始業時間よりも早く、高校の温室へ行くと、育苗ポッドの傍へ行って。]
わー。第二本葉が出てる。 写真撮って、なゆたんに送ろ。
[嬉しそうに目を細めて、写真を撮った後、端末を鞄にしまうと。]
そっと……そーっと。
[苗の根を傷めない様にそっと、間引きと、それから、元気な苗を少し大きい9cmのポットへ移植をして。 他の植物達のお世話も終えた後、教室へと急いだ。]
(9) 2024/04/06(Sat) 21時半頃
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― 夕方/カフェ ―
[今日は予備校が無い日だから、放課後、友人達とカフェへ寄り道。 注文した苺のパフェは、生クリームもアイスも合成だし、本物の苺も使われていなくて。 化学的に苺の味を再現した、ジャムの様な物が使われているのだけれど。]
本物の、新鮮なトマト。 喜んでくれたらいいな……。 [少し俯きがちに、小さく笑んで呟くと、隣に座っている友人が首を傾げる。 なんでないよ、と小さく頭を振って、窓の外へ視線を向けると、空は茜色に染まり始めていて。 少し強めの西日を受けて、目を細めた。]
(10) 2024/04/06(Sat) 21時半頃
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― 夜/自宅 ―
[自室で受験勉強をして、その休憩の時間。 端末の電源を入れると、電子メールを表示させた。]
(11) 2024/04/06(Sat) 21時半頃
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なゆたんへ
大気がある星なんだ!それは期待大だね!🍅🌸
最後に会った時かー。 あの時からだと、そんなに変わってないと思うけど。 私が物心ついた時には、なゆたんが居たし、 実家を出てからも、こっちによく帰ってきてたから、 1年も会ってないのって初めてだね。
そうそう! あのリュック、まだ家にあるよ。 あの時はとても大きく感じて、大人になった気分だったけど、 今見ると小さいのよね。
[くすくす笑いながら返信をして。 苗のヒント、赤い食べ物まで書いても、全然分からないと返ってくると、 本当に?と、んー、っと考える間の後、返信を続ける。]
(-8) 2024/04/06(Sat) 22時頃
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秘密の苗はね、今日、第二本葉が出てたから、 間引きと植え替えをしたよ。順調に育ってます!🌱🎶
[朝撮った写真>>9を添付して。]
そっか。それなら、この返信が届く頃には、 もう最後の惑星に着いてるのかな。 夕陽かぁ……いいね。
[綺麗な夕陽、観に行こ!と書こうとして、やめておいた。 一緒に観に行きたい人とか、居るかもしれないものね。]
今日は、もう少し勉強頑張ってから寝ます💪🐰📚 おやすみ!
[頭にはちまきを巻いたうさぎが、一生懸命勉強している便箋で送信。]
(-9) 2024/04/06(Sat) 22時頃
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[那由多に電子メールを送信すると、机の上に置いてあるうさぎのオルゴールに手を伸ばして、ゼンマイを巻く。 机にうつ伏せになって、瞼を閉じると、その音色にしばらく身をゆだねた。]
[那由多が地球を発つ前に、同じ物を押し付けた、 そのオルゴールから流れるのは、『夢を信じて』という曲のメロディ。**]
(12) 2024/04/06(Sat) 22時頃
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― どこかの宇宙船/ケージ ―
[回し車を回す足を止めると、トン、とそこから降りて。]
(んー。やっぱり、ニンゲンが様子を見に来て、 ここを開けた時に脱走するしかないかなー。)
[小さなケージの中、アシモフは引き続き、脱出方法を考えている。**]
(13) 2024/04/06(Sat) 22時半頃
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/* 『小さな前脚を組んで』アシモフは〜>>13って書いたけど、そこまで人間ぽくして良いか迷って消しましたw 実験で高い知能を持ったねずみ、としても、世界観を壊してしまったらと思いw
(-10) 2024/04/06(Sat) 22時半頃
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[それからは、ささやかな近況報告が ぽつりぽつりと届くようになった。>>0:28
謎のチョイスの便箋に肩を震わせたりしながら、 送られてくる画像を眼鏡越しに眺め 妙な安心感を胸に日々を過ごしていた。
きれいだと思ったもの、珍しいもの、 彼女が過ごす中で切り取られたごく一部の とりとめのないことばかりだが、 それは妙な不安に駆られていた日々を癒すには十分で。
何度も何度も読み返しはするものの、 返事はろくに返せずにいた。]
(14) 2024/04/06(Sat) 22時半頃
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[咥えたスティックキャンディーをカラコロと 口の中で転がしながら、 宇宙局本部から届いた定時連絡を確認。]
YARS、念のためだ、 警報装置をチェックしておいてくれ。 動作確認も忘れずにな。
「アイ、コピー。警報装置をチェックします」
……問題なさそうだな。 ん?
[そうしていれば、 1件の音声メッセージの受信音が鳴った。]
(15) 2024/04/06(Sat) 22時半頃
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