32 Zug Zwang
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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とたたたたんっ。
めざましい速さで木の洞に駆け込むと、じっと潜んだ暗闇に瞳がふたつ。 いちど大好きな閉所に収まると、そうかんたんに出てはこないのだ。
(0) 2023/12/15(Fri) 23時頃
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― ??? ―
[幾つものカプセルが並ぶ室内を闊歩する。 似た様な面持ちの顔を中に浮かべるそれは 静かに稼働し、中で眠る人間に 安らかな永遠を齎している。
古くなればなった先から棄てられ また新しい依り代の器となる 保管機
……維持費もあるだろうのに気狂いなものだと 何度眺めても思うし、呆れる。 いっそ今電源を落としてやろうかとも。
…まあ、そんな事をすれば コイツ等の廃棄時に 俺の死体も並べられる事になるのだろう。]
(1) 2023/12/15(Fri) 23時半頃
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[目的地点に着き、足を止める。 其処にあるのは一つのカプセル。 見下ろせば中では 帽子の無い£jが横たわっている。
……溜息を吐いて、 横の操作盤を操作しスリープモードから 稼働モードへと切り替えを行う。
意識の無い人間なら最小電力で足るが 意識を戻すなら更に電力が要る。 …これで後は、GM用の端末から 電脳世界へとパスを繋げば、この身体の主は 向こうで目を覚ます事ができるだろう。
最も、これはこの施設に限られた仕組みだが。 他のカプセル保管庫での扱いは知らず、 興味すら無い。]
(2) 2023/12/15(Fri) 23時半頃
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[低くした姿勢を戻し、 踵を返して部屋を去ろうとして
………、…
思い止まり、進めた歩を戻す。 手を戻すなんて不愉快な番ではあるが、 千日手にはまだ2回足らない。なら良い。
改めてそのカプセルに向き直って…笑ってやる。]
(3) 2023/12/15(Fri) 23時半頃
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・・・ どんな顔するんだろうな、あんた。
(4) 2023/12/15(Fri) 23時半頃
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[こうして無理矢理起こされる気分はどうだ?と 聞こえもしないだろうその投げ掛けを 目の前の男 ―――『ルーカス』へと放つ。
また、 あのうんざりした顔で迎えられるんだろうか。
それとも?]
(5) 2023/12/15(Fri) 23時半頃
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[そうして眠る北極の幕が開けられる。
重く閉じた緞帳は開かれ、身を刺す様な冷気が全てを招き入れる。
白い氷床に異物として屹立する基地は輝きを潜め、
周囲を暗く閉ざす極夜の中ただ圧と重とを周囲に放つ。
生物が動く気配はこの暗闇の中何処にも無い。
……筈だったが、 ]
(#0) 2023/12/15(Fri) 23時半頃
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――― ワン!
(6) 2023/12/15(Fri) 23時半頃
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― 北極基地付近 ―
[厚い靴裏が凍る氷上を踏む。 手持ちのランプだけが周囲を照らすのを見て、 基地の照明は着けたままの方が良かったか?等、 逡巡したが、止まらず 進む。
立ち込む夜気に白い霞を吐き落としながら その場所… ――― 食堂裏へと辿り着く。
周囲を照らしながら見渡し、 極限の夜の中その姿を見つけ出し。 言葉も発さずに近付いたが、 果たして『それ』はもう目覚めていただろうか。
…それとも、 凍死寸前という様子でまだ眠っていただろうか。]
(7) 2023/12/16(Sat) 00時頃
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[眠っていたならその身体を揺り動かし。 それでも目覚めないなら、…何か、 犬の舌の様な感触をその顔面へと齎しただろう。
どうにしろ『それ』が目覚め 此方と目が遭ったのなら
楽しそうに笑み、決めていた言葉を投げかける。]
目覚めの気分はどうだ? …おはよう、ルーカス
[ 二言目は、 幾らか声を柔らかにして。]*
(8) 2023/12/16(Sat) 00時頃
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/* 用意していた筈なんだが色々直してしまった。 これで行こう、改めてよろしくお願いします。
[犬を懐にしまい込みながら。 ………村名はヴィーシャの葛藤だとお受け取り下さい……
(自分:PLのでは?)]
(-0) 2023/12/16(Sat) 00時頃
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/* 10
(-1) 2023/12/16(Sat) 00時頃
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/* 前回埋まったのはサイモン含めて7マス 追加で埋まったマスは何マスか。 5以下は0(つまりゲームを挟んでいない) 12
(-2) 2023/12/16(Sat) 08時頃
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/* KQ勝利なんだよなそれ・・・・・・ ウーン 16
(-3) 2023/12/16(Sat) 08時頃
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[青年は永く夢を見ていた。 ひとつが終わればその次へ、 それも終われば更に次へ。
これは数多の旅をしている最中の出来事。 夢の世界に突如、 リアルな感覚が紛れ込んだ]
(9) 2023/12/16(Sat) 09時頃
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[青年の耳に初めに届いたのは、辺りを巡る風の音。 次いで骨の髄まで沁み通るような冷気。
それでも青年の意識は微睡の中にあり、 得た感覚は見ていた夢に混ざり込んでいた。
歩み寄ってくる足音らしき物音があった。 人間らしきものと、動物らしきもの。
それが間近で止まったかと思えば、 身体を揺り動かされる感覚と、 顔に触れる温かく湿ったなにか。>>8
それで漸く意識が醒め始めたところへ、 聞き覚えのある声に名を呼ばれ、 青年は薄らと目を開いた]
(10) 2023/12/16(Sat) 09時頃
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……ヴィーシャ、……夜?
[青年を覗き込む顔は、耳に届いた声の主に相違ない。 そう認識して名を呼び返してから、 辺りの暗さと体を蝕む寒さでここが屋外と察する。
眠る前の出来事が脳裏に甦ってくるのを感じながら、 青年は緩慢な動作で身を起こした。 眠りに落ちたのはごく最近のような気さえする]
(11) 2023/12/16(Sat) 09時頃
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[耳に残る少しばかり柔らかい呼びかけと、その直前、 『目覚めの気分』と問うた言葉を、記憶と考え合わせ]
起こしたんですか……? なぜ……。
[声の主へと向ける表情には強い戸惑いが浮かび、 問いかける声には困惑が強く滲んでいた]
(12) 2023/12/16(Sat) 09時頃
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[辺りは夜闇に包まれていたが、 ランプの明かりが周囲を弱く照らし、 白い氷雪が暗さを紛らす。 ここが眠る前にいた場所なら、と 青年は緩い動作で周囲を見回した。
ここで永遠に眠り、二度と目覚めぬつもりだった。 だから死地にすべく選んだ場所があった。
果たして視界に、その理由が ──『白銀の盤』が入ってくれば、 青年はゆっくりと立ち上がる。
もう一度、全貌を視界に収めようとして]**
(13) 2023/12/16(Sat) 09時頃
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/* 行数!!!!(キレ
20行までね…… 別に少なくはないはずなんだけどな
(-4) 2023/12/16(Sat) 09時頃
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/* 行数にキレて半端なところで切って細切れにすることになりましてね ロールにちょこちょこ改行入れるの久しぶりで…… これをやると行数を食う ぷんすこ
それはそうと想像の300倍ぐらい友好的だったのでどうしようかなになっている(雑な数字盛り) 和やかにお喋りするんかしら
(-5) 2023/12/16(Sat) 09時頃
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/* 鳩からだともっと改行が変なところ入るんだよなあ
まあ箱仕様でいいか……
(-6) 2023/12/16(Sat) 09時頃
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/* 今日は気温がめっちゃ高くて雨の予報なんですよね 最高気温9℃
気温一桁の雨って雪降るより寒くないすか……
(-7) 2023/12/16(Sat) 09時頃
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/* ところで >>1>>2 お外の描写だー! ってキャッキャしました おおよろこび そうなってるんだ……
>>3 千日手 (将棋で)同じ局面を繰り返すこと、らしいが
手を戻しても千日手になるわけじゃないからいいや……ってことかな……
(-8) 2023/12/16(Sat) 09時頃
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