17 【半突発身内村】前略、扉のこちら側から
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[ みずきの目に優しそうな人に映る私の実態は 実際に優しいかは兎も角として、 お節介であり、お人好しであったのは 間違いない事実だったのかもしれない
実際全く文明の進んでいない星へと訪れて そこで暮らすちいさな生き物に惚れ込んで、 文字を教えたり、外の世界のことを教えたり。 手紙の、書き方を教えたり。 少なくとも友達≠ニ呼べるほどに、 情が移り、通い詰めてしまったことがあったから
それでも私と彼らの寿命は余りに。 余りに。違いすぎた。
別れが、辛くなる前に。 私はあの世界を、──── 飛び出した。 ]
(1) 2022/03/05(Sat) 11時頃
|
|
[ それに、私は知っていた 文明の違いすぎる世界の間で、 互いの世界のものを持ち込みすぎることは お互いにとって、良くないことなんだ、って
その土地がすでにゼロになった、 そういう場合でなければ、余計に。
新しい技術を求めて、新しい資源を求めて、 必ずそれは奪い合われる。 それを、嫌というほど私は、見てきた。 ]
(2) 2022/03/05(Sat) 11時頃
|
|
[ だから後ほどみずきが 食事が好きではないと語ったときに>>0:149 お節介な私は、私の世界の「ごはん」を みずきに渡そうかとも、考えることになるけれど それは、すぐに頭の隅へと追いやった
みずきの世界を、 壊すわけにもいかなかったし 何より、みずきと私が同じ栄養素を必要としているのか それが、一番わからなかったこと。 ]
(3) 2022/03/05(Sat) 11時頃
|
|
[ それはともかくとして、 今≠フ私は、ころころ変わるみずきの表情を よく回るその口を、言葉を、 穏やかな笑みを浮かべたまま眺めている。
笑ったり、驚いたり、変な顔をしてみたり。 表情が豊かなのは、悪くない。 世界が…… 平和な証拠だ。
そんなみずきの顔が ほんの少し曇ったように見えたのは 私がそれこそ、私のごはんを、 みずきに勧めようかと一瞬躊躇した、その時だ ]
(4) 2022/03/05(Sat) 11時頃
|
|
………… そうだな、
[ 相槌を打ったのは、 生きるために食べないとだめだ、という言葉。 私のごはんを少しだけ視界の端へと追いやり、 私も少しだけ、深刻な表情をしてみせながら。
だけどカルピスとやらの話に移るなら 私も表情を緩めてみせた。
目の前のカルピスの中に浮かぶ氷が、 からん、と小気味良い音を立てる >>0:150 ]
(5) 2022/03/05(Sat) 11時頃
|
|
これを?
[ 少し躊躇した。 何でも起こる不思議な世界だし、 自分と細胞の組成が似ていそうなみずきの国では メジャーな飲み物なように見えるから なにか害がある、ということはないだろうけれど。
手を伸ばし、五本の指で、グラスに触れる。 ひやりとした感触に、ひとつ、まばたきをする。 ]
(6) 2022/03/05(Sat) 11時頃
|
|
[ カルピスを、戸惑いながら口に運ぶ 最初、舐めるようにひと口。
ぴん、と耳がまっすぐに震え、立ったのは カルピスが舌にまとわりつく感覚と、 味のある飲み物に、驚いてしまったから。 まばたきをしてから、もうひと口。ふた口。 ]
(7) 2022/03/05(Sat) 11時頃
|
|
甘いな 舌が、痺…… 痺…??
[ 糖の味なのだろうか、 その味を明確に示す言葉を持ち合わせておらず 私は、確かめるように飲みながら、言葉を探す それでも私がカルピスを飲む手は止まらなくて 気づいたらグラスの中は、残り少ない。 身体の中の冷たい感覚に、また、驚く。 ]
(8) 2022/03/05(Sat) 11時頃
|
|
ああ、でも 美味しい、という言葉を使うなら きっと、こういう時に使ったんだろうな
[ 残念ながら美味しいという感覚がわからないので それを使うのが正しい場面かはわからないけど
食べ物を食べて、幸せになるとき。 飲み物の手が、止まらなくなるとき。 そういうときに使うべき言葉、だった気がする。 ]
(9) 2022/03/05(Sat) 11時頃
|
|
[ 続くみずきの言葉には首を横に、振った。 ほかの星でもてなし≠受けたときに 皆が同じテーブルを囲んでいたことを ほんのすこしだけ、思い出しながら。 ]
そうだな、全部こういうものだから 誰かと一緒に食べることはしなかったな。
[ ふっ、と表情を翳らせて、続ける ]
(10) 2022/03/05(Sat) 11時頃
|
|
それに、もう家族も、仲間も、 知っている人は誰も、あの星にはいないんだ。 **
(11) 2022/03/05(Sat) 11時頃
|
調律師 ミケは、メモを貼った。
2022/03/05(Sat) 11時頃
|
地球?ではないな。 地球という場所があるのは知っているが なるほど、そうか、みずきは地球の。
私の故郷は、エフェメラーム王国と言うが 知らないだろうな。きっと。
……いや、どうだろうな、 もしかしたら知っているかもしれないが 自らの星を、自らが滅ぼした、愚国として。
[ どうだ?と伺うように見る顔は、 ほんの少し、自嘲めいた笑みを浮かべて。 無論知っていなくても構わなかった。 寧ろ知らないと答えられたら、 私はどこか安心したような表情に変わるだろう。 ]
(27) 2022/03/05(Sat) 16時半頃
|
|
国が、いや、星が、滅びたんだ。 エフェメラームの王の愚行によって。 国が、世界が、星が、全てが、 今、死に向かって存在している。
数多くの人が、星から去っていったよ。
[ エフェメラームの王の愚行。 その言葉を発するときに、 ほんのすこしだけ、表情を曇らせた。 近しい血縁者ではなかったけれど 遠く、遠く、血を分けた私の名前にも、 エフェメラームの文字が刻まれている。 ]
(28) 2022/03/05(Sat) 16時半頃
|
|
[ ちなみにどういうものか、と問われたら、 きっとそれを説明しただろうけれど、 力を持つ石だの、王の愚行だの、 ちんぷんかんぷんだったかもしれないし、
……もしかしたら。 私には何のことか判らなかったが バルス的なやつ≠ニ謎の言葉を、 みずきから聞くことができたかもしれない。
──── 閑話休題。 ]
(29) 2022/03/05(Sat) 16時半頃
|
|
どうだろうな。 正確には、ひとりではないよ 国に残っているひとは、私だけではないから それでも、 家族、友人、恋人、仕事仲間、 そういう者がすべて居なくなった世界を ひとり≠セと、云うのなら。
私は、ひとりかもしれないな。
[ ひとり≠ニいうものに慣れてしまった私は 何の感情も表さずにひとり≠ニ口にする。 ]
(30) 2022/03/05(Sat) 16時半頃
|
|
そういうみずきは、
[ と、言葉を続けてしまったのは ひとり、と発するみずきの声が、 どこか、寂しそうにも聞こえたから。 ]
ひとり、なのか?
[ 地球はまだ、滅びていなかったように思う。 私の知識が正しければ、だけれども。
じゃあどうして寂しそうな声を出すのだ、と 初対面のみずきに問うのは、 やはり私はお節介なのかもしれない。 **]
(31) 2022/03/05(Sat) 16時半頃
|
調律師 ミケは、メモを貼った。
2022/03/05(Sat) 16時半頃
|
[ エフェメラームの名前は知らないようだ>>66 そのかわり返ってきた言葉は「バルス的なやつ」で 今度首をかしげるのは私の方だっただろう>>68
ひとり、には慣れてしまった。 だけど返されたゆるい笑みに、 どこか、心が穏やかになる心地がした。
私のことをみずきが優しいと云うのなら みずきも充分に優しい人間だと、私は思う。 ]
(81) 2022/03/06(Sun) 00時半頃
|
|
[ ひとりじゃない、みずきを。 良かったな、と思う、私も居る >>70
それでも、そのあと聞いたみずきの境遇は、 流石に私でも、信じがたいものだった。 文明と科学の進んだ国で、 空間の転移は可能になっても、 時間の転移はどうしても叶わなかったものだから ]
(82) 2022/03/06(Sun) 00時半頃
|
|
10年… 周りは20を超えていた、というわけか。 それは…そうだな、何もかも変わっているだろうな
[ 街も、人も、変わっているだろう。 もしかしたら人々の関係性や、状況なんかも。 ]
辛かったな。
[ グラスを手に取れば また喉に流し込まれるのはカルピスで ねっとりとした液体が喉元に張り付いた。 ]
(83) 2022/03/06(Sun) 00時半頃
|
|
そうやって取り残されるのは すべてを失うのよりも、辛かっただろうな。
[ これは、私がそう思う、というだけのこと だからみずきの気持ちに添えたかどうかはわからない だけど私はお節介だから。 そのあともこうやって続けるのだろう。 ]
(84) 2022/03/06(Sun) 00時半頃
|
|
例えばその波で。 全てを失ったのだとしたら。 それは時間が解決してくれるのかもしれないな。 無論、悲しみなどは残るかもしれないが。
[ 実際。全て失った私に、時間が経って残ったものは 悲しみよりも、ただの空虚感のほうが大きい 家族を失った悲しみや、寂しさは、 とうの昔に忘れてしまった、そんな気がする ]
(85) 2022/03/06(Sun) 00時半頃
|
|
でも、みずきのように。 自分も、誰かもそこにいるのに、 当たり前の日常がいつのまにか失われて その誰かが違う顔をして生きていたとしたら
………それはひとりぼっちになるよりも 随分と寂しいし、悲しいことだろう?
自分にとっては続いたままの世界でも 誰かに、いやこの世界自体が まるで違う顔になっているのだから。
まるで違う顔をした世界で、 それをちゃんと受け入れたかのように、 これからも生きていかなきゃいけないのは
(86) 2022/03/06(Sun) 00時半頃
|
|
………自分に、 嘘をついて生きているような気に、 なるかもしれないな、と、私は思うよ。
[ この言葉で傷つけるつもりなど毛頭ないから これは、ただのお節介。 傷つくような顔をするなら、 私はそう思っただけだと弁解するだろうし そうでないなら ── 私は、どうしただろうな。 **]
(87) 2022/03/06(Sun) 00時半頃
|
調律師 ミケは、メモを貼った。
2022/03/06(Sun) 00時半頃
|
/* えええん。私(PL)がみずきの状況をわかるだけにちょっと踏み込んでしまった。
(-19) 2022/03/06(Sun) 00時半頃
|
|
/* 元村で、わたしPCは10年ふつうに生きた側だったし、なんならみずきの好きだった男の子と結婚までしてるから、みずき本当に辛かっただろうなって(わたしのせいだぁぁぁ)
(-20) 2022/03/06(Sun) 00時半頃
|
|
/* そしてみずきの発言で、「周りの子が10歳年取った」なんてどこにも書いてないから、20超えてた発言が完全にエスパーになってしまったごめん…。
(-21) 2022/03/06(Sun) 00時半頃
|
|
/* >>91 ぐゎ(これはなかのひとが刺さってる音)
お返事はおひるまでに書きたいけど、どうかな、外出……
(-22) 2022/03/06(Sun) 09時半頃
|
|
[ 世界は広いことを、この目で見てきた。 星ひとつ滅ぼす力が存在することも、 寿命が短いながらも懸命に生きる生き物も。 そして目の前の、時空の転移のような体験をした みずきの存在も。
疑う意味≠ネど、無かった。 勿論すべてを理解することなどできないが 初対面の私に、深刻な顔で、 みずきが嘘をつく理由など、無かろう。
食べるもの、生き方、文明、文化。 それらが違っても、 嬉しい、悲しい、寂しい。 価値観が似ている、と感じるところがあったから ]
(100) 2022/03/06(Sun) 14時頃
|
|
生きててよかった、か 10年だものな
[ 咳払いをするみずきの表情に目をやって >>90 それから視線は彼女のグラスの手元へと移した ]
(101) 2022/03/06(Sun) 14時頃
|
|
その人達にとっては。 生きててよかった、のは本心だろうさ 私だって… 居なくなった者が帰ってくるなら きっとそれがどんな姿だったとしても 生きててよかった、と言ってしまうだろうな、
[ 私のグラスにも水滴が伝い、 私の指先を、なにかの代わりに濡らす。 ただ、そのあとの言葉は紡がずに、 続くみずきの言葉を聞いた。 >>91
自分に、嘘をついていた、みずきの心の枷を。 ]
(102) 2022/03/06(Sun) 14時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る