28 僕等(ぼくら)の
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
ーー転送後ーー
[戦闘は終了した。 千映は死力を尽くして闘った。
そして、命を落とした。 たった1つしかない命を。
僕は、この腕に抱いた彼女の命の重みを忘れない。
ーー決して。]
(12) 2023/08/17(Thu) 00時半頃
|
|
[コックピットからの転送後、僕は誰とも話さずにすぐ場を去った。康生にも声は掛けない。彼が加賀先生の元に行くのも見る迄もなく。>>0
辺りはまた、惨憺たる光景が広がる。
海辺での戦闘はまだましだった。 田舎だったから倒壊した家の数も少なかったから。
跡形もなくぺしゃんこになった家もあった。 ひっくり返った車などもあった。
僕はそれらを一瞥した後、早足で帰路に着く。
(13) 2023/08/17(Thu) 00時半頃
|
|
[現場からは少し離れていたので、どんぐり亭と自宅家屋、両親は無事だった。
帰宅した僕は心配し過ぎて憔悴しきった両親に迎えられた。
無理もない。今回の戦闘舞台は僕らの高校である。
つまり、二連続息子が巨大ロボットが暴れる危険極まりない場所に居たことになるのだから。
スマホには両親からの着信が溜まっていた。]
(14) 2023/08/17(Thu) 00時半頃
|
|
父さん、母さん。 電話出られなくてごめん。 心配かけてごめん。 でも、聞いてほしい事があるんだ。
[僕は二人にーー全てを話した。
今起こっている事態を話すかどうか。特に秘匿しようという話し合いはされていない。
ただ、大人は信じてくれないであろうとの意見は出たけれど。
僕の両親も例外なく最初は信じなかった。
自分の息子が巨大ロボットに乗り地球を護り死ぬ運命にあるなど。
しかし、僕は両親に対して、今までこういう真面目な話で嘘をついたことはない。
僕の真剣な訴えに、二人は次第に態度を変えた。]
(15) 2023/08/17(Thu) 00時半頃
|
|
[警察を頼る意見が当たり前のように出たが、僕は頚を振る。]
父さん、母さん。 暫く兄さんがいるアメリカに避難してくれないか。 どんぐり亭をお休みすることにはなるけど…
後5体。後五回ロボットの戦闘があるんだ。
今回は、父さんも母さんも無事だったけど、次はわからない。
戦闘舞台が必ずしも日本かはわからないから海外なら安心とは言いきれないけど…。
僕は、父さん母さんに巻き込まれて死んで欲しくないんだ。
どうか、お願い。 一生のお願いだ。
(16) 2023/08/17(Thu) 00時半頃
|
|
[母さんは『そんなロボットに乗らないで一緒に逃げよう』と言った。
でも僕はゆると頚を振る。]
僕、好きな相手がいるんだ。 最後まで彼と共にいて。 なんとか僕、彼、他のみんなが生き残る術を模索したい。
[逃げてもコックピットには問答無用に転送されるだろうとかは、思ったが言わない。]
僕は諦めていない。 黙って運命を受け入れて、死んだりしないから。
[最後に頷いたのは父さんだった。動揺混乱する母さんを宥めて『私は二人の息子を他人に恥じないように育てたよ。だから、息子を信じる』と。]
(17) 2023/08/17(Thu) 00時半頃
|
|
[それから僕は自室に行き、ベッドに横になる。
ーー暫く目を閉じていたら、夜になっていた。 父さん母さんは、疲れている僕を起こさないでくれたのだろう。
僕は身を起こして、康生に電話を掛けた。
彼が電話に出てくれるなら話をするだろう。]*
(18) 2023/08/17(Thu) 00時半頃
|
|
ーー電話/康生ーー
[数コールしてから、病院なんだからすぐ出られないのに気が付いた。
暫くして、彼はかけ直してくれた。
声が響く。明るいいつも口調なのには少し驚いた。不自然には気付かずに>>19]
嗚呼、コウ。ごめんね夜に。
話したくて。 ーーゆっくり、話せなかったから。……コックピットでは。
(20) 2023/08/17(Thu) 01時半頃
|
|
[コックピット、と発するのに数秒遅れた。
頭がぐるぐるする。
でも、迷う暇はない。自分がいつ次のパイロットに指定されるかわからないから。]
伝えたい事がある。 本当は逢って話したいんだけど。 後、君を困らせるかもだけど。
どうしても伝えないと。
[ごくりと唾を飲む。そして、僕は言った。]
(21) 2023/08/17(Thu) 01時半頃
|
|
僕は間違えていたんだ。 前に聞いたよね、コウ。
『雨竜先輩への気持ちと、コウへの気持ちは違うの?』と。
僕は違うと答えた。 それは間違ってはない。
ただ。
僕は、雨竜先輩には恋をしていなかった。 恥ずかしいんだけど…肉体が惹かれあっただけなんだよ。
だから、好きは好きなんだけど…護りたいと思ったり、笑顔が嬉しかったり、傍にいてほしかったりーー
そういう対象ではないんだ。
(22) 2023/08/17(Thu) 01時半頃
|
|
[自分でも知らなかった気持ち。恥ずかしさを堪えながら]
僕は君にキスをした。 あれは確かに混乱からの衝動だったよ。
だけど、僕はあのキスをきっかけに、気付いたんだ。
君がーー君に。 僕が惹かれていた事に。
男同士だし、親友だから。 そのドキドキは友情だと思い込んでたんだよ…
(23) 2023/08/17(Thu) 01時半頃
|
|
僕は、君に恋をしてたんだ。 性的感情を越えた、ときめきを君に感じてるんだ。
……君の事情を聞いて。 もうキスをしたいと思わなかったのは、君が好きで大切だから。
逆なんだ。
僕は好きじゃなくとも、キスをしたりエッチが出来る。
でも、君は本当に好きだからーー 本当に、好きで好きで堪らないから。
そんなのなくても、いいって。 キス出来なくても、君がいいって。
(24) 2023/08/17(Thu) 01時半頃
|
|
……こんな話しは、こういう自体にならなかったら胸に秘めたと思うよ。
でもいつパイロットになるかわからない。時間がない。
だから。
ーー僕の本当の気持ちを君に知ってほしい…
(25) 2023/08/17(Thu) 01時半頃
|
|
ーー好きだ、コウ。 君に恋してる。*
(26) 2023/08/17(Thu) 01時半頃
|
|
ーー電話/康生ーー
明後日退院?ーー良かった、 凄く、凄く……嬉しい。>>45
[彼が言い掛けた"せ"はなんだろう。僕はわからない。それより退院予定を聞いて胸が喜びに満ちた。>>45
それから僕は一気に彼への想いを吐露した。
電話だから、部屋でベッドに並んで座った時のように表情は窺えない。
彼は黙って聞いていた。 そして、徐に口を開いた。
彼がまず不快になっていないことには胸を撫で下ろす。 性格や今までの態度を鑑みてそれはないとは予想していたが。]
(60) 2023/08/17(Thu) 08時頃
|
|
……嬉しいの? 僕なんかに好かれて。
[こんな言い方を彼は咎めるだろうか。]
恋愛らしいことはーー別にその、エッチな事だけじゃないよ。 ……したいことは、うん、あるけどーーそれはコウが退院してから。 君がやりたいこともいっぱいあると思うし、時間は有限だけど。 ーー君の時間が欲しい、な。
た、ただ!そのやりたいことは、身体の触れ合いはないけど凄く恥ずかしいから、えっと、後でLINEで言っていい…?
(61) 2023/08/17(Thu) 08時頃
|
|
[僕はまだパイロットを回避する方法を模索するが、このまま対策が練れなければ、僕らは二人とも死ぬ。
戦闘は後五回。契約した僕らは大和、真弓、縁士、僕、康生の五人だ。
誰も漏れない。勿論僕はこの時点、彼が二重契約をしているとか、契約をしなかった者がいるなんて知らない。
つまり、時間は有限だ。 僕も彼も。
その間に僕らの出来ることは。 彼と触れ合えなくとも、僕にはしたいことが、あるーー。]
話せないこと……? まさか、次のパイロットに、君がーー。
[僕の顔から血の気が引く。しかしこれはすぐ否定されるだろう。この段階僕は知らないが、次は大和だから。]
うーん、パイロットになった時に隠すのをしないでくれるなら、僕は構わないよ。
だから、君が何を言わないでいるかわからないが、いいよ。
(62) 2023/08/17(Thu) 08時頃
|
|
[それから僕は少し黙って。少し考えて。]
コウ。君が死んでるとずっと言ってきた意味が僕はまだよくわからない。
君の定義でそうだったなら、出来たら僕が理解して、君を助けたかったんだけど…… 出来なくて、ごめん。
でも結果的に、君が今自分を生きていると思えているなら、良かったよ。>>46
[それはもしかしたら千映の死を間近で見たからなんだろうか、と僕は考えた。
他の理由は思い浮かばなかったから。
すると、良かったと言っていいのかわからない…が。
でも、彼が某か救われたのなら。地球が救われたよりずっと尊い。]
(63) 2023/08/17(Thu) 08時頃
|
|
ーーありがとう。
僕はその、お互いの"死ぬ"を出来たら寿命にしたいんだ。
僕は、まだ諦めていない。 あのロボットに乗らず、僕らが死なず、地球や宇宙も救われる方法をなんとか見つけたいんだ。
ーーコウだって、諦めてないよな? まさかもう、どうにもならないから、パイロットになるつもりだったはしないよ…な?
[少しだけ不安が過る。戦闘の際に真弓は『私達が引き継ぐ』と言った。もう覚悟を決めているようだった。
みんなが、僕と違うような気がしている。
僕はこんな理不尽を納得していない。抗いたい。
彼の意思を確かめたくてーー。]*
(64) 2023/08/17(Thu) 08時頃
|
|
ーー珊瑚の死ーー
[千映の遺体は、彼女がアストロと名付けたロボットに格納され、その死は世間から隠蔽された。
彼女には家族が居たのに。家族は遺体を受けとる以前、その死すらきちんと知らされず、千映を失うことになった。
不仲と話していた彼女の兄とて、悲しんだに違いないのに。
その理不尽さに恵一はまた苦しんだ。
自分は両親にもう打ち明けたから、遺体が返らなくても二人は理解はしてくれるだろうけど。
成田に両親を見送りに行くが、このままならきっと、それが両親と顔を合わせる最後になるだろう。]
(65) 2023/08/17(Thu) 09時頃
|
|
[そして、僕の独り暮らしが始まった。 どんぐり亭は休業、隣接する広い自宅に独り、ぽつんと暮らす。
退院した康生が遊びに来てくれたりはあるかもしれない。
夏休みは残り少なくなっていた。
僕はその日、学校には顔を出していなかった。
だからーー珊瑚の訃報はその日に回ってきた、天文部ではない学内のLINEグループにて知ることになる。 このLINEグループに、合宿メンバーはいない。]
(66) 2023/08/17(Thu) 09時頃
|
|
『瑠璃川珊瑚が死んだ』 『え、マジ?あのロボットの時に巻き込まれてたの?』 『違う。今日。学校の廊下の窓から転落死』 『は?自殺?』 『知らないよ。兎に角俺はグラウンドで部活してたからさ。いきなり背後でドシャ!てすんごい音がして。 振り返ったら血の海よ。後ピンク色の』 『おい詳細描写やめろまじ。それで?』 『そらもう悲鳴の嵐よ。女子はバタバタ倒れて。あとなんか二階の窓から飛び降りてきたやつがいて。>>34』 『マジ。そいつ誰?』
(67) 2023/08/17(Thu) 09時頃
|
|
『知らん男子。血の海に入って、瑠璃川抱き締めてた。』 『やべーなにそれ熱い。瑠璃川の彼氏?』 『知らんて!ともかく救急隊員や先生が駆け付けて、そいつは引き剥がされたけど>>37。あと窓から誰かわあわあ叫んでたな…>>33 そこまでしか見てない。先生に追い払われたから。』 『写真撮った?』 『撮ったよバッチリ。みんな撮ってたけど?。 ぐっちゃぐちゃ。見る?』 『いやいい。つか悪趣味だな』 『じゃあお前そこにいて撮らない?』 『いや撮るわ』
(68) 2023/08/17(Thu) 09時頃
|
|
[吐き気がするような内容に、茫然自失になる。 すぐ珊瑚に電話した。大和がスマホを持っていたが、恐らく出なかったはず。
なんでなんでなんで。 なんで珊瑚が死ぬ? 事故?自殺はあり得ない。 彼女はコックピットで大和と手を繋いでいた。 僕は彼女のマンションを追い出されてから話してないが、きっと彼女は大和に告白し、恋人になったんだ。
幸せな彼女に自殺の理由はない。 しかし単なる事故なのか。 どうしたって、ロボットが関係ないと思えないが…。
すべてが事実であると後に知った。 生徒に突き落とされたらしいこともわかった。 ただ、動機までは情報としては流れてこなかった。]
(69) 2023/08/17(Thu) 09時頃
|
|
[葬式までの1日2日、僕は自室に籠った。 何も食べなかった。喉がカラカラになり、水だけ飲んだ。
話をするのは康生だけ。 それもLINEで。
それ以外の人間とは一切連絡を取らず、死んだように過ごした。]
(70) 2023/08/17(Thu) 09時頃
|
|
――瑠璃川珊瑚の告別式――
[お通夜の日、僕は久しぶりに外に出た。学生は学生服を喪服とするので、それを着ていく。
お通夜は自宅ではなく式典会場にて行われた>>39 大和を始め天文部のメンバーもいたが、目線を合わせるだけ。
遺影の中の彼女はいつも通りの輝きなのに。もう、何も言わない。
僕は泣き崩れた。周囲なんか知らない。堪えられなかった。
大人が僕を立ち上がらせたり席に連れていくまで、声を上げて泣いた。]
(71) 2023/08/17(Thu) 09時半頃
|
|
[告別式は、とうとう最後のお別れだ。大和がお棺に何かを入れて火葬場まで付き添っていく。
僕はただ、それを見守る。 康生はもしかしたら僕を心配したかもだが、事前にLINEで、式の間はそっとしておいてとは告げたから接触はなかっただろう。]
(72) 2023/08/17(Thu) 09時半頃
|
|
[ちなみに彼女のスマホを大和が回収して中身を見たなら、僕が彼女に送った合宿の花火の光景の写真(大和も映っている)、大和がどんぐり亭ワゴンの中で寝ている寝顔の写真を発見するかも。]
(73) 2023/08/17(Thu) 09時半頃
|
|
ーー二学期/大和の黒板の文字ーー
[二学期に入った。僕は学校生活をしながら多分色々な事をしていたとは思う。
そして、黒板の文字を見た。>>43 まるで決意表明みたいなそれに僕はまた。
僕だけの思索に沈んだ。]**
(74) 2023/08/17(Thu) 09時半頃
|
|
ーーLINE(真弓)ーー
[千映が亡くなった翌日(珊瑚が亡くなる前)、僕は真弓に個人的なLINEを送った。
彼女はコックピット内にて、僕、縁士が険悪になった時に間に入ってくれた。
彼女に頼りたいと考えて。]
真弓。いきなり連絡してごめん。
七尾さんのこと…まだ、ショック抜けきらないけど。
僕らはやるべきことをしなくては。
真弓と話したいのは2つだ。 まず、スタンスを教えて欲しい。
(75) 2023/08/17(Thu) 10時頃
|
1
2
3
4
5
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る