27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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[ 突如、何かが弾けるような音がして、 大きな揺れが起こったときのように その場に立っていられないほど、 世界がぐにゃりと歪んだような おぼろげな記憶がある。>>#0 ]
(18) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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―― 黒い翼の男との会話 ――
[ 目を覚ますとそこは美術館だった。 傍らにあるのは、先ほどまで見ていた絵画。>>0:355
さっきまで床に倒れてたのだから きっと意識を失っていたのだろうけど、 手を握ったり開いたりすれば、 たしかに生きているという感触はある。
だけど、さっきまでいた美術館の客や 職員はこの場のどこにもいなくて、>>#1 何が起こったのだろうと俺は混乱していた。
そのタイミングで、 その黒い翼を広げた男性が現れたんだ。>>1 ]
(19) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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死んだ、かもしれない……
[ 男性の言葉を復唱しつつも、>>1 実感はまるで湧かない。 ただ、この場所は何か変だというのは 理屈じゃなくて感情で理解していた。 ]
みなさまって……? まさか、研究室のみんな?
[ 男性の話しぶりから、 死んだのは“みなさま”の中の1人。>>2>>3 不特定多数が一緒に夢を見ている可能性もあるが、 これが“慈悲”というのなら、 死んだ人と関わり合いがある人物が 選ばれている可能性が高いように思う。 ]
(20) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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…………。
[ 急に男性の口調が変わったことに、>>5 俺があっけに取られている間に、男性は消えた。>>6
俺の混乱した頭は、これはドッキリとか 質の悪い金持ちに実験道具として拉致されたとか 色々と考えたんだけど、 どれもこれもコスパに見合わない気がして しっくりと来ない。
だから、きっと死んだのだろう。 俺か、俺ではない誰かが。 ]*
(21) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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―― 現在:美術館 ――
[ とりあえず、頭が混乱している状況では、 ここで誰かに会っても うまく接することができない気がするから、 神々とキューピッドの絵画の前で立ち止まって、>>0:355 俺はこれからどうしよっかって考えていた。
でも、そのとき、ふと思ったんだ。 ]
(22) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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[ もし俺が死んだとしたら、 俺の人生の幸不幸って プラスマイナスゼロだったのかな。>>0:5 ]
(23) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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[ 俺の母方のお爺ちゃんは貿易会社の社長で 母さんはお爺ちゃん夫婦の一人娘。 入り婿だった父さんは身寄りのない人だったけれど、 貿易会社の優秀な社員だったから、 母さんと結婚して後継者として育てられたとのこと。
俺は生まれながらにして 貿易会社の跡を継ぐことが決まっていたから、 それなりの英才教育を施されていた。
特に外国語は習得しておいた方がいいと 英語、中国語、スペイン語、フランス語、ドイツ語 と、複数の言語を習わされた。>>0:354
そんなこんなで、学校の勉強以外にも 色々とやらなければならないことが多かったから、 友達付き合いの悪い幼少期を過ごしたものだった。>>0:48 ]
(24) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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[ 家族から大事に育てられたという思いはある。 毎日組まれたスケジュールをこなすのは 大変ではあったけれど、 俺が無理して倒れたときには、 心配して看病してくれたし、 誕生日とかの記念日もちゃんと祝ってくれた。
俺も父さんのように立派で優秀な 格好いい大人になるんだと漠然と思いながら、 あんなことが起こるまで、俺は家族に囲まれながら 幸せな日々を過ごしていたんだ。 ]
(25) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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[ 状況が一変したのは5年前のこと。 警察から電話が来て、 父さんが死んだことを知らされた。
どうやら父さんは俺たちに隠れて 不倫していたようで、 不倫相手のマンションで練炭自殺をしたとのこと。
手を繋いで横たわった2人の周りには 999本の薔薇が所狭しと飾られていて、>>0:304 2人が書いた遺書も見つかった。
父さんの書いた遺書には、 入り婿で肩身が狭かったこと、 母さんを愛していなかったこと、 お爺ちゃんの要望に応えるのが辛かったこと、 そんな家族への恨み辛みが 何文にも連なって書かれていたらしい。 ]
(26) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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[ でも、遺書には俺のことは 何一つ書かれてなかったんだって。 つまり、父さんにとっての俺って、 憎むにもあたらないような ただの“無”だったんだろうな、きっと―― ]
(27) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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[ 父さんの自殺後、母さんは荒れに荒れた。 自分が愛されていなかったことへの衝撃と、 不倫されて裏切られたショックが大きすぎたんだ。
そして、父さんにそっくりな姿に育った俺を見ては、>>0:305 般若のような形相で睨みつけてきては、 物をこっちに投げてきたり、殴りかかったり、 それはもう手が付けられないほどだった。
きっと母さんは 俺と父さんの区別が付けられないほど 精神が参っていて、 父さんに対する鬱憤が 全て俺に向かってたんだと思う。 ]
(28) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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[ 母さんがそんな状況になったものだから、 緊急の家族会議が開かれて、 俺は家から出ることになった。
母さんは俺の姿を見なければ、 比較的状態が安定していたみたいで、 俺と母さんが共に暮らすのは得策ではないと お爺ちゃんが判断したからだ。
家を出るにあたり、 養育費としては十分すぎるくらいの資産を 俺はお爺ちゃんから生前贈与された。 その代わり、今後は母さんと会わないようにするため 実家には一切関わらないと約束させられた。
俺も母さんが暴れ回る姿を見たくなかったし、 それでいいって思ったんだ。 ]
(29) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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[ 保護者が必要な場面とか、緊急時の連絡先とか、 最低限関わりが必要な場面では、 お爺ちゃんやお婆ちゃんが協力してくれたし、 疎まれていたとは思わないけど、
ふとしたタイミングで、たとえば ワンルームマンションで体調を崩したとき、>>0:44 もう俺には頼れる人がいないんだなって 泣きたくなったし、 家族から捨てられたように感じて気持ちが沈んだ。
みじめでみっともない気持ちになるから、 高校の頃から一人暮らしをしている事情を聞かれたら、 なんやかんや言って誤魔化してたんだ。>>0:9>>0:45>>0:113>>0:298 ]
(30) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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[ 中学まで通った名門私立学校には、 お爺ちゃんの会社のことを知っている生徒もいて、 父さんのスキャンダルはあっという間に広まった。
だから、喧騒を逃れるように 俺は公立の高校を受験したんだけど、>>0:48 高校には俺や家族のことを知ってる人がいなくて、 すごく過ごしやすかったんだ。
キャラも父さんとは似つかわしくないような 明るく元気でちょっと軽い印象を与えるものに変えて、 交友関係も広がったから、友達も増えた。
実家にいたら実現しなかったであろうことを 体験できて、その点においては俺は幸せだなって思う。 ]
(31) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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[ とまあ、こんな風に振り返ってみたけれど、 結局プラスかマイナスかは分からない。
中学生までの家族に愛された幸福と、 家庭事情に縛られて交友関係を狭めた不幸。
高校生からの、 努力の結果得られた交友関係の広さは幸福と言えるし、 努力実らずに家族から結果捨てられたのは 不幸だと思える。
ただ、もし俺が死んでるのなら、 色々なことを誤魔化して、 表面上穏やかな時間を過ごすんじゃなくて 少しは本音でぶつかり合えたら 今までは不幸だって思ってたことも 違った見え方があったかもしれない、 なんて思えたから。 ]
(32) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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とりあえず、これが本当に慈悲ってことなら、 しっかりと有効活用しないとな。
[ この夢の世界で何をすればいいかは分からないけど、 何となくの方針は固まった。 これで誰かと会っても、うまく対応できる、はず!
でも、考えることで頭が疲れたから、 この場に座って休もうかなと思って、 もう一度絵画を見上げてみた。>>0:355 ]
でも、どうせ迎えに来るのなら、 こんな神々しい神様や天使の方が良かったな。
[ なんて、ちょっと失礼なことを零しつつ。 ]**
(33) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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/* また父親との確執があるキャラしてるーとか思われそう() セレブ狙いの女子がいる大学なら、爺ちゃんが社長ってバレそうなものだけど、福原ってそこまで珍しい苗字じゃないから〜とか言い訳しつつ。 (そして、爺ちゃんの会社は有能な赤の他人を後継にすることになっているけど、これは出す必要があれば出そう。(出し忘れてた))
(-4) 2023/07/27(Thu) 02時頃
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―― 現在:カフェへ移動中 ――
[ いい加減、床に座ってるのも ケツが痛くなるなあと思って、>>33 そろそろ移動したくなってきた頃。
そういえば、高祈先輩と カフェに行く約束をしていたと思い出して、>>0:363 ここよりは断然座り心地は良さそうだと、 俺は立ち上がって移動しようとする。
随分とこの絵画の前にいた気がするから、 もしかしたら先輩から心配の連絡が来てたかも、と 何となくスマホを覗いてみたんだけど。 ]
(66) 2023/07/27(Thu) 10時半頃
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ん?
[ いつの間にかLINEの通知があったようで、 開いてみると、西門研究室のグループLINEで、 ただ一言、『みんな無事か?』というメッセージを 西門教授が送ったようだった。 ]
LINEが使えるってことは、ネットも使える?
[ 思ったら即行動、ということで、 ブラウザアプリを開いてみたが、 通信エラーとなって、検索もニュースを見ることも できそうにない。
電話はどうかと思って119番とか、 色んな場所に掛けてみたけど、 何度試してもツーツーという無機質の音が その場を支配しただけだった。
どうやら大きな災害について調べるのは無理らしい。>>3 ]
(67) 2023/07/27(Thu) 11時頃
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[ また、研究室以外の友人に LINEを送ることも試したけど、 こちらも通信エラーとなって送ることはできなかった。
もしかしたら、研究室のメンバーには 個別LINEや電話はできるのかもしれないけど、 どちらにしろ、このスマホの役割は、 写真を撮ったり保存したりをする以外は、 研究室の人と連絡を取ること専用になりそうだ。 ]
ってことは、やっぱりみなさまって、 研究室のみんなってことなのかな……。>>20
[ 外部情報をシャットアウトしているっぽいのに、 研究室メンバーだけ忖度されているようなのは、 この夢の外部の人間ではないからではないだろうかと。
謎の納得感はあったけど、 死んだのが研究室の誰かである可能性が高まって やはり俺は気が重くなった。 ]
(68) 2023/07/27(Thu) 11時頃
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まあ、とりあえずLINE送るか。
[ 俺は再び研究室のグループLINEを開くと、
『福原無事です』 『俺のスマホじゃネット検索できません』 『外部に連絡もできませんでした』 『俺はとりあえずカフェに向かいます』
と短文メッセージをいくらか送って カフェに向けて足を動かすことにした。 ]*
(69) 2023/07/27(Thu) 11時頃
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/* LINE使えるのって野暮かも……という思いはあったのですが、さっさと状況把握&情報共有したいというPLの欲に負けました。すみません。
(-20) 2023/07/27(Thu) 11時頃
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―― 現在:カフェまでの道中 ――
そっか。田端先輩と高祈先輩も、か。
[ LINEの通知が来て、>>73>>80 俺は一旦進めていた足を止めた。
2人の先輩もまた この夢の世界にやってきたらしい。
やはり、この夢の中にいるのは、 研究室のみんなだという可能性がまた高まった。
気落ちしながらもメッセージ内容を読むと、 田端先輩は入口を調べてくれるらしく、 高祈先輩のものは細やかな指示と、 一階の窓を確認してくれるとこが書かれている。 ]
(93) 2023/07/27(Thu) 12時半頃
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[ 俺はカフェで休もうかと思っていたけれど、 さすがに先輩方が動いてくれる中で ゆっくりするのは気が引ける。
けど、何をしたらいいのか すぐには思いつかなかったから、 俺はとりあえずグループLINEを送ることにした。
『田端先輩 高祈先輩 お疲れ様です』 『2人ともお気をつけて』 『動けないとかで迎えが必要な人いたら俺行きます』 『他に何か手伝えることあれば言ってください』
ひとまず、思いついた分だけメッセージを送ると、 俺は再びカフェを目指して歩みを進めた。 ]*
(94) 2023/07/27(Thu) 12時半頃
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―― 田端先輩とLINE ――
[ カフェに向かう道中、 田端先輩から個別LINEが届いた。>>95>>96 ]
温かい飲み物かあ。 インスタントコーヒーとかティーバックとかなら 俺でも作れそうだけど……。
[ こういうところのカフェって、 もっと本格的な豆とか茶葉とか使ってそうだなあと 思いつつ。
『了解です』 『とりあえずキッチン使って何か用意します』 『飲み物は味噌汁とかでもいいっすかね?』
とお返事しておいた。 ちなみに俺は、夢の世界とほぼ断定しているから、 勝手に色々使うことにさして罪悪感も抱いてない。 ]*
(105) 2023/07/27(Thu) 14時半頃
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―― カフェ ――
[ カフェまで着くと、 緊張してゆっくりになりながらも 店内へと足を進めた。
店内に入ると、西門教授がいるのが見えて、>>#4 改めて自分が無事であることを告げる。
他にも誰かいれば挨拶をして、 一通りの会話が終われば、 キッチンで作業をすること旨を伝えて 移動しただろう。 ]*
(106) 2023/07/27(Thu) 14時半頃
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―― 現在:カフェ・キッチン ――
とりあえず、冷蔵庫に食材はあるし、 水は出て、火も使えるっと。
[ 冷蔵庫には肉・魚・卵・野菜・水・ジュースなど 食材や飲み物が豊富に入っていて、 冷凍庫にはアイスクリームが詰まった スチール製の容器も入っていた。
とりあえず味噌汁を作ろうかと、 俺は冷蔵庫から昆布や鰹節、 味噌や豆腐、長葱を取り出した。
鍋に水を入れるときに、 水道から水が出ることを確認し、 鍋に火をかけるときに、 ガスレンジから火が出ることも分かった。 ]
(107) 2023/07/27(Thu) 14時半頃
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[ もしかしたら、探せばめんつゆとかだしの素とか 見つかったのかもしれないけど、 とりあえずキッチン状況の確認を優先することにして。
昆布と鰹節で合わせ出汁を取り、 出汁を布で濾した後、 豆腐はさいの目切りに、長葱は小口切りにする。
こんな異常事態の中、 包丁なんて持って大丈夫かなんて思ったけど、 料理中は意外と無心になるからか、 怪我をすることなく具材を切り終えた。
その後、作っただし汁を鍋に入れて、 具材を鍋に投入し、沸騰するのを待つ。 一旦火を止めて、お玉に取った味噌を溶かしいれると 食欲をかき立てるいい匂いが辺りに広がった。 ]
(108) 2023/07/27(Thu) 14時半頃
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炊飯器も大丈夫そう。
[ そんなこんなで、味噌汁が出来上がると おにぎりでも作ろうかなと、 キッチン内にある炊飯器に触れてみた。
スイッチも入るし、 おそらく使用に問題ないと判断しつつ、 俺は米を研ぐためにざるを用意して、 米をざるに入れると、 水道の水を出しっぱなしにして、 ひたすら米を研ぎ続けた。
冷たい水の感触と、米が指先に触れる刺激が 「俺、こんな呑気なことしてて大丈夫か?」と 思考を一気に冷静にさせたけれど、 まあ、ここまで準備したら最後までやり遂げようと 俺は自分を無理やり納得させた。 ]
(109) 2023/07/27(Thu) 14時半頃
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[ 研いだ米を炊飯器に入れてセットしたタイミングで、 俺はグループLINEを開く。
大藤先輩がこの時点で カフェにいたかいなかったかに関わらず、 俺が大藤先輩のLINEに>>98 初めて気づいたのはこのときだった。
メッセージを読んだ後、 俺もグループにメッセージを送るが、それは、
『カフェに着きました』 『カフェのキッチンは問題なく使えそうです』 『食材や飲み物も豊富にあります』 『味噌汁とおにぎりの準備してます』
という、やはり呑気なものだった。 ]**
(110) 2023/07/27(Thu) 14時半頃
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