10 冷たい校舎村9
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[ 思わず両手で耳を塞いだ。]
(26) 2021/06/08(Tue) 00時半頃
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── 現在・2階廊下 ──
[ 急に大きい音がするから。 音というか、人間の声だった。 ……ということは慎一にもわかる。
それから、聞き慣れたチャイムの音。 規則正しく鳴るはずの音。
規則正しいものって慎一は好き。 そのはずなのに、今ばかりは落ち着かない。 なんで? ってまた頭をよぎる。
だって、今はもう夜だった。]
(27) 2021/06/08(Tue) 00時半頃
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[ そうっと慎一は両手を下ろし、 それから恐る恐る慎重に歩き出す。
せわしなく周囲を見回していたら、 足元の確認が疎かになっていた。
裸足につっかけたままだった上履き。 踵にピリッとした痛みが走って、 そのときはじめて変化に気がつく。>>6
さっきまで、こんなになかったはずだ。 さっきまで、剥き出しの刃なんてなかった。]
(28) 2021/06/08(Tue) 00時半頃
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[ ヒッと小さく息をのんで、 慎一はひどく顔をゆがめている。
皮膚のほんの表面をなぞった程度の、 浅い、浅い切り傷を視認して、泣きたくなる。
精神世界。九重の言葉を思い出す。 これが誰かの心の中だというなら、 かわいそう、というか、悲しいな。
泣きたい。から、ひとりでいるべきなのに、 慎一は今無性にみんなの顔が見たい。 どこにいるんだろう。誰の居場所も知らない。
だから、3年9組の教室のあるほうへ歩いてく。**]
(29) 2021/06/08(Tue) 00時半頃
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[ うん。 今にも泣きだしそうな顔を隠す間もなく、 向井慎一はそこにいる。見つけられる。>>44]
(92) 2021/06/08(Tue) 10時半頃
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── 現在・2階廊下 ── ユーガ。 かかと、切った……、 [ ひっかき傷程度にね。 というか、猫に引っかかれたほうが、 よっぽど深い傷ができると思う。 でも、今にも泣きだしそうな、 あるいは呆然としたような感じで、 慎一はやってきた委員長に報告をする。 気にしないでほしい。 不穏で大きな音がして、 鋭いものを踏んづけて、 ちょっとびっくりしているだけだから。]
(93) 2021/06/08(Tue) 10時半頃
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[ しきりに何かを指先でなぞって、 気分を落ち着かせるだけの時間もなかった。 だから──まあ理由なんてそれだけ。 成長したって言ったって、 慎一は昔も今もずっと些細なことで溺れる。 どうでもいいことで泣きだしそうになる。 それを息ごと飲み込む術を覚えただけ。 たまに、飲み込むことすらできなくなるけど。 まあでも、一回泣いちゃえば落ち着くかもね。 そっちも一回泣いとかなくて大丈夫? ……とは、慎一は聞いたりしないんだけど。]
(94) 2021/06/08(Tue) 10時半頃
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[ 別にため息のつもりもないんだけど、 慎一はよく息を詰めてるから、 ため込んで吐き出して「はあ」って言う。 声をかけてきた男の方を見るけど、 前髪が重たくっていけない。 その下で泣きそうだったりしない? 声が震えていたりはしない? しないんだろうなって慎一は思う。 勝手にそう信じている。 君が炭蔵祐駕だから。 だから、震えを押し殺した声で言う。 慎一もなるだけ表に出さないようにと。]
(95) 2021/06/08(Tue) 10時半頃
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そ、それに、声…… 声したから……、 [ 別に声の主を探してたというより、 慎一が不安だったから、 みんなの姿を探しただけなんだけど。 どっちともとれる言い方をして、 周囲を見回してみれば、 その場所は見つけられたかな。 人の声や出入りする音で少し騒がしい。 慎一は耳ざといほうであるから、 ふいとそちらに顔だけを向けた。 歩き出すのは、まだ少し躊躇うように。**]
(96) 2021/06/08(Tue) 10時半頃
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── 現在・2階廊下 ── …………。 [ 「保健室」というワードが聞こえて、>>115 慎一はとっさに首を横に振っていた。 騒ぎ立てるほどの怪我じゃないことは、 慎一が一番よくわかっている。 ただ驚いただけ。ヘーキヘーキ。 それを口にできればいいんだけど、 そこまでの余裕はなかったので、 ボディランゲージに頼った次第だ。]
(143) 2021/06/08(Tue) 14時半頃
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[ ……別に慎一だって、 何も転んで擦り傷を作るたびに、 こんな顔をしているわけじゃない。 普段なら「いてー」とか、 「やっちゃった」って終わらすはずが、 カッターの刃なんて危険なものが、 床に無造作にばらまかれていたせいだ。 それがいつしか増えたりするせい。 誰かが悲鳴みたいな声を上げるからだ。 ……つまりこの世界のせいだよ。 ってことにしたいんだけれど、 どうやら泣きそうなのは慎一だけだなあ。 炭蔵も、やってきた黒沢も、>>98 目に涙をためてるわけでもない。]
(144) 2021/06/08(Tue) 14時半頃
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[ そうこうしているうちに、 黒沢にも保健室の件が伝わって、 「怪我したの?」って聞かれて、>>122 ……平気ですと言うタイミングを失った。 慎一がもう少し落ち着いていればな。 炭蔵が「連れて行く」と言う前に、 「驚いただけです」って言ってれば。 ……なんでかな。 そのとき急に少しだけ落ち着いた。 心の中がすうっと静かになる感じ。 慎一よりも背の低いふたりが、 普通に会話をしているのを聞きながら。]
(145) 2021/06/08(Tue) 14時半頃
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……あーー、うん。 今度は気ぃつける……。 [ 気を付けてね。かけられた言葉に、>>122 慎一っぽい返事だったと思うんだけど、 やっぱり、あんまり元気は出なかった。*]
(146) 2021/06/08(Tue) 14時半頃
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[ 頼りになる人たち。ちゃんとした人たち。 それを目の当たりにするとき、 慎一の心はときどきすうっと凪いでいく。 慎一は、誰かに頼りたいんじゃなかった。 何も誰かを支えに生きたいんでもなくて、 ……あの目には何が見えているんだろう。]
(147) 2021/06/08(Tue) 14時半頃
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── 現在・保健室へ ── ……マジで大した怪我じゃないよ。 消毒液借りて、バンソーコーもらうだけ。 [ 3年10組を通り過ぎる際、 慎一は予防線を張るように言う。 声の震えはほとんどおさまっている。 明るく元気とまではいかないけれど。 あの叫び声が気にならないわけじゃない。 10組から漂うあわただしい空気に、 通り過ぎながらちらっと中を覗けたなら、 ナニカにふわっと布が被せられる様子とか、 そんなものくらいはチラッと見えただろうか。]
(148) 2021/06/08(Tue) 14時半頃
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[ ひとりでも平気だよ。 そんなニュアンスを含ませつつも、 頭からさっきの悲鳴が離れなくて、 ふと炭蔵に向けて言葉を吐いてしまう。] ……九重が、ここ、 誰かの頭ん中だって言ってた。 [ まさか騒ぎの中心にいるのが、 九重──のような人形とは知らず、 ただ慎一は少し悲しいなって思っただけ。]
(149) 2021/06/08(Tue) 14時半頃
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学校が文化祭なのは、 大事な思い出だから……として、 カッターナイフが落ちてたり、 あんな悲鳴が上がったりすんのな、 ……頭ん中で。かわいそう。 [ そのことを考えると、 慎一の足取りは余計に重たくなる。 突っかけた上履きは歩きづらいし、 地面に擦り付けるようなやり方で、 不格好に保健室への道を歩いてく。**]
(150) 2021/06/08(Tue) 14時半頃
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── 現在・2階廊下 ──
[ たしなめられてた。>>162
おかしいなあ。 慎一のことは慎一が一番わかるはずなのに。 淡々と「大丈夫じゃない」と言い聞かされ、 慎一は保健室に行くことを了承してしまう。
大丈夫だと思うんだけどなあ。 本当にたいした怪我じゃないし。 自分のことくらいは自分でするのに。
そんなこと考えながらぼんやりと、 炭蔵と黒沢が役割分担をするように、 二手に分かれるまでを見ていた。>>163]
(200) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ 慎一は唐突に思ったりもする。 文化祭には慎一の役割が、 わかりやすくあってよかったなあ。]
(201) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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見て楽しいモンではなさそ……、
[ ……保健室への道中。 あとで確認するという言葉に、>>165 異論はないが憂鬱に相槌を打った。
布に染み出した赤い色。 慌ただしく出入りするクラスメート。
……どうせあとで見るなら、 いきなり見つけちゃうよりは、 心の準備ができてよかった気もする。]
(202) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ 九重の話。 ……というよりは、 慎一がしようとしたのは精神世界の話だった。
けど、返ってきたのが九重への心配で、>>166 慎一は一瞬「そうだったっけ」って思う。 話の内容は覚えてるんだけどな。どんな顔してた?]
……ああ、そういえば。 すぐどっか行っちゃったんだよな。
[ 慎一も思い出して──、 確かに変だったなあなんて漠然と思う。 慎一もまさかあの布の下だなんて思わない。]
(203) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ かわいそう。
慎一がこぼした言葉を拾って、 炭蔵がそれとは別に言い方をする。>>168
カッターナイフ。叫び声。 模造紙を切るのに使ったなあとか、 お化け屋敷から響いてたなあとか、 なにもそういう話じゃなくって、
刃物がたくさん散らばってるのは危ないし、 あの叫び声はまあ、楽しそうではなかったし、 頭の中がこんな状態になっちゃうんなら、 そりゃあつらかろうと慎一は思う。
つらいし、かわいそう。それが誰であっても。 ここにいるほかのみんなでも。慎一だとしても。]
(204) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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……持っていきたいのは文化祭だけって、 メールに書いてあったし、想定外じゃね。
大事なはずの思い出が、 なぜかこうなっちゃってるなら、かわいそうだけど。
……つか、つらくない人は、 あんなメール書かないと思う。
[ なので、後者に一票。 ……なにも多数決じゃないけどね。
重たい足取りをしながら言葉を紡ぐ。 時々、5cmほども低い目のあたりを見て、 ほとんど思ったままを口にしながら、 保健室の道のりを歩いてく。もたもたと。]
(207) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ そこまではよかった。
漠然とした誰か、としての世界の主の話。 かわいそう、かわいそうって慎一は言う。
そこに深い意味なんてない。 悲しいのもつらいのもかわいそうだ。
……ちょっとだけ思うんだけど、 炭蔵のその思考そのものが、 人よりも上の立場にいることを、 自覚したことがある人のソレじゃない?>>168
……ああ、いや。 別にそうだったとしても、 何も不思議なことはないんだけどさ。]
(208) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ なんだか改まったふうに言うなあ。>>169
慎一はそんなことをぼんやり思ってた。 「深い話はして来なかった」、うんそうだね。
慎一は、必要がないと思ったというより、 しようと思ったことがなかった、だけど。
楽しい話がはじまる空気じゃないなあって、 さすがの慎一も身構えはしていたんだけどな。]
(209) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ ……なんでよりによって、 その言葉を選んじゃうかなあ。]
(210) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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[ 「それって、送り主探しのための質問?」 ……って、おどけて聞き返せばよかったかな。
残念ながらその瞬間に慎一は、 なんていうか、「あーー……」って感じ。
言葉にしないほうがいいものもあるんだよ。 例えば、すうっと頭の中が落ち着いたあと、 膨らんでくるもやもやとしたものについて。]
(211) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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……逆に、 「生きやすそうだなあ!」って人に、 ユーガ、そういう聞き方すんの?
[ いいんだけどさ。慎一はへらっと笑う。 ……冗談じゃないんだよなあ。 炭蔵が冗談を言っているようにも見えない。
言葉にしたら全部本当になっちゃう。 認めなきゃいけなくなる気がしてヤなんだけど、 もう今さらだしなあって慎一は思う。
それじゃあ、真面目に聞いてるふうだし、 慎一も真面目に答えるよ。だから聞いてね。]
(212) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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ずっと生きづらいよ。 いつも息はしづらい。 でも仕方ない。それが俺だから。 生きるなら、それに付き合ってくしかない。
[ ヤだなあ。ふんわりと抱えてたものが、 言葉にするとはっきり輪郭を帯びるようで。
少しずつ受け入れてきたつもりなんだけど。 うまく付き合う術を探してきたつもりだった。
それでもこう言葉として並べ立てると、 慎一はなんだか自覚するし考えちゃう。 なんでこうなんだろう。生きるのは疲れる。]
(213) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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……たまに思うけどね。 みんな俺とは違う世界を見てるのかもって。
ユーガにはどんなふうに見えてんの? いろんな音とか光とか情報が、 一つひとつ順番に流れてきたりでもすんの?
次にやるべきこととか、 困ってる人が浮いて見えたりでもする?
疲れない? 泣いたり、後悔しない? なんでうまくできないんだろうって、 自分自身がしたはずの行動や思考に、 うんざりしてヤになっちゃうこともない?
(214) 2021/06/08(Tue) 19時半頃
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