17 【半突発身内村】前略、扉のこちら側から
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[タルトの中には、 タルトのことを覚えていてほしい、も、>>2:151 タルトのことなど忘れちゃってもいい、も、どちらもあります。
出られないから出たい、も、 帰りたいから出たい、も、どちらもあります。>>2:155
タルトは戸惑いません。 思い出すことができました。 タルトに帰りたいをもたらしたのは……、]
(252) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[陳腐な約束ではなく、 現実世界にて出会ってもオトモダチになれるか――そういう賭け、あるいはゲーム。
歌をうたうことが役割の“彼女”の提案に乗ってのことでした。 それは、そう、 今手にしている楽譜の練習中のことで]
(253) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[タルトに戸惑いはありません。 わかっていることです。 こんなゲームができるのは、同じ世界にいる誰かとだけです。 タルトの――いえ、■■のそばで息をしてくれる誰かに、なってくれるかもしれないのも。>>2:156
わかっていても寂しいものは寂しいのです。 手紙をくれた見知らぬ誰かさんと、そうはあれないことが。
お礼の言葉を紡ぐ代わりに、 ぽたり、としずくが星の生まれた紙片に落ちました]
(254) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[そのしずくの落ちた後も乾くころ、 夜を裂くような遠吠えが聞こえました。>>138 少女の腕が獣のそれに変ずるのを見ていたタルトは、 ホリーのものだ、と直感的に思いました。
タルトは知りました。伝承上のいきものが存在することを。 それでもタルトの世界は崩れません。 ホリーは知りました。クリームソーダのことを。 それでもホリーの世界は――それからホリーは、どうなるのでしょう。 似たような傷と、思い出をもっていたのかもしれないひと]
(255) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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どうか、わすれないでね……。
[タルトが願うことはそれだけでした。 やっぱり寂しいものは寂しいけれど、 笑って見送ることはできました]
(256) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[タルトの手の中に鍵はありません。 ただ、楽譜の束だけがあります。 練習してきたあとを示すような書き込みまでそのままです。 しかしこれだけだと寂しいから。 片隅に、黒髪の少女と、緑の竜と、白いねずみの似顔絵を描きました。
なお、似顔絵ですが、 可愛く書けた度合いは52(0..100)x1点の模様。
それを終えると、カウンターの一席から立ち上がりました]
じゃあ、タルトも行くよ。
(257) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[海色の扉を目指して歩きます。
タルトは神様ではありません。 何故この場所にいたのか、そもそもなぜこの場所が存在するのかもわかりません。 わかるのは、きっと、扉をくぐってしまったら戻れないこと。
扉の向こうに見えるのは、電脳世界でのタルトの部屋。 今履いているふわふわの靴のような可愛らしい色合いでまとめられて、 そこに海のような青色はひとつもありません。
現実の世界の色は、これから先どんなふうに見えるでしょうか。 タルトには分かりません。きっといい色になるとも未だ、言い切れません。 せめて久しぶりに見るおひさまの光が、眩しいものであることを願いながら、今は、ただ、]
(258) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[*電脳世界の兎は夢を見ます*]
(259) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[ ありがとう、と少女は告げました >>167 その扉の向こうからは、 ほんの僅かに 希望の花の香りがした気がします そうして彼女もまた、来た時と同じように、 靴音を響かせ、扉の向こう側へと帰っていきました ]
(260) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ 揺れるスカートのいろを見ました>>149 またね、と手を振ってくれた女の子>>240 届ける前のその手紙に、 最後の一文が付け足されるのを見ました 扉の向こうで規則的に鳴る、何かの音を聞きました ]
(261) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ かれは居心地がよかったと言いました >>210 そう思っていただけたなら 白い生き物だって、まんざらでもないのです 彼が最後に残した手紙の内側からは とても、とても、甘い匂いがしました ]
(262) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ 白い生き物は彼女の名前を聞きました>>154 誰かの名前を語り継ぐことはないですが それでももしまた道に迷って彼女が現れるのなら 今度は名前を呼んで出迎えようと決めました>>171 ]
(263) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ はじまりとおわりが重なる扉のなかへ 漆黒の獣が走り去るのを見ました >>57 美しい黒い彗星のような、 白い生き物よりもずっと大きく そして凛々しくて勇ましい生き物でした ]
(264) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ 一度自由を奪われました >>195 静寂を破って聞こえたこえは 本当に発せられたものかはわかりません それでも確かに白い生き物には残りました やさしく、あたたかな、ぬくもりでした ]
(265) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ いつのまにか美しい緑の木がありました>>204 はじまりは赤い色 たくさんの痛みを抱えた生き物でした>>0:57 けれど、かれは見違えるように元気になりました もう、心配いりません 小さな生き物は、大きな生き物を見送ります ]
(266) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ たくさんの白と黒が舞い落ちるのを見ました>>132 最後に彼女が書いてくれた似顔絵は なんとも評価しずらい点数でしたので>>257 白い生き物は、もう少しいけめんに描き給えとでも 怒ったかもしれませんね もちろん本気ではなかったのですけれど ]
(267) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ どこかでクリームソーダという飲み物の 甘い匂いがした気がしました ]
(268) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ そうしてまた 白い生き物はひとりになりました ]
(269) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ 記憶の主を消された思い出たちは ひとつひとつ、その姿を消していきます
誰かが最後に使ったグラスも 誰かが最後に使ったペンも 誰かが最後に残した数多の紙も 誰かが最後に残した緑の木々も
もっと些細なものだってそう 誰かの靴の裏についていた土も 誰かの服がほつれて落ちた繊維も ひとつひとつ、その姿を消していきます ]
(270) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ そうしてなにもない広い白い世界に やっぱり白い生き物は、ひとりでした ]
(271) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ ぽつんとひとつ、カウンターがありました その「上」には、白い生き物が座っています ]
(272) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ いいえ、ほんとうはそれだけではありませんでした
カウンターの内側、 小さな生き物だけが通れるような 小さな扉がひとつ、ありました。
ちゃあんと、鍵だって、もうあるのです ]
(273) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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[ だけど、その扉をくぐらないのは、 いつまでもアシモフがアシモフとして この世界にいるのは ─── ]
この世界だとチーズが食べ放題じゃからな
[ もし聞かれたら、 かれは戯けてそんなふうに答えるでしょう ]
(274) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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ひとりって、寂しいでしょう。
だから、扉のこちら側くらい
誰かと寄り添っていられる世界であるように。
行かなくちゃいけないと、
あなたがそう決めた、その時までは。
(#0) 2022/03/15(Tue) 10時頃
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…………。
(275) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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ふと思い立って
白い生き物も見よう見まねでペンを取りました。
たくさんのひとたちがそうしてきたので
使い方くらい、わかります。
そうして、手紙を書いてみようと試みました。
(#1) 2022/03/15(Tue) 10時頃
「 前略、扉のこちら側から 」
(#2) 2022/03/15(Tue) 10時頃
「 扉のあちら側の、誰かへ 」
(#3) 2022/03/15(Tue) 10時頃
そう書こうとして、白い生き物は手を止めます。
それから首をひとつ振って、
手紙を無かったものにしました。
(#4) 2022/03/15(Tue) 10時頃
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ま。 ここでチーズ齧ってるくらいが おれはちょうど良いじゃろう。
[ そうしてまた、白い生き物はチーズを齧り始めます 誰か、この場所が訪れる人がいるならば、 嬉しそうに顔をあげて、それを手招きするのでしょう 近寄ってくれなかった場合には きっと、露骨にしょんぼりするのでしょう >>0:2
だって、白い生き物だって ひとりぼっちはやっぱり寂しいですからね ]**
(276) kozakana 2022/03/15(Tue) 10時頃
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