17 【半突発身内村】前略、扉のこちら側から
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[失礼なことを言っちゃっていたことは、>>2:201 気付かれてもあとで謝れば済む話にすぎないものでしたが。
少女に「とうとい」などなんだの言っていたことを気付かれていた際には、>>2:202 タルトの方が恥ずかしくて死にたくなっていたはずですから、 今の状況はタルトにとって幸いでした。 いえ、タルトはわりかし堂々とした態度をつくれるのですが、 背後の■■が恥ずかしさで身悶えする羽目になるので、 この場合は――…… まあやっぱりタルトにとって幸いだった、ということにしましょう]
(58) Akatsuki-sm 2022/03/11(Fri) 13時頃
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へ……? こ、困らないでいいよ? タルトは神様じゃないから、ふつうに挨拶していいし、 そもそもクリームソーダだって、たいそうなのみものじゃないし……。
[神様への捧げもの……?>>2:203 盛大にスケールの大きい言葉が出てきてタルトは驚きました。
そのへんの誤解を解かない方が面白そう。 などという愉快な性格をタルトはしていなかったので、 クリームソーダはタルトの世界にはよくあるのみもので、 タルトはこれが好きなだけのただの人間であることを、 15分くらいかけてつらつらと説明しました。 ……どのくらい伝わったかどうかはさておき]
(59) Akatsuki-sm 2022/03/11(Fri) 13時半頃
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ホリー……なんだか強そうな名前だねえ。
[この時タルトの脳裏に浮かんでいたのは、RPGの属性のことでした。>>2:204 聖属性は強い]
わ……わかるんだね、ホリーには、 この名前のよさが……嬉しいなあ。 「タルト」はタルトの世界にある甘いお菓子の名前だからね……。
[名乗ってもらったばかりの名前を呼びながら、 にっこり笑ってうれしさを示します。 いかなる漢字に変換していようとも、甘い感じのものからタルトの名前をとったのには間違いありません。
一方で心に引っかかることがひとつ。 自分の名前がどうして「ホリー」なのか不思議がる彼女に、 家族は――親はいるのでしょうか。 そのことひとつ訊けないままに、時間は過ぎ去っていったのですが]
(60) Akatsuki-sm 2022/03/11(Fri) 13時半頃
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いいよ……。 ホリーが悪いひとじゃない、ってことは、タルトにはなんとなくわかるから。
[それから彼女の話を、>>2:205>>2:206 ときどき相槌をうちながら聞きました。
営むために、という言葉は、 学校にもろくにいかず引きこもりがちな身の上にはうっすらとしか思い当たりませんでしたが、 (親にも先生にもそれなりの苦労がある――とまあ、そのくらいの) おおよそ「生きるために」という言葉と一緒だろう、と変換はできました]
(61) Akatsuki-sm 2022/03/11(Fri) 13時半頃
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(タルトの役割は、現実から逃げるため、あるいは―― 寂しがりやの■■が部屋の外と関わるための、 媒体のようなものです。
それでも生きていると言えるのか。
誰かがそうだと言えばそうなるのでしょうか)
(62) Akatsuki-sm 2022/03/11(Fri) 13時半頃
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………! じゃあ、ずっと、人間に紛れて暮らしてたの……?
[少女のような見た目のホリーは、 その人生(狼生)のどれだけをそうやって暮らしてきたのでしょうか。
タルトが仮初めの姿のまま電脳世界に閉じ込められてしまってから、 まだ1年経ってもいないです。体感的には。 ですから、やはり、目の前の彼女がタルトよりも長い間、 仮初めの姿のままで暮らしていたように思えてならないのです]
(63) Akatsuki-sm 2022/03/11(Fri) 13時半頃
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[演じようが装うことをしようが、 “本物”がそこにあることには変わりない――確かにそうです。 ですが、ホリーにとっての本物、あるいは本能と言うべきものは、 伝承に則ればひとを喰らって糧にするモノです。 それを抑え込んでいて苦しくなかったのか……といったことは、 タルトの訊きたいことではありませんでした]
あの、……なんて言ったらいいんだろう、 ホリー、今のあなたは、……人間がこわくないの?
(64) Akatsuki-sm 2022/03/11(Fri) 13時半頃
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(伝承にある恐怖をもたらす存在より、 異質を排除したがる人間の方が、ずっとこわいよ。 特に何をしたってわけでもないのに……あんな目をして見てくるんだから)
(65) Akatsuki-sm 2022/03/11(Fri) 13時半頃
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[そうして、どんな世界も、 人間がたくさん集まれば強いということは、 タルトの予想できる範囲内のことでした]
それとも、こわいけど、 ……それでもいい思い出を手放せない、って、そういうものなのかなあ……。
[この先どんなやりとりが繰り広げられたかはさておき。 最後の問いに肯定があったなら、 「ならばおんなじだ」と、にっこり笑って頷いたことでしょう**]
(66) Akatsuki-sm 2022/03/11(Fri) 13時半頃
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[タルトの役割は、 ステージの後ろの方でキーボードを弾くことでした]
(126) Akatsuki-sm 2022/03/13(Sun) 00時頃
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[電脳世界においてもう一つの人生を歩むことも可能となった、 そういう話は既にしたことがありますが。 では具体的にどのような感じだったかと言いますと。
単にアバターを電脳世界の中で自由に歩ませる、のみならず、 様々な物語やシチュエーションを疑似体験できる、 そのような場《システム》が発展の最中にありました。
タルトや――他の多くの人々が閉じ込められたのは、 本格稼働して間もないそのシステムのひとつでした。 バンドを組み、各々が奏でる音楽を磨き上げ、時に腕前を披露しあう。 そのようなことが体感できる電子的箱庭は、 何があったのか知りませんが突然閉ざされてしまったのです]
(127) Akatsuki-sm 2022/03/13(Sun) 00時頃
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[ものすごいことに、タルトの中には、 自分が電脳世界に閉じ込められていたと知らず、 ふつうに暮らしていた記憶があります。
現実世界から潜入し、 電子的箱庭のいったんの凍結に動いている人によると、 夢だと分かっていて見ている夢のようなものらしいです、この記憶は。
今、タルトも、タルトと同じバンドにいるひとたちも、 認識を改められ、現実世界に引き上げられるのを待つばかり……、 という状況である、はずです。 その最中、どういうわけかタルトだけ、 外に宇宙の景色が広がる真っ白なドームーータルトにとっては未知未踏の新世界に来てしまった]
(128) Akatsuki-sm 2022/03/13(Sun) 00時頃
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どうしてタルトだけ、だったのでしょう……。
[それはどこかの誰かさんへ手紙を書いた後。 不思議なことに手元から消え去った手紙の行く末を知ることもなく。 ぼんやりと俯いて呟きました。
いえ、別にいいのです。ひとりぼっちでこの景色を見ようが。 それはそれで心地よい気持ちになれたでしょう。 だってひとりの方がずっと楽だって、知っています]
(129) Akatsuki-sm 2022/03/13(Sun) 00時頃
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[それでも。 他人とのつながりを求めずにはいられないことも知っています。
その証明が、今のタルトの気持ちです。 悪い気分はしないのです。
見知らぬ――いえ、名前は知れたのですからもう知り合いの――ひととささやかに触れあいました。 好きなものの話をしました。 クリームソーダが『幸福と永遠の象徴』と呼ばれることもまた悪くない気さえしました。 未だ、永遠は実感できないものですが]
(130) Akatsuki-sm 2022/03/13(Sun) 00時頃
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[それだけにとどまらず。
ひとが怖いくせに、よかった思い出を手放せないこと。 現実世界に行きたい思いはあるくせに、 何のために生きたいのかわからないこと。
本質の一部分を、自ら明かしてしまったわけです。 異なる世界から来たであろう者に。 顔も知らない、 (ひとですらないと思いもよらない) どこかの誰かさんに。
いつかは時の波に消え去るとしても、 それでもタルトが打ちたてた砂の城は、 タルトが信じる限り崩れはしない城です]
(131) Akatsuki-sm 2022/03/13(Sun) 00時半頃
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[結局、タルトだけでよかったようなやっぱりよくなかったような……? わからなくなってきました。 その分からなさも、一瞬生じた、 タルトのことは忘れちゃってもいいよ、という思いも、 歌となって零れ出ることはありませんでしたが、 タルトの目の前には、静かに白と黒の乱舞が舞い降りました。 楽譜の束――それも見覚えのあるものでした。
それを静かにめくっているうちに、首を傾げました。 楽譜の間に、別の紙片が紛れ込んでいることに気がついたからです**]
(132) Akatsuki-sm 2022/03/13(Sun) 00時半頃
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[タルトはその時、星が生まれる瞬間を見たような気がしました。 楽譜の間に挟まっていた紙片、 そこに書かれていた文字は、それほどまでに強く瞬いているように、タルトには見えました]
(251) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[タルトの中には、 タルトのことを覚えていてほしい、も、>>2:151 タルトのことなど忘れちゃってもいい、も、どちらもあります。
出られないから出たい、も、 帰りたいから出たい、も、どちらもあります。>>2:155
タルトは戸惑いません。 思い出すことができました。 タルトに帰りたいをもたらしたのは……、]
(252) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[陳腐な約束ではなく、 現実世界にて出会ってもオトモダチになれるか――そういう賭け、あるいはゲーム。
歌をうたうことが役割の“彼女”の提案に乗ってのことでした。 それは、そう、 今手にしている楽譜の練習中のことで]
(253) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[タルトに戸惑いはありません。 わかっていることです。 こんなゲームができるのは、同じ世界にいる誰かとだけです。 タルトの――いえ、■■のそばで息をしてくれる誰かに、なってくれるかもしれないのも。>>2:156
わかっていても寂しいものは寂しいのです。 手紙をくれた見知らぬ誰かさんと、そうはあれないことが。
お礼の言葉を紡ぐ代わりに、 ぽたり、としずくが星の生まれた紙片に落ちました]
(254) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[そのしずくの落ちた後も乾くころ、 夜を裂くような遠吠えが聞こえました。>>138 少女の腕が獣のそれに変ずるのを見ていたタルトは、 ホリーのものだ、と直感的に思いました。
タルトは知りました。伝承上のいきものが存在することを。 それでもタルトの世界は崩れません。 ホリーは知りました。クリームソーダのことを。 それでもホリーの世界は――それからホリーは、どうなるのでしょう。 似たような傷と、思い出をもっていたのかもしれないひと]
(255) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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どうか、わすれないでね……。
[タルトが願うことはそれだけでした。 やっぱり寂しいものは寂しいけれど、 笑って見送ることはできました]
(256) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[タルトの手の中に鍵はありません。 ただ、楽譜の束だけがあります。 練習してきたあとを示すような書き込みまでそのままです。 しかしこれだけだと寂しいから。 片隅に、黒髪の少女と、緑の竜と、白いねずみの似顔絵を描きました。
なお、似顔絵ですが、 可愛く書けた度合いは52(0..100)x1点の模様。
それを終えると、カウンターの一席から立ち上がりました]
じゃあ、タルトも行くよ。
(257) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[海色の扉を目指して歩きます。
タルトは神様ではありません。 何故この場所にいたのか、そもそもなぜこの場所が存在するのかもわかりません。 わかるのは、きっと、扉をくぐってしまったら戻れないこと。
扉の向こうに見えるのは、電脳世界でのタルトの部屋。 今履いているふわふわの靴のような可愛らしい色合いでまとめられて、 そこに海のような青色はひとつもありません。
現実の世界の色は、これから先どんなふうに見えるでしょうか。 タルトには分かりません。きっといい色になるとも未だ、言い切れません。 せめて久しぶりに見るおひさまの光が、眩しいものであることを願いながら、今は、ただ、]
(258) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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[*電脳世界の兎は夢を見ます*]
(259) Akatsuki-sm 2022/03/15(Tue) 09時半頃
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