27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
──事の始まり──
[おそらく、直近で聞いたのは大きな衝撃音。 《バツン》 って、いったかもしれない。>>#0]
…────、
[再び目を覚ました時は床に倒れていた。 ゆっくりと体を起こして辺りを見回す。直近で眺めていた絵画の前だと知って、すぐに意識を失う前後の記憶は繋がった。気を失って倒れていた以外、変わった事はなさそうだったが……]
……?
[どこからか聞こえてきた、歌うようなバリトンボイス。>>1 声の方へ視線を移せば、この世のものとは思えない姿と遭遇した]
(205) 2023/07/27(Thu) 22時半頃
|
|
…───黒翼の天使、
[様相に加えて、あっさりと死を告げる口調は現実離れしていて、己の身の上に起きた事を聞いてもにわかに信じがたい、……と思ったけど。 否、信じるさ。 あっさりと認める事にした。何故なら、]
……《俺》、あなたと会った事あるよ。
いや、あなたじゃないな…… あなたとよく似た感じの人だったよ、 背中に白い大きな翼を拡げて、ね
今から十年前だったかな。
[当時住んでいた家で、両親と自分。家族三人で過ごしていた夜の事だった。 リビングにはクリスマスツリーを飾って、テーブルの上にはケーキやチキンが並んで。 お腹いっぱい食べて、たくさん遊んで、楽しくて。あとは歯磨きしていい子にして寝れば、サンタさんがプレゼントを届けてくれるよって、両親に優しく諭されて眠りについた]
(206) 2023/07/27(Thu) 22時半頃
|
|
それで、夜にふとした拍子に目を覚ましたら、 光り輝く白い天使に遭遇したってわけさ サンタじゃなくて天使が来たんだ、って思ったかな
[その後、何をどう過ごしたかはよく覚えていない。 ただ、両親も起き出してきて、三人で楽しいイブの続きを過ごしたと思う。 そうして再び眠りについて、目を覚ました時には、]
(207) 2023/07/27(Thu) 22時半頃
|
|
[俺は、見知らぬ天井の、白いカーテンに囲まれた病院のベッドの中に居た。 たったひとりぼっちで。 両親とは二度と会う事は出来なかった。 その数日後、…───都内の一軒家に押し入り、強盗殺人を犯したという当時17歳の少年が逮捕されたニュースは、しばらくの間、日本中を大きく騒がせたものだった。]
(208) 2023/07/27(Thu) 22時半頃
|
|
[誰かに訪れる死を予告して、黒翼の天使が姿を消した後も、しばらくその場に佇んでいた。 死んだのは、みなさまのうちの一人って言ったな。>>3 みなさま、……他にも自分と同じ境遇にある人物がいるのか。それは自分かもしれないし、別の誰かかもしれない、と]
……おっと。
[尻ポケットに入れていたスマホが震えて片手で取り出す。 画面を見れば、ここを訪れる際に同行してきた先輩たちからのメッセージが飛び交っていた]
なるほど、同じ境遇なのは先輩たちかぁ、 ………、
[文面は追わずに一旦スマホをポケットに戻す。 どうせ今いるココは、今までと同じようであって違う、夢と現実の狭間みたいなものだろうから]
……現実寄りに戻る前に、 もう少し、夢の中で絵の鑑賞させてもらいますね
[自分の無事を伝えるメッセージは後回しにして、意識を断つ前と同じように、絵画の鑑賞を続けることにした。*]
(209) 2023/07/27(Thu) 22時半頃
|
|
──承前>>208──
[事件が発生して、十年が経った。 俺の両親を殺した犯人は、まだ刑務所の中で生きている。 この国では二人殺せば死刑になるのが当然と思っていたが、逮捕された当時まだ未成年だったとかで、裁判が随分と長引いていた。
事件後、俺は生まれ育った家を離れ、遠い地方に住む親戚の家に引き取られた。 名を変えて持ち物もすべて改めて、まったく違う家の子のふりをして過ごした。 田舎の高校を卒業して、進学のために上京した際は髪を染めて印象を変えようとした。 幸い、俺の過去を知る人物とは未だに再会していないし、出会ったところで認識されずに済むだろうとは思っている]
(233) 2023/07/27(Thu) 23時半頃
|
|
[ところで、犯人から遺族へ当てた謝罪の手紙とやらが何年にも渡って届けられたが、すべて受け取り拒否をしていた。 しかし、何かの折か。 犯人が描いたという絵を一度だけ見た事がある。
素人目にも、意外に上手く描けていると思った絵。 鉛筆描きの風景は、実在するのか架空のものか。
縁もゆかりもなかった赤の他人の家に、突如押し入って二人も殺したくせに、一体何を考えてこれを描いたんだろうな。 綿密なタッチに込められた感情はどんな物だったんだろう。
それがきっかけだったか、以降俺は美術館に通うようになり、絵画から作者の思惑を探ろうとするようになった。 ちなみに、犯人からの絵は現在手元にはないが、追い求めた答えはまだ見つかっていない。*]
(235) 2023/07/27(Thu) 23時半頃
|
|
──美術館棟B1F──
[大きな音?事故?何かに巻き込まれる前は、訪れた人々で中々混雑していた館内だが、人気が減ったおかげで今や館内の展示品を一つずつ、ゆっくり丁寧に眺める事ができる。 その間にも、尻ポケットに入れた携帯は何度も震え、先輩たちからのメッセージが次々と届いていた]
……せっかくの貸し切り状態なんだから、 先輩たちも、もっと楽しめばいいのになぁ
[展示室のソファーに腰を下ろし、スマホを再び取り出す。 館内は圏外。館内のWi-Fiは使えるようだけど、外部への接続は不可。 唯一可能なのは、この館内に居る者同士の連絡のみ、、、らしい]
(247) 2023/07/28(Fri) 00時頃
|
|
カフェに集まるのかな…? う〜ん、でも、 さっき、出てきたばっかりだよな〜…
[食材の確保とおにぎり味噌汁を提供してくれてるのは、福原先輩のようだ。 そういえば、来る時にもバスの中で美味しそうなおにぎりの匂いがしていたっけ。思い出したら、ちょっと食べたくなってきた]
夢の中なら飲まず食わず寝ずとも、 問題なく生きていけそうなのにね でも、美味しそうだし、後でいこっかな
[あとは、安否確認とか無事報告とか? 館内を見回って異常がないか点検して情報共有している風]
サバイバルだな〜…
[みんな賢くて善人で頼りになる先輩たちばかりだ。 と、素直に感心する]
(248) 2023/07/28(Fri) 00時頃
|
|
[グループLINE宛に全員へのメッセージを投稿する] ”柊です。無事です。” ”周囲も異常なし。” ”今、地下一階に居ます。あとでカフェに行きますね。”
[とりあえず、みんな無事を伝えているようだから、自分も合わせよう。 メンバーの中では、俺のメッセージが一番最後だったかもね。*]
(249) 2023/07/28(Fri) 00時頃
|
|
──承前A──
[事件当時の犯人と同じ年齢になった時、今の自分が《あの場》に居れば、両親を守れたんじゃないかと考えた。 そして、どうやったら、見ず知らずの他人の家に突発的に押しかけて、衝動で殺人を犯す心境になるか改めて考えてみたが、やっぱり分からず終いだ。 叶うならば、今すぐに犯人を殺したいほど憎んではいるが]
さっきの天使、俺の元に来るんじゃなくて、 あいつの方に行けばよかったのにな…
[あの事件に巻き込まれて、たまたま助かりはしたが、あの場で尽きていたかもしれない命だ。今回ここで断たれても、所詮ここまでの命運だったと諦めて受け入れられる気はする。ただまあ、あいつより先に死ぬのはやはり癪だから、もう少し生き長らえたい気もするが、その場合は]
先輩たちの誰かが死ぬって事だよな
[その可能性を考えると胸が痛んだ。誰とも学年が合わず、交流もそこそこではあったかもしれないけど、研究室へ向かえば教授を始め、誰もが温かく迎えてくれたと思う]
(289) 2023/07/28(Fri) 09時頃
|
|
[あの人たちの誰かを死なすのは惜しい。 でも、自分もまだ死にたくはない]
どうすればいいんだろうね…。
[既に事故は発生して、誰かが犠牲になった事実は覆せないだろうから、この夢の世界から目覚めるまでは答えは保留か]
(290) 2023/07/28(Fri) 09時頃
|
|
[どうあれ答えは今出てこない。天使の居場所を突き止めて問い質してみたさもあったけど、あの口ぶりでは教えてくれないような気がする]
だったら、考えるのやめるか
[両腕を上に伸ばし、軽く反ってから肩を上下に一度揺らす。首を回してリュックを背負いなおした。]
え〜と、……次、どこいこっかな… 地下は見たから……上に行ってみよっかな
[壁の案内板に従ってエレベーターまで移動する。ここまでは誰とも会わなかったかな。 もう少し行けばカフェがあって、おにぎりとお味噌汁が用意されているのを思い出したけど、先に貸切美術館を満喫しようと思う。
エレベーターに乗り込んで、2階のボタンを押す。 そうそう、周囲の人は消え失せてしまったけど、館内設備は普通に使えるみたいだな。 LINEの流れをざっと把握しつつ、どうせ現実に限りなく違い夢の世界なら、どうとでもなるような気もして]
(291) 2023/07/28(Fri) 09時頃
|
|
──美術館二階──
ここは特別展か……へぇ…
[初めて踏み入るフロア。 まずは順路に従って眺めてみようか。 ここで誰かに会えるかな。 会ったら普段通りにペコリと頭を下げて]
先輩、ドモ。 貸切状態、快適ですね
[なんて、笑顔と共に軽く冗談めかしたかもしれない。**]
(292) 2023/07/28(Fri) 09時頃
|
|
──二階特別展──
[二階に到着して展示を眺めていると、声をかけられた。 振り返ると、手を挙げてこちらに近づいてくる福原先輩の姿があって>>382]
ドモ、福原先輩。 いや、イチゴポッキーブラザーズの名に於いて …───、兄さん!
[ちょっと調子に乗って呼んでみたりして]
人が多くて見づらいよりはずっといいですよ〜 ええっ、寂しいですか? だったら俺、先輩の隣でずっと喋ってましょうか?
[なんちて。ここまで来ると調子に乗り過ぎか]
(388) 2023/07/28(Fri) 21時半頃
|
|
カフェでおにぎりとお味噌汁、作ってくれたんですよね ありがとうございます あとで食べに行きますね
俺、ここに着いて早々に先にケーキ食べちゃったんで まだあまり腹減ってないかな〜って
[寂しいって言いましたね。苦笑を浮かべて。 どこかお疲れにもみえる先輩に、普段よりも饒舌に語りかける。黒翼の天使に遭遇して以降、少しキャラ変したように映っちゃうかな。 むしろ、こっちが本性なんだけどね]
で、気分転換ですか? 折角来たんですから、 一度くらいは一回りしておきたいですよね
[本来、ここへ来たくて来たのでは? 違いましたっけ、と首を傾げて尋ねた。*]
(389) 2023/07/28(Fri) 21時半頃
|
|
[ こんなにも、非現実的で、 明日にも、生きるか死ぬか分からない状況で、 ちょっとでも油断すれば狂気に囚われそうなのに、 出来るだけ平静を保って、 軽口を叩いて
残された時間を恐怖に囚われて怯えて過ごさないように、 天使が言った神が示した温情ならば、 出来るだけ楽しい方向で過ごした方が良くないか? ]
(394) 2023/07/28(Fri) 22時半頃
|
|
──二階特別展── アハッ、先輩ノリノリですね
[よかった。 冗談には冗談で返すくらいの余裕はあるみたいだ>>390 こちらはもう少し自然な笑みを返して]
黒い翼バサァっていう男に、 さっき、会ったんですけどね。 そのあと誰とも会わなくて……で、ここでようやく、 先輩に会えたってわけです
俺は寂しいのはイヤなんで、 先輩がイヤというまで一緒に居てくださいッ
[こんな時にも気遣いを示してくれる先輩は、 夢の中で俺が創り上げた偶像じゃなくて、 紛れもないご本人だよな。温かくて優しくて心に染み入る]
(395) 2023/07/28(Fri) 22時半頃
|
|
>>391 え、また作ってくれるんですか? 先輩って料理お好きなのでしたっけ。 得意メニューは何ですか?
[聞けたらそれをリクエストしちゃおうかなって]
少しでも多く誰かと、……ですか。 俺もそうしたい、な。 最後に居なくなるのが俺だとしても、悔いは残らないようにしたいっスね… じゃあ、しばらくの間でいいんで、 他の先輩探し?ご一緒させてください
[展示は合間に見るのでいいか。この世界に於ける時間的猶予が、どれだけあるかは知らないけど(前は一晩だったしな)一人になった時間にまた、見ればいいわけだし]
(397) 2023/07/28(Fri) 22時半頃
|
|
ふふ、違いますよぅ この世界には俺だって来たくなかったです 貸切って言いましたけど、本当にいいわけないじゃないですか〜
来たくてって、この美術館の事ですよ 俺は授業でもないのに、連れてきてもらった立場なんで
[また苦笑を浮かべる先輩に、ちがうちがうと首を振って笑って]
そういえば、ここへ来る途中のバスの中で、 虫の知らせがと不安がってたの、銀先輩でしたっけ。 来る途中、雷には打たれなかったけど、 まんまと事故には巻き込まれちゃいましたね、……。
[自分はまったく不安を感じなかった鈍感なので、話半分に受け流してしまったコトを後悔した。反省]
(398) 2023/07/28(Fri) 22時半頃
|
|
銀先輩とか、みんなも無事かな あ、福原先輩!探検するなら付き合いますって〜
[やや賑やかにしながら、彼の後ろについていった。*]
(399) 2023/07/28(Fri) 22時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る