33 桜森高校同窓会
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── キャンプファイヤー ──
[頼んでおいたキーボードをフロントで受け取り、 大和が指定していた場所まで辿り着いた。 少し遅れて来たので、準備は既に出来上がっていて。]
ごめん、リラックスルームでちょっと ゆっくりしちゃった。 キーボード貸してもらえたよ〜。
[話しつつ、キーボードとともに抱えていた ふたつの折り畳み椅子を並べて、片方は沙羅に促す。 その横に座って、キーボードの動作確認を。 なんだかデジャヴな感じだ……。]
Bluetoothの61鍵………うわぁ、クルーエル製だこれ……
(15) steel 2024/02/20(Tue) 22時頃
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[あの会社、楽器まで作ってるのか。 鳴らしてみると問題なく弾けそうだった。]
ピアノほどの音域はないから、それなりだけど。 適当に弾くよ。
あ、俺、5と7焼いといて!
[焼き加減は1………だが、 桐野はちょっと焦げ寸前くらいが好きだったりするので 場合によってはもうちょっと焼こうかな……。]**
(16) steel 2024/02/20(Tue) 22時頃
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キリノは、ちょっと追加で焼いておいてよかった……(心から)
steel 2024/02/20(Tue) 22時頃
ASIOS キリノは、メモを貼った。
steel 2024/02/20(Tue) 22時頃
ASIOS キリノは、メモを貼った。
steel 2024/02/20(Tue) 22時頃
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── キャンプ ──
[肉系をちょっと焼いてもらって食べつつ、 音慣らしをする。 大和が食べてるやつ、黄色いものがはみ出してるけど 質感といい色といいマスタードじゃないのか……?と 気になったが、ツッコむのは何となくやめた。]
女子の手作りおやつまで並んでてすごいな。 そういえばVRでは食べ物無かったね。 食べ物があるっていいな〜…
[>>31 沙羅の焼いてる茄子が美味しそうだなーと じっと見てたら、一口もらえたかな? そのうちに大和の>>29"ピリっとしててうめー!"が 聞こえて、やっぱりマスタードじゃん、と笑う。]
(56) steel 2024/02/21(Wed) 16時頃
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[沙羅とニジノが🐺🐶ぬいを交換するのを眺めていると >>36 リクエスト曲のことを聴かれたので、 適当に鳴らしていた音から、徐々に"その曲"の メロディーに近付けていく。]
うん、大丈夫。
[そう言って、音少な目に鳴らしながら、 ニジノの言葉を聞いた。>>37
そういえば、VRの時にも踊りを見たいと言ったけど あのときは断られたんだっけ。 4年越しで叶うのも感慨深いものがあるな、と思いつつ ニジノの動きに合わせて、弾き始めた。
──"エリーゼのために"。]
(57) steel 2024/02/21(Wed) 16時頃
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[大和、歌ってもいいぞ?と言いたかったけど >>48熱心にニジノの演技を見ているので、 茶化すのはやめておいた。
ニジノの演技はとても優雅で見事だ。 当時は、足を悪くしていたんだよな……。 それが治って。
沙羅もそうだ。 あのVRに参加した時点では、 長く生きられない身体だったけど こうして全快して。
他の皆も、自分も、それぞれ何か抱えていたけど 今、みんなで集まって同じ時間を過ごせている。
ほんとに奇跡みたいだな、と キャンプファイヤーの炎に照らされながら思う。]
(58) steel 2024/02/21(Wed) 16時頃
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奏人と野々花は、VRの時は遠くから見てたんだっけ。 ふたりでそうしよって話したの?
[ものすごく何気ない質問だったけど そういえば当時はまだ二人は付き合ってなかったのかも しれない。 そこまで詳細には聞いてないから分からないが。
最初は少し訝しんだりもしていたけど、 ──来てよかったな、と思える時間だった。
弾いていたのは3分弱だろうか。 スケートだとショートプラグラムくらいかな。 ニジノの演技に合わせる形で弾き終わり、 みんなの拍手の後、遅れて拍手をする。]*
(59) steel 2024/02/21(Wed) 16時半頃
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[どこかのタイミング。 🐺🐶の交換やら、野々花との話やらを 横で聞いていたので ぽつりと沙羅に言う。]
猫のぬいぐるみどうする?って話してたけど、 よかったら母さんのお土産にしようかな? ぬいぐるみ好きだからいっぱい持ってるんだよね。
[別居する時に、家のぬいぐるみは全部 母が持って行ってしまったが。 沙羅がうちに来て、狼ぬいぐるみは逆に増えた。 狼はシベリアンハスキーに似ているから、 母が連れて行った犬の蒼のことも思い出して。
碧が元気で暮らしているかどうかは、気にしていて、 何かあれば細かく連絡を貰っていた。]
(60) steel 2024/02/21(Wed) 16時半頃
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しかし今回の温泉招待、マジで何なんだろな。 施設も従業員も普通だし…… 慰安……旅行……??
[自分で言っておいて、ざわ……って顔になる。
色々思うこともあるけど、 大切な時間を過ごしている気がする。 何事もなく終わってくれればいいな。]**
(61) steel 2024/02/21(Wed) 16時半頃
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ASIOS キリノは、メモを貼った。
steel 2024/02/21(Wed) 22時半頃
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[>>66奏人の返事には、ふうん、と 軽く返しておいた。 賑やかな場所から遠ざかりたい、か。 そういえばあそこに来たばかりの時は 奏人の事もよく知らなかったな。
自分自身、キャンプで演奏するような心境で あそこに行った筈はないんだけど。 沙羅と会って……友人のようなものが出来て、 あの短期間で随分変わってしまったのだ。
続いた言葉>>67には───、]
えっ、そうだったの!? おめでとー!!
(76) steel 2024/02/21(Wed) 22時半頃
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[お祝いのリクエスト曲には、勿論!と頷いて。]
承った。 じゃあ、これの後に──
[大和が口ずさみ始めた歌に合わせて、 懐かしいあの曲を弾く。
───『あの春の学校だけが僕らの学校だった。』]*
(77) steel 2024/02/21(Wed) 22時半頃
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[奏人は、"野々花は僕に付き合ってくれた" と言い、>>66 野々花は"奏人くんが気を遣ってくれた" と言う。>>83 二人の関係が垣間見えるみたいで、 少し笑ってしまった。 茶化す笑いじゃなくて、微笑ましいというか。]
4年も経って、あの時の話を同じ場所で出来るとは 思わなかったな。 厳密には同じ場所ではないんだけど……ほぼ同じ。
[笑いつつ、大和と沙羅と野々花の歌にあわせて 伴奏する。みんな良い声で、よく響いて来る。]
(91) steel 2024/02/22(Thu) 01時半頃
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>>87 沙羅、いつの間にか練習してたの? 上手だなー。
[そうして、思い出深い 『あの春の学校だけが僕らの学校だった。』を 2番まで歌い切っただろうか。
そのまま、キーボードの手を止めずに、 ラプソディ・イン・ブルーに入っていく。]
それじゃ、奏人と野々花の婚約祝いで。 大和、踊ってもいいぞ。
[なんて無茶振りをしつつ。]
(92) steel 2024/02/22(Thu) 01時半頃
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[自分と沙羅は昨年末に婚約していて、 桐野はまだ知らないが、大和とニジノも 二人の約束を交わしていて───
いつか全員で、家族ぐるみの付き合いになったり するんだろうか。
あのVRゲームの時に比べたら はるかに大人になったけど、 まだ、この時点の自分たちは 青春真っ只中の範疇なのだろうな。]
……結婚式で弾く頃には、さらに上手くなってるよ。
[フルバージョンのラプソディ・イン・ブルー。 弾き終わりの拍手は、奏人と野々花のために。]**
(93) steel 2024/02/22(Thu) 01時半頃
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>>96 招待されない可能性あったの? ハワイでもどこでも行くよ。
[そんな風に雑談していると、 >>103 大和がいきなりの無茶振りとともに 腰ミノをつけて踊り出す。 そもそも腰ミノなんてどこから持ってきたのか。 この施設にデフォで置いてある衣装なのか?
ノリがいい曲と言われて、QUEENでも弾こうかと 考えたけど。 何となく葉加瀬太郎の"情熱大陸"を弾いた。 元はバイオリンの曲だから、アレンジバージョン。]
ファイアーダンスうまいけど、 一体どこで覚えてくるんだ…
[そんなツッコミも交えつつ 大和の壮大なアクションに合わせる演奏で〆た。]*
(104) steel 2024/02/22(Thu) 19時頃
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ASIOS キリノは、メモを貼った。
steel 2024/02/22(Thu) 19時半頃
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>>109 うん、あのVRで弾いた曲は一通り。 今はもう教室とか通ってないから、練習といっても 自宅で弾くくらいだけどね。
[沙羅がいない時に弾くことが割と多いから、 彼女の持つ印象より実は練習していた、筈。 友人の好きな曲は弾く機会があるかもしれないので 尚更。 もちろん、一番こっそり練習しているのは 沙羅の好きな曲だけど──。
やがて、大和のファイヤーダンスも終わり、 食べ物も尽きたところで お開きになっただろうか。]
(115) steel 2024/02/23(Fri) 00時頃
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桜森高校に堂々と泊まれるのも感慨深いけど。 まさかキャンプファイヤーの再現まで出来るとはね。
大和、準備してくれてありがと。 楽しかったよ。
[持ってきたキーボードと折り畳み椅子を片付けて。 火の後始末をしたら、各々部屋に戻って行った。 皆で騒いだ夜の校庭を去るのは、どことなく名残惜しい。
そういえばマシュマロ食べ損ねたな……なんて 沙羅に話しつつ、楽器を置きに行った。]*
(116) steel 2024/02/23(Fri) 00時頃
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[沙羅も椅子とか重そうなものを持ちたがるけど、 貰ったぬいぐるみだけお願いした。 フロントで折り畳み椅子を返して、 キーボードは元の場所にと言われたので もう一度、元音楽室のリラックスルームに。
パーテーションの向こうに楽器置き場があるから 手頃な棚にキーボードを返す。 部屋に帰ろうとする沙羅をちょいちょい呼んで、 ピアノの前に設置した椅子に座ってもらった。 自分もピアノ椅子に着席して、 沙羅に向き直る。]
母さんへのお土産の件だけど、>>89 気にしてくれてありがと。
母さんは、VRゲームで起こったことはともかく 舞台となった桜森高校のことまでは知らないし、 今回もただの温泉旅行だと思ってるから 問題ないって判断してたんだけど。
(118) steel 2024/02/23(Fri) 01時頃
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[実際、今後そこまで話すつもりもないし、 問題は無いとは思うんだけど……、と付け加えて。]
でも、知らないからいいって話じゃないんだよね多分。 ちょっとうまく言えないけど。 知ったら嫌がるのでは?という可能性ゼロじゃないし……
普通にうちに連れて帰って番猫してもらおうか。
[ただ、母さん本当にぬいぐるみ好きだから 見かけたら普通に欲しがるかもよ、と笑いつつ。]
いつも、俺が気が付かないこと 気付いて言ってくれて、ありがと。
(119) steel 2024/02/23(Fri) 01時頃
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[そこまで言うと、ふーっとため息をついて、 上体を反らしたあとに背筋を真っ直ぐにする。 鍵盤の上で止まっていた指が旋律を奏で始めた。]
明日はもうここには来ないかなって。
沙羅と初めて会った場所だから、 初めて会った時に弾いてたやつをね。
[───"エリーゼのために"。]
(120) steel 2024/02/23(Fri) 01時頃
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[校庭で弾いたときはキーボードだったので 少し簡単にアレンジしていたけど、 フルで、思い切り、情感を込めながら 沙羅ひとりのためだけに弾いた。
昔は、絵里よりもうまく この曲を弾くことが出来なかったけど、 今ではもう、 彼女の腕をはるかに超えているだろう。
年月と。 捧げる相手がいるから。]
(121) steel 2024/02/23(Fri) 01時頃
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[最後の音が静かに月光に吸い込まれると、 小さく肩で息をして演奏を終えた。
沙羅のほうに向き直ると、ちょっと照れて笑う。]
お粗末様でした。 ここ暖房切れてるから寒いね。部屋に戻ろうか。
[何かしたい事とか、聴きたい曲がまだあるなら 付き合う所存だけど。 沙羅の手が冷えてないか確認するように握った。
VRじゃない、生きた彼女の手だ───。]**
(122) steel 2024/02/23(Fri) 01時半頃
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── リラックスルーム→301号室 ──
[手を取って301号室に戻りつつ 『一緒に幸せな曲を』という話には、黙って頷いた。 作曲する発想は、今は出てこなかったけど いつかそんな日があるとしたら、 この時の沙羅との話がきっかけだっただろう。]
ピアノとヴァイオリンで一緒に演奏、いいね。 結婚式の余興でやるのもいいな。 歌詞がついてるのは知らなかった。
[リストの曲はどれも難易度が高いけど。 これまで練習してきた曲の難しさを思えば 何とかなりそうだ。]
(136) steel 2024/02/24(Sat) 16時頃
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[お風呂先に行く?というのには少し考えて。]
家族風呂も悪くなかったけど、プール温泉行ってみない? フロントにあった案内見てみたんけど、 レンタル水着が用意されてて混浴で行けるっぽいよ。
いや、勿論よければだけど……せっかくだし。
[他の人が居たら沙羅が気後れするかもだけど、 奏人やニジノが酒を飲んでいたのは見ていたので 多分しばらく誰も来ないんじゃないかな、と踏んで。
断られても一人でプールに行く所存。]*
(137) steel 2024/02/24(Sat) 16時頃
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ASIOS キリノは、メモを貼った。
steel 2024/02/24(Sat) 20時半頃
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── プール温泉 ──
[1階と食堂を繋ぐ渡り廊下を途中で曲がると、 露天風呂の受付と更衣室、シャワー室がある。 受付でキーを見せてから、レンタル水着を受け取り 沙羅と一旦分かれた。
シャワーで流してからプールに行く。 源泉を流しているらしく、湯気が立ち上っていた。
入ってみると普通に暖かく、少し塩素の香りがする。 プールには滅菌のための塩素を加える義務があるらしく 入り口の看板に説明が色々と書いてあった。
奥の方まで泳いでみると、だんだん水温が下がって ぬるくなっていくのが分かる。 一定の場所で浸かるなら手前がよさそうだ。]
(147) steel 2024/02/24(Sat) 22時半頃
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[一度奥まで泳いで戻ってくると、沙羅が来たので 手を振って近くまで行く。水の中の足取りは重い。]
>>144 奥まで泳いでた〜。手前が一番あったかいね。
[プール用の照明があるといっても夜の野外だし、 しかも眼鏡を外しているので視界がぼやけてるけど、 沙羅の水着姿を見て、思わずちょっと動きが止まる。
気のせいか少し赤くなりつつ、中に入ろうとするので 手を貸してあげて受け止めた。 沙羅の背が低いとはいえ、溺れる深さではないけど。 水着の彼女が自分の素肌の胸の中にいるので、 必要以上に動悸が速くなる。]
(148) steel 2024/02/24(Sat) 22時半頃
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水着持ってきてると思わなかった。可愛いね。
[沙羅とのデートはコンサートや美術館が多くて、 あまり泳ぎに行った記憶はない。 とはいえ、初めてという事は無い筈だけど…… 学校のプールというシチュエーションのせいか やたらとドキドキしてきた。
しばらく、お湯の中をのろのろ歩いたり 奥の方まで泳いだりして過ごしつつ。 時々、沙羅の水着姿をじっと見て怒られるかも。]
中学高校のプールなんて何も記憶が無いけど、 なんか、成人してから思い出が出来ちゃったな。
[歩きながら沙羅の手を取って、くすりと笑った。]*
(149) steel 2024/02/24(Sat) 22時半頃
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ASIOS キリノは、メモを貼った。
steel 2024/02/24(Sat) 22時半頃
ASIOS キリノは、メモを貼った。
steel 2024/02/24(Sat) 22時半頃
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水泳の授業なかったんだ? 女子校だとそういうの結構あるのかなー。
[沙羅の高校は、何度か迎えに行ったりして 外観はよく知っていた。 何となくお嬢様学校ぽいイメージはある。 他校男子の自分が校門のところに立ってると ヒソヒソ話されていたような記憶も……。
沙羅が沈みそうになるたびに 慌てて受け止めに行くけど、 水着をじっと見ると頬を膨らませてしまった。]
いや、裸眼だから、 そんなにしっかりは見えてない……。
[……後で眼鏡かけて見ていい?と言ったら また怒られただろうか。]*
(159) steel 2024/02/25(Sun) 00時頃
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[しばらく温泉プールでふたり遊んで、 ほどよく疲れたので、帰ろうか、と話す。
学校のプールの一番の思い出は、 成人してから、月明かりの下で、沙羅と。 しかも出会った桜森高校のプール。 VRでは確か、水が入っていなかったように思う。
干上がっていた容れ物が温かい水で満たされる、 その感覚は、何か知っているような気がした。]*
(161) steel 2024/02/25(Sun) 00時頃
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VR開始の時にプール?そうだったんだ。
[例のVRの時、殆どの時間を沙羅と過ごしたけど もちろん、離れていた時間もある。 奏人と野々花と居たあの辺りかな、と 何となく思い当たった。]
──…あの時まだ知り合ったばかりだったけど、 何か焦ってた気がする。 早く二人になりたかったし、 ──…ずっと二人で居たかった。
[死ぬためにあのVRに飛び込んで、 沙羅と出逢って、沙羅が生きる事を願って 混乱して焦って、何だかめちゃくちゃだった。]
(169) steel 2024/02/25(Sun) 01時頃
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VRとリアルは違うし、 ここはもう温泉施設だけど。 やっぱり、懐かしいね。 色んなことを思い出すな……。
[そうして、すぐ出口で会うというのに 名残惜しそうに一旦分かれた。
更衣室で着替えて、 また手を繋いで、部屋に戻る。]*
(170) steel 2024/02/25(Sun) 01時頃
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俺は沙羅と逆で、死ぬため……、 自分の命を使うためにあそこに居たんだけど。
気が付いたら、沙羅の命を救うことしか 考えてなかったな。
[もう遠い昔のことのようだけど たった4年前だ。
きっと、歳を取っても 何十年経っても、あのVR学校での思い出話を しているんだろうね、と笑いつつ。]
(173) steel 2024/02/25(Sun) 02時半頃
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── 301号室 ──
[部屋に戻ってからは、家族風呂に入り直して 背中を流してもらったり、 あらためて沙羅の浴衣姿を眺めたりしつつ。]
そういえばプールでもそうだったけど 時々三つ編みにしてるの可愛いね。
[いつもの下ろし髪も可愛いけど、と お風呂上がりでしっとりしてる頭を撫でて、 ベッドに入った。
沙羅が狼と兎のぬいぐるみを机に並べて 写真を撮っている様子を見て、笑う。]
それ、学校机だから何か面白いな。 🐺🐰がクラスメートっぽい。
(174) steel 2024/02/25(Sun) 02時半頃
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[クラスメート。 年齢差、学年差があるから、リアルでは叶わないけど。
一瞬だけ同い年だった、あのVR空間みたいに。]
うん、おやすみ。
[頬に口付けられたので、腕枕をして、頭を撫でた。 撫でつつ、お返しをするように額や頬にキスをして、 だんだん止まらなくなり、顔をこちらに向かせて 唇を重ねる。 "ごめん、眠い?"と一応聞くけど、 眠いと言われても止まれないかもしれない。]**
(175) steel 2024/02/25(Sun) 02時半頃
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ASIOS キリノは、メモを貼った。
steel 2024/02/25(Sun) 02時半頃
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── 301号室 ──
[自宅では沙羅が先に起きている事が多いけど、 旅行中はしばしば自分の方が先に目覚める。 隣で寝息を立てているので、起こさないように そっと頭を撫でた。
薄紫の地に白椿の浴衣が布団の中で乱れていたので 毛布の上から掛けてあげて、自分の浴衣を着て 洗面に行こうと布団から出る。
ふと、窓の外が真っ白になっているのが見えて。]
うわー……すっごい積もってる……
[この学校は春のイメージだから、少し新鮮だった。 一度立ち上がったものの、またベッドに腰掛けて 窓の外をしばし眺め始める。]**
(189) steel 2024/02/25(Sun) 12時半頃
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ASIOS キリノは、メモを貼った。
steel 2024/02/25(Sun) 12時半頃
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── 15日朝 ──
[沙羅が家族風呂から戻るのを待ってから 朝食バイキングへ。 今日は沙羅と逆にパンケーキと紅茶の カフェメニューにして、 同じチーズオムレツを頼んで席に着く。]
UFOキャッチャー? んじゃこの後行こうか。 俺は……図書室と土産屋に寄れればいいかな。
[🐺🐰のぬいぐるみは既にあるけど、 UFOキャッチャーで何か欲しいんだろうか?と思いつつ 朝食会場を後にして、ゲームコーナーに行った。]
(206) steel 2024/02/25(Sun) 19時頃
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[ゲームコーナーに着くと、沙羅は早速 UFOキャッチャーのコーナーへ。 自分は何となく気になっていたワニゲームを 始めてみる。 ランダムに出て来るワニを叩くだけのゲームだけど ……83(0..100)x1点くらいは出せたか。]
うーん、無敵のワニがいるようだ……。
[沙羅のところに戻ると、🦅を狙っているようだった。 しかしアームに掴まれたのは😸と😸。 思わず笑ってしまって、怒られるかもしれない。]
(207) steel 2024/02/25(Sun) 19時頃
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ごめんごめん。 😸いっぱいもいいんじゃない?
[この大量の猫を玄関先に並べて置いていたら、 やはり母が欲しがるような気もする。 猫を2匹抱えて途方に暮れる沙羅の頭を撫でた。]
(208) steel 2024/02/25(Sun) 19時頃
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── お土産ショップ ──
[お土産ショップはオリジナル商品が充実してた。 桜森高校だからか? 食品や飲み物は桜味のなんちゃらが多い。]
桜の味好きだから結構欲しいのあるな。 マカロン美味しそうだね〜。 ミニ黒板もかわいい。
[沙羅が取ったお菓子を見て、被らないように 自分用の桜チョコレートを。 母への土産にも何か適当な桜のお菓子を、 あまり会わないが父用に桜のお酒も入れた。
模造宝石のチョーカー>>2:297は、 他の皆と同じように思わず手に取って じっと眺めてしまうけど。 黙って、水色の石のついたそれを籠の中に戻した。]*
(209) steel 2024/02/25(Sun) 19時半頃
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── 図書室 ──
[ゲームコーナーの後は、図書室に向かった。 館内を見て回るのはおそらく最後になる。 VRゲームで沙羅と過ごした図書室。]
ここは結構そのまま図書室として残してるね。 蔵書が活用されてる。
[話しつつ、本棚を見て回る。 あのVRゲームで、 江戸川乱歩の怪人二十面相、ポプラ社版(初版)を 見つけてだいぶ興奮した記憶があるけど、 残念ながらここにあったのは131版だった。]
(210) steel 2024/02/25(Sun) 19時半頃
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[ふーっと棚に本を戻して。]
ここはかなりVRの面影あるけど、やっぱ違うね。
[本棚が立ち並ぶ奥の方に、大き目のソファがある。 吸い込まれるように歩いていくと、腰を下ろした。 覚えのある感触のソファだ。]
……このソファ、まんま同じかな?
[沙羅は覚えてるだろうか。 ここで一緒に過ごした時間のことを。
彼女がこっちに来たら、ここおいで、という風に 両手を広げてみる。]**
(212) steel 2024/02/25(Sun) 19時半頃
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── 図書室 ──
[沙羅が腕の中に収まって来ると、 一度ぎゅーっと抱き締めて、頭を撫でた。]
うちの親へのお土産までありがとね。 喜ぶと思うよ。
そういえば婚約してからまだ、 父さんの方とは会ってなかったな。 桜のお酒持って、挨拶がてら行くか〜。
[そんな雑談をしつつも、 抱き締める手で沙羅の体の線を撫でたり、 動悸が速くなってきたりしているので、 どういう状態か気付かれるかもしれない。]
(218) steel 2024/02/25(Sun) 21時頃
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がぶ。
[いきなり、沙羅の耳元に咬み付いた。]
(*0) steel 2024/02/25(Sun) 21時頃
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── タイムカプセル ──
[結局、301号室に戻りゆっくり沙羅と陸み合って。 チェックアウトは時間ギリギリになった。 少し慌て気味に服を着て、コートを羽織る。]
ほんとごめん……、沙羅が可愛すぎて、ちょっと。
疲れてない? おんぶしようか?
[冗談ではなく本気だけど。 部屋を出る時にもう一度、名残惜しくキスをした。
フロントに行く前にちょっとだけ売店に寄って、 何かをスマホからプリントアウトする。
雪の上を歩き、タイムカプセルを埋める現場に着くと 大和たちはもう各々の品を収納していただろうか。]
(232) steel 2024/02/26(Mon) 00時頃
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沙羅は何入れるの? 俺はなんか、思いつかなくて。 さっき、スマホの写真をプリントアウトした。
[そう言ってコートのポケットから出したのは、 VRの桜並木で撮ったスクショ。 それから、ここに来て雪の並木で撮った写真。 同じ風景に写る二人のショットだ。]
何年後になるのか知らないけど、 またここで掘り返すのだったら、 その時に同じように写真を撮って。 見比べるのもいいかなあって。
[そう言って、2枚の写真を売店で貰った袋に入れる。]
(233) steel 2024/02/26(Mon) 00時頃
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大和は自分宛の手紙とかいいぞって言ってたけど、 文章を思いつかなくってね。
何年、何十年経っても、 沙羅を大事に。 一生守る。
それは変わらないと思ってるから。
[少し照れ笑いしつつ。 写真の入った袋を、大和の用意した箱に入れた。]*
(234) steel 2024/02/26(Mon) 00時頃
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ASIOS キリノは、メモを貼った。
steel 2024/02/26(Mon) 00時頃
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[沙羅が、自分の髪飾りを外しながら話をする。 出会った時から付けていた、花の飾り。 沙羅双樹の話は、何度かした事があった。
最後まで黙って聴いていたけど、 掘り起こす時は『桐野沙羅』になっている、 という話には、微笑んで。]
うん、そうだね。 沙羅の人生は、桐野姓が一番長くなるよ。
[そして、写真の入った封筒とともに 思い出の髪飾りが収納されていく。]
(242) steel 2024/02/26(Mon) 01時頃
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[雪の中に埋めるのは大和だっただろうか。 最後まで見届けつつ。
みんな、各々のパートナーと一緒に そこを去って行っただろう。
自分も沙羅の手を取って、歩き始める。 飾りのなくなった、艶やかな髪を撫でて。]
代わりに何か、新しい髪飾り買おうか。 何の花がいいかな?
[それともリボン?とか、 何も無くても可愛いけど、なんて話しながら。 雪の校庭を踏みしめて歩いた。]
(243) steel 2024/02/26(Mon) 01時頃
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[最後に門をくぐる時は、 一瞬振り向いたかもしれない。
桜森高校。
沙羅や皆と一緒に通って……は、いないけど、 ともに過ごした大切な場所。
またいつか来る日まで───。]**
(244) steel 2024/02/26(Mon) 01時頃
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── 帰り道 ──
[奏人と野々花、大和とニジノとは学校で分かれた。 また遊ぼう、と手を振って。
桐野家はおそらく現地から一番近い場所だったので、 電車ですぐに最寄り駅に到着する。 沙羅がコンビニに寄る、と言うので駅前で寄り道した。 マシュマロを探している彼女を見て気付く。]
あー…… もしかして、俺がキャンプファイヤーで 食べ損ねたから?
[焼きマシュマロ食べ損ねた、と 沙羅にぼやいてたのを覚えていたのか。 ありがとね、と頭を撫でた。]
(282) steel 2024/02/26(Mon) 17時半頃
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[ついでに他のお菓子も何点か、 沙羅は、アイスなんかも買って。]
アイスも添えるの? 盛り沢山で後夜祭みたいになりそうだね。
今日──……じゃなくてもいいけど、 沙羅の髪飾りも、早めに探しに行こ。
[少し屈んで、飾りの無くなった横髪にキスしたら 外なので叱られたかもしれない。]**
(283) steel 2024/02/26(Mon) 17時半頃
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── 帰り道 ──
[自分の分のアイスは抹茶を選んで、帰り道。 丁度駅前にアクセ専門店があったので 寄る事にした。]
うん、いくつあってもいいもんだろうし。 2つでも3つでもいいんじゃない? 気分で付け替えられるし。
[セミオーダーの内容なんかを聞きつつ。 キキョウの話には、一瞬きょとんとしたけど。 じっと見つめられ、首を傾げてくすっと笑った。]
そんな効果あるんだ……?? 効き目あるといいなー。
(295) steel 2024/02/26(Mon) 22時半頃
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[まあ、沙羅に近付いて来る虫?なんて 即殺だけど……、と真顔で冗談を言いながら。
ムーンダストの話は考えるものがあった。 人の手が加わって、存在している花。
沙羅が手にしていた 青いカーネーションの髪飾りを受け取って、 沙羅双樹の花があった位置の髪に 飾って見せた。 沙羅本人にも、鏡の方を促す。]
うん、いいと思う。 似合ってるよ。
[自然界には無いけど、普通よりも長生きの花──…]
(296) steel 2024/02/26(Mon) 22時半頃
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[ふと、クルーエル社の願いの力で生き返って、 病気ひとつせず元気な、犬の碧のことを思い出した。 もしかしたら、実際に長生きなのかもしれない。
むしろ自分のほうが、 頑張って追い付かなければならないのかも。]
一緒に、元気で、長生きしよ。
沙羅を…… 一人にはしないよ。
(297) steel 2024/02/26(Mon) 22時半頃
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[そして、いつものようにふふっと笑って頭を撫で、 青い花飾りをトレーに入れた。]
じゃあこれを買って、セミオーダーして、 帰って焼きマシュマロとアイス食べよ。 俺と沙羅だけの後夜祭。
[店を出たら、新しい花飾りを髪に付けてあげて。 一緒に、手を繋いで帰ろう。 二人の家に。]**
(298) steel 2024/02/26(Mon) 22時半頃
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キリノは、またね〜!!**
steel 2024/02/27(Tue) 00時半頃
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