10 冷たい校舎村9
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初心者なんだかね。 ピアノだって最初から両手で弾ける訳じゃないもん。
[腕をしっかり捲って腕までざぶざぶ洗って。 夜にこっそりクレープを焼いたことを思い出すね。
もうすぐ3月も迫る頃。 怪我は大丈夫かなって心配しつつ、 乃絵ちゃんにも場所を譲った。]
(867) Pumpkin 2021/06/20(Sun) 23時頃
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[お泊まり会の時は参加する気もなくて、 気まぐれみたいに既製品を配ったわたしだけど、 今はほんの少しだけ気合が入ってる。]
……じゃあ、やってみよっか。
[それでもわたしは笑顔で乃絵ちゃんを見上げた。 ついでより、まずはメインを頑張らなきゃね。 さて、出来栄えはどうだったかな……?]*
(868) Pumpkin 2021/06/20(Sun) 23時頃
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— 音楽室、あるいは手紙にて —
[去年の春、初めて音楽室でばったり会ったね。
その頃のわたしは柊くんのこと、名前しか知らなくて、 たぶん文化祭くらいまでずっとそうだった。
文化祭、楽しかったね。 ひとみちゃんたちとお客さん連れて来てくれるから 助かったし、広報SNSも楽しく見てたよ。
話が逸れちゃった。本題に戻ります。
わたし、去年の春よりすこし前、ピアノを辞めたの。 でもやっぱり弾きたいなって思った時にここに来てた。
練習全然しないからどんどん下手になってたけど、 柊くんがいつも「良かった」って言ってくれるの、 嬉しかったよ。 ずっとお礼を言いそびれてたから伝えさせてね。]
(886) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時頃
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[誰かのために弾くってこと、教えてくれたのは柊くん。 あの校舎の最後の日、乃絵ちゃんにピアノを弾いたの。 やっぱり全然上手くできなかったんだけど、 演奏する勇気をくれたのは、わたしのピアノを すきって言ってくれた柊くんです。
力になってくれてありがとう。 乃絵ちゃんを一緒に連れ戻してくれてありがとう。 柊くんは、わたしの音楽も繋ぎ止めてくれた恩人だよ。
たった1年の不思議な時間だったけど、 わたしは、最後はやっぱり楽しかったなぁ。 柊くんにとってもそうだといいなって思う。
大学に進んでも元気でね。 また会えたら、今度はのんびり話でもしよう——]
(887) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時頃
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[もし柊くんに会えたなら直接言葉で、 会う機会がなければ右肩上がりの文字の手紙で。 1年、時間を共有してくれた柊くんにお礼を告げる。
クリームパン>>448の他にもうひとつ、 わたしには柊くんへ渡したい物がある。 手渡しならそのまま、手紙なら机の中に潜ませよう。 手紙の場合、冬といっても食べ物があるから、 朝には気づけるようにしておくね。]
(888) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時頃
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[クリームパンと、言葉あるいは手紙と、 手のひらに乗る小さなオルゴール。 クリアケースの中には金色の歯車が見える。 ラベルには『ドビュッシー 月の光』と書かれていた。 これは、わたしが柊くんのために弾いた曲>>4:384。
もうすぐ、春がやって来る。]
(889) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時頃
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[月曜の放課後、30分。音楽室にピアノの音は響かない。]
(890) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時頃
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[——次は、卒業式後のパーティー>>646で会おうね!
わたしの言葉あるいは手紙の締め括りはこの通り。 永遠の別れには早すぎるよね。
わたしはそう、思ってるよ。]*
(891) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時頃
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— バレンタイン・リベンジ! —
[休み>>865の次の登校日っていったらやっぱり月曜日。 わたしには30分の決まり事がある。
だからわたしは休み時間、鳩羽くんに声をかけた。 最近どうもこっちを見られているみたいで>>875、 呼び止めるのはそう難しいことじゃなかったはず。]
れんくん、あのね。 ……今日の放課後、教室で30分待っててくれる?
[鳩羽くんが疑問に思うなら、音楽室のことも話すつもり。 もともと秘密にしている訳じゃないし。 わたしは約束通り、30分後に教室へ戻った。]
(892) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時半頃
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[鳩羽くんはどこにいたかな。 わたしは鳩羽くんの元へ小走りで向かう。
もし自分の席に座っていたら、 あの日みたいだねなんて笑ったかもしれないし、 黒板の前にいたら、メッセージ見たよって話したかも。
この教室には、鳩羽くんとの思い出が満ちている。]
……これ、前言ってた、やつ。
[及第点の出来に達した簡単チョコクッキー。 この前の駄菓子屋チョコよりは立派だけど、 至ってシンプルな丸いフォルムは華やかさとは遠い。
黄色いリボンを巻いただけの透明な袋を、 わたしは鳩羽くんの前に差し出した。]
(893) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時半頃
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どうぞ、お納めください……。
[変な言葉を使う時はちょっと動揺してる。 袋を持つわたしの手が、緊張でほんのり震えた。]*
(894) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 00時半頃
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— チョコレート・リベンジ! —
[結局、開催場所は乃絵ちゃんが 一人暮らししている家になったんだっけ。
わたしは器具の入った鞄を置いて、部屋を見渡した。 中にはおもちゃのピアノ>>444もあったかな。 乃絵ちゃん家で弾くからって、持ち帰ってもらった物。]
大丈夫だよ。 今回は自分で焼く工程ないから。
[わたしは焦がしたクレープ生地を思い出しながら、 壁に貼られた約束事>>870を見る。 乃絵ちゃんから物体Xの話を聞いて、 たぶんわたしと綿見さんが協力して考えた内容だ。
わたしも料理に関しては初心者なんだけどね。 初めてのことに向き合う乃絵ちゃん>>3:287よりは しっかりできると信じてる。]
(895) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 01時半頃
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[乃絵ちゃんはもう傷を隠すことをやめた。>>872 それでも乃絵ちゃんの口からは謝罪が零れる。 わたしは自分の手元を見下ろした。 傷ひとつない肌が、冷たい水でほんのり赤くなってる。]
今日の約束は?
[だからわたし、壁に貼られた紙を指で示した。]
心配はする。でも不愉快なんて思わない。 だってもう、新しい傷はつかないでしょ。
[圧をかけるつもりはないから、わたしの声は穏やかに。 リストバンド>>873を乃絵ちゃん自身がつけたいなら 止めないけど、いらないよってわたしは首を横に振る。]
(896) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 01時半頃
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わたし、それが嬉しいから。 乃絵ちゃんの手、すきだよ。
[わたしはわたしで、乃絵ちゃんは乃絵ちゃん。 それならこの傷跡は、乃絵ちゃんが前を向いた証だ。
脱皮した今でもわたしのスタンスはそう変わらない。 正しさよりもわたしが良しとするか、だ。 傷自体を歓迎することはできないけど、 わたしが忌避する理由はどこにもなかった。]
(897) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 01時半頃
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[緊張した面持ちの乃絵ちゃん>>874に笑って、 わたしたちは調理を始める。
途中、ダマができないように混ぜる部分に苦戦したけど、 乃絵ちゃんが買って来てくれた篩のおかげで 事なきを得たんじゃないかな。 わたしも綿見さん直伝のストップを駆使できたと思う。
出来上がったクッキーは クリームパンの力に頼らずとも食べられそう。 わたしたちはクッキーが焼けるのを待ちながら 洗い物に取り掛かった。]
(898) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 01時半頃
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今日さ、ラッピングも持ってきてるの。 ……一袋分、入れてもいい?
[至ってシンプルなデザイン>>894だけど。 もちろん乃絵ちゃんの分もある。 前回物体Xの処理に協力してくれたみんなに渡すだけの 量も確保できてるはずだ。
ボウルを洗い流して乃絵ちゃんに手渡しながら、 わたしはそう切り出した。]
それから、焼けた後で味見もしようね。 見た目はいいけど、食べられるかどうかは別物だし。
[そわそわ。そわそわ。 これまで想いを注いだ相手には口がなくて、 手作りのクッキーを食べてもらうこともなかった。]
(899) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 01時半頃
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[あの日から時が過ぎて自覚していく度に、 視線>>875が気のせいじゃないと気づいてから、 わたしは生まれて初めての感情に翻弄されていた。
乃絵ちゃんはどうなんだろう。 結局乃絵ちゃん>>787から相手の名前は出なかったけど、 チョコをあげたい相手がいることだけは確かだ。
ちなみにもし相手を知ったとしても、 わたしは応援以上の立ち位置に踏み込まないつもり。 当人同士のことだから、必要なのはお互いの気持ちだけ。 その先どうなるか決められるのは、二人だけだから。
閑話休題。 わたしは残りの洗い物を片づけながら、 どう話を切り出そうかと視線を揺らした。]**
(900) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 01時半頃
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[たとえば、ちょっと増えたくらいなら わたしは全然気づかなかったんじゃないかな。 たとえば、わたしが鳩羽くんを見てなかったら 100%増えたところで気づかなかったよ。
つまりはそういうこと。 重ねる時間が、わたしに自覚を促していく。]
(943) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 13時頃
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— バレンタイン・リベンジ! —
[受験を控えた3-9の教室は、30分も経てばもぬけの空。 わたしの目には、自分の席に座る鳩羽くん>>911が映る。 窓の向こうに広がる透き通るような青色も、 やがて茜に染まっていくんだろう。 それを阻む厚い雲はどこにも見当たらなかった。]
……。
[冬の空を背景に窓枠へ収まった鳩羽くんをもう少しだけ 見ていたくて、わたしは足音を殺して近づく。 生存確認はもう必要ない。 わたしたちは同じ時を生きている。
幸か不幸かわたしはフツーの人間だから、 隠密はきっとそう長くは続かなかったと思う。]
(944) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 13時頃
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[わたしは「あの日みたいだね」って笑いながら、 鳩羽くん>>912の前の席をお借りした。 今度はもう背伸びしなくていいんだよ。 わたしは椅子の背を鳩羽くんの机にくっつける。
黒板の話もしたかな。 「ああ」って反応にあの日のことが蘇って、 コートに埋めた感情>>5:63に思いを馳せた。 まぁ、わたしには予想より感情豊かで子どもらしくて やっぱり頼りになった相棒>>5:72がいたから、 だいじょーぶ>>5:76だったけどね。
もう二度と訪れることのないあの場所は、 わたしの中で思い出となって生きていく。
どこか遠くを見る目を鞄に落として、 わたしは乃絵ちゃんと一緒に作ったクッキーを 鳩羽くんへ差し出した。]
(945) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 13時頃
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だって……食べてくれるんでしょ。
[鳩羽くんの驚いた顔に、わたしは拗ねるより苦笑する。 だってわたし、まだ何にも伝えてないもんね。
食べてくれる? って聞いた時の嬉しそうな顔>>837に 勝るとも劣らない今日≠フ反応>>913を貰えたから、 わたしの顔から苦味は消えてとびきりの笑顔になった。]
乃絵ちゃんと一緒に作ったんだよ。 今度はちゃんとできてるでしょ。
駄菓子ほどの安定感はないけど、美味しいと思う。
[駄菓子の今>>843を知らないわたしは、 頭の中でふたつを天秤にかけたりする。
食べてくれるなら喜んで。>>914 頬杖ついて、うまいうまいの顔、じっと見てるよ。]
(946) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 13時頃
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[そんな折、鳩羽くん>>915が明日≠フ話をした。]
そっか……応援してる。 れんくんなら、できるよ。
[わたしたちの進路は、駅の分かれ道みたいに別々だ。 でも「近い」>>702から、だいじょーぶ。 相棒の背中を撫でてくれる手がなくても、平気。
そう思うけど、わたしはもう無敵じゃないから 感情を埋めるコートもないとなると、 どうしても寂しいって気持ちが溢れちゃう。
弱くなったなぁ。 こんなに——すき、なんだなぁ。]
(947) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 13時頃
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[底まで抜けた特別>>770>>825は 少しずつ埋まり始めていた大きな穴の中>>3:130、 残り全部を埋め切っちゃった。
おかげで世界で一番すきだったものと距離を取ったのに、 全然、喪失感がないんだよ。 新しい世界、一番に飛び込んできた人>>709がいたから、 全然、寂しくないの。]
(948) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 13時頃
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[れんくん>>916がいつもより柔らかい声でわたしを呼ぶ。
わたし、耳はいいんだよ。 聞き慣れた音なのに、胸がきゅうってなって息を止めた。
話が途中で終わったから、わたしの時は止まったまま。 廊下を通る人もいなくて、校舎も凍ってしまったみたい。
2月の冷たい空気が、教室に満ちている。]
(949) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 13時頃
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れんくん、
(950) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 13時頃
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[わたしは椅子に片膝を乗せ、身を乗り出した。 近い>>3:127って思った距離を越えて、 頬や鼻先に触れそうな距離を掠める>>802。
この高さなら、 手招かなくたって、わたしだけで傍に行けるんだよ。
大雪の朝、助けてもらった時>>0:112や 耳を塞がれないよう左手を捕らえた時>>801の 厚い手袋は鞄の中。
あの日触れられなかったれんくんの指先>>3:126に、 綺麗>>2:407って言ってくれて、 たからもの>>2:529って答えたわたしの指を——
——はじめて、絡めた。]
(951) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 13時半頃
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[また注意されちゃうかな。>>3:72 でも、今度は撤回してあげられない。 もう無理だよ。ダメ。ヤダ。 ねえ、好き。
迂闊だとは思ってないし、馬鹿なつもりもないけど、 あんなこと言われたら>>-871、自惚れてもいいよね。]
(952) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 13時半頃
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[問1.好きな人が、 「世界で一番好き」って言ってくれた時の気持ちを答えよ。
回答自由。だから配点もなし。]
(953) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 13時半頃
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[どれだけ言葉にしたら、 like≠ニlove≠フ違いが伝わるかな。 わたしは繰り返し、想いを囁く。
勉強は得意じゃないし、運動はちょっと苦手。 料理はこれからだとしても、 一を突き詰めたわたしに得意なものってあんまりない。
でもね、 一つのことを愛するのは、大得意。
だからびっくりさせないよう、 「世界一」は、もう少し後にとっておくね。]
(954) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 13時半頃
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……受験終わったら?
[わたしは少しだけ顔を離して、れんくんを視界に収める。 触れられないくらい、近い距離。 わたしはさっきの言葉を問いかける。]
もう一回言わなくていいから、 続きが、欲しいな。
わたしはずっと、一緒にいたいよ。
[いつもよりとびきり甘くて柔らかい声で伝えて、笑う。 冷え切っていたはずの耳が燃えるように熱いことは、 わたしだけの、秘密ね。]*
(955) Pumpkin 2021/06/21(Mon) 13時半頃
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