10 冷たい校舎村9
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芽衣には話したよね、中学の時はバレー部だったこと。 絵のコンクールで表彰されたこと。 高校になってやめたのは、父にやめさせられたから。 そんなものは何の役にも立たない、 私の人生には不要だって命令されたから。 ……私、父の命令には逆らえなかった。
[ だって、全然父の求める水準に達せないんだもの。 全然姉に追いつけないんだもの。 そんな私が、父に意見なんて、できるわけがない ]
(139) 2021/06/15(Tue) 00時頃
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何か一つ取り上げられるたび、 私の中から何かがなくなる気がした。 どんどんどんどん、 私を作ってるものが消えてく気がした。 それでも、大丈夫だって思ってた。 大丈夫なはずだったの。 だけど……、
[ 俯いたら、クレープが目に入った。 私と芽衣が初めて作ったクレープ。 59点の出来栄えのクレープ。>>4:467 父にとってはきっと生ゴミにしか見えないだろうそれ ]
(140) 2021/06/15(Tue) 00時頃
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私に、友達は必要ないって命令だけは、 どうしても、聞けなかった……。
(141) 2021/06/15(Tue) 00時頃
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[ ぽとぽととクレープに雫が落ちた。 雫が落ちた部分の生クリームが溶ける。 甘いクレープがしょっぱくなっちゃう。 ぽとぽとと落ちる雫と一緒に、私の言葉も落ちた ]
(142) 2021/06/15(Tue) 00時頃
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……今死ねば、父の命令、聞かなくて済む。 みんなと友達のまま、死ねるって、 そう、思っちゃった。*
(143) 2021/06/15(Tue) 00時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/15(Tue) 00時半頃
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[ 手首を見せて、事実を伝えたら 頬を強く抓られて、>>124馬鹿と罵られる。>>132
そんなに悪いことだったか? 俺は心底困った顔をするし、 何よりすごく痛い。暮石の手が。
離してくれ、と暮石に視線を送った後、 黒沢の叱るような言葉に向き直った。 ]
(144) 2021/06/15(Tue) 00時半頃
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あはは、これで死んだら元も子もないよな ……けど、こうやって叱ってくれたり、 俺に必要な言葉をくれる黒沢が、 何を考えているのかが知りたいんだ
[ 暮石の問いかけに全てが詰まっていた。>>125 俺たちは知りたいんだ、黒沢のこと。
それに柊にも同じような話をしたが、 誰にでもこんなことをする訳じゃない。 ]
(145) 2021/06/15(Tue) 00時半頃
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……だったら、今 その約束を叶えてはくれないか? 俺は、黒沢のSOSを受け取りたい
[ 無理に汚いところを見せろとは言わないが、>>133 それを知ったところで 黒沢に対する気持ちは変わらない。 強がることも悪いことだとは思わない。 でも、黒沢が弱みを見せても良いと思えるような、 そんな特別な相手に俺はなりたかったんだ。
小突かれて、黒沢に手の届く距離へ近づく。>>120 ……案外、暮石が粗雑に扱ってくるから、 ちょっと意外そうな顔もしつつ、だったけど。 ]
(146) 2021/06/15(Tue) 00時半頃
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[ それから、黒沢がぽつりぽつりと話し出す。>>136
家族の話は、覚えていた。 あの時はまだ、自信を持って家族を好きだと言えた。
黒沢の吐露される家族関係を知り、>>137 黒沢の感じていた痛みを知った。>>138 ]
(147) 2021/06/15(Tue) 00時半頃
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[ 父親からの命令、──… 俺の父親からの教育も、一種の命令のようなものだ。 俺は、炭蔵祐駕は、こうあるべきだと、 俺は疑問も持たずに応え続けてきた。
俺と黒沢との違いもスペックの問題≠セとしたら、 黒沢が言っていたように 俺は気持ちの理解ができないんだろう。
けれど、その命令は俺の中では悪≠セ。>>141 ]
(148) 2021/06/15(Tue) 00時半頃
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[ 俺と黒沢は、友達と言うには距離があっただろう。 ──… けれど、暮石は? 俺からすれば、ふたりは友人のように見えていた。
こんなことを聞いて、 どんな顔をしているのか、 大丈夫だろうかと少し心配して 暮石の反応を少し窺いもしただろう。
暮石の様子を窺って、それから、 クレープに落ちる雫を見て、俺は言葉を紡いだ。 ]
(149) 2021/06/15(Tue) 00時半頃
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父親の言うことに逆らえない気持ちは 俺もよく、分かる でも、父親が本当に正しい≠フか?
俺たちはまだ子どもで、 親が俺たちの全てのような気がしてしまう 俺もここにくるまではそう思っていたよ
(150) 2021/06/15(Tue) 00時半頃
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でも、俺たちだって考えるひとりの人間だ 俺は黒沢のことを見れていない父親の所為で、 大切な友人を失いたくない
それに黒沢乃絵は黒沢乃絵で、 姉に代わりでもなければ、父親の道具でもない 俺は、今泣きながら弱音も吐けるような、 そのままの黒沢が好きだ
……これからも教えて欲しいことも沢山ある ほら、知ってるだろ?俺の不器用なとこ**
(151) 2021/06/15(Tue) 01時頃
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[ 手首を切ったらしい炭蔵君は、 すごく困った顔をしてる。>>144 悪びれることなくあっさり手首を見せたから そんな気がしてたけど、 炭蔵君、全然問題だと思ってなさそう。 困った顔をしてるのも、前髪に隠されてたら わからなかっただろうから、 今ははっきり顔が見えるのをいいことに、 私はちょっと炭蔵君を睨んだ ]
あはは、じゃないよ。 もっと自分の身体を大事にして。
[ 自分のことを棚に上げてる? でも私、自分の心を大事にしてるつもりだった。 私が手首を切ったのは、私を守るためだった ]
(152) 2021/06/15(Tue) 01時半頃
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……もう、手遅れでしょ。
[ 約束。>>146 普通SOSって、手遅れになる前に送るものでしょ。 私はもう一線を越えちゃったのに。 受け取る方だって困るでしょ。
今更、何言ってるのかな。 私が炭蔵君にどれだけ弱みを見せたと思ってるの? 大丈夫じゃなくなったらSOSを出す、なんて約束、 私は炭蔵君にだからできたのに。 そして、私がため息が怖いことを知ってるのは芽衣だけ。 私がこの校舎に最後までいてほしかったのは、 炭蔵君と芽衣の2人。 とっくの昔から、私にとって2人は特別だった ]
(153) 2021/06/15(Tue) 02時頃
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[ 私がずっと抱えていたもの、全部。 芽衣は「教えて」って言ったから、>>126 私は全部隠さなかった。 だって、これが最後だもの ] ……正しくない。 私、ずっと理不尽だって、思ってた。
[ 私は姉じゃない。 私は姉の代用品じゃない。 私は姉にはなれない ]
(154) 2021/06/15(Tue) 02時頃
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[ 「優しくない人」の定義を聞かれて、浮かんだイメージ。 自分勝手で、 自分の思い通りにならないと気が済まなくて、 自分のことを気を使われる側だと思ってて、 自分の思い通りにならないことを、 他人のせいにできる人。>>2:278>>2:279>>2:295 私はずっと、父をそんな人だと思ってた ]
(155) 2021/06/15(Tue) 02時頃
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そんなこと、知ってる。知ってたよ、炭蔵君。 姉に期待を裏切られた途端、 ずっと出来損ない扱いしてた私を 姉の代わりにしようなんて、 そんな無理を通そうとする人が、正しいわけがない。 [ 自分が間違ってなかったことを証明するためだけの道具。 そんな扱いをされて、父だから正しいなんて、 そんな風に思えるほど私はおめでたくなんかない ]
(156) 2021/06/15(Tue) 02時頃
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……でも、父が間違ってたから、何なの? 私がどんなに白いって言っても、 父が黒だって言ったら黒なの。 それが我が家の、ルールで、命令。 結局、私はまだ子供で、 父がどんなに理不尽な暴君だとしても、 そんな父に依存して生きてるの。 逆らったら、生きていけないの。
[ 早く大人になりたかった。>>2:606 大人になったら、自分で別の場所を見つけて、 生きていけるかもしれないって思った。 でも、間に合わなかったね。 大人になるより、私の限界の方が早かった ]
(157) 2021/06/15(Tue) 02時頃
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……だから、もう手遅れ。 自殺を図るような娘は父の人生の汚点だから。 私はきっともう捨てられてるし、 私が生きていける場所なんて、 現実のどこにももうないの。
[ そのままの私が好きって、>>151 もうちょっと言葉を選んだ方がいいと思うよ。 口説き文句みたい。勘違いされちゃうよ。 でもそれも炭蔵君の不器用なところだったね ]
(158) 2021/06/15(Tue) 02時頃
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言ったでしょ、私、炭蔵君の不器用なところ、 嫌いじゃないって。 炭蔵君は、そのままの炭蔵君でいいんだよ。
[ 炭蔵君よりストレートじゃない私は、 ずっと嫌いじゃないって言ってたけど、>>0:1174 炭蔵君の言い方を借りるなら、私はそういう 不器用なところがある炭蔵君のことが好きだったよ** ]
(159) 2021/06/15(Tue) 02時頃
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[例えばの話。 保健室で乃絵ちゃんに起こされて>>128、 乃絵ちゃんが校舎の主であることを打ち明けられたら。 正直、想像がつかないのが本音。 乃絵ちゃんはきっと、わたしにそういうこと言わない。 袖の中に隠した傷のようにどうしようもなく辛いことで あればある程、一人で抱えて持っていく。
だからわたし、乃絵ちゃんがいなかった時>>11 驚かなかったし、泣かなかった。
格好いいとか悪いとかは分かんないけど、 わたしたぶん、乃絵ちゃんのそういうとこ、知ってた。 クレープ食べてるのは予想外だったけどね。]
(160) 2021/06/15(Tue) 12時半頃
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[炭蔵くんに>>144対して、乃絵ちゃんの口>>132と わたしの指が動く。つまんだのは背中でも頬でもいい。 大事なのは、炭蔵くんが困った顔で視線を向けるまで、 わたしが痛いくらいに力を込めてたってこと。
不慮の事故か何かだと思ってた。 だってあんなに刃物が落ちていたんだもの。 向井くんとの経緯>>2:387>>2:421を知らない以上、 炭蔵くんが自ら切るなんて思いもしない以上、 責任の所在をわたしが語ることなんてできないし、 その理由>>119はわたしには信じ難いものだった。
わたしは炭蔵くんの手首へ視線を向ける。 絆創膏が貼られた場所からは、 もう血が滲むこともなさそうだった。]
(161) 2021/06/15(Tue) 12時半頃
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[わたしのお母さんは、手の怪我で夢を断たれた。]
(162) 2021/06/15(Tue) 12時半頃
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[たまたま怪我して、たまたま怪我した場所が悪かった。 死んじゃった時と同じ。シンプルで分かりやすいでしょ。
わたしが死ぬのに大量の血なんていらない。 たった一筋、刃で線を引いただけで、 わたしの命は人より容易に奪われることがある。
もし炭蔵くん>>146を叩いたわたしの手が強かったなら、 つまりはそういうこと。 わたし、珍しくちょっと怒ってた。]
(163) 2021/06/15(Tue) 12時半頃
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……それヤだ。心配もする。 だから。できたら、怪我、しないで。
[怪我してもしなくてもどっちでもいいなんて思えない。 乃絵ちゃんと炭蔵くん、どっちかだけなんて思わない。 どっちも、なんだよ。今のわたしは特別欲張りだから。
あるのはわたしの感情で、正しさなんてどこにもない。
炭蔵くんの困惑顔が意外そうな表情に変わるから>>146、 わたしは炭蔵くんの眸を見て、わたしの気持ちを伝えた。 乃絵ちゃん>>132も言葉を重ねたみたい。]
(164) 2021/06/15(Tue) 12時半頃
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[わたしは乃絵ちゃんの方へ向き直った。
本当は、乃絵ちゃんにも同じこと言いたいよ。 怪我しないでって。 炭蔵くんと同じくらいヤだけど口を噤む。
ちなみにもう一人>>3:288の該当者については、 わたしたちの距離>>4:246が一定を保たれていたから 幸か不幸かわたしが気づくことはなかった。
閑話休題。 「どうして」って踏み込んだわたしの問いに答える 乃絵ちゃん>>136へ、わたしはゆっくり近づいていく。]
(165) 2021/06/15(Tue) 12時半頃
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すきだよ。
ちょっと気が弱くて、でもわたしたちのこと 何より大切にしようとしてくれるお父さんが、 わたしはすき。
[そして、ちょっぴり嫌い。 自分のこと、すぐ後回しにしちゃうから。 わたしの夢がいつかお父さんを殺してしまいそうで。]
(166) 2021/06/15(Tue) 12時半頃
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[お姉さんがいることは前から知っていて>>0:849、 お母さんのことも話を聞いたばかり>>4:524。 でもお父さんの話は、乃絵ちゃん、しなかったと思う。
でも、フツーでしょ。 わたしたちは高校生だ。小学生じゃない。 親の話をしないことは珍しくもなんともない>>0:240。]
……うん。
[乃絵ちゃんの話は炭蔵くんとわたしの間を伝う。 わたしはその間、いつもベンチでしていたみたいに 相槌を打ち続けた>>0:1058。]
(167) 2021/06/15(Tue) 12時半頃
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[お姉さんがいること以外に バレーや絵を描くことをやめたことも知っていた。 降り注ぐ雨粒で乃絵ちゃんの輪郭を捉えた気にもなった。
何にも、足りなかったね。
もう時間も残されていない校舎の果て。 口にすることを避けていた「どうして」が、 乃絵ちゃんの本当>>141>>143を教えてくれる。]
(168) 2021/06/15(Tue) 12時半頃
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