14 冷たい校舎村10
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わかるわ……私だって寂しいし……、 それに、いくらマネキンとはいえ、 寒そうなところにひとりぼっちにしておくのはねえ。
[そう、いくらマネキンといえ、だ。>>93 ただ、和歌奈はあくまでだれそれのマネキン、と呼ぶけれど、 彼女はちゃんと名前で呼ぶ。 そういうところも優しいと思うなあ。
その微笑み>>94が心配で崩れないようになんとかしたい。 具体的には素早くやるべし――]
(111) 2021/11/11(Thu) 23時半頃
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―― 屋上の扉の前 ――
[とはいえ、いざマネキンと向き合ってみれば、 思うところの一つや二つ、出てくるわけで]
ふふ、二人きりになれたね夏見ちゃん。
[ついでに二人きりならば、 意味ありげな笑みも隠さない。 とはいえ数秒も経てば引っ込めたが]
あのさ、ごめんね。 実は……夏見ちゃんがこの世界を作ったかもしれない、って、 私、ちょっと思ってたんだ。 ほんとにちょっとだけだよ。
(112) 2021/11/11(Thu) 23時半頃
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……進路の話をした時のことを思い出すとさあ、 ひょっとしてその可能性はゼロじゃないかも、 なんて思っちゃって。
[実はお互いに気持ちを隠してたとか、>>2:351 あの時夏見七星に対して的外れなことを言ってたとか。 もちろん知らない。 だから、いずれこの疑惑が杞憂であるかどうか確かめたかったけれど、 そうするべき相手は、どうやら、 この世界のどこにもいないらしい]
正直、今はほっとしてるよ。ちゃんと。
[ふと小声で漏らされた言葉の本当のところは、 どこまでも自分本位だ。 普通の日常に帰るという理由を盾にして、 夏見ちゃんのココロを引っ掻き回す機会も、 その誘惑につられる機会も、なくってよかった]
(113) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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[やりたいけど、やりたくないことだ、こんなの。 こんなことをしても、私の「このメンバーで何がしたいか」が解決されると思えない。 墨鳥くんとの昨夜のやりとりでも、そっちを考えないでよかった。
誘惑に抗えるかどうかはまた別の話だけど。 我ながらため息のひとつも出るというもの]
(114) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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[こどものような小さな指で首を絞められた痕をなぞる。 苦しめられながらも笑っている、>>2:429 その矛盾にまみれた顔を見つめる]
この世界をつくった誰かさん。 優しいのかそうでないのか、やっぱりわからない。
[自分の頭の中という卵にみんなを閉じ込めておきながら、 帰るための道を用意している……のかなあ]
(115) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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そうじゃない。 《孵る》ための道だよ。
(*2) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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── 体育館 ──
[舞台の上に並べられた、見覚えのある大道具。 そういやあの時、劇の宣伝もされたっけ。>>0:350 なんだかんだ着ぐるみで絡まれまくったせいで、 観に行くタイミングは逃してしまったけど。
運搬のお駄賃にもらった茶と菓子を食べながら、 どんな内容か聞いたりしたことを。 今更のように思い出しながら。
舞台の中央に吊るされた、黒髪の人形に眉を顰めた。 降ろしてほしいそれが平塚だと聞いていなかったら きっと俺はそれが誰だかすぐにわからなかっただろう。
舞台にあがって人形に手を伸ばす。>>2:451 ぽたり、と滴り落ちた錆くさい赤は、 それがまだ新しいことを示していた。]
(116) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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[ああやっぱり。 そんな、どこか納得してる俺がいるのを自覚しながら。]
…………無事、帰れてるといいな。
[古香と夏見から仮説を聞いていなかったら、 実際血まみれの人形に出くわして こんな平静でいられなかっただろう。 糸を外していけば、がくん、と人形が傾いだ拍子に 黒髪だけが床に落ちて、いつもの髪色が現れて。
やっと見覚えのある平塚の面影を人形に見て 何故か少しホッとした。]
(117) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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— 回想:敗者の参列 —
[高校を卒業した後の、春に。 ユイと例の若社長が式を挙げるという報せが、我が家に届いた。
随分準備が早いなと思ったけど、 俺の知らない水面下で何もかもが進んでいたのだから、 何もおかしなことじゃない。
卒業後にすぐに結婚する予定だった、俺とユイの、 俺の部分が他人に入れ替わっただけ。]
(118) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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[わざわざ俺の家に招待状を送ってくるとは、何の当て付けかと思った。 これも会社の付き合いの事情が全てであり、他の意味合いはないのだけど。
「ご出席」と「ご欠席」の欄があって、 欠席に印をつけたくてたまらなかったけど、 俺は個人として呼ばれたのではなく、会社の関係者なのだから、 面子のため、どう足掻いても出席せざるを得ないらしい。
俺は、この目でまざまざと見なくてはならない。 ユイが他の男と契りを交わす瞬間を。
こんなの、あまりにも残酷じゃないか。]
(119) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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[泣き喚くこともできない。怒り狂うこともできない。 悔しさと情けなさに身を焦がしながら、 ただただ、俺は耐えるしかない。
でも。 それって、俺と婚約させられていたユイが、 長い長い間ずっとやってきたことだろう。
立場が逆になっただけだ。 甘えるなよ幣太郎。
彼女がずっと辛い気持ちを抱えていたことを、見向きもしなかったくせに。]
(120) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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[俺はユイのことを何も知らなかった。 趣味も、特技も、好きなものも、嫌いなものも、 何も知らないまま、疑問に思うのをやめていた。
自分から「好きだ」と言ったのはいつだったか、覚えていない。 何も言わなくとも、向こうも同じ気持ちなのだと思い込んでいた。
幼い頃から勘違いを積み重ねていたことに気付かされ、 今となってはもう遅い。
惨めだな。惨めだ。 死にたくなるほど、惨めだよ。]
(121) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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[失恋の傷と呼ぶには、あまりにも深く抉られていて、 今もなお血を溢し続けている気がする。
自分は、普通に人を好きになれる人間だと思っていた。 でもそうじゃなかったよ。 俺に人を好きになる資格などないと突きつけられた。
人を好きになっていたつもりが、 人を傷付けて、それに気付けない愚か者。
死ねよ、なあ、幣太郎。]
(122) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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[——ああ、そうだ。]
(123) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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むむ……。
[和歌奈とそう身長の変わらないマネキンを、 脇の下に両手を通して立たせる。 和歌奈の力じゃどうしてもかかとが完全に床から浮かなくて、 ずるずると引きずり気味になってしまう。 その状態でエレベーターに向かって進んでいると、 軽快なチン、という音が到着を知らせる。>>106]
石頭くん! ちょうどいいところに! あのね、夏見ちゃんのマネキンを運ぶのを、 ちょーっと手伝ってほしいの。
[と、頼みながら視線をわざとらしくマネキンの足に向けた。 そっちを持ってほしいと言いたげだ**]
(124) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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[ユイの結婚式、誓いの口付けの最中に。 首を掻っ切って死ねば、最高かもしれないな、って。*]
(125) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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[さて、どうやって運ぼう。 ひとまず布でくるんだ方が床が汚れないだろうと、 適当に舞台に使われてた暗幕をひっぺがしていたら。
雄火も体育館にきたらしい。>>99 バスケ部だもんな、朝練が癖になってんのか。 ただし、もうチャイム鳴ったけど。]
ああ、これで包んで運ぼうと思ってたとこ。 二人で運んだ方が早そうだし、 じゃあ雄火は頭の方持ってくれ。
[暗幕を広げて、人形を包み。 運ぶ先で考えたのが同じだとわかれば、 少しだけ口元が緩んだ。]
(126) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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[そうして、平塚の人形を3-2教室へ移動する間。]
……こうやってマネキンになると、 この校舎から外に出れるらしいって話だけど。 雄火は、ここから出て帰りたいか?
[身長差がある分、多少身を屈めながら。 そんなことを聞いてみようか。**]
(127) 2021/11/12(Fri) 00時頃
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— 屋上・扉の前 —
[エレベーターの到着を告げる音がして、扉が開く。 その向こうは屋上へ通じる空間だった。 箱の外に出れば、またすぐに屋上に出るための扉に阻まれるのだけど、 そこには生きて動いている人と、ぐったりと倒れ伏した人形があった。>>124]
河合さん。 聞いたんだけど、夏見さんのマネキンがここに……。
[皆まで言わずとも、彼女が抱えているのが“それ”であると気付けた。
>>2:429目を背けたくなるほど痛々しい傷つき方をしていて、 見覚えのある制服と髪型の、泣いているのか笑っているのか分からない人形。]
(128) 2021/11/12(Fri) 00時半頃
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[俺が死ぬことで、ユイの心に消えない傷を刻めるだろうか。 狂っていると非難されようと、ユイの心を縛り続けられるだろうか。
そうだったら少しは嬉しかったのに。
あいつは、俺のことをすぐに忘れて幸せに暮らすのかもしれなくて。 それが悔しくて、たまらない。]
(129) 2021/11/12(Fri) 00時半頃
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[それでも。 少しでも俺のことを見て欲しいと、未だ自分勝手に燻る気持ちがある。]
(130) 2021/11/12(Fri) 00時半頃
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……酷いな、これは。 何されたのやら。
[マネキンを運ぶのを手伝って欲しいと言われ、 促されるままに足側を持ち上げる。 感触は紛うことなく人形で、それえは良かったと言える。]
しかし、運んで何か意味あるかね?
[俺は虎次郎の時もそうだったけど、 人形と分かれば興味を失うので、そこは疑問だった。 死体ならば弔わねばならないけど、マネキンだもんなあ。
とはいえ、気休めでも状態を良くしておきたいと言うのであれば、 それに逆らうつもりもなく。]
(131) 2021/11/12(Fri) 00時半頃
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よいしょっと。 夏見さん、無事に帰れてるといいんだけどな。
[そうじゃなければ困るよな、と。 マネキンを持ち上げてバランスを取りながら、確認するように河合さんに促した。**]
(132) 2021/11/12(Fri) 00時半頃
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── 回想・夜 ──
…………ヘータロー?
[ 軽口のリレー。>>91 先にバトンを取り落としたのは君だ。
ぽつんと落とされた言葉に、 わたしはわずかに首を傾けた。 それまでの会話にかみ合わない台詞。
わたしはその表情を窺い見て、 迷いながらも口を開く。]
(133) 2021/11/12(Fri) 01時半頃
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婚約者ちゃんと──、 ……あー、えーっと、んー、
[ なにかあったのかと問うにも、 わたし、ためらってしまったのだ。
例えば、教室に人が増えてきたから? いくらだって理由は後付けできるけれど、 ただその瞬間、言葉がうまく出てこない。
珍しく言い淀んだ末に、 黒板の前から彼のいるほうに歩き、 わたしも、ごく小さな声で言ったのだ。]
(134) 2021/11/12(Fri) 01時半頃
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……もし、わたしがホストだとしたら、 クリスマスの予定がなくなったことは、 すごく重大な出来事だったと思うんだー
……つまりー、なにが言いたいかって、 ヘータローのことが心配です。
ねー、気が向いたらでいいからさ、 楽しいばかりじゃない恋バナでもしよう。 ……わたし、話の種はたくさんあるんだあ。
[ 君には種がないと言われるかもしれない。 ただ、自身の意思表示として言い残した。*]
(135) 2021/11/12(Fri) 01時半頃
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── 現在 ──
[ どうやら女の子たちは総じて早起きで、 わたしは一番のお寝坊さんだったらしい。
見回した保健室にはすでに誰もおらず、 わたしがまず向かったのは教室だった。
黒板に残されたメッセージ。>>2:438 それを見て食堂に向かおうと思う。
昨夜のチャイムのときみたいに、 明らかな異変を知らせる音はない。 それをいいことに、わたし、 嫌な想像から目を逸らしたのかもしれない。]
(136) 2021/11/12(Fri) 01時半頃
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[ 道中見かけたまなちが、>>94 その日はじめて見た人間だった。]
……まなちー、おはよう。 思い切り寝坊しちゃったー みんながどこにいるか知ってる?
誰にも会わないもんだから、 りのきちの朝ごはんの会に、 わたしだけ乗り遅れたのかと思っちゃった。
[ 日常的な朝の挨拶と平和な話題。 それを口にしながら彼女に駆け寄る。]
(137) 2021/11/12(Fri) 01時半頃
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[ ……昨日の朝のことを思い出した。 異常事態だと言いながらも、 なっちんに日常めいた言葉をかけたこと。
わたしは今、それに近いことを、 自分のためにしているなあって。 どこか他人事のようにも考えている。**]
(138) 2021/11/12(Fri) 01時半頃
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―― 屋上の扉の前 ――
[マネキンのことを聞いていたのなら話は早かった。>>128 さすがにマネキンがどんな傷つき方をしてたかは聞いてなかったようで(それもそうか)、 酷いな、という言葉がこぼれる。>>131
そう、確かに何かをされたようではある。 血みどろではないもののそこは日食虎次郎のマネキンと同じ。 当然のように心当たりはないので、 首を小さく傾げるのみ]
ある人にとってはあると思うよ。意味は。
[死体に見えなくもないだけのマネキンを運んで並べるということについて考える。 それは見るによって形を変える光景だろう。 ただの物の並びと見るか否か]
(139) 2021/11/12(Fri) 14時半頃
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